36スレ/乙女心-mdhmください

Last-modified: 2014-04-27 (日) 10:38:33
858 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/11/13(火) 00:33:41.68 ID:DiwzSss90
嫌なことがあってもmdhmすればなおるよ!
現国の小説問題が苦手だ。
架空の人物の行動の動機はや心情の機微など、後付けでいくらでも言えることではないかと常々思っている。
思っているだけで我慢できずに愚痴ってしまったのは、実力テストの結果を覗き見てきた美樹さやかが
鬼の首を取ったかのように執拗に「現国だけでもほむらに勝てた!」と繰り返したからに他ならない。
「おっ、負け惜しみですかほむらさぁん?」
「あ、ホントだぁ。私も現国だけほむらちゃんに勝っちゃった」
まどかも嬉しそうに点数を比べている。
「二人して他人の弱点を笑うとはいい趣味をしているわね」
「何言ってんだこの。数学なんかあたしとダブルスコア近い差をつけてるくせに。少しは弄られろ」
「はう、そういうつもりじゃなくてね」
ジト目でこちらを睨んでくる美樹さやかと対照的にしどろもどろになるまどか。ああ、今日も可愛いわ。
「どれ? ちょっと答案も拝見。…アンタこれは無いわ。なんで『目覚めた心が走りだした理由を以下の中から選びなさい』で
 『空が綺麗な青さで待っているから』を選ぶのよ。『未来を描くため』に決まってんでしょうが」
「……」
まどかまで苦笑いを浮かべている。し、仕方ないじゃないの。本当にわからなかったんだもの。
「いけませんなーほむらさん。乙女心とかわからないんじゃない? そーんなトーヘンボクにかわいいまどかは任せられませんなあ」
まどかが私と居て退屈したりしていないか、気が利かないと思われていないか常々怯えていた私にグサリと刺さる物言いである。
「そ、そんなことないもん! こないだ帰り道で急に雨に振られてほむらちゃんの部屋で雨宿りした時も」
「待って!! 待ってまどか!!! その話は2人だけの秘密で あっ」
美樹さやかの追求が熾烈を極めたのは言うまでもない。周囲で耳をそばだてているクラスメイト達の姿は敢えて見ないフリをした。
どさくさに紛れてまどかと一緒に勉強する約束を取り付けたので今日も良い日だったと強いて自分に言い聞かせるのだった。
ヤマもオチもイミもない? mdhmがあればそれでいいじゃないですか…。mdhmください。

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