735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/11/10(日) 22:26:54.13 ID:Ai99kUEo0
ひらめいたのでまどほむss書いた
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「そう、思い出せたのね」
ほむらちゃんがこっちにゆっくりと歩み寄ってくる。わたしは動けない。
「まあ別に、今更どうでもいいのだけれど」
体が震えてる。反論したい気持ちと焦る気持ちがごちゃごちゃになってうまく整理が付かない。
「ねぇ、まどか」
ほむらちゃんの柔らかい手、しなやかな指が私の頬から首筋をゆっくりとなぞる。
「まどかは、どうしたい?」
ほむらちゃんが触れただけでどうしようもなく反応してしまうわたしの体。反論しなければいけない。
諌めなきゃいけない。でも、もっと、もっと
「このまま自分の役目を貫くのか、それとも――」
そのさきは言わなかった。でも言わなくてもわかる。わかりたくない。ああ、ほむらちゃんの綺麗な唇。わたしはわたしの役目を果たさないといけない。
ほむらちゃんはいけないことをした。ほむらちゃんがうなじを撫でてる。皆がわたしを待ってる。さやかちゃんとなぎさちゃん。服に手をかけないで。
ルールは守らないと。きもちいい。ゆびきもちいい。もっとしてほむらちゃん。キスしたい。いつもみたいにくちのなかを。円環の理として、救済を。
ほむらちゃん。ほむらちゃん。きもちいいよ。もっと、もっとして、ほむらちゃん。すき。すき。ほむらちゃん。わたしは―――
「まどかの口から、聞きたいな」
耳元でほむらちゃんが囁く。その途端ほむらちゃんがすいとわたしから体を離した。どうして?なんで?頭の中をぐるぐると戸惑いが
「ちゃんと言えたらを続きをしてあげる」
わたしは
「ほむらちゃんと、一緒にいたい」
その言葉を口にした瞬間、わたしの中でなにかがすとんと音を立てて抜け落ちた。そんな気がする。
ほむらちゃんの手がわたしの体をとん、と押した。ごく軽い力しか込められてないはずのその手が、たやすくわたしの体を後ろへ倒す。
ぽすん、と音を立ててわたしはベッドの上に仰向けに倒れこんだ。
「よく言えました」
ほむらちゃんがにっこりと微笑む。
ああ、それだけでわたしの頭の奥は痺れたようにふわふわとしたなにかに支配されてしまう。
ほむらちゃんの指がすっかり着崩れたわたしの服に手をかけ、改めてするすると脱がされていく。
さっきまでほむらちゃんに何か言わないといけないと思っていたのだけれど、なんだっけ。
あ、みんなを助けにいけなくなっちゃったって、あとでさやかちゃんたちに謝らないと。
ほむらちゃんの体、まっしろで綺麗だな。
ゆっくりとほむらちゃんがわたしに覆いかぶさってくる。もう既に頭の中はどうしようもないほど目の前の愛しい人のことでいっぱいだった。
「まどかの目、綺麗ね」
ほむらちゃんの目の方が綺麗だよ。きらきら光ってアメジストみたい。
「お星様みたいな、きれいな黄金色…」
ほむらちゃんに褒められた。それだけで体の奥から悦びが沸いてくる。
ほむらちゃんの指がわたしの体をやさしく解きほぐしていく。
ほむらちゃん。ほむらちゃん。はやく。はやく。
「まどか」
「愛してる。もう二度と貴女を離さない。貴女は私の物よ、まどか」