グレートレース、グレートレース……。

Last-modified: 2021-05-16 (日) 20:41:20

概要

グレートレース、グレートレース……。とは、重度のギャンブル依存症なダイスダーグ卿のセリフである。ここでは彼のダメっぷりについても解説させて頂く。

「いささか変なFFT 2」

初出は、みたらしだんご氏の「いささか変なFFT 2」にて。

イグロース城。骸旅団(ときめきょだん)に仲間を殺されたアルガスがベオルブ家から百の兵を借りたいとダイスダーグ・ベオルブに懇願する。しかしダイスダーグ卿の返答は…

「何いってんの。俺の頭の中は、
 グレートレースのことで一杯なの。

「グレートレース、
 グレートレース……。

などとギャンブルに夢中の様子。これにアルガスは「筋金入りの甘ちゃんだぜッ!」と激怒するが、ダイスダーグ卿は、

「何? 次のレースで買うチョコボ?
 1杯おごってくれたら教えてやるよ。

と抜群のスルースキルを発揮してしまった。やはりギャンブル依存症なのだろうか。このくそ兄貴が軍師では武門の棟梁失格である。

「いささか変なFFT 3」

そして、「いささか変なFFT 3」ではダイスダーグ卿念願の第128回グレートレースがついに開催される*1。しかし…

「これまで、チョコボレースで
 負ける度に何度もやめようと思った。

「二度とギャンブルはしまいと…。
 もう、おしまいだ…。
 今度こそ、もうだめだ…。

「午後のレースに全て勝つ!

「そして、今日限りで
 ギャンブルをやめる。

「今度の勝負は、人生を賭けた勝負だ。
 人生の敗者になるわけにはいかない!!

全額…、全額勝負だ!

どうやらカイジ並みのダメ人間のようだ。しかも親父を暗殺して、その遺産でギャンブルしていることまで発覚。まさに人間のクズッ…!

「いささか変なFFT 4」

「いささか変なFFT 4」では、全額勝負に負けたショックからかイグロース城で床に伏せていた。

再会したラムザにこう言った。

「は、はずれた…………。

「情報を集め損なったか…?
 チケットを買い間違ったのか…?

「これで、所持金は『0』になった。
 あとは、莫大な借金が
 残っているだけ……。

「ベオルブ家も、もうおしまいだ…。

「いや、家なんか関係ない…。
 大切なのは、どう生きるかなんだ…。

「ラムザ
 おまえもそう思うだろ?

ラムザ(無言の圧力)。

「わかった。ギャンブルをやめる。
 今日限り、二度としないことを誓うよ。

ここで、ラムザが話題を変えてティーダの安否を聞くが…

「何? 次のレースで買うチョコボ?
 1杯おごってくれたら教えてやるよ。

とまたしてもスルーし、舌の根も乾かぬうちにギャンブルの話をしだす…やはり くそ。

更にその後のバトルシーンでラムザはこう言った。

「奴も記憶を無くす前は、野生の獣のような
 セクシーな目をしていた。
 だが今は、’’犬’’というより’’豚’’だ。

「また、アビリティもありません。

「そしてさらに、ジョブもありません。

「しかも週に4日は寝てるだけ。

「三度のメシより、ギャンブル好き。

「それしか考えられない、弱い男なんだ…

もうめんどうみきれよう。

元ネタ

元ネタはFFTのサウンドノベルである「ナナイ人生真書」のテキストとみられる。
あまりにも重度のギャンブル中毒としか思えないセリフが視聴者にウケたのか、ギャンブルを想起させる場面では必ずといっていいほど本用語がコメントされるようになった。

グレートレース、グレートレース……。

関連項目


*1 英語王の妹が誘拐されたようにも見えるが気のせい