82スレ/魔女裁判

Last-modified: 2014-06-12 (木) 05:58:47
128 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/03(火) 22:20:01.37 ID:nTc32P1H0
今日も今日とてほむらちゃんちにお邪魔している。
前回はついハシャイデしまって、あとでほむらちゃんのご機嫌をとるのが一苦労だった。
さて、今日の冷蔵庫の中身は何かなっと・・・ガチャッ

「やあ、ぼくの名前はキュウベ・・・」バタン

「ほ、ほむらちゃんっ!?いま中にわけのわからないナマモノがいたよっ!?」

「ああ、とうとう見てしまったのね、まどか。あれは人の心をもてあそぶ悪魔よ。そして私の下僕。
 私は神様だったあなたを引き裂いて、私が作り上げた檻の中に閉じ込めてしまった罪深きモノ。
 魔女であり、悪魔なのよ?」

「ほむらちゃん・・・?」

「前回で分かったの。やはり中途半端な愛では、あなたを私のモノにすることはできないって。
 これからは遠慮せずにやらせてもらうわよ?」

「・・・そっか!今日はそういうプレイなんだね?厨二っぽいけどいいよ!やろう!」

「え・・・。いや、ほんとに私は悪魔なん・・・だけど・・・」

「ほむらちゃん、魔女裁判ってしってる?体に魔女のしるしがあるかどうか調べるんだって。
 さて、ほむらちゃんのしるしはどこにあるのかな?・・・ウェヒヒ・・・」


やあ (´・ω・`) うん、「また」なんだ。済まない。以下略


137 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/03(火) 23:27:51.67 ID:nTc32P1H0
私は悪魔・・・なのになぜだろう。今はまどかに簡単に組み敷かれている。身には何もつけていない。

「体中調べたのに、どこにもみあたらないねぇ。しるし。」

力を行使しようとしても、できない。まるで人間だったころのひ弱な体にもどってしまったかのよう。

「そっか、目に見えないところにあるのかもね!ここかな?」

「ひぎっ!・・・や、めてまどか。そんなところ・・・汚い!指・・・動かさないで!!」

「見えないところにあるなら、触って確認するしかないよねぇ。そもそも、しるしってどんなんだろうね?」

なにかがおかしい。人間だったころのまどかがこんなのであるはずが・・・そこで気づいてしまった。
まどかの目が金色に輝いているのを・・・

「あ、あなた、いつから!」

「おそいよ、ほむらちゃん。わたしの今までの行動に、疑問を感じなかったの?
 それとも、ああいうわたしが、ほむらちゃんの本当に望んでたわたしの姿だったから?
 わたしね、ほむらちゃんの告白を受けて、想いを知って、どうしたらいいか考えたんだ。
 このままじゃお互いに平行線のままだし。でね、ほむらちゃんと同質の存在になっちゃえばいいんじゃないかって」

そう言ったまどかの瞳は、さっきは金色に見えたが今は薄暗く淀んでいるように見える。

「さあ、ほむらちゃん。裁判のつづきしよ?最後に残ってるのは・・・ここだね。」

「や・・・やめてまどか。あなたはそんなんじゃないでしょう?」

「ほむらちゃん・・・。一緒に堕ちよう?これからはずーっといっしょだよ?」


262 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/04(水) 20:19:48.60 ID:BQOUfpkl0
ほむらちゃんが学校をお休みした。理由はいわずもがな。わたしだ。
昨日、魔女裁判の続きをしようとしたら、ほむらちゃんがわんわん泣き出してしまった。
あんなふうに泣くほむらちゃんを見たのは初めてだった。
落ち着かせようと服を着せて抱きしめたりしてみたが、効果は薄かった。
ほむらちゃんには気持ちを整理する時間が必要だと考え、「また明日くるからね。」と声をかけ、家路についた。
どうやらわたしは本物の悪魔にはなれないようだ。もちろんほむらちゃんも。

呼び鈴を鳴らす。いらえは無い。鍵はかかってなかったので入ってみる。
「ほむらちゃーん。お邪魔するよ?」
部屋には姿が見えない。お布団の中、ベッドの下、トイレ、タンス。見当たらない。
まさか・・・ね。と思いながらも冷蔵庫を開ける。・・・いた。
「ひっ!」
「どうやってそんな狭いところに・・・。もう怖いことしないから出ておいで?」
「いやよ・・・。もう騙されない!私にまた酷いことするんでしょう!?」
「ごめんね・・・。昨日は急ぎすぎちゃった。どうしてもほむらちゃんとの繋がりが欲しかったから・・・。
 でもドアに鍵かけてなっかったってことは、待っていてくれたんだよね?わたし、嫌われてないんだよね?
 もう急がないから、落ち着いて二人で話し合おう?」
「・・・怖いこと・・・しない?」
「うん!それをほむらちゃんが望むまでは。」


264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/04(水) 20:46:56.55 ID:BQOUfpkl0
すっかり冷え切ってしまい、震えるほむらちゃんに毛布をかけ、その上から抱きしめる。
「わたしね、ほむらちゃんに引き裂かれちゃってから、どうしたらいいか考えたんだ。でも、答えは出なかった。
 参考にしてみようと別次元の私たちを覗いてみた。いろんなわたしたちがいた。なかには二人で神さまになって、
 子供を二人も創って、文字どうり乳繰り合って、親子喧嘩して、とっても幸せそうだった。
 今は仕方なく対立してるようだったけど、お互いを、子供たちを信じて頑張ってた。」
「あなたも・・・そういう世界にしたいの?」
「ちがうよ?今ここにいるわたしは、やっぱりほむらちゃんを大事にしたいって思った。
 ほむらちゃんの想いを、わたしのために創ってくれた、この世界を。だからここに来たんだよ?
 円環の理としてのお仕事も、元の世界も全部かなぐり捨てて。」
「あなたは、秩序の方が大事じゃなかったの?」
「わたしは、ほむらちゃんのためなら神さまにだって、悪魔さんにだってなれる。ほむらちゃんがそうしてくれたように。」


266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/04(水) 21:11:49.63 ID:BQOUfpkl0
「まどか・・・・」
「さあ、分かってくれたところで昨日の続きをしよう?それはそれはとてもきもちのいいことなんだよ?」
「・・・へ?あなた、さっき私が望むまではって・・・」
「だってさ、ささやくんだよ、わたしのゴーストが。『ほむらちゃんの乱れるところがみたい、子供は二人ほしい、
 ほむらちゃんの搾乳ならちょっと、いや、かなり見てみたい!』って!
 秩序って何?って感じだよね!欲望ってスバラシイ!!」
「やっぱり私をだましたのね!? この悪魔! 魔どか! 私のまどかを返してよ!!」


やあ (´・ω・`) うん、「また」なんだ。済まない。
どうしてもオチを付けないと気が済まないんだ。
だからえっちいのもシリアルも中途半端なんだ。

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