83スレ/夜這いに挑戦

Last-modified: 2014-06-13 (金) 11:16:43
686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/14(土) 01:59:19.44 ID:VPBlRBY+0
まどかさん、夜這いに挑戦


窓から差す月明かりを頼りに、私はほむらちゃんのベッドに向かいます。
「……可愛い」
たっぷりの、とっても綺麗な黒髪に埋もれて、あどけない寝顔が覗いていました。
真っ白な肌に、閉じられた大きな目。愛らしい唇はかすかに開いて、小さな寝息が漏れています。
「……ほむらちゃーん?」
起きてくれませんでした。私はいたずら心で、ほむらちゃんのベッドに潜り込むことにしました。
「入りますよー……」
お布団はほむらちゃんの温度で一杯でした。私のすぐ横でほむらちゃんは寝ています。
「……まどかだよー」
ほむらちゃんはぐっすりです。お布団の中でほむらちゃんの手が見つかったので、軽く握ってみます。
ぎゅっと握り返してくれました。でもほむらちゃん、眠ったまま。
「食べちゃうよー……」
足を絡めちゃいました。そのまま肩を抱いて、私の方に引き寄せます。
ほむらちゃんの体温と、シャンプーの香りで私はくらくらしました。でもおかしくなるのはまだ早いのです。
「……んっ」
私の手がいたずらしたのが、眠ったままのほむらちゃんにも伝わったみたい。寝息に甘いものが混じってるようです。
もう我慢しません。私は遠慮なく、ほむらちゃんの唇に!
「ん、ふにゃ……!?……ま、まどか!?」
「ウェヒヒヒ」
「あっ、ん……待って、まだ……」
「だぁめ」
もがく手を押さえ、逃げる足を絡めとります。とどめのキスでほむらちゃんは観念したみたい。
潤んだ瞳で私を見つめてきます。


689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2013/12/14(土) 03:04:45.55 ID:VPBlRBY+0
「……こんな風に、突然なんてずるいわ」
ほむらちゃんの体はどんどん熱くなっていきます。寝起きだから?
私は黙ってまたキスをします。お布団の中でほむらちゃんは何度も身じろぎしましたが、私は離しません。
「ずるいよぉ……」
蕩けた顔を赤く染めて、ほむらちゃんが口だけで怒ります。私は首筋にもキスを。
「ほむらちゃん、とっても熱くなってる」
私はキスを続けながら、ほむらちゃんの体を撫でます。やわらかな肌。
でも肝心のところは、まだお預けです。
「まどかぁ……」
ほむらちゃんはキスを返してくれました。同時に腰を押し付けているのに、本人は気付いてないみたい。
私も気付かないフリで、ほむらちゃんを焦らします。
「んっ……ふ……」
「ほむらちゃん真っ赤」
また腰が動きます。ほむらちゃんったら、いやらしいんだから!
私はまた手足を押さえて、ほむらちゃんをまっすぐに見つめます。
「あ……」
ほむらちゃんは目をそらしました。自分の乱れ方に気付いたの?
「だって……」
言い訳は聞きたくありません。私はまたキスで唇を塞いじゃいました。
ほむらちゃんの瞳に涙がたまります。
「ごめんなさい……私もう……」
我慢できないよ。ほむらちゃんのせいだ。

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