60スレ/まどほむ結婚しろ

Last-modified: 2014-05-19 (月) 20:35:13
444 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/06/19(水) 21:28:26.94 ID:lqZzsr0b0
まどほむ結婚しろ
http://ux.getuploader.com/homumado/download/243/%E3%81%BE%E3%81%A9%E3%81%BB%E3%82%80%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%97%E3%82%8D.txt


これで大丈夫かな?
内容はなんか色々ごちゃごちゃしてるけど長編SSの一部分のリサイクルだから大目に見てちょうだい

http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1371269462/444

txtファイルはこちら

――――――

さやか「まどかー、帰るよー」

まどか「あ、さやかちゃん。ちょっと待って、ほむらちゃんが……」

さやか「何?またほむらが愚図ってるの?」

ほむら「……」ブツブツ

まどか「ほむらちゃん、ほんとごめんね!今日で用事終わるから、明日…じゃない、来週からまた一緒に帰れるから……」

ほむら「……」ブツブツ

さやか「ほらほむら、まどかもこう言ってるんだしさ」

ほむら「はぁ…仕方ないわね、用事があるのなら……」

ほむら「それじゃ私は先に帰るわね…それじゃ……」ガラ



さやか「……ほむらの奴、大丈夫?ものすっごい沈んでるけど……」

まどか「うん…大丈夫…だと思う」

さやか「ならいいけど…よし、それじゃ最後の仕上げ、頑張りますか」

まどか「うん、そうだね」

ほむらちゃんが帰って来てから数日

ほむらちゃんがいなくなっちゃって止まっていた準備も進み、今日で全ての準備が完了する

あとはほむらちゃんを呼ぶだけなんだけど……



まどか「それでさやかちゃん、ほむらちゃんにはいつ伝えたらいいの?」

さやか「あぁ、それなんだけどさ、実は……」ゴニョゴニョ

まどか「え、えぇ!?そんなことしていいの!?」

さやか「いいのいいの。まどかが発案ってことにすれば、ほむらも許してくれるよ」

まどか「で、でもさ、もしほむらちゃんに用事か何かがあったら……」

さやか「まどか以上に優先される用事なんてないでしょ。はい、この案で決まりね」

まどか「えぇー……」

さやか「ほら、何ボーっとしてんの。マミさんと杏子、もう待ってるだろうし」

まどか「う、うん……」



――――――

ほむら「はぁ…まどか……」トボトボ

ほむら「まどかがいてくれないと、何もすることがないわ……」

ほむら「魔女退治はしばらく休んでくれてていいと言われているし……」

ほむら「家に帰っても1人だし…どうしようかしら……」

ほむら「……家に帰る気にもなれないわね…喫茶店にでも寄って行きましょう」



――喫茶店――

ほむら「……で、来てみたものの……」

ほむら「やっぱり1人で来ても寂しいわね…早く飲んで帰ろうかしら……」

『あれ、ほむらちゃんじゃないか?』

ほむら「え?」

詢子「あぁ、やっぱりそうか!」

ほむら「まどかのお母様……」

詢子「こんなところで何してるんだい?……そういや、今日はまどかは?」

ほむら「まどかは何か用事があるとかで一緒には……」

詢子「何?あいつ、恋人放って何してるんだ……?ごめんなほむらちゃん、ちゃんと言っておくから」

ほむら「い、いえ、そんな……」



ほむら「そういえば、お母様はどうしてここに……?」

詢子「ん?あぁ、先方との約束の時間までどこかで時間を潰そうかと思ってね」

詢子「それでなんとなく入った喫茶店で、ほむらちゃんを見かけたワケさ」

ほむら「そうでしたか……」

詢子「……ひとつ、聞いてもいいかな」

ほむら「何でしょうか?」

詢子「ほむらちゃんにとってのまどかは…どんな子だい?」

ほむら「私にとっての、まどか……」



ほむら「……そうですね、かけがえのない、大事な人…でしょうか」

ほむら「まどかがいてくれるから、私も頑張れる。……世界で、一番大好きな人…です」

詢子「……おぉ、まさか親の前でそこまで言ってくれるとはね……」

ほむら「……あ、す、すいません」

詢子「いいっていいって。アタシはほむらちゃんが気に入ってるんだからさ。……それにしても、世界で一番好きな人、か」

詢子「これだけの美人にそう想われるなんて、まどかの奴も幸せ者だねぇ」



詢子「……さて、それじゃそろそろアタシは失礼するよ」

ほむら「あ、はい。今日はごちそうさまでした」

詢子「こっちこそ、話相手になってくれてありがとね。……それじゃ、ほむらちゃん」

詢子「まどかのこと、よろしく頼むよ」

ほむら「はい、お任せください」

詢子「頼もしいねぇ…それじゃ、またね」



ほむら「……ふぅ」

ほむら「まさかまどかのお母様と会うなんてね……」

ほむら「何だかとんでもないこと言っちゃったし……」

ほむら「それより、まどかを任せるって、つまりは……」

ほむら「……いえ、まさかそんな…でも……」

ほむら「……とにかく、私も帰りましょう……」



――――――

ほむら「……ふぅ」

ほむら「夕飯も食べたし、お風呂も入ったし…もう寝るしかないわね……」

ほむら「……まどかと一緒にいられてないせいか、調子が悪いわ……」

ほむら「それにしても、まどかの用事って何なのかしら……?」

ほむら「以前にもさやかたちと何かしていたみたいだったけど…今回もそれと同じなのかしら……?」

ほむら「……考えてもわからないわね。今日はもう寝ましょう」

ほむら「おやすみなさい、まどか……」



『……』ソロソロ

『……』ソロソロ

『……なぁ、寝てるか……?』ヒソヒソ

『……うん、ぐっすり寝てるよ』ヒソヒソ

『そうか…なら大丈夫そうだな』ヒソヒソ

『うん。それじゃ、明るくなる前に連れて行こう』ヒソヒソ

『見られたら苦労が水の泡だからな…それじゃ、背負うのは任せた。起きそうになったらアタシが何とかする』ヒソヒソ

『りょーかい。それじゃ、行きますか』ヒソヒソ



――――――

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「まどか…あなた、最近何をして……」

まどか「ほむらちゃん、ごめんね。わたし、好きな人が出来ちゃったの」

ほむら「え……?」

まどか「わたしが好きなのはね、杏子ちゃんなの」

ほむら「え…え……?」

杏子「おーい、まどかー!」

まどか「あ、杏子ちゃーん!……そういうわけだから…ごめんね、ほむらちゃん」

ほむら「そんな…まどか、待って!まどか!!」



――――――

ほむら「まどかあああああ!!」ガバ

ほむら「あああああ……?」

ほむら「……?」キョロキョロ

ほむら「……ここ、どこかしら?私、家で寝たはずだけど……」

ほむら「どうしてこんなところに……?」

ガチャ

ほむら「!」



杏子「おう、ほむら。目ぇ覚めたか」

ほむら「杏子…杏子……!」

杏子「お、おい…何で変身してるんだ……?」

ほむら「黙りなさい!あなた、よくもまどかを……!」

杏子「おい、ちょっと待て!何の話だよ!?」

ほむら「しらばっくれるつもり!?私からまどかを奪っておいて!」



杏子「そんなことするかよ!夢でも見てたんじゃねぇのか!?」

ほむら「えぇそうよ!あれは夢だったわよ!あれは……」

ほむら「……夢?」

杏子「変な夢でも見てたんじゃねぇのか?誰もお前からまどかを奪おうなんて、思っちゃいないよ」

ほむら「……失礼したわ」

杏子「ほんと、失礼な奴だよ…それじゃ、変身解いて、ついてきてくれ」

ほむら「何の用かしら?私は帰りたいのだけど……」パァァ

ほむら「……この服は何かしら?」

杏子「いいからいいから」

ほむら「……仕方ないわね」



――――――

マミ「……はい、できたわよ」

まどか「ありがとうございます、マミさん」

マミ「手作りだから本物には遠く及ばないけど、十分素敵よ」

さやか「うん。まどか、完璧だよ」

まどか「ありがとう、さやかちゃん」

マミ「暁美さんは佐倉さんが迎えに行ったから、私たちは先に移動しておきましょう」

さやか「そうですね。……それじゃまどか、行くよ」

まどか「うん、さやかちゃん、お願いね」



マミ「……それじゃ、暁美さんと佐倉さんが来るまで、少し待ってましょう」

さやか「うーん…ほむらが入ってきてすぐ見られるのもアレだな……」

さやか「……マミさん、もうちょっとこっちに……」

マミ「え?えぇ……」

さやか「……うん、これで正面からまどかは見えないね」

マミ「もう、隠す意味あるの?」

さやか「サプライズですから!」

マミ「ふふ、そうね」



まどか「……」

結局、ほむらちゃんにはこのことを教えないままになってしまった

ほむらちゃんも半ば強制的に連れてきたようなものだし……

そもそも、ほむらちゃんにはまだちゃんと言ってないし、返事ももらっていない

もしかしたら、断られちゃうかもしれない

でも、もしほむらちゃんとわたしの気持ちが一緒なら

きっと、うまくいってくれると思う

頭であれこれ考えているうちに

杏子ちゃんがほむらちゃんを連れてきた



杏子「おーい、ほむら、連れて来たぞー」

マミ「ありがとう、佐倉さん」

杏子「それじゃ、アタシも準備してくるよ」

さやか「おー、ほむらも似合ってんじゃん。頑張った甲斐があるよ」

ほむら「……やっぱり、あなたたちの仕業ね…一体、これは何なのかしら?」

さやか「その衣装と、ほむらを連れて来たのはあたしたちだけど」

マミ「これからやることをしたいって言って来たのは鹿目さんよ」

ほむら「……え、そうなの?……まどかは一体何を……?」

ほむら「それで、そのまどかはどこにいるのかしら?」



さやか「それじゃ、そろそろご対面と行きましょうか」

マミ「えぇ、鹿目さん、出番よ」

まどか「……はい」

わたしの前にいたさやかちゃんとマミさんが左右に退く

わたしの目に入ってきたほむらちゃんは

とても、綺麗だった



放課後にみんなで頑張って作った、普通の洋服を改造したドレス

それらしく仕上げるのには苦労したけど

わたしのドレスも、ほむらちゃんのドレスも

すごく上手に出来上がっていた

ほむらちゃんはまだ事態を飲み込めてないみたいだけど

これから始めること。それは……



まどか「……ほむらちゃん、どう、かな」

ほむら「え…えぇ、とても素敵よ」

まどか「ありがとう。ほむらちゃんも、すごく綺麗だよ」

ほむら「あ、ありがとう、まどか……」

ほむら「それでまどか、ここはどこで、一体何をするのか、教えてくれないかしら?」

まどか「うん…まず、ここは杏子ちゃんの家の教会だよ」

ほむら「杏子の……?それにしてはやけに綺麗だけど」

さやか「たまに杏子が早々帰って何かしてたでしょ?あれ、この教会の掃除してたんだって」

マミ「それを聞いた私たちが、それを手伝う代わりにここを貸してもらったの」



ほむら「なるほどね…それで、ここで何をするのかしら?」

まどか「その前に…ほむらちゃんに、伝えないといけないことが…あるの」

ほむら「私に?何かしら」

以前、ほむらちゃんは同じことをわたしに言ってくれた

あのときのは、ほむらちゃんなりの冗談だと思う

だけど、あれから言われたことについて、考えることが多くなった

ほむらちゃんと一緒にいると、その気持ちがどんどん強くなる

たった一言。それを伝えるだけなのに、わたしの心臓は痛いくらいに激しく脈打つ

それでも、伝えなきゃ。ほむらちゃんに、わたしの想いを

まどか「ほむらちゃん……」








まどか「わたしと、結婚してください」








言った

言っちゃった

ほむらちゃんに、わたしの想いを

もう後には引けない

あとは、ほむらちゃんの返事を聞くだけ

ほむら「……」

ほむら「……」ギュー

ほむら「痛い…夢じゃ…ないの……?」

マミ「えぇ。紛れもなく、現実よ」

ほむら「……まどか、以前言ったわよね。まどかとがいい、って」

ほむら「だから、私の返事は……」








ほむら「喜んで」








まどか「……ありがとう、ほむらちゃん」ポロポロ

ほむらちゃんは

わたしのプロポーズを、快く受けてくれた

想いが通じて、本当によかった

わたしは嬉しくて、涙を堪え切れなかった

まどか「ほむらちゃん……」ギュウ

ほむら「泣かないで、まどか…それじゃ、これは……」

まどか「うん…わたしとほむらちゃんの結婚式…みたいなもの、かな」

まどか「わたしたち、まだ結婚できる年齢じゃないし、同性じゃ本当の結婚式は出来ない。だけど」

まどか「せめて形だけでも、ほむらちゃんとこういうこと、したいと思ったから……」

ほむら「そうだったの……」



ほむら「まどか…ありがとう。私とのこと、そんなにも考えてくれて……」

ほむら「でもまさか…まどかに結婚しよう、なんて言われるとは思わなかったわ」

まどか「わたしだって、やるときはやるんだよ」

ほむら「ふふ…まどかには敵わないわね……」

杏子「おーい、準備終わったぞー」

マミ「佐倉さん、ありがと…うん、佐倉さんもよく似合ってるわね」

さやか「ほんとですね。いつもの暴れん坊っぷりはどこ行っちゃったんですかね」

杏子「さやかはアタシに喧嘩売ってんのか?ったく……」



ほむら「杏子、その格好は……」

杏子「ん?……まぁ、アタシも一応教会の娘だったからね。形だけになるけどな」

ほむら「そう…ありがとう、杏子。それに、マミと、さやかも」

さやか「気にすんなーって。友達じゃん」

マミ「私はあなたたちが幸せになってくれれば、それで」

ほむら「……ありがとう」

杏子「それじゃそろそろ始めるかね。ご両人、前に」



ほむらちゃんと並んで杏子ちゃんの前に立つ

あくまで形だけ。それはわかってる

だけど、ほむらちゃんとこうして結婚式が挙げられるなんて

わたし、すごく嬉しい

ほむらちゃんも、そう思ってくれてるといいな



杏子「えー、それでは鹿目まどか、暁美ほむらの結婚式を執り行います、新郎……」

杏子「……?」

杏子「おいマミ、この場合、新郎ってどっちだ?」

マミ「あ、あら?決めてなかったかしら」

杏子「少なくともアタシは聞いてねぇぞ」

さやか「えーっと、どうしようか……」

まどか「……ほむらちゃんを、新郎にしてほしいな」

ほむら「まどか?」

まどか「前にさやかちゃんの冗談にね、ほむらちゃんのお嫁さんになるって、そう言ったことがあってね……」

まどか「ほむらちゃんと結婚したいって思ったあとも、わたしがお嫁さんってことでいつも考えてたの…だから……」

ほむら「……わかったわ。まどかがそれでいいのなら……」



杏子「それじゃ仕切り直しな。えーと、新郎暁美ほむら」

杏子「病める時も健やかなる時もまどかを愛することを誓いますか?」

ほむら「はい、誓います」

杏子「それでは、新婦鹿目まどか」

杏子「病める時も健やかなる時もほむらを愛することを誓いますか?」

まどか「はい、誓います」

杏子「それでは指輪を…さやかー、持ってきてくれー」

さやか「はいはい、今お持ちしますよーっと」



さやか「えーっと、こっちがまどかで、こっちがほむらね」

さやかちゃんからほむらちゃんへの指輪を受け取る

安物だけど…ほむらちゃんとの、結婚指輪

ほむら「それじゃまどか、手を……」

まどか「うん」

ほむらちゃんが、わたしの指に指輪を通す

わたしの薬指に指輪が光る

まどか「次はほむらちゃん、手、出して」

ほむら「えぇ」

ほむらちゃんの白い指に、指輪を通す

ほむらちゃんの薬指に指輪が光る

杏子「それでは、誓いの口付けを」



ほむら「……え、そこまでするのかしら……?」

さやか「当たり前じゃん。まねっことは言ったって本当のつもりでやってるんだからさ」

マミ「大丈夫、私たちは見てるだけだから」

ほむら「見てる以外に何をするというのかしら……」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「まどか…もう、わかったわ」



わたしは、そっと目を閉じた

やっぱり、ほむらちゃんからしてほしかったから

だけど、しばらく待っていてもほむらちゃんは一向にしてくれない

どうしたんだろうと思い目を開けたら、ほむらちゃんは目の前で真っ赤になって止まっていた

まどか「ほむらちゃん…どうしたの?」

ほむら「……や、やっぱり人前でするのは…恥ずかしいわ」



まどか「もう、だったらわたしから行くよ?」

ほむら「え?まど……」

まどか「んっ……」

大事なところで固まっちゃったほむらちゃんのために

わたしは、真っ赤になったほむらちゃんの顔に手を添えて

そのまま、ほむらちゃんに

唇を重ねた



まどか「……ぷはっ」

ほむら「ま、まどか…そんな、いきなりだなんて……」カァ

まどか「うぇひひ、あのときのお返しだよ」

ほむら「……まどか、ありがとう…私と、結婚してくれて」

まどか「ほむらちゃん…これからはずっと、ずーっと一緒に…いようね」

ほむら「……えぇ。まどか、愛してるわ」

まどか「わたしもだよ…愛してるよ、ほむらちゃん……」



杏子「ほんとに…よかったな」

マミ「えぇ…とても幸せそう……」

杏子「それにしてもさやかもとんでもない作戦思いついたもんだな。もしほむらが断ってたらどうするつもりだったんだ?」

さやか「ほむらが断るわけないって思ってたよ。……普段のあの2人見てたら、断られるわけ、ないよ」

杏子「……だな。今まで色々あった分…あの2人には幸せになってもらいたい…そう、思うよ」

さやか「それじゃそろそろ、あの2人のところに行ってあげましょうかね」



さやか「おめでとう。まどか、ほむら」

マミ「とても…素敵だったわ」

杏子「ここまでやったんだ。一生、安泰だよ」

まどか「みんな…わたしのわがままに付き合ってくれて、ありがとう」

ほむら「私からも…ありがとう」

さやか「気にすることないって。あたしらも好きでやってたんだからさ」

ほむら「……ありがとう」



マミ「……そうそう、ちゃんとウェディングケーキも用意してあるの」

杏子「場所が場所だから、ここには持って来られなかったけどな」

ほむら「……そんなに凄いの?」

さやか「そりゃもう。マミさんの本気のケーキだからね」

まどか「わたしも、ケーキがあるってのは聞いたけど…どんなのかはまだ知らないんだ」

マミ「私の家にあるから、みんなで食べましょう」

杏子「んじゃ、そろそろ行くか」

ほむら「えぇ。……行きましょうか、まどか」

まどか「うん。……あ、ほむらちゃん」



わたしはほむらちゃんを呼び止めると

ほむらちゃんと、腕を組んだ

まどか「……じゃあ、行こう。ほむらちゃん」

ほむら「そうね…行きましょう、まどか」

まどか「……わたし、ずっと…一生、ほむらちゃんの隣にいるね」

ほむら「私も…まどかの隣が、私のいるべき場所だから」



そう言って、わたしたちは歩き出した

この先、どんなことがあっても大丈夫

ほむらちゃんが…世界で一番、愛してる人が、隣にいるから

ほむらちゃんと一緒なら、どんな困難だって乗り越えて行ける。そう、思うから

ねぇ、ほむらちゃん

今日まで、辛いこと、苦しいこと、たくさんあったけど

これからは、ずっと一緒だよ


Fin