概要
はにわ氏のバケモン混沌のダンジョン 罵愚の探検隊に登場するユクシーの姿をしたポケモン。
初登場はChapter-8 part1。
これまでのヘイガニのポジションになぜか勝手に割り込んでヘイヘイ言っていたためか、
この頃はキマワリが言うように「ヘイガニのたくましくなった姿」程度に思われていたようだ。
しかし同章part2にて、まろうこんとたるおが、
森と言えるほどの木がある訳でもなくとこンのような水がうるさい森プクリンのギルドにやってきた際、
まろうこんが
あっ! ヘイガニイエロー だ!
と叫ぶと、カメラは画面外にいたユクシーを写し出した。
これによって、part1から登場しているユクシーの名前が「ヘイガニイエロー」であることが判明。
ヘイヘイ言ってて黄色いから確かにヘイガニイエローだな ← ど どこがだあッ!?
同章part3では、まろうこんの
きりのみずうみは……
きっと あくの だいまおうが
すんでいるんだよ。
という発言の後プクリンのギルドが映し出されると、ヘイガニイエローは
ヘイ!
こうしちゃ いられねえ!
かえることができるんです。
と言い、遠征中にもかかわらず独断で帰ってしまった。
ところが、Chapter-9 part2では再び遠征メンバーと共に行動していた。
このパート中、彼(彼女?)は
ヘイ! このうえ
オレの すみかだ!
と発言しており、原作通り家が結構近くにあることが判明。
そのため、勝手に帰っても別に問題なかったのかもしれない。
さらに、ここで赤い方のヘイガニも再登場したことで、
ギルドメンバーが、ヘイガニがもう1匹いるということに気づいてしまう。
・・・が、赤い方のヘイガニが「自分が偽者」と宣言したので、一件落着となったようだ。
Chapter-10 part3で久々に登場。
最初こそは原作通りのシリアスな台詞を言っていたが、ジュプトルが低姿勢で時の歯車を譲ってほしいと要求すると
はいよ!
とあっさりと渡してしまった。
その後ジュプトルがカサカサ動きながら湖に飛び込んだのを見て、彼の身の上話をした後
ヘイ! おいらも まけないぜ!
とジュプトルの真似をしてカサカサと湖に飛び込んでいってしまった。
今までは比較的おとなしい部類のポケモンに入るヘイガニイエローだったが…
Chapter11 part1にして、そのゲスい一面が明らかとなる。
ジュプトルがあっさり捕まったことで出番をカットされ、「つのドリル」でヨノワールに抗議しにきたアグノムとエムリット。
そんな2匹を見たヘイガニイエロー(ユクシー?)は、渋りながらも「しかたがない」といって対応する。
じくうホールがある広場の中央へ移動し、ポケモンたちの視線を集めると
しってますか? クジびきけんには
いくつか しゅるいが あるらしいですよ。
と、謎の発言をした後、突然に
そして……
ヘイガニには……
めを あわせたものの きおくを
けしてしまう ちからが あるそうなんです。
と言ってチリーゲスさながらの真っ赤な瞳を画面いっぱいに見開き、その場いたポケモンたちの記憶を抹消しようという暴挙に出る。
ちなみに、モフリアスは何かを察したのか無言で去っていった。
さらにその後、
つぎは オマエたちのばんだ!
と突きつける。
困惑するアグノムに対し、続けて
ことわっておくが……わたしは
オマエのことが だいキライだ。
キミは どうやら……
ちょっぴり なまいき みたいだね
そんな なまいきな キミは……
せっていを へんこうします
と言い放ち、ゲームをリセット。チャプター名が「とうぞくジュプトル シス」から「とうぞくジュプトルのうた」に『へんこう』されて再開となる。
「せっていをへんこう」という台詞とその直前のたるおの発言から、記憶の改竄だけでなく、ゲームシステムまで巻き戻すことで、アグノムの出番カットをやり直しにするつもりであったと思われる。
(設定変更はアグノムに対して行われていたが、直前に「オマエたち」と複数形で発言していたため、アグノムとともに視聴者まで巻き込もうとしていた、という解釈もできる。実際、動画の該当シーンではえっ!? オレたち!?というコメントも多く見られた。)
しかし、結局はジュプトルがキックブラストをくらって捕まり、アグノムの出番はカットされてしまったのだった。
ありゃりゃ!
ダメだっただかぁ!
余談だが、この「設定の変更」に関して、まろうこんがデジャビュを感じているシーンがあったり、ビッパが
あ! もう みんなが
あたらしくなったでゲス。
と、この現象を指していると思しき発言していたりと、記憶の抹消をもってしてもポケモンたちに様々な影響を与えている模様である。
(ビッパはデバッガーとしてこの「設定の変更」を把握していたと思われる。)
尚、アグノムはヘイガニイエローの弟として設定を書き換えられたらしく、その口調から視聴者には「ヘイガニブルー」と呼ばれることになった。
ちなみにヘイガニの色違いはイエローではなくタラコっぽいピンクである。