37スレ/ホームルーム前の教室

Last-modified: 2014-04-27 (日) 10:55:28
800 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/11/22(木) 03:20:38.78 ID:ztB/ZcoB0
色んな属性・シチュのまどほむを書いてみる。本日のお題「ホームルーム前の教室」を書いた結果
さやか「そういえばさ、あんた、ほむらと付き合ってんの?」
ホームルームが始まる前の朝の教室でさやかちゃんと話をしているときだった
さやかちゃんが急にそんなことを言ってきた。その発言を聞いた私は一瞬凍りつく
そのあと、周りを見回して誰にも聞かれてないことを確認してからさやかちゃんに返答する
まどか「う、うん、そうだけど…どうしてわかったの?」
さやか「あんたらいつも一緒にいるし、少し前から急に2人きりになるようになったでしょ」
本当は学校でももっと一緒にいたいんだけど、バレちゃうときっとほむらちゃんに迷惑がかかっちゃう
だから、なるべく学校では普通の友達として行動してたのに…やっぱり、さやかちゃんにはわかっちゃうか
ほむらちゃんの方に視線を移すと、自分の席で読書に耽っていた
まどか「1ヶ月前くらいかな…ほむらちゃんに好きだって伝えたら、ほむらちゃんも……」
さやか「ふーん…でもあれだなぁ、何かまだ実感がないというか……」
まどか「で、でも嘘なんかじゃないもん」
さやか「別に嘘だと思ってるわけじゃ…うん、そうだ」
何かを思いついたのか、さやかちゃんはほむらちゃんのところへ向かって行った
さやかちゃんはほむらちゃんと2,3話したあと、ほむらちゃんを連れて戻ってきた
ほむら「それで、話って何かしら」
さやか「まどかがほむらと付き合ってるって言うんだけどさ、本当?」
ほむら「えぇ、本当よ。こんなこと嘘言っても仕方ないでしょう」
さやか「それはそうなんだけどさ、何か実感というか、そういったものがなくてね」
ほむら「何よそれ…まぁこの際だから、まどかは誰のものかはっきりさせておきましょうか」
あれ?ほむらちゃん、何言ってるんだろう?いつもならさやかちゃんの話にツッコんで帰っていくのに
そんなことを考えていると、ほむらちゃんがわたしの頬に手を添えてわたしを見つめてくる
こうなるともう逃げるも何もできないからわたしとほむらちゃんは見つめあう形になってしまう
どうやら周りにも気づかれたようで『鹿目さんと暁美さんが見つめあってる』『やだ、あの2人素敵……』なんて声が聞こえる
ほむら「まどか…ごめんなさい」
まどか「え、ほむらちゃ…んむっ!?」
ほむらちゃんはそう言うと、わたしに口づけをする。それは教室中を凍り付かせるに十分な行動だった
微かに『キマシタワー』という声だけがどこからか聞こえた気がする
ほむら「……ふぅ、これで証明にはなったと思うけど?」
さやか「うん、そうだね、よくわかったよ、まどかはほむらのものだねー、あははは」
ほむら「それじゃ私は席に戻るわね」
そう言ってほむらちゃんは自分の席に戻っていく
後に残ったのは、茫然としたさやかちゃんと、真っ赤になったわたしと、凍り付いた教室
ほむらちゃんの方へ視線を移すと、自分の席で読書を再開していた

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