英語のお勉強/第2ステージ

Last-modified: 2017-10-29 (日) 20:48:22

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40歳になる前にTOEIC800をとるのが目標でやっていた。それが英語のお勉強
もともとは日本のクソマスコミだけが情報源だというのは非常に危険であると察知したため。リーディングの強化を目標にしていたが、TOEICではリスニングの点数が良い。これはこちらの方が楽しくなってしまったため。
2011年6月の試験で達成。
ようやく英語初心者と言える段階に来た。のでいよいよ本格的に英語にのめり込んでいきたい。幸いな事に、仕事やプライベートで英語を使わなければならないという立場にも無い。ので、完全趣味。

TOEIC点数

T810 (L445 R365) :2011.Jun試験にて。40前でどうにか成し遂げた。次の目標は900超え。この目標に期日は切らず、「いつの間にか超えていた」となっているように、英語練習を継続していきたい。

T765(L400 R 365) 2012May試験。大幅減点で大ショック。オッサンのくせに継続を怠った報いであろう。基礎からやり直しを決意。

T820(L400 R420) 2012 Nov試験。Lが全く伸びず、実感と大きくかけ離れている。訓練メソッド見直しの必要性を感じる。

学習日記

2013-11-18

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2013-11-03

英語は挫折。というわけで、実は別の言語を勉強し始めた。英語でたどった道のりをやれば、英語で到達できた地点までは必ず到達できるんだ、と思っている。外国語を習得するまでの道のりは理解したつもりなので、英語でたどってきた道をもう一度たどればよいわけである。

しかし、言うは易し。その外国語のCDを聞いてみると、非常に簡単な幼稚園児レベルの短文も完全に「宇宙人」がしゃべっているように聞こえる。さっぱりわからん。これは道のりは果てしなく長いぞ。

そういえば、英語だってそうだったじゃないか。ちょいと数年前までは英語ですら「宇宙人語」だった。ある程度のレベルの英語がわかるってことは、じつはそれなりにスゴいところまで来ているのではないだろうか?ということに気がついた。

というわけで英会話はあきらめるにしても、CNNニュースリスニングは続けることにした。そもそも、自分が英語学習を始めたのは外国のマスコミから情報を得る為であったことをもう一度思い出し、CNNが苦無く聞けるようになることを再度の目標とする。現在の状況は、CNNを完璧に聞き取れないが、主題がなんであるかはだいたいわかる、といった程度。苦しんで繰り返し聞いて、スクリプトを見て、それでようやく霧が晴れたようにわかる感じ。コイツを一発理解出来るところまでもっていきたいなあ

もちろん、もう一つの外国語も習得に向けてがんばって継続したい。今は英語で言うところの中学一年生レベルをやっている。

2013-09-22

いよいよ挫折の時。この時が来てしまった。なんどもシャドウと録音を繰り返し、発音矯正に努めてきたが、もうモチベーションが続かない。一向に改善しない発音。完全に日本人臭い発音。多分、ネイティブに通用する発音は自分には出来ないのだとあきらめることにする。

さて、発音をあきらめる、つまりネイティブとの会話もあきらめるということになる。ということは、会話スピードでの聞き取りもする必要がなくなるということである。つまり、自分の英語能力の現状である「何らかの書いてあるモノを読み上げるタイプの英語ならほぼ9割わかる」という状態はある意味、英語上達の到達点となってしまうのであった。

原点に立ち返ると、そもそも日本のウンコマスコミだけが情報源である状態に危機感を覚え、英語での情報入手(新聞、ラジオなど)の必要性をひしひしと感じていた。それが英語学習のモチベーションになっていたし、そしていつの間にかその地点に(おおむね)到達した。ここいらで満足しておいて充分じゃないか。

所詮挫折の言い訳なのだ。TOEICも結局800という低いレベルではあるが、英語の実運用能力として、自分にとって充分なものであるとは自負。

2013-08-04

学習サボりがち。新しいことを始めるのではなく、教材の棚卸しをしている。まず『原の英標』。純粋に読み物として面白い。通勤電車のお伴になっている。いまではだいぶ読めるようになっているので、この本を手に取った頃よりは上達しているのだと実感。ただしこの実感は前半部分のみ。後半部分は相変わらず読むのに苦労。これからも何度も精読するつもり。

そして今年前半に仕上げたハズの「音読バッケージトレーニング中級編」。間が空いてしまったためか、「どの部分からでもさくさくリピーティングが出来るような状態」からは遠くなってしまっている。やり直し。実は「上級編」も購入済みであるのだが、まだ手をつける段階ではないみたい。

年初から今日まで、英語学習の進捗はよろしくない。反省。

2013-06-01

仕事が忙しくて英語学習を一時中断せざるを得なくなっていた。この「仕事が忙しくて」というのは言い訳である事は充分承知の上。世にはいそがしくっても英語学習を継続している人ばかりなのだから。
継続が出来ない言い訳を「仕事が忙しくて」ということにあてていたのだから、仕事が一段落ついたら英語学習を再開せねばならない。というわけで、書店の大学受験参考書コーナーでみつけたこれ。「解体英熟語」。もの凄く分厚い。しかし、これはやりこみがいがあると感じた。分厚くても、そんなに熟語数が特段に大量というわけでもなさそう。この「分厚いものをこなしている」ということが精神的に「勉強している感」を醸し出してくれるし、なによりやり遂げた後の「やり遂げた感」も大きいだろう。

意外だったのが、表側の問題を解くのが楽しい事。ナンクロ、ナンプレをやっている感覚。受験生はこんなのんきな事を言っていられないだろうけれど社会人なら許されてよいだろう。しかも、ナンクロやナンプレとちがって、やり込めばやり込むほど英語力が上がるというご褒美付きのパズルを解いているという感覚。いまのところ、長い通勤時間のお伴となってくれている。

この他、iphoneからzinioをインストールし、Readers Digestを購入してみた。なんと250円である。10巻定期購読は何と何と900円と破格。ただし、iphoneからだとさすがに目が痛くなるような感覚に。ipad や ipad mini が欲しくなるところだが、こちらは昨日大幅な値上げを発表したばかり。電子書籍は電子inkがやっぱり目に優しくて理想なんだが。

2013-03-17

音読パッケージ中級編3周目継続中だが、正直、飽きてきた。ので、3周終了したら切り上げるつもり。切り上げるとはいっても途中挫折というわけではなく、ちゃんと区切りである「どこからでもリピーティング可能」である状態には仕上がっていると思う。リピーティングが苦痛ではなくなったので、以前の「シャドウは簡単なのにリピーティングとなると全く出来なくなる」という症状は克服できたように思う。現在、教材選択に悩み中。『英語リプロダクショントレーニング』というのを始めた。やってみると非常に楽しい訓練なのだが、アウトプットメインなので、通勤時間中に気軽に出来ないのが難点。通勤中はスティーブジョブズのスピーチをシャドウしたりしている。まあ、これはこれで楽しい。

2013-02-24

自分のシャドウを録音して聞く。絶対にネイティブには通じるわけが無い日本人丸出し発音で本当に憂鬱になる。発音本は今までにいろいろ買ってしまっているが、それでもさらに「英語舌のつくり方」という本を買って、もうちょっとやり直してみる事に。音読パッケージ中級編を半分復習終了。

三省堂の洋書コーナーでVery Short Introduction シリーズのBibleを購入。税込み1050円。Kindleだと$8だった。装丁もきれいだし、持ってて満足感がある。日本Amazonでは1051円なので、まあ妥当な値段設定だ。かつて三省堂など、実店舗で洋書はとんでもなく法外な高値で売られていたものだが、ようやく妥当な値段になってきたように思う。

雑談系/キリスト教を書いていたら聖書についてもうちょっと知りたくなったのだが、聖書についての解説本は、日本だと宗教コーナーにしかなく数も少ない。やっと見つけたとしてもビリーバーの観点からしかないという悲惨な状況だったので、このシリーズで「聖書」というテーマでの本はありがたい。英文も易しく、聖書について学べてしかも多読もこなせるという一石二鳥。このシリーズは良シリーズと見た。この聖書について読み終えたら、ちょいと興味のある題材をみつけて、kindleで読みたい。

2013-02-19

音読パッケージ中級編を終了。ただし、一通りどこからでもリピーティングが出来るようになった段階で、何度も回転させていない。1周しただけである。最低限やるべきとされる15回の音読を90パッセージ通しただけ、とも言える。とはいっても、どこからでもリピーティングできるようにはすでになっているつもり。去年の暮れくらいから始めた音読パッケージだが、始めた頃はシャドーイングは簡単にできてもリピーティングとなると途端に出来なくなってしまっていた。が、今となっては、1回目のリピーティングで躓くのは長い文章のみとなった。もちろん「長い文章だからリピーティングできない」というのは言い訳であると理解している。日本語なら、ソコソコ長い文章でも一発で簡単にリピーティングができるのに、英語となると出来なくなってしまうのは、つまりは語学力が低いからである。

音読パッケージだけだとさすがに飽きるので、リーダーズダイジェストUS版2013年1月号を日本アマゾンから購入した。870円。やっぱり、平易だし話題も軽めで面白い。中に定期購読の案内が挟んであった。読んでみるとなんと1年12冊たったの8ドルである。なんてことだ。すばらしい。これは早速定期購読申し込みだ!

 と思ったのもつかの間、この案内はUS国内向けのものであり、発送もUS向けでないと受け付けてくれないっぽい。ネットを探して回ったが、結果は芳しくない。日本国内へ送付してくれるものでかつ格安でのオファー申し込みは一切出来ないんだなあ、と判断。非常に残念。ある程度の送料負担は覚悟で、日本へも送ってくれるサービスは無いだろうか。ちょっと探してみようか…、、と思っていたところでリーダーズダイジェストやばいのニュース。なんてタイミングだろう。

 アメリカで8ドルで年間定期購読が出来る雑誌を、その5倍も6倍もかけて日本で定期購読するのはかなりの抵抗がある。いや、というか、もうリーダーズダイジェストは気が向いたときにアマゾンから購入するべきもの、と心が決まってしまった。内容といい、量といい、サイズといい、英語のレベルといい、これほど自分にぴったりの雑誌もないと思っているだけに残念。

2013-01-19

新年初のこのメモ書き。新年の目標はTOEICのL点数を400後半へ持っていく事。満点が理想だが、せめて460以上はとりたい。

訓練状況。音読パッケージ初級編は仕上がったと言える。簡単な文なのにもかかわらずリピーティングに苦労することはしょっちゅうある。初級編をやるのは負荷が軽すぎると思ったものだが、無駄ではなかった。今日から中級編をスタート。

初級編は森沢先生の自作文なのか、語彙制限が有るからなのか不明だが、とにかく英文が不自然なものに感じられた。中級編ならば英検のリスニング問題から引用らしいので、そのへんは安心できる。

2012-12-30

負荷がかなり軽すぎると感じる一方で、リピーティングできない文もあるという矛盾。いや、これは単に自分のリスニング能力への過信なんだと今更気がつく。むむむー。正確なリピーティングが一瞬にして出来るようになるんだろうか…。

2012-12-23

訓練の中心は『音読パッケージトレーニング』に完全に移行。全部で9パートあるが、一番はじめの第1パートを消化するのにもの凄く苦労した。しかし、これをやっつけた後は非常にさくさく進んでいる。リピーティングが楽しく感じられるようにはなってきた。パート1を消化した事で、なんだかつきものがおちた感覚がある、のは気のせいだろうか。これは手応えあり。現在パート4を消化中。

2012-12-12

白状すると、森沢先生の書籍『音読パッケージトレーニング』はだいぶ前に購入済みであった。リピーティングできず、ついていけなかった。負荷が高くて挫折したのである。しかし、今の自分の英語力だとちょうど良い負荷である事に気がついた。これなら、継続できそうである。

 下に今後の取り組みを記載したが来年への目標が抜けていた。目標はやはりTOEIC900……なのだが、まずはLの点数を400点後半に持っていく事を最大の目標とする。出来ることなら495点だがこれはちょっと遠い目標な気がするので、当面、一度は2011Jun試験で近づくことができた450点オーバー。Rは、…まあ適当にKindleで多読したりしてがんばるぞ。現状キープでもまあよしとする。

2012-12-10

TOEIC結果発表。上記のとおり820。Rが伸びたのは単なるTOEIC対策技術(文法特急を何十回も回転させる)が効いているんだとおもう。点数向上のわりにリーディングがこれまでよりぐんと楽になったとかの実感は全くない。一方、Lは2011 Jun試験から伸びていない、いや伸びてないどころか点数的には悪くなっているのだが、これは実感とかけ離れている。いまや、ほとんど聞き取れているつもりなのだが…。まあ点数が悪いという事は、「聞き取れているつもりになっているだけで、細部は聞き取れていない」ということの証左であるのだけれど…。これは、これまでの訓練方法を変えなくてはならない時期に来ているんだと思う。やはり森沢氏の音読メソッドに真面目に取り組むべきだったか?

 というわけで、TOEIC点数が出たところで今年の総括。実感としてリスニング技術は向上したが、TOEIC点数には反映されていない。つまり、自分では聞けているつもりになっているだけで、実は正確に聞き取れていないというのが事。今後は徹底したリスニング技術向上を目指す。教材は森沢先生の「音読パッケージシリーズ」と決めている。この教材には作るのがメンドクサイ、リピーティング素材がCDに納められているのが素敵。本来、自分にあった素材を自分で加工すべきなんだが、もうそんな事はメンドクサイ年齢になったのだ。中級編や上級編まであるらしいので、やり込みがいはあると思う。

 一方、Rは語彙の習得。ボキャビルはこれまたメンドクサイ作業なのであるが、こちらの方はお金で解決できない。メンドクサイ事をやらなきゃしょうがないのである。TOEIC900までの道は遠い…。

2012-12-02

TOEICを受験してから結果が出るまで、学習方針を決められずに学習が出来なくなってしまう。という言い訳のもとに学習をサボっている。Youtubeなどを見ると、ふと字幕を見ずに苦労無く閲覧している自分に気がつく。広告や宣伝など、「書いてある文書をネイティブが読むたぐいのもの」ならほぼ完全にわかるようになった。大きく進歩したことを実感。ただし、映画やドラマなど、ネイティブが気軽にしゃべる話は半分ほどしか聞き取れない。これから英語修行はつづく。

2012-11-18

TOEIC受験。もうオッサンには辛くなってきた。今回は汐留ベルサールにて受験。恥ずかしながら駅前で迷ってしまい、受付締め切り5分前に到着。出来栄えは…800切りを記録してしまった前回と同じような手応え。今度こそ800は間違いなく超えた。…と思う…。Rも、初の数分程度の時間余らしての終了だし。デキは良かった。…と思う…。なにぶん、前回の結果発表時のショックが吹っ切れてなくて弱気。

2012-11-11

1本を除いた29本について、完璧シャドーを終了。英語上達完全マップにある、音読30回も多分全部終了、ただしマップとは違い、リピーティングをやっていないのが気になるところ。リピーティングをやるには教材を加工せねばならず、なかなか面倒くさい作業なので手が出せないでいる。必要なトレーニングなのはわかっているのだが…。そのかわりに大量の口パクシャドーを行っているので、どうにかごまかせている状態。来週はTOEIC。結果はどう出ようと、その結果を元に、また来年の学習計画をたてるのである。

2012-11-04

遠山先生のリスニング本の前半15本のみに絞り、シャドーを続けている。久々に録音してみた。…また恥ずかしい日本語まるだし発音に戻っているではないか…。前途多難。TOEIC受験までもう日が無い。評判の良い『文法特急』の900点特化バージョンを何十回も回転させている。けどこれは単なるTOEIC対策作業なので、英語の勉強ではないと感じる。なのでどうにもやる気に欠ける。

さて、日本でもKindleが発売になる。らしい。日本で流通される本はもはや読む価値がないので、正直これがどうなろうとどうでもよいことだが、洋書が安く購入できるかどうか、ここが一番の興味の有るところ。洋書が安くバコバコ購入できるのならばもちろん大歓迎。しかし、実情はそう言う事にはならないみたい。どうも現状の流通業界との兼ね合いで、むしろ値上がりしたりしている。うーん、やれやれ。

2012-10-22

下記の遠山先生のコーナーは30個のアナウンスなりCMなりで構成されている。前半15個を回転させている。通勤電車の中で口パクシャドーイング。そろそろ30回転くらいになるかな。以前よりは完全シャドーに到達するまでの時間が減っており、上達したんだなあという実感はある。そしてこの実感を点数で証明したい。11月TOEIC受験予定。今度こそ。

2012-10-14

学習さぼりがち。新しい教材には手を出さず、概ねこれまでの教材をKHの手法で棚卸しをしていた。やっぱりZ会の速読速聴Dailyがちょうど良い。聞き飛ばす事無く、一語一句聞き取り、理解できるようになったと思う。

で、いよいよ新しい教材に。遠山顕先生の本。ラジオ英会話の「Listen for it!」のコーナーをまとめたもの。ちょうど良い負荷。

いきなり第一章の飛行機アナウンス「ホノルルへのフライト時間は7時間10分。現在のホノルルの時刻は3:01AM、到着予定は9:05AM」って事だが…??離陸後1時間6分後にアナウンスされたということ??

2012-09-09

8月下旬に、Z会の800点講座を概ね終了。感想。「TOEICで点数をとるためのコツ」が満載の講座で、とにかく点が無いと昇進できないとか、首になるとかいった人にはお勧めできる講座であると言えます。たとえば、リーディング講座で「選択肢にネガティブ、ネガティブ、ネガティブ、ポジティブ、とあったら、ポジティブな意味の選択肢が正解である可能性が非常に高いです」とか。それだから何なのさ。こんな英語力とは全く関係のないところにも記載が詳細。

やっぱり、TOEICの点数は上がらなくとも、瞬間英作文や、「原の英標」の読み込みが英語の基礎には重要なんだなあと思った次第。

2012-07-23

iTunesからインターネットラジオを聞いている。当然、ネイティブ向けなのでほとんどの局が早口(というか通常のネイティブの会話)なので、全然付いていけない。付いていけないのを無理して聞いても何の効果もない。しかし、向こうのジジババ向けのラジオがちょうどいい事を発見。政治的なヤツとか妙に宗教的なヤツとか、ネイティブのバカ向け放送がイケそう。そんなのは少数派なので探すのが大変。そんな局のメモ。

  • Alison Slade
  • STOP Radio Network

2012-07-22

通信講座(800点向け)では、文法のテキストが異様に薄い。で、ネット上で評判の良い「文法特急」「文法特急2」を繰り返し回転させるやり方を実施中。(現在それぞれ6周、9周。差があるのは買った時期が違うから)

とにかく50周はやってみようと思う。けれども、回答が早くなったところでTOEICテストのみに効果があるだけではないだろうかと、この訓練に対して懐疑的な今現在。

2012-07-16

語彙制限もののリーダーは、レベル3くらいをガンガン速読していくのが面白く感じる。フォレストガンプ、キング牧師の話、なんかを速読消化した。本当はGRをkindleで入手したいのだが、kindle storeでは少数しか取り扱いが無い。Cambridgeはなかなかたくさんある。Cambridge以外が無い。なので買うとなると日本で紙のを買わなければならない。大量購入したいのだが、値段が高いのがネック。

で、今日はたまたま、近所の図書館でペンギンリーダーレベル3を読んだ。これ。

読むのに2時間半くらいかかった。遅いか?でもまあこんなものか。それにしてもこれは衝撃のGR。ミステリー好きにはたまらない。最高に面白く、先が早く知りたくて物語にガンガン引き込まれた。ラストはグロテスクで衝撃的。ミステリーファンなら案外早めに真相に気がつくかも。英語学習者に対して気配りのある文章。多分書き下ろしだと思う。

細部で苦言をいうと、「カセットテープ」「バッテリー」などは登場の必然性が無く、出さなくても良かったのでは。読み書きが出来ない村人が多数いる事から、義務教育が行き渡っていない時代の話かとおもっていた。ところがこれらの単語が出てきたせいで、いったいいつの時代を思い浮かべれば良いのか迷った。

まあ語彙が制限されているからディテールに凝るのは難しいだろう。それでも、こういった欠点も含め、いままで読んできたGRの中で最高峰の出来。

2012-07-12

TOEIC800切りの罰金として、通信講座、Z会の800点コースを申し込んだ。サンプルを見るとやや易しめ。やり続けるにはこれくらいので良いのだと思う。受験産業に金を落とすのはホントに屈辱。しかし、いっぺんは屈してみる。

リーディングが2年で全然伸びていないので、中原先生の英文法精講のほか、80年の歴史を誇る参考書、「原の英標」をやり込む事にした。大学受験を経験しているヤツらのR点数が高いのは、この辺の経験の差ではないかと思うので。「原の英標」、中原先生と作りが酷似している。面白さも同等。素晴らしいと言わざるを得ない。

2012-06-23

そもそもTOEICを受けようと思ったきっかけが、山形浩生がハナクソほじりながら受験して990点だったことを思い浮かべる。なにしろ、事前勉強をすれば小学生でも合格する3級アマチュア無線技士試験すら、彼は事前勉強をせずに受験するくらいだから(そして落ちているのだが)、TOEIC用に事前に何か準備したとはとうてい思えない。つまりTOEICは通常のネイティブであれば990点は楽勝な試験である証拠。彼の2度の990点は本当に説得力がある

なので、今回の765点は今の実力であると謙虚に受け止めねばならない。基礎からやり直しである。

  • リテンション練習を怠ってきたので速読速聴Daily1500のリピーティング。
  • 文法やり直し。中原道善先生の「基礎英文法精講」を何度も回転させる。

11月試験でリベンジを図る。

2012-06-18

TOEIC結果がオンラインでわかった。なんと驚愕の大幅点数減のT765 L400 R 365。えええええ。かなりショック。800もない!800を超えてから行ってきたトレーニングは一体なんだったんだ?

それに、できばえが悪かったとはいえ、一年前を下回るくらいの悪い実感ではなかった。なんだか、自分の実感とは大きくかけ離れている。今回の結果には納得できていない。だがしかしTOEIC運営を信用しない事には、そもそも前回の810こそ信用できなくなる、ってことになってしまうのだが…。

何か変だ。このままではモチベーションダダ下がり。なんとかせねばとすぐにCASECを受験してみた。するとTOEIC換算875のCASEC797点。こっちはこっちで出来過ぎだ。もうなにがなにやら。結果の良い方(都合の良い方)を信じる事にして、今日はフテ寝。

2012-05-31

中原道善先生について。『基礎英文問題精講』をもう何度も読み返していたが、いよいよ次の『新英文読解法』を通読した。一番始めに『基礎英文問題精講』を読んだときの感動、感激がよみがえった。またこの本も何度も読み返したい。中原先生の著書の驚くべきところは、「単なる英語のお勉強」だけにとどまっていない点。先生の教養の高さがそこかしこににじみ出ている。

2012-05-28

 記載をさぼっているが、そこそこに学習は継続していた。Kindleの存在はやはり大きく、安価に手軽にペーパーバックを買ってしまう。あいかわらずスラスラ読みこなせないが…。

 日曜日はTOEIC受験。800超え後の初受験で、もちろん目標は900越えなのだが…、…結果は芳しくない。間違いなく900は超えていないと言い切れるできばえ。前回より良い点数だと良いなあ、という程度。TOEICは受験のたびに落ち込むことになる。精神的に良くない。モチベーションをあげるため、11月にもう一度受験してみようとは思う。

 今回、R問題がどうにか時間内に解き終えた。900を取得するにはまだまだ読む速度が遅い。Kindle多読を続けてみようと思う。「ご冗談でしょう、ファインマン教授」を買った。やはりおもしろい。「プレ多読」段階では、語彙制限本を使うのも手だけれども、既に日本語で読んだものを英語で読み直すのもかなり有効だと思う。

2012-02-28

 『実践ビジネス英語』の1月分初回、2回目のビニエットの100%シャドウは終了。発話実感を持って発音している。ような気がしているのでここらでヨシとして、やっと3回目に入る。この調子で行けば7月には1月分すべてのビニエットを終わらすことになる計算。もうちょっとスピードを上げないとイカン。

 多読は、現在の自分の語彙力だと小中学生向けのツマラねえ読み物しかスラスラよめず、かといって大人向けになると途端に読めなくなってしまうのが悩みだった。全然多読が進まないのだ。と、悩んでたときに出会ったコレ。

アメリカンテイストあふれる下品ジョーク集、Dirty Jokes

 アメリカンジョークの下ネタ集。最高。スゲエ下品。しかも、絶対に日本では出版される事もないだろうし、これはホントオススメ。この手のジョーク集はいっぱい出ているので、バンバン消化出来そう。

  • 電車の中で読んでいても、英語であれば恥ずかしくない
  • オチがわからないイコール英語が読めていない、ということであり、正確なチェックになる 
  • 語彙も増える。下品な語彙も増やせる。
  • 話のネタにもなる

早速1冊読み切ったので、Kindleでどんどん読んでいこうと思っている。多読の決定版。

2012-02-08

 なかなかに仕事のモチベーションが上がらない時代である。まあ、これも時代の流れ。周りに流される事無く、英語学習を続けていきたい…ものだが、ちょっとさぼってしまった。

 やっている事はK/Hシステムの手法による『実践ビジネス英語』の1月分の初回と2回目の会話(ビニエットというらしい)を完璧シャドウが出来るまで繰り返す事。1回あたり1分程度の会話なので、合計でもたったの2分。これを、前置詞や冠詞なども完璧にシャドウする事を目指す。

 あまりにも早口なので、付いていけない。とはいえ、ネイティブが聞けば普通の速度と感じるだろうな、という程度。なのに口が回らないのはなぜなんだろう。K/Hシステムでは録音を推奨している。録音して聞いてみると、やはり日本語まるだし英語に戻っていた。全ての音を発音しようとして、英語の拍、ストレス、拍の母音をたっぷりめに、というK/Hシステムではさんざんいわれていたことを完全に忘却してしまっていた。

 この辺の意識を高めて練習すると、早口と思っていたネイティブの会話もシャドウ出来るようになった。うーん、不思議だ。随分回り道したが、こんな感じで多分1月第1回1分のビニエットのシャドウイングは(たぶん)完成した

2012-01-22

 センター試験問題英語を解いて、まあまあ楽に高得点がとれるようになっている自分に自己満足していた。暇つぶしに灘高校の入試問題を解いてみた。コレが驚愕。

 もちろん、わからない単語はさすがに皆無だが、これが中学3年生の解くレベルなのか?らくらく100点と思っていたが甘かった。90点もとれるか怪しい。なにせ、受験英語を商売とする大人の模範解答が間違っていたりして苦笑ものだが、とにかく、それくらい歯ごたえがある。

 これだけの単語力があれば、もうすでにセンター試験なんて楽勝じゃないか。灘高校内ではどういう英語の授業をしているんだろうか。非常に興味深い。

2012-01-21 (土) 23:27:33

 去年の復習をしている。やっぱり反復練習は大事。まずK/Hシステム 入門編ワークブックをもう一度読み返し、録音し直し、なんとなくで済ませちゃってた部分を完璧に仕上げておく。次に単語帳のやり直し。おととし一番糧になった単語帳2冊を再度やり直している。すでに忘却曲線の彼方に落ち込んでいる単語も数多く、これでは効率が悪いと気がついた。もっとしょっちゅう見直さないとダメだなあと反省。

 それと、K/Hシステムの手法で「実践ビジネス英語」の1日目の1分くらいのビニエットの100%シャドウ完成を目指している。いままでのシャドウとはうってかわって、かなり負荷が高い。ネイティブが手加減なしで話している。100%シャドウ完成まではほど遠く、相当な時間がかかることになりそう。いまの調子だと、1ヶ月の放送分を3月くらいまでやっていそう。1ヶ月のテキストは380円なので、コストパフォーマンス的には最高。

2012-01-16 (月) 21:39:01

 40になって初新年を迎えた。英語の勉強を始めてから随分充実しているのを実感している。目標を持って日々を過ごす事は素晴らしいものだと思う。英語を続けていて「毎日ちょっとづつ」のパワーも実感できている。

 NHKのストリーミングで、「実践ビジネス英語」を聞いてみた。以前にはじめて「ラジオ英会話」を聞いたときくらいの負荷を感じつつ、内容をかなり理解できていることに、自分でも軽く驚いた。こんな自分でもちょっとづつは成長しているのだなあ。

 という訳で、今年の英語学習の軸はこの「実践ビジネス英語」を中心にやっていこうと思う。これと瞬間英作文の二本柱で。

2011-12-24 (土) 18:11:54

 少々早いのだけれども、来年の目標を立ててみる。TOEICは900を目標にする、んだけれども優先順位としては低め。来年こそは「実用的な英語」をぜひとも習得したい。程度としては、会話は日常会話程度で。ただ、読書はそれなりのものが読めるようになりたいし、ネットラジオで英語のニュースを内容に集中して聞けるようになりたい。この目標のためには

  • K/Hシステムの手法で、CNNニュースリスニングをやる。
  • 多読。できれば語彙制限本以外も視野に
  • ボキャブラリービルディングは怠らない。ただし、いままでの反復を中心に。
  • 瞬間英作文の訓練。そこそこ会話できるように。

…書いていて気がついたが、所詮は今までの延長、ってことになるか。

2011-12-04 (日) 20:22:37

 気分転換は多読。多読のうたい文句、「辞書を引かずとばしとばしでよい、途中で飽きたら止めて良い」的なことは、精読と並行して行うのであればという条件のもとで本当。人気プロゴルファーの「聞き流すだけで英語上達!」も、丁寧なシャドウイング等と並行して行うのであれば、本当なのかもしれない。いずれにしても共通しているのが、彼らにとってあなたの英語が上達しようがしまいが全く興味は無く、教材がたくさん売れさえすれば良いのである。それこそが彼らのレゾンデートルなんだから。

 というわけで、大して面白くないが面白くもないとけなすほどでもないくらいの語彙制限本を読んだ。語彙制限本は全体的に面白くないものである。そこに「俺って英語の本を読んでいるぜ」という補正と、もうひとつ「最新ガジェットで読んでいる俺」補正もあると読み進めるのもそこそこに苦痛ではなくなる。KindleならCambridgeリーダーが安く手に入るし、Sony Reader日本版なら、Ladderシリーズが手に入る。まあまあそこそこにオススメの方法である。

2011-11-30 (水) 22:12:22

Googleのロゴがマークトゥエイン関係のものになっていて、今日がマークトゥエインの誕生日だったと知る。で、各種イカした格言をたくさん残している人だという事も知った。http://www.quotationspage.com/quotes/Mark_Twain

Do something every day that you don't want to do; this is the golden rule for acquiring the habit of doing your duty without pain.
やりたくない事は毎日やれ。これこそ、苦痛なしに義務を行う習慣を獲得する黄金律であるぞよ。

皮肉っぽいけれども、裏の意味もあるし、含蓄がある。

というわけで(?)さぼりながらも英語のお勉強は継続中。基礎英文問題精講を3周目。多読をめざして「Moneyball」をKindle購入。多読は挫折しやすいなあ。安いからつい買ってしまうんだけれど。

2011-11-23 (水) 22:02:57

 『基礎英文問題精講』もようやく第3章を2度解いて、これで通読したことになる。あとは第1章からまた読み直し、演習編をやって仕上げ。それ以後は何度も回して、この本を飲み込みたい。

 軽い読み物はたったの2編しかないというのもスゴい。女性がフランクな格好で高級衣料品を買おうとしたら店員に軽く扱われたので仕返しをする話、それと船賃しかないのに腹ぺこになったために罰せられる覚悟をきめてメシ食う話。まあ、これはこれでおもしろいのだが。

 さすがに日本を代表する進学校、開成高校の先生であると言わざるを得ない。大学受験を突破する事が目標には置かれているのだが、念頭にあるのは大学入学後(開成のことだからおそらくは東大でも、ってことか)でも充分通用する英語力と知識を身につけさせようという、中原先生の熱意がここかしこに見られる本である。大学では何を学ぶべきか。学問とは何か。何のために学ぶのか。基本的にそんな話のオンパレード。

 モールス信号を覚えるのには合調法とコッホ法に別れる。手っ取り早く試験に受かるためなら合調法で良い。ただし、モールスの受信技法の向上は一切望むべくも無くなる。コッホ法は序盤苦しく時間もかかるが、結局は受信力向上の近道である。英語とはちがうけれども、こんなのを対比として思い出した。下の、関西の有名○○高校のカリスマ先生が合調法で、開成の中原先生がコッホ法。もちろん完全な偏見ではあるけれど。

2011-11-18 (金) 21:38:24

 『基礎英文問題精講』でGoogle検索をかけると、上位に批判ページが来るのだが、この批判ページがヒドい。中原先生は聖書からの引用もしているが、その文に対しても、「読者に誤解させるような英文を書く人のほうが悪いのです。」とか。こりゃもう苦笑いするしかないなあ。

 批判ページを見て、むしろこの本は信頼に足るのだと確信が深まった次第。また、人を批判するには充分に気をつけないと赤っ恥だなあとも思った。

2011-11-16 (水) 22:17:20

 『基礎英語長文問題精講』をやっても、そもそもの下地、基礎力の不足を感じた。のでさらにもうひと段落下げて、『基礎英文問題精講』にとりかかっている。第1章構文編を一通り通読し、再読。第2章文脈編を通読し終えた。これから第1章第2章の復習をする予定。つまり1→1→2と読み終えたので次は1→2とさらに読み、次いで第3章を読んだらまた1→2→3、で最後に演習編を2回まわして完成かな。つまり1→1→2→1→2→3→1→2→3→演習編→演習編と言う具合にやり込む計画。

 この本においても、さすがに初見の単語や熟語は無いのだが、あいかわらず「わからない単語熟語は皆無だ」と言い切れないのが悲しい。構文力についても、自分にはある程度の構文の知識はあるつもりでいたが、ここが自分の弱点だったのだと気がつく。全く読めなかった文が数多くあった。しかし、丁寧な解説のおかげで、モヤモヤしていたものがすっきりと明瞭に読解できるようになるのはまったくもって快感。

 それにしても面白い本だ。高校生向けにさまざまな工夫がなされている。単なる英語のお勉強だけではない。示唆に富む例文を多く取り上げていて、多感な高校生にとっては邂逅だろう。ああ、俺も高校生のときにこそ真面目に英語に取り組んでおくべきだったよホント。

2011-11-06 (日) 22:26:24

 いわゆる難関大学受験を経験している人は、TOEICでもRの点数は高い。一方自分のRは見る影も無い。というわけで、受験英語からやり直してみようと決心。多読も並行している。選んだのは『基礎英語長文問題精講』中原道喜先生著。で、著者略歴をみて驚愕。中原先生は開成高校の教師だったようだ。一方、下記のいわゆるカリスマ人気の「有名高校」英語教師と雲泥の差を感じる。やり込みがいのある問題集である。

とはいえ、高校生向けの問題集を40近いオッサンが一生懸命やるのは抵抗が無い訳ではないのだが、英語力向上のためにガマン。

2011-10-25 (火) 21:20:13

 K/Hシステムの手法で教材をしゃぶり尽くすつもりでやっているアルク「究極の英語リスニングVol4」

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 内容はほぼわかっているが、細かいところで聞き取れていなかったり、予測で聞き流していた部分をどんどん潰していっている。100%シャドウをめざして訓練中。この教材はやはりBGMが良い。やっていておもしろいのだ。質の良い教材を大量にリスニングするなら、同レベルだとZ会の「速読速聴Daily」だが、ここは素材の短さ(1冊やったという達成感が早く得られる)からこれを選んだ。

 この教材で一番好きなセリフは

Oh, yeah? Julia Roberts walks into a bookstore in London and falls in love with the shopkeeper?

 最後のshopkeeper?で語尾が上がって、お父さんを完全に小馬鹿にした口調なのが楽しい。一方、初めて聴いたときもとまどったし、なおいまだに体に落とし込めていない一文

The structures one sees at Angkor today, more than 100 stone temples in all, are the surviving remains of a grand religious, social and administrative city whose other buildings, such as palaces, public buildings, and houses, were build of wood and are long since decayed and gone.

 こんなクソ長ったらしい一文。なんだか先が長いなあ、と思った

2011-10-10 (月) 22:11:49

 英単語ピーナッツ、銀メダルコースをやった。さすがにわからない単語はほとんどない。が、「一切無い」とは言えないのが悲しい俺の語彙力。このレベルの単語は体に染み付いていなければお話にならないと思う。しみ込むまでやり込みたい。

 K/Hシステムの手法で、昔使っていた教材『究極のリスニングVol.4』をやっている。聞き取りが出来ない部分がぽつりぽつりとあって、それはいままで飛ばしながらやっていたが、それでは駄目だと言う事に気がつき、ひとつひとつ潰している。英語が鮮明になってきた。気がする。

2011-10-01 (土) 23:47:49

 多読、みたいなことをスタート。語彙制限本であきらかに頭一つ抜けて面白かったロアルド・ダールを原書で読んでみようと思い立つ。じつはこれをやってみようと去年くらいにも思ったのだが、ロアルドダールというと、書店では児童書しか見つからない。むしろ、児童書の達人で有名な事を知った。彼の本を読んで育った子供が大人になってブラック満載の大人向け小説を読んで、なかなかのショックを受けるらしい。これはamazon.comのレビューを見ていて知ったのだが。

 とにかくなんと面白い事よ。モテない男としては「ビクスビー夫人とコロネルのコート」が最高。「痛快」という言葉がこれほど当てはまる短編は無い。これとほぼ同時に女性作家の不倫(というか浮気)がテーマの短編を読んだのだが、この完全女性目線のおマヌケ自己満足とは全然違う事にも面白さを感じる。

 ロアルドダールは読み覚えがあり、たしか学生のころ読んだものだと思い出した。翻訳本というのはどうしても訳者の能力に左右され、訳者の恣意が必ず入るものだ。日本語訳のロアルドダールが面白いと感じた記憶が無い。

2011-09-25 (日) 22:16:33

 K/Hシステム入門編ワークブックも終盤。サイクル2を終了させ、サイクル3に取り組んだのだが、サイクル3の100%シャドウは比較的楽に終わった。おおむね英語のまま理解している気がする。ここでワークブックは一周したが、記憶に頼っていた部分が無いかどうか、サイクル1からやり直してみようと思う。

 これまで何度もシャドウしていた教材を聞き直してみたりした。K/Hシステムの恩恵を感じる事が出来た。すでに概ねこなしていた教材とはいえ、いまやほとんど100%聞き取れるし、理解できる。モヤモヤと霧の中で理解していた英語が明瞭なものとして聞けるようになっていた。100%シャドウも簡単になっていた。ここで同時通訳意味落としをやってみると、これは簡単には出来なかったので、これを既にこなしている教材でやってみようと思った。

 K/Hシステムの恩恵として意外なところでは、リーディングが早くなった、ように感じる。多読にもいよいよ本格的に取り組みたい。

2011-09-18 (日) 22:31:43

 歴史的な円高局面。いろいろなものを輸入して円高の恩恵を受けたい。といってもたいした金額じゃないけれど。まずkindle。自分の英語力(TOEIC800程度)だとすらすら読めるのはどうしても児童書という事になってしまう。当然ながらこれがつまらないので読む気も起きない。かといって興味の起きそうな、複雑なものになると英語力がついていかないのでそもそも読めない。自分の英語力に合致し、かつ自分の年齢にも合致するものとなると、もはや存在しないのではないか。とかあきらめていたら。
 CambridgeのリーダーシリーズLevel 6が自分の英語力でちょうど良い事を発見。英語である事を意識せずに、内容にだけ集中して読み進めていける感覚。語彙制限しているので、まずつっかえることはない。そして肝心の内容も大人向けで面白い(もちろん面白いといっても…、という程度なのは妥協すべきだろう)。円高なのでバンバン買ってみる事にした。

2011-09-14 (水) 22:46:58

 入門編サイクル1、サイクル2、ワークブックサイクル1、いずれも同時通訳風意味落としはどうにかこうにかできるレベルである。のでワークブックサイクル2を本格スタート。しかし一気にレベルが上がったもんだ。いままでは冠詞とかそのへんはハッキリ発音されていたが、スピーカーもいよいよ乗ってきているので、リエゾンしまくり、弱調しまくりでトランスクリプトなしでは全然聞き取れない。聞き取れないのでテンポがあわずにシャドウできない。それが何度かシャドウの練習していると、聞き取れるようになってきてテンポもあってくる。まあなんとふしぎなことよ。

 このワークブックサイクル2はとにかく大変。100%シャドウ完成はこりゃまた時間がかかりそう。

2011-09-11 (日) 22:19:56

 「K/Hシステム入門編ワークブック」サイクル1を一通り終える。暗記してしまっているから出来てしまう、ということが起きているが、とりあえず先に進んで、ある程度時間が経ってから、終わった事になってしまっている作業に定期的に戻ってくるというやり方もよいとのこと。

 早速サイクル2の力試しをおこなうが、意味が全く取れてない。もっともっともっと丁寧にやらないと駄目なんだろう。前途多難。

2011-09-10 (土) 23:28:13

 いわゆる「超有名進学校」には、とんでもない頭脳の持ち主が進学したりして、大人となった今でもある種の「あこがれ」である。そんな高校の英語の先生が著した問題集を買ってみた。これがなんともびっくりするほどひどいデキで驚いた。そもそも優秀な生徒が揃っているので、このレベルでも大丈夫なのだろう。

But the practical drawbacks are not central. We feel our lives would be impoverished by the loss of variety.
しかし実際的な難点は重要ではない。私たちは多様性を失う事によって、自分たちの生活が貧しくなると感じているのだ。

 遺伝子、クローン人間を作る事の是非について。クローン人間が可能になっちゃったら、男1種類、女1種類の街とかできちゃってたいへんかもね。こんな実際的な問題もでてきちゃうかもね。そのあとに続いて上の文。

 ズバリいってひどい誤訳だ。この話の前もずっと医学的な話が続いてきているのに、唐突に「生活が貧しくなる」と出てくる。ここで違和感を感じなかったのだろうか?impoverishedを「貧しくなる」としか訳せなかったため、必然的にlifeは生活としか考えられなくなったのだろうと邪推。だいたい、直前に「実際的な欠点は主要な問題じゃない」って言っておいて、その舌の根も乾かぬその直後センテンスで、「生活が貧困する」なんてスーパー実際的な欠点をあげるハズはないじゃないか。

 まず、医学的な話が続いている事からして、lifeはまず「命/人命」の意味であろうとまず予測すべきだ。それにつづいて、impoverishは「貧弱する/衰える」、の意味であろうと予測できる。つまり「多様性を失う事により、我々の命が貧弱になると感じる」が正解。(ここでいう人命とは、人類の全体としての命のこと。遺伝子プールの事だと言っても良いだろう。次のセンテンスに出てくる、ある種の疫病でわれわれが一人残らず全滅する事はなく、多様性によりいくばくかは助かるだろう、こうやって遺伝子プールは生き残るのだ。)

 (ここで気がついた。生命の意味のlifeは不可算名詞であるから、livesとはならない。impoverishは貧しくなる、という用法が通例だ。それにOur livesはふつう、「われわれの生活」の意味で使われる。『ゆえにこの文は「生活が困窮する」なのだ』という優等生がおちいるパターン化思考にはまり込んだものだろう。間違えるくらいなら直訳しときゃいいのだ、という思考。「実際的な難点は重要ではない」とまさにこの直前に言っているからこの直訳すら間違いなのは明白なのだが、それに気がつかないか、気がついていても直訳しとけばいいのだ、という思考が見え隠れしている。さもなくば、この有名進学校の教師や生徒にとっては、実生活ごときは実際的ではないってことかもね:-p)

 さて、これでもこの日本語訳文は誤訳ではない、と主張することも一方では可能である、という部分に大注目だ。英文原著者の意向にかかわらず、上記誤訳のような解釈も可能であるからだ。この誤訳を生徒が大学入試の答案用紙に書いて提出し、減点されたら、この英語教師は大学側に猛烈に抗議することも可能なのである。これが、この先生の手腕なのであろう。受験において、減点されない答案を作成する能力ってのは重宝されるから。

 とにかく、日本語訳がまったくこなれていなくて、日本語運用能力を疑う。アホみたいに直訳ばかり。…これはこの先生の責任ではなく、受験英語の問題なのだけれど。

2011-09-04 (日) 10:43:14

 K/Hシステム入門編も、いよいよ終わりを告げる頃だ。と思い、続編『K/Hシステム 入門編ワークブック』を入手して、サイクル1を開始。力試しで驚愕の事実。ほとんど意味が取れない!!これってとても入門編卒業者のデキではないことに気がつかされる。もちろん、シャドウをしているうちに意味もほぼ完璧につかめるのだが、初見では全くわからん。これは問題は大きすぎる。

 というわけで、ワークブックはちょっと脇に置いておくとして、入門編をもうすこし完璧ちかくまでやり込んでからワークブックに移る事とした。まだあいまいな「同時通訳風意味の落とし込み」をすらすらできるようになるまで。また、英語戻しまでやってみようと思う。

2011-08-27 (土) 21:54:10

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 K/Hシステムのサイクル2もミスが5個ほどになり(=通常、自己チェックが甘くなり、講師がチェックすると本人のチェック数のほぼ倍になるとのことなので、この個数を目標にしていた)、意味との一体化をやっている。「同時通訳風落とし込み」では、やることは完全に同時通訳である。もう完全に意味が分かっているはずなのに、言葉が出てこない。言葉に詰まる。聞こえなくなる。もうわからなくなる。の悪循環にハマる。最高に負荷が高い。と同時に、「同時通訳」って職業は、もの凄い職人技なんだなあと思った。

 日本語英語発音である事に変わりはないが、以前の1~2週間前の録音と現在を聞き比べると、だいぶマシになってきた。日本語英語発音なのはあきらめるにしても、せめて聞く側に負荷をかけないような発音を目指すことにする。

2011-08-15 (月) 21:42:57

 先人たちに思いを馳せるこの日。コミュニケーション不足が戦争の発端になりえたのかもしれないなあ、と、自分の日本語発音を聞いて思う。シャドウイングしているときには、もうネイティブばりの素晴らしい発音をしているつもりの自分だが、録音して聞いてみると完全なカタカナ発音である。これは一生このままかも。まあ多少の改善は目指していきたい。

2011-08-14 (日) 20:51:06

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 サイクル2を回しに回した。シャドウ回転させまくり。机上で100回だが、この他にも通勤途中に口パクシャドウもしているので、かなりの回数になっているはず。で、今日録音してチェックしてみたところ、(あいかわらずの日本語英語でゲンナリなのだが)シャドウイングミスはだいたい20個くらい。来週には10個以下、できれば5個以下になるといいなあ。

 日本語英語発音を矯正しようと、英語喉のほか、『UDA式音読トレーニング』をやってみた。発音のコツはK/Hシステムではごくわずかに触れいてるだけが、「母音は強調しない(ささやくように、くらいの大きさで十分。ただし、アクセント部は別)」ということと、子音をハッキリくっきり発音する」ってことがキモな気がする。

2011-08-06 (土) 20:53:30

 サイクル1は手振り付きで語りかけるようにシャドウできるようになったし、なんとなく日本語を経由せずにわかっているような気にもなったので、サイクル1は一応の完成としてサイクル2に今日から移る事にした。で、サイクル1と同レベルな早さとわかりやすさならすんなりサイクル2も仕上げられるところだが、そこはスパルタK/H。スピーカーもちょうどスピーチが乗ってきているところで、舌が回ること回ること。シャドウにはかなり負荷の高いスピーチである。サイクル2の100%シャドウの完成はやはり2週間近くかかるかもしれない。

 とはいえ、サイクル2の初回録音は、サイクル1の初回録音よりかなりマシなものに仕上がっており、多少は英語らしい発音になってきたのかも知れない。

 それにしても『究極の英語学習法』とのふれこみは伊達じゃない。かなりのスパルタ教育っぷりのK/Hシステムである。

2011-08-02 (火) 21:46:15

 K/Hシステム第1サイクル継続中。多分もう100%シャドウは(頭の中では)完成している。しかし録音してみると発音されていなかったりするので、この辺を正確にはしたい。ただし、もうミス数は10個以下なので、次の段階の作業も徐々に開始している。「意味をつかむ」ことについては、そもそも文章はかんたんなものだし、今までもやっていた作業でもあるので案外すんなり終了できた。

 で、意味と一体化のシャドウだが、ここで100%シャドウイングが意味を発揮するものだと知った。この段階で100%シャドウが完成していないと、正確なシャドウを行う事に神経が持っていかれてしまい、意味と一体化する作業がおろそかになってしまうのである。逆に、100%シャドウが完成していれば、意味と音とをリンクする作業に完璧に集中できるのである。いやこりゃすごいね。まだもうちょっとこの4分ほどのスピーチをアホみたいにシャドウイングする事になりそう。

 「英語喉」だが、どうやら一部では異端児扱いのようだ。たしかに、「英語喉と3ビートだけで全てが解決」という著者の主張には賛同しかねる部分もある。けれども、英語と日本語ではそもそも発音する場所が違う、ということは前々から感づいていたことだし、それを丁寧にこれだけ解説している本も無いと思う。喉を意識するようになったのはこの本のおかげ。とはいえ、発音に改善は見られないのだけれども。日々精進。

2011-07-31 (日) 22:04:23

 自分の発音の悪さに辟易、どうにかしたいと思い「英語喉50のメソッド」を購入。早速やってみる。1日目だがなんとなく良くなった気がする。おそらく気がするだけ。録音してみたが改善は見られない。まあ一日目はこんなものか…。

 ユーチューブでスポーツ選手たちの英語発音を聞いているが、彼らといえども日本語臭さは消えていないわけで、昨日記載したとおり、日本語臭さはつきまとうのかも。でも、最低でも通じる発音でないと何の練習をしているのかわからない。

 ネイティブの発音を聞くたびにそもそも発音の場所が違っていると感じていたから、喉から発音する練習、というものは即効性があるのかなあ、と思った次第だ。きょうは練習しすぎてキモチワルくなってしまった。

 山形浩生氏が、映画中の松田聖子の発音を褒めていた。松田聖子ができるんだから、オレにもできないはずは無いのである。ととりあえず思う事にした。ああ、先は長い。

2011-07-30 (土) 19:51:17

 K/Hシステム入門編、サイクル1のシャドウイングのミスが7個になった。この1週間こればかりやっていたし、これまでも(不正確な発音を自覚していないままだったことには目をつむるが)シャドウイングは行ってきていたので、ある程度早い段階で達成できたのかなあと思う。1ヶ月くらいは覚悟していたけれども。ただ、発音があやふやな部分もあるし、自己チェックが甘いのかもしれない。そもそも恥ずかしい発音なのは変わりがない。この日本人臭いアクセントは一生消えないのではないか、と危惧。なので、もうちょっとやり込む。

 このままいくと、今年後半の英語学習は、K/Hシステムに殉じることになりそう。しかし、やりがいはある。

2011-07-27 (水) 21:45:56

「下手糞の上級者への道のりは、己の下手さを 知りて一歩目」(スラムダンクの安西先生の言葉より)。まさにこのとおりかもしれない。自分のシャドウで赤面する事が無ければ、こんな4分ぽっちの教材をアホみたいに繰り返し繰り返しシャドウイングする事などなかったかもしれない。今日もK/Hシステムの100%シャドウをめざして練習中。100%シャドウを目指すというよりも、完コピを目指しているが、こりゃなかなかむずかしいもんだ。

2011-07-25 (月) 21:40:50

 23日に初録音した自分のシャドウイングを再度聞いてみるが、恥ずかしくて仕方が無い。これは英語がまったくできないがムリして英語を言おうとしている人の発音ではないか。しかし、本人はヘッドフォンからの音声をそのまま口にしていると思い込んでいるのだ。赤面、赤面、赤面。こんなアホアホカタカナ発音まるだしで英会話教室など行こうと思うとしてたとは思い上がりも甚だしい。しかし、これはこれで今時点での自分の実力である。恥を忍んで記録として保存する事にする。これ以外にも練習用にたくさん録ったのだがすべて/dev/null 行き。二度と聞きたくないわ。

 強調部分以外は強調してはいけないという事、強調してはいけないところは曖昧母音にする、というのを実践してみたところ、どうにか英語みたいな発音をしている人になっているような気がするかもしれないかもしれないかなあもしかすると。という録音にはなった。先は長い。

2011-07-23 (土) 20:47:57

 TOEIC800点を超えたら、それなりの勉強に切り替えるつもりであった。候補は、ヒアリングマラソン、ネット英会話、その他通信教育。いずれも少々お金をかけても良いかなあと思っていた。あと、独学を継続し、とくにK/Hシステムの完成、瞬間英作文「どんどん話せる…」の完成。ペーパーバックもバンバン読んでいきたいなあ、新聞や雑誌も定期購読してみようか、などなど。いろいろやりたい事はある。

 そのなかでもK/Hシステムは負荷が高く、しかし効果も高いと見た。ので、入門編を仕上げる事。これを今年後期の目標とすることにした。というのも、この本ではまず自分の英語力の現状把握をする事から始まる。で、早速真面目にほんのとおりに日本語訳を録音し、レベルチェックしてみたところ「サバイバル英語型」~「慢性サバイバル英語型」の近辺。あなたはTOEIC600から700でしょうね。とのチェック結果。さらに、このK/Hシステムでは自分のシャドーイングを録音してチェックするという項目があるのだが、これをやってみたところ、自分の発音のあまりの稚拙さに赤面と驚き。

 これはここからやらない事にはしょうがないぞ。ということで、今日から早速始めている。俺レベルから100%シャドーイングを達成するには15時間ほどかかるらしい。こなしてみる事にする。

http://cruel.org/alc/alc201105botsu.html 山形浩生。「心を込める、とはすなわち無駄な手間をかける、という意味である事が多い」だそうです。うーむ、なんか完全にズレてはいないか。もっというと、こういう言い回しというか、細かいニュアンスが理解できていないんじゃないか。この場合の心を込める、は、隅々までに神経を尖らせる、という意味合いの方が強いのではないか。もちろん、無駄な手間をかける部分もなくはないけれども。

 同級生に帰国子女がいて、いわく、「「やりがいのある仕事」って、重責を背負わされるということだから、やりたくないなあ」と言っていた。それはやりがいのある仕事とはいわないよ、と言ってみたものの、うまく反論もできず、めんどくさいからやり過ごした事がある。そんなのを思い出した。微妙な英語と日本語の差異「やりがいのある(challenging)」「心を込める(=英語には該当語なし)」があると、完全日本語ネイティブな我々とは感覚のずれがあるんだなあ。

 それよりもおどろいたのが、英語に「心を込める」に匹敵する訳語が無い事の方が驚きだ。そうか、ないのか…。これも文化の違いかな。

K/Hシステムの橋本さんの日本語のアクセントに違和感を感じていたが、やはり帰国子女とのこと。そんなのが引き金になってずらずら書いてしまった次第