473 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 01:00:46.15 ID:EJKyIiVQ0
ほのかちゃんは夜中におトイレに行きたくなって目が覚めた時、普段子供っぽくて明るい母が声を殺して泣いているところを見てしまうのだった
「泣かないでお母さん。私が一緒に寝てあげるから」
「ありがとうほのか。でも目にごみが入っただけだから心配しないで?」
一人娘をなんとか寝かしつけた後、自室に戻ってドアに鍵をかけるまどか
そしてタンスからもうひとつのほむらの形見である、見滝原中学の制服を取り出すのだった
「ほむらちゃん・・・やっぱり寂しいよ。一晩だけじゃなく、もっともっと可愛がって欲しかった・・・」
ほむらの制服に顔を埋め、再び涙をこぼれさせるまどか
ただ一度だけ肌を重ねた夜のことを思い出し、服の中に手が伸びる
(ほのかにも妹を産んであげたいよ・・・)
今度こそ娘に知られないように。幼い身体を震わせながら、息を殺して思い出に浸るまどかだった・・・
490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/03/04(月) 05:24:58.91 ID:EJKyIiVQ0
ほむらちゃんがワルプルギスの夜と刺し違えて15年後
忘れ形見であるほのかは、14歳の誕生日に前世の記憶を取り戻す
暁美ほむらだった記憶を・・・
しかし早すぎる転生の代償として、ほむらとしての人格は夜11時から朝5時までに限られ、
それ以外の時間は鹿目ほのかとしての人格が主導権を握るのだった
「ごめんなさい。随分待たせてしまったわね」
「本当に・・・待たせすぎだよほむらちゃん。ぐす」
「これでも頑張ったのよ?本当なら次の転生は百年後になるんだけど。それだと今のまどかも居なくなってしまうでしょう?」
「そっか。それでほのかと同じ身体で半分こになっちゃったんだね」
「ふふ。今の私はまどかの娘なのね。これも悪くないかな」
おかしそうに笑うほむらだったが、まどかは真剣に困った顔をしていた
「せっかくまた会えたのに、親子じゃ嫌だよ!ほむらちゃんの馬鹿!」
「・・・そうね、ごめんなさい。でも、私の制服をHな事に使うのはどうかと思うわよ?」
「どうしてそのことを!?・・・うぅ、ほのかにも知られちゃってたのね。恥ずかしいよぉ」
真っ赤になって縮こまるまどかを、ほむらはやさしく抱きしめてベッドに押し倒す
「大丈夫。もう寂しい思いはさせないわ。これからはずっと一緒よ、まどか」
「ほむらちゃん・・・もうどこにも行っちゃやだよ」
その日以降、ほのかが朝目を覚ますと何故かいつも裸で、すぐ隣で同じく裸の母が寝ているのでした
そして数ヵ月後、満面の笑みを浮かべる母に妹が出来たことを告げられ、わけがわからないほのかちゃんでした
めでたしめでたし
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