英語のお勉強/第3ステージ

Last-modified: 2023-11-19 (日) 20:50:33

英語のお勉強 第3ステージ

第3ステージへ

英語の新聞を読みたいなあ、と始めた英語勉強。そこからTOEIC800までの道のりが英語のお勉強。英語が習慣になっていく過程がオモロかったステージ。

で、800取ってからもなんだか実感が湧かないなあ、英会話とかもしたいなあ、TOEIC800に見合う実力が無いなあ、ってウンウン苦しんでいろいろ学習したのが英語のお勉強/第2ステージ。TOEICの点数は上がらなかったけれど、実力はついた実感があったステージ。

で、発音矯正が一向に進まず、英会話もあきらめ、TOEIC900も遠い目標だなあと気がつくと、英語へのモチベーションも急低下。しかし意識を変えて、目標を「インターネットラジオで流れている英語のニュースをちゃんと理解できるようになる」というところにおき、英会話やTOEIC900の目標はとりあえず脇に置いた。で、CNN English Expressを勉強の中心に据えてみると、「アンカーが原稿を読み上げているもの」であれば、全体の8~9割は聞き取れていることに気がつく(のこりの1~2割がクリティカルだったりするので、ニュースの全容がつかめないことが多いのだが)。これは「ラジオニュースの理解度100%近い聞き流し」は案外手に届く目標なのではないか。目標が明確になると英語がまたおもしろくなってきた。

というわけで、このことは自分の中では大きな目標変更だということで、第3ステージに突入したってことにしちゃう。

目標

英語ニュースを理解度100%で聞き流しが出来るようになりたい。

学習記録

2023-11-19

CNNニュースリスニング2023秋冬号を何度も聞いて回している…一年ぶりか。

聞き取れなかった部分や意味を知らなかった単語とか。

  • the EU 「ジィーユー」でなかなか聞き取れなかった。
  • cognitive 認識の 聞き取れず。
  • deterrence 抑止力
  • attribute がきたら to があるはず、という基本を忘れて意味取れず
  • Detractor 批判する人、中傷する人
  • common video link を編集部は「一般的なビデオ会議形式」と訳しているけれど「普通のビデオリンク」くらいの意味では。
  • platypus カモノハシ
  • may mean more ~ 「メーミーモー」ってなんじゃこりゃと思った。
  • early days とは地球ができてから間もないことを指している。逆に「最近」の意味で取ってしまった。
  • unsavory (道徳的に)不穏当な
  • conveyor belt が聞き取れなかった。不覚。

相変わらず間抜けだなあと思った点とか。

  • アンディウォーホルが少額で写真を買ってそれでアート作ったら写真家がインネンつけてきた話
  • 未確認飛行物体とは単純にドローンや風船だったのだろうがいずれかわからないという程度の認識。未解明というのはそういう意味
  • ジャニーズの話。わざわざ表紙の写真にするために、CNNで放映もされなかった記事をムリヤリぶち込んできたCNNEE
  • 体重減少は脂肪率が上がるという話。単なる因果関係が逆な話。死にかけの老人はやせているものだろう。
  • AI開発の一時停止を求めるテックリーダーども。この人の金儲けの話に見える。
  • 野球場でのビール販売「アメリカでは観戦後、車で帰宅する人が多いため、酒類販売は7回終了時までとしてきた」という解説が完全に意味不明。
  • 環境DNAとかいう意味不明用語。足跡でもDNA採取ができるというが、当然、足跡などに残っている角質などからDNAをとっているだけだろう。
  • ジェンダーギャップ解消には160年かかるとか言う話。ずいぶん楽観的だな。ゴールを永久に変え続けるのだから永久に解消できないだろうね
  • 寿司店での迷惑行為について「要因の一つとして、回転ずし特有のオペレーション簡略化および自動化がある」と暗に人件費削減を批判しているが馬鹿じゃないのか。
  • 植物が40kHzほどの悲鳴を上げるとか。どうやってその音を出しているのかと言えば、組織が破壊されることによる以外、音の出しようがないわけで、編集部は相変わらずバカ。以下略

2022-11-12

CNNニュースリスニング2022秋冬号を何度も聞いて回している。

  • worth of ice がききとれなかった
  • downside →欠点
  • AstronautとCosmonaut Astronaut は米国宇宙飛行士を、Cosmonautは特に旧ソビエト・ロシア宇宙飛行士を指すとのこと!おお、知らなかった
  • Perhaps がそれときこえない。このへんの頻出だなあ。
  • Iran はィラーン、Tehran はテラーン(ラにアクセント)。それぞれ日本語ではアタマにアクセントをつけてイランテヘランだが、それにつられると聞こえない。
  • war in Ukraine が warn Ukraine に聞こえてしまう
  • エリザベス女王崩御。The historic rain ? The historic reinではないのか?
  • MLB初の女性一塁コーチとのこと。Alyssa Nakken アリッサナッケンと訳語にあるが、どう聞いてもアリッサネイケンだが…
  • イギリス英語incidentが聞き取れない。instance くらいに聞こえる。
  • 米最高裁、ニューヨーク州の銃規制法違憲判断。これがニュースを聞いても解説読んでも、そもそもどういう法律がもともとあってどういう論理で違憲とされたかがサッパリわからず一番困った。このニュースがどういうニュース化を知るためにニュースを検索しなければならなかった。こういうのがあるから定期購読は絶対にしたくないのだ。
  • ローウェイド法の「Roe」が聞き取れない。これは日本人が聞き取るのは相当難しいのではないかな。RとLの聞き分けや発音に一生をかける馬鹿(by三島由紀夫)にはなりたくはないので私はこれで結構
  • ローウェイド法の否定により「ripple effect」でECピルが売れまくっているって報道をわざわざすることで、あんたら何がしたいの?中絶医師の儲けが減るから?望まない妊娠が減るのなら手段は何でもよく、ECピルは人工中絶よりはぜんぜんマシな方法なのでは???こういうのがあるから定期購読は以下略
  • sobering and alarming in equal measure の訳として「半ばハッとさせ、半ば不安とさせます」という日本語が充てられている。翻訳は難しいなあ。
  • オーストラリア英語 key 「ケイ」
  • メールのスパムフォルダを空にする前にざっと目を通せとのこと。オマエはスパムメール業者の回し者か。こういうのがあるから以下略
  • integrate it (wordle) into its portfolio. ポートフォリオにワードル(パズルゲーム)を組み込む?どういう意味かいまだつかめず

あいかわらずの記事ばかりとはいうものの、良い教材である。

2022-10-29

海外ニュースを眺める機会も多くなり、なんだかんだで学習意欲が戻ってきた気もする。
ヤフーニュースを見てたらこんな記事が。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a0303044cde53b1ba4f89cfd2be87ae4a9bfd77

それにしてもすごい時代になったものだよ。この機械翻訳みたいなすさまじく読みにくい日本語のまま記事になる時代である。こんな翻訳でプロの仕事ヅラできるとは恐れ入ります。英語を自分で読む能力はAIが台頭するこの現代でも必須であることが良くわかる。

閑話休題。記事はヒドイ日本語ではあるが、まあ内容はわかる。次の一文を除いて。

なお今回の440億ドル(約6.4兆円)の買収は、マスク氏がこの買収を完了させるかどうかに疑念を抱かせた、紆余曲折に満ちた驚くべき武勇伝の集大成だ。

…呆…日本語にもなっていないじゃないか。というわけで原文にあたる。
https://www.japantimes.co.jp/news/2022/10/28/business/tech/musk-twitter-ownership/

The deal is the culmination of a remarkable saga, full of twists and turns, that sowed doubt over whether Musk would complete the deal.

まあつまり、イーロンマスクはツイッターを買収しないんじゃないの?とかいろいろ長ったらしい紆余曲折あったけど、結局最終的には買収という結末になりましたね。ということがこの一文の主題。doubt whether ~ ~しないんじゃない?という疑いのことであり、「買収を完了させるかどうかに疑念を抱かせた」のではなく、「実は買収しねえんじゃねえの」という疑念のことである。

2022-02-24

前回の記録からちょうど一年経った。コロナ禍をいいわけに、外国語学習は完全に停滞。とくに英語学習の停滞っぷりはヒドイもので、この1年の間に何も学習しなかったといってよい。しかし、2022年2月24日現在、ロシアがウクライナ侵攻を開始した(らしい)。この歴史を揺るがす事件に対する日本マスコミの反応といえば、すべての面において完全にお笑いレベルである。

英語をニュースがわかるレベルにまで持ってきておいて本当に本当に良かった。ユーチューブでは、ABC、スカイ、ブルームバーグ、アルジャジーラ、France24などなどなど、あまたの海外ニュースソースをライブ放送しているが、ウクライナのニュースを流さない瞬間はほとんどないのだ。一方、NHKをはじめとする日本のマスコミは本当に子供じみている。世界の笑いものだろう。こういう日本のクソマスコミから脱却するためにも、英語は日本人にとって必須なのだと実感した。

2021-02-20

なんということだ。NHKラジオ講座『実践ビジネス英語』は3月で終了とのこと。下記を書いた直後の10日に発表された。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/85236

34年の歴史のうち、ちゃんと聞けたのはほんの数年だけだった。本当に残念。

2021-02-05

NHK実践ビジネス英語は自分にとってちょうどよい。「少し俺には負荷が物足りないか」などと思いあがることもある一方、まったく聞き取れないセンテンスもあったりで、このNHK実践ビジネス英語が自分の能力限界値のあたりである。このビニエットやヘザーさんの単語解説がそこそこ初見で聞き取れればほどほどに上出来だ、と思うことにしている。忙しさにかまけて中断してしまった聴取だが、再開してよかった。コロナ禍で消えかけたロシア語、イタリア語への情熱も取り戻しているところ。

2021-01-13

NHK実践ビジネス英語でmeme(ミーム)という単語が出てきた。この単語を初めて知ったのはドーキンスの著書からで、なんだか論理の飛躍があると感じたけれども、ドーキンスが言うんだからそういうもんだろうと無理やり自分を納得させた覚えがある。簡単に言ってしまえば「DNAによらずに、遺伝的にふるまうもの」の総称である。言語がその代表格。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%A0

実践ビジネス英語の解説では「ミームとは、インターネット上で拡散する画像や動画のこと」と解説されていた。ニワトリとタマゴが逆転しちゃった。インターネット上で拡散する画像や動画はまさに遺伝子のようにふるまうから、ちょっと冗談めかしてスラングとしてインターネットミームと広まったものである。

IMG_2841.jpg

※文章推敲中

2020-12-20

先月と同じ話。テキスト内の和文英訳のコーナー。相変わらずクソ。『魔女の宅急便』の原作者のエッセイより。

『魔女の宅急便』が出版後、四年して、アニメーション映画になった。

これに付された解説者のご高説は

…しかし、日本語の題名と違い、英語のタイトルには「魔女」という言葉が含まれていないので、本を読んでいない人、アニメを見ていない人は、どうして次の文にある「たくさんの人が魔女に関心を持つようになった」に続くのかと疑問を持つと思います。そこで、My novel about a young witch, Kiki's Delivery Service, was made into an animated film ... とすれば、わかりやすくなります

だそうです。その作業は翻訳ではなく創作であって絶対にやってはいけないことである。もちろん、この解説者の専門分野であるニュースなら許されるだろう。しかしこれはニュース文ではないのだ。逆に例えばJKローリングスが「Harry Potter」と書いたらその部分は『魔法使いの男の子のお話である「ハリーポッター」』とでも英文和訳するのか?ハリーポッターが有名だからとかそういう問題ではなく、そもそも著者が書いていないことを付け加える権利など翻訳者には一切ない。どうしても必要なら訳注として付記するにとどめられるべきだ。

このようにして「わかりやすく」の大義名分のもと、昔はこの種の人間が英文ニュースをゆがめて報道したのだろうなあと邪推できるのである。

2020-11-29

「実践ビジネス英語」はテキストは必須で、正確なトランスクリプトが乗っていて購入必須。Kindle版を買ってしまったことがあるが、こちらは完全に失敗であった。昔ながらの紙ベースのものがとても良い。

ところで、このテキストには巻末にも面白い記事が満載でよいのだが、11月号には気になった記事があった。有名な日本の著書からの抜粋を読者に訳させて、それをNHKの人が添削して点数をつけるというコーナーがある。優れている訳は模範解答として示される。普段は読み飛ばすのだが、8月号の問題は志村けんさんの単行本、「変なおじさん」からの出題だった様子で、模範解答とされたこの文の英訳が気になった。

そういえば僕も、前に松ちゃんが『遺書』に僕のことをちょっと書いていたのを読んだけど、本人に会っても言わなかった

この「松ちゃん」の部分を、どの模範解答でもすべて「Matchan, the fellow comedian Hitoshi Matsumoto」だの「my fellow comedian Hitoshi Matsumoto」だのとしている。著者本人が「松本人志」と一言も書いていないのに、あえて書いて解説しちゃっている。これは翻訳者の創作であって、翻訳作業では絶対にやってはいけないことだが、解説ではこのような愚行を推奨していた。

「松ちゃん」はもちろん、お笑いタレントの松本人志さんですが、ただMatchanとしても英語圏ではだれのことかわからないでしょう。

お前は英文和訳でも同じことをするのか?通常は訳注として松本人志に言及するだろう。著者が書いていないことを翻訳で付け加えるなど言語道断のことだ。しかし、このコーナーの講師の略歴を見て納得。報道畑の人物なのである。そりゃ英文ニュースとして読み上げるのならば「松ちゃんとはだれか」という情報は英語文化圏に対して解説することは必須である。しかし、文学作品にその思想を持ち込むのは著者に対する侮辱ですらある。著作人格権の侵害といっても過言ではないと思う。

2020-10-03

中断していたNHKラジオ「実践ビジネス英語」の聴取再開。およそ1年半も中断してしまった。うまい録音方法をみつけたため。CNNが変に偏ってさえいなければCNNEEが最適解なのだが…。あいかわらず杉田聡先生とヘザーさんのやりとりは小気味よくて素晴らしい。

2020-08-09

中年にとって、覚えたはずの単語が抜けていくのはまさに恐怖。というわけで、毎日の通勤のお供は『鉄壁』。ただし、鉄壁といえども完全無欠・完璧な単語帳というわけでもないので注意。まず、誤植が多い(らしい)。出版社のページに行くと正誤表が掲載されているのだが、結構な量である。版が進んだものを買うのが正解だろう。あと、 「 She is my intimate friend 」ってオイオイオイオイオイ!

intimate2.jpg

intimateには、性的に親しい、という意味が言下に含まれることが多いのだ、ということはもっと強調されてもよいのではないか。『鉄壁』では示されてないが、あえて書籍では言葉にせず、授業などの対面で口頭では生徒たちにちゃんと教えているものと思っていたのだが、どうやらそうではなさそうだ。。このように高校生相手の例文としてふさわしくない用法で出題していることからして、この東大受験生相手のベテラン著者でさえ、そういうことは教えていない・知らないということが示されている。intimateの言下の意味を知らないでいると、かなり恥ずかしい思いをすることになるのではないか。(ちなみに、たいていの辞書ではこの言下の意味は明示されている。単語帳でも、たいていは示していると思うのだが…)

2020-06-21

大学受験用の単語帳、『鉄壁』をやっている。

teppeki.jpg

6月初旬に購入して、通勤のお供にしており、忘れている単語や反射で出てこない単語にチェックを入れており、行きつ戻りつで現在45課。第37課~第39課の熟語で足が止まったが、掲載されているのは基礎的な単語ばかりである。これに掲載されている単語があやふやであればそれだけ基礎があやふやであることと同義。そのくらい基礎単語ばかりであるが、触れていないとやっぱり忘れちゃうものだ。自分の単語力の衰えを実感しつつ、暗記中。しかしとても面白い単語帳で、単語暗記という単純作業にも飽きさせない、忘れさせないようにする工夫で充ち溢れており、執筆陣の努力がそこかしこに滲む単語帳。この編纂が大変な困難を伴う作業であったことは容易に想像できる。DUOの全文暗記を終えた直後にやれば効率倍増だったろうなあ。DUOの次にやるべき単語帳として間違いなくお勧めできる。

ただ、東大受験という意味からすると、収録語があとちょっと足りないのではないかと思う。まあ私には関係ない話なのだが。

2020-05-27

CNNニュースリスニング2020春夏版。

8aa.jpg

ニュース内容云々はともかく、やはりリスニングのリハビリにはちょうどいい分量。一日で全部仕上げられる。あとは繰り返しシャドーとかで定着。

  • ネッシーの正体云々。ネス湖にネッシーがいるなどとは誰も思っていないはずなので、野暮な話だ
  • 「Uluru」アメリカ英語(少なくともCNN)では「ウルル」ではなく「ユラルー」みたく発音するようだ
  • IVFとは「In Vitro Fertilization」なので、実は「試験管ベビー」は日本語として正しい。日本のポリコレがむしろ翻訳をゆがめている。
  • チューリングテストで有名なチューリングさん。発音は「ターリング」に近いではないか。チューリングと訳した奴は手を挙げろ。Victorian homophobic lawsとの表現はCNNの恣意が入っていてウンザリ
  • 東南アジアで薬剤耐性のあるマラリアが広まっていて、研究者が警告とか。今となってはオーベーから防疫体制や医療体制についてとやかく言われる筋合いはないことは明白
  • All-Female spacewalk はNASAは公式にはAll-Woman spacewalk という表現を使っている。
  • アジアの海岸線に住む人たちは浸水被害を受けるんだ、というオーベーからのありがたい指南
  • go bananas :熱狂する duct-tabe A to B :粘着テープでAをBに貼り付ける
  • 「サンゴ礁をよみがえらせる」とは、死んだサンゴ礁が生き返るわけではなく、音を出して魚を脅かしてサンゴに隠れさすというオーベー人が考えそうなやり方で自然破壊
  • ビリーアイリッシュ

とりあえず10章まで聞いて、まあこんな感じでしょうか。内容はあいかわらずアレなので、とても定期購読しようとは思わないのだけれども、英語教材としてはしっかりしている。このニュースリスニングをしっかりやっておけば、ニュースを聞き取るだけの能力は維持できそう。

2020-01-19

センター試験英語やってみた。ヒドイ点数。165点。長文での完全なうっかりミスが10点(愚痴:「2日両方とも参加する人は一日当たり2ドルディスカウント!」って言うか普通?そもそも2日しかないイベントやで!)本気で間違えたのが25点。なので、俺的には今年もまた175点。ホンモノの受験生と違ってこういう自分に甘い考えができるのがいいところ。相変わらず無駄な文を見つける問題と、適切な表題をつけろ問題を間違える。文法問題は何問か間違えるのが常だが、今年は多すぎ。この点数付近が俺の限界か。満点は取れる気がしない。

2019-12-24

『独学プログラマー』の翻訳者が作者コーリーアルソフと Dmitry Filippov 氏とのインタビューを翻訳している。

原文: https://blog.jetbrains.com/pycharm/2017/06/self-taught-programmer-interview-with-cory-althoff/
S氏日本語訳: http://www.freia.jp/taka/blog/pycharm-blog-201706-self-taught-programmer-interview-with-cory-althoff/index.html

典型的な部分を抜粋すると

What do you think about Python as a first language for learning programming?

(中略)When someone is learning to program, they need to get a “win” as fast as possible, like writing a program that does something interesting. If they can get there, it significantly increases their chances of continuing to learn. The problem with starting with a low-level language like C is that it dramatically increases the time it will take to get that first win, and therefore enhances the likelihood that person will give up before learning to program. (後略)

これに対するS氏の訳は

プログラミングを学ぶときは、面白いと思うことをプログラミングして、できるだけ早く「勝利」を掴む必要があります。それがうまくいけば、学習を続けるチャンスが大幅に増えるんです。C言語などの低水準言語で学び始めるときの問題は、最初の「勝利」を掴むまでにものすごく時間がかかって、プログラミングを身に付ける前に諦めてしまう可能性が高くなることです。

この日本語訳だと、「勝利」っていったい何のことでしょうか。と疑問になるはず。そうではなくて、「'win' like writing a program that does something interesting」「何か面白いことをするプログラムを書くこと」これがwinの正体なのであって、「成功体験」とでもすればいいんじゃないか。

プログラミングを学ぶときはできるだけ早く成功体験をするべきです。何か面白いことをするプログラムを書けるようになった、といったような。それがうまくいけば…

くらいですかね。

以下は邪推なのだが、この翻訳者S氏はおそらく、英語ができないのではなく、むしろ会話はペラペラなのであろう。だからこそ、編集部も翻訳にはあまり突っ込みを入れられないのではないだろうか。そういう例はたくさん見てきたので、今度もその例に漏れないとみている。

2019-12-14

intpy.jpg

オライリーの、邦題『入門python』、原題『Introducing Python』をamazon経由で原著を買った。Second Editionは出版されたばかりで、衝動買いにちょうど良いタイミングであった。『独学プログラマー』を読んで、このあたりの技術書は文芸書と違ってかなり翻訳がいい加減なことを知った。もう純粋なIT技術系の翻訳本を買うのはもう恐ろしくてできない。なにぶん翻訳のプロが携わっていないので、翻訳の正確性は保証されていないものだと肝に銘じた。それにしても分厚い本で、モチベーションアップにもなる。(今現在時点においては)やる気満々である。

2019-11-19

「読書備忘録」にも記載したが、『独学プログラマー』という本がやたらとよい。よいのだが、誤訳がひどいので結局原著を買った。

stpg.jpg

ペーパーバックを買う前に、Kindle版も買っていたので迷ったのだが、やはり手元に置いて書き込みもしたいし、ページをすばやく行きつ戻りつして読みたいと思ったので。洋書のわりに、装丁はすごく丁寧ですばらしい。amazonで購入したので洋書としてはかなりリーズナブルに手に入れられた。

読んでいて驚くのだが、こういうコンピューター技術書は日本語翻訳本よりもむしろ英文原文のほうが読みやすい。とても意外であった。難解な表現も皆無で、平易な英文が続き、ただひたすらに読みやすい。自分にとって、むしろこういうジャンルのほうが英文多読に向いているのではないか。中年のオッサンが児童文学を読むのは苦痛であるが、こういう本なら全く抵抗がないぞ。

2019-07-29

「東京大学在学」「東京大学医学部現役合格」とかをユーチューブの視聴数を上げるためだけのブランドに使っている奴は退学して官費を返還してほしいところ。まあそれはともかく、

pslb.jpg

こんな簡単そうな問題が分からなかったら、英語趣味オジサンの沽券に関わる。絶対に軽ーくみつけてやるぜ。ってな感じで目を皿のようにして探す探す…。ヤバい、さっぱりわからない。これは東大君に一本取られたか。

(以下、東大君へのひがみを書いたが削除)

2019-07-23

「東京大学在学」「東京大学医学部現役合格」とかをユーチューブの視聴数を上げるためだけのブランドに使っている奴は、いますぐ私学に転学してほしいところ。税金が投入されている国公立大学を何だと思っているんだ。お前らに費やされた官費を返してほしいね。著作権無視(ギリギリ)で各種画像を無断使用しているところはまあさすがモラル低い東大生様といったところ。

まあそれはともかく(笑)、これ。

thanksto.JPG

頭のよい東大生も見落とすんだなあと思った次第。Thanks to は「感謝」だから「ポジティブ」とは日本人にありがちな間違えであって、当然ながら否定的にも使用される

(2)否定的に Aのせいで

Thanks to you, I had to spend a whole night without a blanket.

君のせいで一晩中毛布なしで過ごさなくてはならなかった。

出典:Wisdom英和辞典より

受験テクを教わるなら確かに東大生はベストの選択だろう。しかし、やはり英語そのものを教わるなら日本人のプロから学ぶべきだと思う。

2019-01-24

勉強のために自分用メモ的なヤツを新規ページ追加した。

…そこで人の書いた文にケチをつけることから始めよう。…参考書のなかにはヒドイ和訳を平気で載せているものもある。それを頭にスッと入ってくる日本語に直す。どこをどう直したらいいのか自分で考える。…英語と日本語の両方が勉強できて、一挙両得ではないか。(『外国語をはじめる前に』(黒田龍之介著)より)

2019-01-19

削除

2019-01-12

つい数十年前までは適当な訳がはびこっていた。それがまかり通っていた。原著者の言いたいことを曲げてまで翻訳者の「思い」を混ぜ込んでいたりもした。

kusoyaku02.jpg

Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.

健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)

原文にあたることが非常に困難だったことを良いことに、翻訳者がやりたい放題だったことがよくわかる。
アマチュア無線でよく使うQ符号に、「QSL」がある。無線局運用規則で「そちらは,受信証を送ることができますか/こちらは,受信証を送ります。」ということになっているが、おそらくこれは英語から翻訳したときの誤訳なのである。

QSL;Can you acknowledge receipt? I am acknowledging receipt.

受信を確認したか? 受信を確認した

というわけである。(日本版Wikipedeiaでは「コンテストやパイルアップではOK QSLと使うが、これはQSLを送れる状態、すなわちコールサインや信号強度が確認出来たと言う意味で使われる。」などという余計な編集がなされている。Q符号は世界共通であり、誤用しているのはおそらく日本だけであろう)

https://ja.wikipedia.org/wiki/Q%E7%AC%A6%E5%8F%B7
https://en.wikipedia.org/wiki/Q_code

「無線局運用規則」という、重要な公式文書にも、誤訳が平気で紛れ込んでいたという事実に注目してほしい。数十年前(つまりインターネットの出現)まで、大部分の日本人が原文に当たれないことを利用してテキトーな翻訳でやっつけ仕事をしていた人たちが確実に存在するのだ。

これは知識として知っておくべき事実である。この時代に行われた翻訳作業については、信用してはいけない。インターネットの出現により原文に簡単にアクセスできるようになったので、疑わしい訳文はどんどん原文にあたるべきである。そして、たいへん残念なことに、この時代に翻訳で食ってきた人たちの翻訳は信用すべきではないのである。

kusoyaku.png

「ただし」以下が意味不明だし、「H難度のVR」というのもよくわからない。やむを得ず原文に当たってみると

After two laps around the track, I walked away fine. I didn't feel sick at all, even though I'm the sort of person who can't look at their phone in a car.

最後のセンテンスは「俺って普段は車ではスマホすら見れないくらい車酔いする人間なんだけど」ってことであるし、「H難度のVR」なんて文句は、なんと翻訳者の創作なのである。わかりやすくする工夫なのだろうか?だとすると不正確な日本語訳の理由がつかない。

つまりこれって、(以下いろいろ削除)

2019-01-07

ヒドイ翻訳サイトが目立つようになってきた。

「この利口なAIは課せられたタスクをやり遂げるずるい方法を人の目から隠した」
https://jp.techcrunch.com/2019/01/02/2018-12-31-this-clever-ai-hid-data-from-its-creators-to-cheat-at-its-appointed-task/

題名からして、さすがにこれは機械翻訳をそのまま掲載したのだろうと思ったら違っていた。原文に当たればわかるが、原文とは違う翻訳者の註釈らしきものも混入しているので、明らかに人の手が入っている。本当に絶望的である。

そして明らかに、この翻訳者はこの原文の大意すらつかめていないのだ。まず日本語翻訳ウェブサイトのスクリーンショット。

aimap.png

英語原文を読めば明らかだが、原著者の言いたいことはこうだ。(a)の航空写真から、機械学習により(b)の街路地図を作製した。そして、(b)の街路地図をもとに航空写真を生成するようにAI(以下、「the agent」を便宜的にここではAIと訳す)に命じた結果が、なんと(c)の航空写真だったのである。これは明らかにおかしい。話がうますぎる。街路地図では工場の屋根の上部にドットがあるが、これは街路地図では真っ白なのだから、再生成できるはずがないのである…というのがそもそもの話の発端。「良好だったが、どこかがおかしかった」のではなく、「the agent was doing well — suspiciously well.」つまり、「結果は良好だった…疑わしいほどにね。」というわけである。

要は航空写真から街路地図を作成したAIに対して、生成した街路地図から航空写真を作成させることを学習させた。すると、AIは航空写真から街路地図を生成する段階で、航空写真の生データを人間の目にわからないように忍び込ませるようになった、というわけである。研究者が期待したAIの動作は街路地図の状況を判断して画像を生成する、ということだったのだろうが、AIはそうしなかった。それは「コンピュータは人間が命じたことしかしない」という、コンピュータが原始の時代から言われてきたことが、機械学習という最先端の現場でも起きたことによるのだ。

これって面白いよね。というか、機械学習って使い方を間違えるとオッカナイね。という、原作者の本当に言いたいとてつもなくワクワクするような恐ろしいような話を、翻訳者の手によってぶち壊しているわけです。機械学習はいずれ翻訳という仕事を奪うだろうといわれているわりには、いまだに日英間の機械翻訳は実用段階にすらなっていないけれど、こんないい加減な仕事をする翻訳者が跋扈するようなら、機械翻訳の時代が早く訪れてほしいものだと願わずにはいられないのです。

2019-01-05

CNNEEをどうも定期購読する気になれないのはCNNのイヤなところが目立つからである。
CNNニュースリスニングの2018秋冬号より抜粋。

日本の神戸市の水道局が、「昼休みを3分早くとったために」処罰して頭を下げる、というニュース。ニュースアンカーは明らかに嘲笑しているのが分かる。日本語の冊中本文に注意書きのある通り、この職員は同様な行動を繰り返したために今回の厳しい処分となったわけだが、そういうニュース原稿にはなっていない。アンカーも、明らかに「日本の道徳は遅れている」とでも思っているのだろう。だから嘲笑しているのだ。

そう、欧米人には「我々の道徳のほうが上」と思っているフシがそこかしこに見受けられるのである。捕鯨問題がその典型であろう。それはそれでかまわない(ムカつくが)のだが、こういう連中が「ダイバーシティ」を宣うのだからたまったものではないのである。

なにを細かいことを…笑い声くらいで大げさな、と思われるかもしれない。しかしこのニュースアンカーはCNNEEではよく取り上げられる人で、過去にもこういうちょっとした不快なアドリブをとっているのを俺は何回か聞いているのだ。

2018-12-30

今年最後のNHK英語番組「実践ビジネス英語」をやり終えたところ。録音機材のトラブルで、最終週のテーマだけは年末の休みにまとめてやることになってしまった。通勤のお供として毎朝15分だけ聞くのはとても楽しい日課だが、消化のためにまとめてやるとけっこう苦痛である。やはり、毎日少しづつやる、これに勝るものはないと実感したところ。

来年の英語の目標「今の英語力の維持」。これを「実践ビジネス英語」と年2回のCNNニュースリスニング、辞書「アクセスアンカー」の暗記でまかなっていくつもり。

これはつまり、今年やったことを来年も繰り返しやる。継続して見えてくることもあるだろう。きっと。

2018-11-28

最近では絶望的な日本語を書く新聞も増えてきたので、webページの翻訳記事がたいへん気色の悪い荒訳のまま掲載されていても、だれも驚かなくなった。気色の悪い日本語を書いても恥と思わなくなってきたんでしょうなあ。それはそれでよしとして(よくないけど)、明確な誤訳のまま掲載されているのを発見するとついここに記しておきたくなってしまう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-00010001-binsider-bus_all より

だがバリスタとして5年働いたアレックス・コートは、彼がいたマサチューセッツの店舗では、フードシェアに参加しているにも関わらず、まだ問題があったと語った。
「週に100食以上のサンドイッチを廃棄した。売り切れがないようにするためだ」と彼は語った。
「売上は廃棄問題よりも重視されていた。だから多くのマネージャーが過剰注文していたのだろう」

英語翻訳云々の話以前に、セリフ部分以下がそもそも日本語として意味が通っていないじゃないか。自分で書いてて不思議に思わなかったのか?やれやれである。

現代では簡単にが原文にあたることができる。本当にいい時代となったものだ。
https://www.businessinsider.com.au/former-starbucks-employees-share-company-secrets-2018-11 より

But Alex Cote, who was a Starbucks barista for five years, told Business Insider that there were still issues at his store in Massachusetts, despite its participation in the FoodShare initiative.
“We would waste over 100 sandwiches a week because you have to make sure you don’t sell out,” he said. “Many managers would over-order because sales were valued over waste.”

「売り切れの発生が起きないことを確信するために(=売り切れを発生させないようにするため)、週に100個以上のサンドイッチを廃棄することになる。売上げは廃棄よりも価値があるので、多くのマネージャーは過剰に注文するものなのだ」

赤字部が俺の日本語能力では小慣れた日本語にできないけれど、元記事のくそ日本語と同程度なので許してほしいところ。
つまりここで彼の言いたいことは、サンドイッチが売り切れて失われるもの(機会損失)よりも、絶対に売り切れを発生させないように、ほぼ廃棄することが明白なくらいのたくさんの量を仕入れてしまって、売れ残ったら捨てる、という戦略のほうが売り上げに貢献する、ということ。まあ、日本でもマクドナルドがさんざん批判されていた経済学の問題ですな。

あと、実はここではwould つまり仮定法が使われており、小慣れた日本語に訳すには本物のプロの手が必要です。俺やこの記事の翻訳者Makiko Satoさんとかではどだい無理ですな。

2018-11-25

辞書暗記を進めている。アクセスアンカー英和辞典。夏に1周したこともあって、本格的に覚えなおすのは2回目。1回目よりだいぶ負荷が減っているのを感じている。これを年2回定期的に行い、単語力・英語力維持することが目標。アクセスアンカー程度(1万語未満)の英語語彙力があると、いろいろ便利だし、インターネット時代を楽しく過ごせるのでおススメ。ただしこの程度の語彙力は、ネイティブ小学生の3~4年生レベルの語彙力であることも合わせて心にとめておかなくてはならない。

2018-11-01

CNNニュースリスニング、2018秋冬号購入。クソ非科学的なニュースとか、日本を嘲笑するアンカーとか、言いたいことはいろいろあるが、英語学習書で誤訳があるのはひどくないか。いやいや、私ごときが英語のプロの訳をやり玉に挙げられるわけもなく、当然英語のプロの訳が正しいに決まっているんでしょうけどね。『レディガガが反性暴力の声を上げる』という章で。

But we're here to remind you that it's important to reach out to someone in your life that you can trust and to know that they will be there to help you.
朝日出版訳「大切なのは、みなさんが自分の人生の中で信頼できる誰かと心を通わせることであり、その人がそばに来て助けてくれるとわかっていることなのです」

ここでのYouは性暴力の被害に合っている人たちへの呼びかけ。この章のそもそもの主旨は『性暴力に対して、周りの人たちは見て見ぬふりをしては絶対にいけない。(どんどん介入して告発していこう)』ということなのである。reach out~ をボキャブラリー解説にあるように『~と触れ合う、心を通わせる』というひねった訳語をわざわざ当てているのでわけがわからなくなる。「性暴力の被害者よ!REACH OUT! 手を伸ばせ!助けをガンガン求めろ!(泣き寝入りすんな!俺たちは助けるぜ!)」ということを彼らは言いたいわけなのである。

大切なのは、みなさんが自分の人生のなかで信頼できる誰かに助けを求めること、そしてその誰かはそばにいて助けてくれるということを知っておくこと

こんなあたりでいかがでしょうか。

英語の勉強という意味を離れてこのニュースはなかなか素晴らしいものだと思う。性暴力の加害者側に「性暴力は犯罪ですからやめましょう」なんていう呼びかけは無駄である、犯罪者に呼び掛けても無駄だ、ということは重要な気づきであって、被害者側にずっと寄り添ったムーブメントであると思う。

2018-08-19

夏休みは語学漬けの生活を送ってみよう。という決意をしたはいいけれど、結果は大した成果を上げられず。英語は単語がどんどん記憶から抜け落ちているのを実感している。本当にこれは恐怖としか言いようがない。単に「単語ってのは忘れて覚えてを繰り返すものなんだよ」とか悠長なことを言っていられる年齢でもないのだ。俺の脳に起きているのはもはや老化である。1カ月ほど前に一周回した英和辞書「アクセスアンカー」を再度回す。しかしモチベーションが上がらず、夏休み目標のページ数には程遠い成果となった。

2018-07-21

「英文解釈の透視図」の1周目で感じたのは、「これって英標の簡易版ではないか?」ということ。しかし、2周やってみてその印象は間違っているのではないかと感じた。「英文解釈の透視図」は英文解釈でつまづきそうなところを丁寧に解説されていてわかりやすい。ただ日本語訳はこなれてなくてイライラするけれども、答案用紙に記載する日本語としては適切なのだろう。

…優れた参考書の類もかなり出ているようである。しかしながら文構造の基本や文構造複雑化の諸要因をわかりやすく受験生レベルで語り、それ以降の英文読解の根拠のひとつになりうる形で打ち出しているものは、諸君の話によると未だないそうである。(「はじめに」より引用)

そもそも、現在「原の英標」は受験生に読まれているのだろうか?原の英標はいまの高校生にとって「オーバーワーク」なのかもしれない。最小の努力で最大の効用を得ようとするならば、やはり英標よりはこの「透視図」で充分なのだろうなあ。「透視図」をしっかりやってから「原の英標」を読んだらずいぶん楽に感じただろうなあ。まさに、「文構造の基本や文構造複雑化の諸要因をわかりやすく受験生レベルで語っている」のだと思う。

2018-07-01

2018年もすでに半分が終わってしまった。序盤順調だった辞書暗記もPの項目でぴたりと足が止まってしまった。イタリア語の勉強もだらだらと口パクシャドーをしている程度。語学学習という意味では最近停滞してしまっている。カツを入れるため評判の良い大学受験英語参考書、「英文解釈の透視図」を購入。うむ。名文ぞろいで面白いではないか。

tousi.jpg

2018-06-17

CNNやフォックスなど、テレビニュース英語は聞ける。ニュースアンカーはきれいな英語で原稿を丁寧にしゃべってくれるから。けれども、街中の人たちのインタビューの回答とかになると途端に聞き取れなくなる。市中の人たちは話し言葉で容赦なくしゃべるから。これが、俺の、TOEIC800台の、限界。もちろん能力向上も大事だけれども、こういうときには妥協も必要。

https://www.youtube.com/channel/UCQfwfsi5VrQ8yKZ-UWmAEFg

俺レベルの英語力の人は案外多いのではないか。そんな人たちにFrance 24 English は最高におすすめできるYoutubeチャンネル。市中の人たち(フランス人がメイン)のインタビューは英語に吹き替えられており、必ず聞き取れる。一年中24時間放送で世界情勢が流されている。日本のマスコミのレベルの低さも実感できる。これが無料Youtubeで視聴できるなんて、現代は本当に恵まれた環境である。また同時に、これを視聴できるレベルまで英語力を引き上げておいてよかったと実感する。

2018-06-12

あくまで「英語のお勉強」の一環としてみるつもりだったが…オモロイ…というかいろいろスゴイ。
https://www.youtube.com/watch?v=j3XpfBChLyk

2018-06-09

英語力維持には何が効果的かを探っており、そのひとつとして「実践ビジネス英会話」を聞きつづける、ということしているがそれだけでは少し足りないようだ。とある日、「spontaneous」がニュースか何かで出てきたのだが、パッと意味が出てこなかった。DUOで一度は覚えて、百回は繰り返したはずなのに。DUOで出てきた単語すらあやふやになっているのではないか。やばいぞこれは。というわけで

http://sanshisuimei.cocolog-nifty.com/_the_tower_of_antibabel/2017/04/post-fb22.html

辞書暗記をしている。とはいっても、3万語レベルの語彙力はつきそうにもないし、また上記でも書かれている通り、語彙学習は「一生続ける物」なのである。一生続けるレベルとしては、現状維持である。おそらく、自分の今の単語力は1万語レベル。これを維持するための素晴らしい辞書を発見。アクセスアンカー。

accessanchor.jpg

高校生向けの学習辞書で、なんといっても通読して楽しい。絵での解説、文法説明が丁寧で豊富。高校生(=つまりは日本人)が間違えやすい部分が丁寧になされている。

収録語彙はほぼ1万語。見出し語で10500語とのことだが、実感としてSVLで7000~8000くらいではないか?3万語の辞書を覚えようとすると、マーキングに数カ月、記憶作業にほぼ1年が必要(『中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム』より)となって膨大な時間を消費してしまうらしいが、このアクセスアンカーであれば、ほとんどの語はかつて覚えたはずの言葉であり、まったくの新出語彙は本当に少ない。新出語彙とあやふやな語彙にチェックを入れる作業に約2週間。そして現在さらに3週間経過したが、辞書の半分を記憶できている。順調。もう3週間もあれば残り半分も終わらせることができそうだ。カード作成や電子辞書に移し替えも必要なく、辞書内だけの作業で終えられそう。

さて、語彙学習は一生続けていくべきとのウエブサイト「アンチバベル」の提言は本当にそのとおりであると思う。逆に言うと、覚えるべき外国語の語彙数は「その人が一生維持し続ける覚悟ができるだけの語彙数」となって、非常にわかりやすい基準だと思う。SLV12000以上、英検1級レベルの語彙を一生維持作業をしていく自信は全くないが、このアクセスアンカーをすべて記憶し、1年に数回、メンテナンス的にこのアクセスアンカーを見直していくという作業をするのならば一生続けていくことは可能だと思っている。

2018-05-19

西城秀樹さんが亡くなられた。俺らの時代のトップアイドル。一つの時代が終わったのだなあ。ご冥福をお祈りいたします。

朝のラジオ番組を聞いていたらゲスト解説者が「西城秀樹さんとの思い出がある。私がとある場所でブラックジャックをしていたら、彼が同じ場所に来店してきた。どうやら西城さんはブラックジャックのやり方を知らなかったようで、私に直接聞いてきたことがある。これが私の彼との最もintimateな経験だ」(ここだけ突然英語)と言っていて、もうなんだか絶句であった。なんで突然英語を使うんだろう。なぜ日本語でもっとよい語彙があるだろうに、なぜわざわざintimateなんて使ったのだろう。マスコミ関係でこんな和製英語(まあ、表面上の意味は「親しい」なのだが)が使われ始めているのだろうか。

intimate.jpg

2018-05-12

NHKラジオ「実践ビジネス英語」を普通に楽しんで聞けている。英語はこの段階まで来れてよかった。

https://eigohiroba.jp/t/57

実感としてはまさにここに書かれている通り。普通にニュースが聞けるだけでも、世界が広がった。話せないが全く問題ない。「TOEICの点数ばかりが高くて話せなければまったく意味がない」と言っている人を散見するが、TOEICなんてそんな御大層な試験でもなく「英語がどの程度初級か」を測る試験なので、馬鹿にするくらいならぜひ受験してほしいものである。

2018-04-25

リハビリでCNNニュースリスニングを購入。

cnnnl2018.jpg

完全に英語が聞けなくなっていたらどうしよう、とか不安だったが、おおむね以前と同じレベルで聞けている。内容はクリティカルな単語を落とさなければ、まあ大丈夫。ピラミッドに謎の空洞が発見されたというニュースでは「void」が聞き取れなかったので、全然内容が分からなかった。修行が足りません。

それにしても、なんなんだろうこのニュースは。単なる大金持ちイーロンマスクの大言壮語が2本もでてくるし、トランプ大統領の悪口(以下削除)

2018-04-10

せっかく身につけた英語力、やっぱり維持していきたい。というわけでこの名番組を聞き流すのではなく、がっつり勉強するつもりの意識で聞いていきたい。

be.JPG

聞き流しならテキストは不要だけれども、聞き取れない部分がこの番組のキモの部分でもあるので、定期購読していこうと思う。

2018-01-21

英語ネイティブであるマーティフリードマン氏がセンター試験英語を200点獲得、ということで成人ネイティブであれば200点取れる試験であることが分かったわけで、安心してセンター試験の点数向上を目指すことにする。TOEIC以来の目標ができた。目標は190点以上。できれば満点。何年も普通に新聞に載っている問題を解いて自分で採点しているが、間違うところは決まっている。それはわかっていたが、どこかで「こんなのは受験テクニックだけだ」と思っていた節があった。マーティフリードマン氏が200点取ったことで、そんな言い訳もいよいよ通用しないことが証明されてしまった。というわけで、かねてから苦手であった長文読解をつぶす。大学受験用の問題集を買った。

syseng.jpg

まずは平易なものから。こんな充実した問題集が1000円ちょっととは!安い!ほとんど満点は取れるが、やっぱり間違う問題は間違う。ふだん馬鹿にしている受験英語テクもこれで仕入れる予定。

cho.jpg

やりこむべきはやっぱり中原先生。押し入れの肥やしにしていたが、いよいよ取り組む。

2018-01-14

毎年挑戦しているセンター試験英語。173点。昨年、一昨年と同じ部分(『不必要なセンテンスはどれか』問題)をしっかりと2問落として大幅減点となっている。

尊敬するギタリスト、マーティフリードマンと東大卒業アイドル桜雪さんが英語にガチ挑戦する企画を、ニコニコで放送していた。桜雪さんが179点、マーティフリードマンが200点。やっぱりネイティブなら満点をとれる試験なんだな、と確認出来て安心(昨年の同企画では満点ではなかった模様だが)。桜雪さんは現在進行形で英語を勉強されているとのこと。これはオレも一緒。読解力の向上を目指さないといけないなあと思った次第。

しかしマーティ、世界的なギタリストでありながらこんな(失礼)企画にも登場するなんて、なんだか才能あふれる面白い人なんだなあと、再確認もした次第。

2018-01-08

スマホ用のアプリ、「ELSA Speak」という発音矯正ソフトがスゴイと評判らしいので試してみた。

elsa.png

おお。これはスゴイ。いまのところアメリカ英語版のみらしいのでイギリス英語版の要望がかなり出ているとのこと。それもうなずける。かなり強力で手軽。

2017-10-29

英語独習にこれまで使用してきた自習書、などを順番に振り返ってみる。現在イタリア語学習メインだが、それに資することもあるだろうと期待して。

  • DUO

初期学習にはこれを頭に叩き込んだことが大いに役立った。なにはなくともこれ。基本中の基本。

  • 英検準1級用単語帳

英検を受験したわけではない。しかし、英検準1級の語彙問題対策=実践的な単語習得であるように思う。「PASS単」を使用した。。英検準1級単語レベルに少々肉付けすれば、TOEICで英単語に困ることは少なくなる(ただし語彙問題を全問正解するには足りない)

  • 原の英標

英検準1級レベルの単語力があれば、単語注を見ずに、英語の構造に集中することができる。英文の美しさを存分に味わえる。

  • K/Hシステム

アタマで理解している英語を何度も何度もシャドウ。この基本は不変であろう。序盤苦しいが、そのうち楽になる。

  • CNNEE

ニュース英語を聞くには大量のインプット。

  • 森沢先生の上達マップ

学生時代に読んでおきたかった英語学習メソッド。英語だけでなく、外国語学習全般に応用できる話である。

  • 「中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム」

俺の英語学習にピリオドを打ってくれた本。英語のプロとしてワークするには英単語3万語は必要。趣味として英語をやる俺にとってそれは厳しい。なんといっても、何年もかけてやっと1万語に達したかどうか(それすら怪しい)、というレベルなのだから。改めて、「なぜ俺は英語を勉強しているのか」と自分に問い直し、しょせん俺は趣味の語学なんだな、と気が付がついた。プロとして通用する語学力が目的ではない。これは重要な気付きであって、別に誰に強制されているわけでもないのに英語学習がプレッシャーとなりかかっていた自分にとって、逆にほっとしたものである。

趣味としての語学ならば、今の英語力レベルの力を他言語でも習得したら面白そうだぞ、という感じでイタリア語学習を開始したのである。

イタリア語学習に集中した結果、英語力も高まったのを実感している。英単語はだいぶ抜け落ちてしまったが、これをときどき意識して補ってやれば、なんかいろいろどうにかなりそうな気がしている。それになにより重要なことだが、今のこの語学学習生活は「すごく楽しい」のである。

  • 黒田龍之介センセイの語学エッセイなど

語学で重要なのは継続…積極的には継続だが、消極的には「やめないこと」。黒田センセイのエッセイはどれも面白い。なかでも印象に残ったこの言葉「止めないことが大事」。英語学習も、わざわざ止める必要はない。ええ、やめませんとも。

2017-10-22

Youtubeあたりに、CNNやABCニュース、Foxニュースあたりはリアルタイムで見れる時代になっていてうれしい。意外にも、かなり聞けるようになっていると自負。というか、じつは正確には聞き取れていなくて、「聞き取れていないことを苦に感じなくなった」というのが本当のところだと思う。かつては、聞き取れない部分が気になってその部分から以降はまったくきけなくなる、なんてことはしょっちゅうで、これがストレスとなって英語ニュースを聞く気にもならなかったものであるが。これも成長のうち…と自分を勝手に鼓舞しておく。

せっかくここまで英語を鍛えたのだから、まったく必要性を感じていないものの、「英会話」くらいはせめて脱初心者レベルにはなっておこう。というわけで、瞬間英作文再開。

http://enjoylifeinenglish.blog112.fc2.com/blog-entry-254.html

バイブルである森沢先生のページとともに。このブロガーの方の記事は大変参考になる。

2017-10-07

本日発売、CNNニュースリスニング2017秋冬号を購入。英語学習をだいぶ離れていたので聞けるものかどうか不安だったが、そもそもイタリア語ピンズラーは英語ネイティブ向け教材なので、ピンズラーで英語脳は保たれていたのかなあ。という感じ。アメリカ英語10本、イギリス英語5本、オーストラリア英語5本で構成されているのだが、イギリス英語以外はいちおうまだまだ聞けている。イギリス英語の聞けなさといったら落胆するけれど…まあしょうがない。この部分をあえて伸ばそうとも、もう思わなくなった。イギリスに旅行する機会でもできたら(なさそうだけれど)リスニングに力入れようかなあ。

それにしてもCNNは相変わらずのリベラル気取りっぷり。億万長者セレブのテイラースウィフトのセクハラ裁判(セクハラというか、単にケツ触られた)の話とかどうでもええわ。ケツ触った司会者さんはクビになったみたいでご愁傷さま。

2017-04-22

CNNニュースリスニング2017春夏号を通勤時間にやった。さすがトランプ大統領にフェイクニュースといわれるだけあって、クソリベラルな記事満載でうんざりはするものの、英語教材としてはやっぱり優秀だと思う。環境保護とか自分たちに向けられた「フェイクニュース」の言葉の定義をネットの噂話のことにすり替えようとしていることとか、まったくフェイクニュースだよなあ、と思ったりした。エマワトソンの乳半出し写真をしつつフェミニズム気取りは言行不一致の批判は避けられるわけなかろうて。

さて、純粋に英語の話として。News08の「World Ranking in Kid's Science Skills」で、「シンガポールは全部門で競争相手を打ち負かした(crush)。たとえば(For instance)10歳理科ではシンガポールが一位です。」とあって、全部門で打ち負かしたんだから1位なのはあたりまえで、何が「例えば」なのかよくわからなかった。

これは日本語訳が悪くて、「(いろいろな部門がありますがその中で)たとえば、10歳理科部門をみてみましょう。シンガポールは1位です。2位は韓国、3位は日本で…」というような構造であることがようやく分かった。この後に続くフィンランドの順位の表現も原文からなかなかにクソ表現でわかりづらく、よくアメリカ人はこんなニュース報道のしかたで納得するもんだなあ、と逆に感心した。まあそれは英語学習的にはどうでもいいことだけど。

一応調べたURLを。

http://timssandpirls.bc.edu/timss2015/international-results/timss-2015/science/student-achievement/

2017-01-15

センター試験英語に挑戦!178点、、、なんだよ…、、これが俺の限界か?前回は5点問題をケアレスで2つ落としたが、今回はケアレスで落としたのでなく、自信をもって答えられなかった。センター試験レベルでこれなのだから、やっぱりTOEIC満点教師ってのはほんとにすごいと思う。

2016-12-25

英語の訓練を完全に怠っていたのでリスニング力が落ちているのではないかと不安になり、CNNEE1月号を購入した。やはり、自分にはCNNEEはピッタリである。相変わらずおおむねわかるという程度(アンダーソンクーパー氏はまったくわからないけれど)。確実にリスニング力は落ちているという実感はあるが、CNNEEを適当な間隔で購入することでリスニング力は維持していこうと決意した次第。かといって定期購読するほどでもないんだよなあ。内容偏っているし。

2010年の8月号の音声とPDFがHDDに残っていたのでやってみた。当時はまったく手が付けられなかったものだ。2カ月かけて1冊をやっと終わらすくらいの英語力で、結局は挫折したものだった。しかし、今では簡単に読み切ることができるようになっている。まあ6年もかかったんだから当然と言えば当然なのだが、「6年かけてまったく上達しなかった」なんてことも無くてほっとしている。

2016-11-13

伊語のお勉強に記載した通り、今はイタリア語の勉強に重点を置いている。正直なところ、英語にはほとんど触れることがなかったこの1年である。触れていなければ語学力は落ちていく。せっかく身に着けた英語力なのだから、せめて維持はしたいところ。維持には何をしたらよいのだろう?とりあえずまたCNNEEでも聞くか…。DUOのやり直しとかでもよいのだろうか。悩む。

2016-08-07

英語はニュースが聞けるようになった。いろいろな指標からみるに、CEFRでB2はあると自負。C1、と言いたいけれど、ちょっと足りない感じ。

一体全体、ヨーロッパ各地でテロが頻発しているのに、日本のマスコミからは何も得られないとは一体どういうことか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AA%E5%90%8C%E6%99%82%E5%A4%9A%E7%99%BA%E3%83%86%E3%83%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6

欧米のニュースが見れる、聞けるようになったのは英語学習の大きな収穫である。ようやく、日本のウンコマスコミから脱却できる。ただし、理解度100%までには達していないのでまだまだだが…。

下記にある英語の「中上級者がぶつかる…」の語彙増強を目指そうと思ったのだが、今の自分が真剣にこれに取り組んでも、実りが少ないと思った。同じ苦労するなら、実りのある知識増強をしたい。

というわけで、英語は現状の力で満足し、これを維持することにして、現在は某他言語を本気で勉強中である。

2016-01-19

センター試験英語に挑戦。去年は160点台というまさかの屈辱。今年。174点…5点問題をケアレスにより2つ落としたのが痛い…という言い訳…。これではイカンぞな…。

2016-01-17

Rの点数が低い理由は実は自分にもわかっている。量がこなせていないのである。英文を読む量がまったくもって少ないのだ。というわけで、以前ハマっていた電子書籍を買ってみた。キンドルの最新版を買ったのだがこれがおもちゃのよう。スカスカのプラスチック製で持つのも嫌だ。

電子市場において、DRMはクソであるといっておこう。出版業界が手を引いたとして、DRMの後始末を誰もしてくれないのは、海外Sonyブックストアの顛末などを見れば明らか。下記の2014年2月23日の記載を参照。つまり、DRM付きデータに金を払っても、実は何も買っていないのと同義である。しかし、amazonならば、caribreとそのプラグイン、Kindle for PC があればDRM解除ができるのでこれを活用しない手はない。DRMを解除できれば非常に広範囲に利用ができる電子データとして生まれ変わってくれる。どんどんやるべきであると申し上げておこう。amazonで販売されているの洋書の量は圧倒的である。安価でもある。どんどん買っていきたい。海外ソニーブックストアの体たらくを見て、DRM解除を悪と見るのは業界の身勝手である。どんどんDRM解除していこう。

2016-01-15

TOEIC結果が郵送されてきた。点数はわかっているのでドキドキ感はまったくなし。点数の低いRのアビリティメジャードを見てみると。

am2015dec.jpg

なんと、無根拠に自信があった「語彙」「文法」がとりわけ低いことが分かった。いやあ恥ずかしい。TOEICは無根拠な自信を、容赦なく数字でさらけ出してくれる。こうやって、やるべきことがわかるのである。きちんと学習の指針になってくれる。英語初学者にTOEICはやっぱり有効な試験なんだななあと再認識。もうちょっとおせわになります。

2016-01-05

TOEICの結果がわかる。…T835 L455 R380 … Rが300点台ってどういうことやねん…。偉そうなことはしばらく言いませぬ。いえる立場にない…。救いは、Lが大幅に向上したこと。しかしまあこれぐらいは賢い学生さんが楽勝でとれる点数ともいえましょう。900はやっぱり遠いのであった。

12月に受験をすると、結果発表が年をまたぐことになり、あんまりよろしくないことが分かった。来年11月再受験でもしよう。しかし億劫だ。

2015-12-14

去年の7月のTOEIC点数があまりにも悪くてモチベーションがダダ下がりしたため、2015の到達目標を定めずにいた。それでも結局英語の学習はすっぱりとやめることもなく、かといって真剣に学習に取り組むこともなくだらだらしてしまったような気がする。もはや、英語とは離れられなくなってしまったのだから、ここはもうこの先ずっと学習してゆくものなのだと決意を固めてしまったほうがマシというものである。

というわけで、2016の学習目標。『中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム』のメソッドを進める。この本の一番の難関はもちろん、語彙3万語の習得であるが、ここの部分は早速初めから自分に甘くしようと思う。この部分のみ「アルクSVL12000の習得を優先。余裕があれば3万語習得メソッド開始」というところにしたい。SVL12000までは基本英単語であるという認識が大事ではないか。SLV12000までをまず脳みそに溶け込ませたい。

2015-12-13

TOEICを受験した。50人教室であった。おっさんは俺とあと一人くらい…。もう受験することが億劫になってきたなあ。できばえのほうは、まあ最悪である。またギリで800程度か。それとも、また800以下かもしれないなあ。900は行っていない。

2015-12-05

『中上級者がぶつかる壁を…』のメソッドを継続中。とはいっても低いレベルで。まず大学受験用英文法問題集を回している。目標は本に記載の通り「10分以内」だが、5周くらい終えた今でもいまだに30分はかかっている。まだまだ。

あと文法書の通読を開始。『表現のためのロイヤル英文法』。これがクソ面白くて、読書代わりになっている。こっちは比較的早く/楽しく進められそうである。

2015-11-29

書店に行くと英語コーナーがあって、最近ではどんな小さな書店でもTOEICコーナーすら設けてあるという大ブームの状況。ネットでもTOEICの勉強法とか。なんだか目的と手段が逆転しているページすら散見される。うーん、みんな大変だなあ。

初期学習段階(つまり俺レベル)では、TOEICの点数というのは本当に頼りになる英語学習の道しるべとなってくれている。TOEICのスコアって、それ以上のものでもないような気がするのだが…。

就職や昇進のためにムリヤリTOEICの勉強(そもそもそんなものはないのだが)をしている方は本当にお疲れさまというかなんというか…。点数のためだけに勉強するくらいなら、スコアカードをばれないように偽造する方法とか、替え玉受験とかを考えたほうがいいと思います。しょせん民間団体の資格試験なんだし、公的なペナルティはたぶんないものだと思います。ならば、見せかけだけのためのスコアカードなんて、そうやって作ったほうがはるかに楽で効率的で効果的ではないでしょうか。

2015-11-15

おととい、というか現地時間はどうだか知らんが、まあとにかくパリの金曜夜に市民を対象にしたテロが起きたのだが、今現在の日本のマスコミwebサイトのトップニュースは以下の通り。

  • 産経新聞 「大阪維新」候補、市長選でもリード 産経など合同世論調査
  • 朝日新聞 死産の悲しみ抱えて生きる 経験の看護師、お産の現場へ
  • 読売新聞  安倍首相、対テロ連携の必要強調…日豪首脳会談
  • 毎日新聞 パリ同時多発テロ:実行犯は3グループ 同じ自動小銃所持
  • NHKニュースウェブ パリ同時テロ 国内外またがる組織的犯行か

テレビに至っては、ま~ったく報道されてない。つまり、日本のテレビはエンターテイメント提供企業なんだということを証明してくれた。かつては報道機関ヅラしていたものだが、もはやその表向きの態度も出さなくなってきたな~。いさぎよい、といえばいさぎよいかも。

 しょせん日本マスコミは行政や企業のミスを脅しをかけて情報を引き出すことしかできないのだ。自分たちで調べるとか検証するとか、他国のマスコミが当たり前のようにやっていることは一切できないのである。

というわけで、英語を勉強していて本当に良かったと思うのである。英語ではyoutubeでFrance 24 (英語版)がLive放送でなされている。理解度は聞き取れない部分もたまにあるが、何を言っているのかはほとんど聞き取れている。しゃべれないし、書けないのだけれども、それで十分である。なにより、通常のアメリカやイギリスのニュースでは聞き取れない「市民のインタビュー(=話し言葉のスピード)」がフランス語から英語への吹き替えなので、ますます理解度は上がっているという状況。

というわけで、TOEIC800程度でも、十分日常生活に役立つよ、というお話でした。やはりニュースを聞き取れるだけの英語力は必要だ。本当に英語勉強しててよかった。さようなら日本のウンコマスコミ。

2015-11-03

「中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム」の順番どおりに…とはいっても、中上級者ですらないので、まだまだ単語帳を潰している状況ではあるけれども、いろいろやっているつもり。まずaclの究極の英単語Vol3。これを反射的に出てくるように回している。あと文法。大学受験用の問題集をやっている。これはまだ1周もできていない。TOEIC12月期の受験を申し込んだ。これは気の迷い。

あと、CNNニュースリスニング2015秋冬号を購入。ありがたいことに、アメリカ英語なら初見で9割以上理解できるまでになった。気になったニュースとしては、水陸両用ならぬ、空陸両用の乗り物ができそうだというニュース。
http://www.aeromobil.com/
「空港を利用することもできるし、数百メートルの舗道があれば離着陸可能」だそうですが、こんなのがそこいらじゅうから離着陸していたら鬱陶しい世の中になりそうだなあ。モデルさんのはなしでrunway をそのまま「ランウェイ」と訳していた。そんなに一般的な日本語ですかねぇ。テレビなどでよく見かける、ファッションショーの際のモデルさんがずずいと前に歩いてくるあの突き出しの場所をいうっぽいですが、そんなに一般的なにほんごなんですかねえ?注釈もなく「ランウェイ」だなんて不親切極まりない。「ロボットに職を奪われる業種はコレ!」ということで農業従事者や会計士などを挙げ、テメーらジャーナリストは大丈夫っていうニュースを大喜びで取り上げてます。どこかの発表を咀嚼もできずに右から左に垂れ流すだけのアホマスコミこそ、ロボットにまっさきにとってかわられるんじゃないの?

と、こんな感じで相変わらず素直に読めないのであります。それはなぜかといいますと、以前、CNNEEの中で、「音楽の売り上げは、ダウンロード販売がCD実態セールスをとうとう上回った」というニュースがあった。グラフを見るとこんな感じなのだ。

cdsell.jpg

CNNEEは音声だけだから、こういう実態はわからないものだが、それにしてもずいぶんとバイアスのかかった報道の仕方のように思えるのです。このCNNニュースリスニング秋冬号の最後に「アメリカの企業CEOが、従業員の報酬を、最低7万ドルに上げるために自身の報酬を100万ドルから7万ドル(これは実はCNNのニュースにはない情報)に引き下げたことがあたかも美談のように掲載されているが、実際は美談などではなさそうな予感もする。

http://www.forbes.com/sites/davidburkus/2015/08/02/why-a-70000-minimum-salaries-isnt-enough-for-gravity-payments/

マスコミ報道は疑わなければならないが、やっぱりソースはマスコミでしかないので、複数のマスコミから得られる情報から自分で判断することが必要だなあと実感。あ、日本のうんこマスコミはマスコミという名のエンターテイメント企業なので判断基準からは除外してます。

2015-09-22

シルバーウィークは英語の勉強に集中しようとしてそこそこ集中したようなしないような、という成果。そのなかで、電子辞書を単語カード代わりにつかうという、下記「中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム」に記載の方法がすこぶる調子が良い。この方法を知っていると知らないとでは、ボキャビルの効率という点で、大きく違ってくるのではないか。それくらい画期的。そして画期的なのにも関わらず使用方法はとっても簡単明瞭明快なのである。この方法を知るためだけでも「中上級者がぶつかる…」の書籍を購入してもよいのではないだろうか、とすら思う。

本の著者はカシオのex-wordシリーズがおすすめとのこと。しかし、つねに満員電車内での使用が想定される貧乏サラリーマン(俺)が使用する電子辞書はやっぱりカシオex-wordではなく、他社の「スマホ型」の電子辞書でなければならないと思っている。

edict.jpg

左の黒い筐体がシャープの名機、Brain初期型。筐体の大きさ、文字入力の快適さ、表示文字の適切さ。本当に素晴らしい電子辞書である。ただ、致命的なのがヒストリー機能(Brainでいう「しおり」)が、たったの100件しかないのである。ああ、ヒストリーが500件以上であれば本当に完璧であった。単語カード代わりに使うには、理想で1000件のヒストリー機能が必要なのである。そして、Brainの後継機種はいずれも、ヒストリーは100件だけなのである。ほんとうに惜しい。残念の一言。

brain.jpg

そして、やむなく手に入れた左の白い筐体canonのワードタンク。ヒストリー機能が500件であり、ex-wordの1000件には劣るものの、この片手操作できる手軽さと引き換えである。もはやヨドバシなどの大型店舗には店頭展示すらなくなっているため、ヒストリー機能表示時の下部単語表示方法がどうなることやらわからないままアマゾンで注文するという無謀なことをした。結果、

canon.jpg

うむ、表示はすこぶる良好である。単語によっては第一義語すら見えなくなることもあり、やや不満だが許容範囲内に収まっているといえる。シャープの特許モノキーボードと違って、モロに安物ゴムスイッチ入力はストレスが高い。…といったような不満は多くあるが、いずれもギリギリ許容範囲内といえよう。

それにしても、電子辞書市場はいまやカシオ1社独占状態である。この「スマホ型」の筐体は流通在庫しかなくなっている。カシオはこのタイプの電子辞書を出すつもりはないらしい。単語カード代わりに使いたおすには、サラリーマンであれば電車通勤時間の活用は絶対に外せない。なので、このワードタンクの流通在庫を予備として買ってしまおうかとすら思っている。

強調しておきたいのは、電子辞書の機能が多少おバカさんでも、ボキャビルが目的であり、電子辞書を使用するボキャビルはとても快適なのである、ということ。座って通勤できる環境であれば、カシオはもちろんおすすめである。

2015-09-06

アガサクリスティ、『そして誰もいなくなった』ルビ訳版を読了。

agatha.jpg

ミステリ小説は昔は大好きでたくさん読んでいたが、クリスティはABCとアクロイド以外は読んでいなかった。初見で原文で読める喜び。最高である。

英語初学者の場合、実は第1章で犯人のめどはつく。UNオーエン氏から直接間接の接触がない人物が1名いるからである。たぶんネイティブは読み流す部分も、必要以上に丁寧に読むからである。しかしそれはネイティブの人も途中で気が付いて第1章の人物紹介部分を読み返し、犯人の目星をつけることだろう。クリスティのすごいところは、第1章で読者に目星をつけられるのはお見通しであって、そのうえでさらに物語をつくっているのがわかる。恐怖小説、パニック小説としても秀逸で、終盤のドキドキ具合は半端ない。残り2名となった時の両名の精神状態の描写といったらない。恐怖そのものである。

…英語学習という面からいうと、しょせん私は「ルビ訳」で読んだのである。ルビのおかげで英語を読んでいるという意識を完全に消して、物語に集中できた。しかし一方で、ルビがなかったら全くちんぷんかんぷんであっただろう。たくさんの知らない単語が出てきた。これらの単語を知っていないと、ペーパーバックの内容に集中して読みこなすことはできないということであり、ちょっと絶望もしてしまった。オーディオブックと並行して読むよりも、ルビ訳のほうがずっとおもしろい。ただし、高価だし、数も限られてしまっているけれど。

2015-08-23

TOEICをまた受験してみようと思い立ったのはモチベーション維持のため。それと、暇つぶしのため。英語を勉強してニュースなんかが聞き取れるようになったりするのは面白いものだが、結局仕事などで英語を使用する機会もないので、最終的には暇つぶしということになる。暇つぶしなので英語能力も向上しない。向上しないとモチベーションが下がる。こんな悪循環なのである。では、なぜ英語の学習をするのだろう。それは、語学学習は純粋にオモロイからなのである。それ以上の動機があろうがなかろうがどうでもいいじゃないか。

というわけでTOEIC受験の意向もかためたところで、「金のフレーズ」。1~900番までは初見の英単語は10個未満であった。ただ、「あれ?こういう意味もあるのかよ!」と思わされるものが多数。反射で英単語が出てこないものが多数。これをチェックしてチェックしたものだけを重点的に。反射で回答できるまで繰り返しているところ。また同時に900番以降の初出単語を潰している。

2015-08-13

「中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム」という本を買った。ボキャビルをやり直していた時だったので、この本はぴったりであった。さっそくイキオイでポケット英英辞典を買ったりしたのだが、いまやると挫折しそうである。というわけで、今手持ちの単語帳「キクタンSuper12000」と、「Pass単 英検準1級」をまず完璧にすることを目標にした。完璧とは、反射的に意味が出てくるくらいに、ってレベル。一度覚えたはずのこの両単語帳なので、手の届かない目標というわけではない気がしている。

 で、「中上級者がぶつかる壁を破る英語学習最強プログラム」にでてくる「電子辞書のヒストリー機能を単語カードがわりとして利用する暗記法」が大変に気に入った。手持ちのBrainでやってみたら効果高いことを確認。

 長時間通勤サラリーマンにとって、電子辞書はパカッとひらく小型手帳タイプのものは使いづらいのである。しかし、なんといまや電子辞書市場はカシオが独占しており、セイコー、シャープ、キヤノン、いずれも手をひいてしまっているではないか!!ちょっと見ていないうちにいつの間に?!

 片手ストレートタイプの電子辞書はシャープのBrain、Canonのワードタンクのみであり、Brainはヒストリー機能(しおり機能)はたったの100件しかないので、この用途には使えない。ワードタンクは500件なので、なんとかなりそう。というわけで、もはや流通在庫しかないワードタンクを買ったのだがどうなることやら。

 「中上級者がぶつかる…」では、カシオのex-wordを勧めている。確かに良いのだが、単語帳として使うには、片手操作が必須であり、そのためにはストレートタイプでないとだめなのである。そして、カシオはストレートタイプを発売する気はさらさらないようなのであった。うーん、残念。

 TOEIC語彙対策としては名高い新書版「金のフレーズ」も購入して、11月のTOEICを受験してみようと画策中なのである。

2015-07-21

マンネリ打破で、CNNEEの8月号を購入。まずCNNダイジェスト10本を通勤時間でまず1周。

  1. 表題でアンジェリーナジョリーのことを「アンジー」と呼称してて爆笑。(英語本文中で「アンジー」と呼んでいる個所は皆無なのに。つまり意識高い系の編集員のアドリブ)
  2. 音楽売り上げが46パーセントがデジタルセールスで実体物セールスと並んだとのことだが、のこり8パーってなによ?
  3. タイのはなし。海外のマスコミはやたらとNPOを持ち上げるのであった
  4. スコットランド。参政権の年齢を下げると左巻きばっかりになっちゃうよ?
  5. 南アフリカ。移民問題は大変だなあ
  6. アメリカの北極油田開発。欧米の環境保護団体なんてクソよクソ。
  7. フランス当局の情報収集権限を増大させるニュース。暗い口調で話すが困るのはマスコミだけだろう
  8. アメリカ。いまごろNFL訴訟の話か…4月の話やで
  9. 「インターネットにつながずにインターネット」という題名。ウィキペディアクローンをスタンドアロンで動かすだけの話であった。今月のトップクソダイジェスト
  10. 日本のリニアモーターカーの話

いろいろ知らない単語がやっぱり目白押し。No.4の南アフリカの移民の話と、No.8のNFLの話で、 accuse A of B の成句が出てくる。やっぱりぱっと出てくるのはDUOの第一語義である「AをBのかどで告発する」だ。しかし、No.4のほうではそれでは意味が通らなくなるため、第二語義である「AをBのかどで非難する」なのである。ああ、ややこしい。順番に聞いていると、No.8のほうも「非難する」という語義で頭に浮かんでしまう。オッサンなので切り替えができなくなっているらしいぞ俺は…。

この雑誌はやっぱり面白いなあ。まだ10分の1程度しかやっていないのに、これだけ遊べるのだ。1500円近くするが、その価値はある。

2015-07-06

Super12000やりなおしも終わろうとしている。単語帳をやり直すのは意外にも楽しかった。さて、久々のペーパーバック『セオの事件簿』を読んでいるが…久々だったので、思い切って児童向けのにしたのだが、やはりオッサンに児童書はツライのであった。
http://iwasaki-grisham.com/

2015-06-24

更新が滞っているが英語学習も滞っていたわけではない。基本的には昨年に6ヶ月だけ購読したCNNEEを何度も何度もアホみたいに繰り返して聞いている。6ヶ月もの分量を繰り返すとなるとアホな自分の脳みそだと、最後の方を聞いている頃には、最初の方のニュースを忘れているので、なんどでも新鮮な気分で聴けるのである。アホでよかったわ。また、最近になって、単語集「キクタンSuper12000」をやり直している。

super12000.jpg

このトビラ部分煽り文句、つまりは立ち読み読者を買わせる気にさせる宣伝文句なのだが、この「英字新聞・雑誌をほとんど辞書なしで読める」ようになるのは実は本当だと実感している。もちろんものはいいようであって、逆に読めば「辞書なしではまだ読みこなすことはできない」というのが本当のところ。しかし辞書を引く回数が大幅に減り、「読書している」と実感ができるようになるのも本当のところである。

ところが、最近になって大幅に辞書を必要とする場面が多くなった。しかも、そんなに難しくない単語で。日常的に英語を使用していないので、このsuper12000レベルの単語は、人工的に触れる機会を多くしないと、ドンドン抜けていってしまうのである。というわけで、今やり直しているのである。

やり直しは苦痛かとおもいきや、意外に楽しいのであった。これはなぜなんだろう。またいずれ書こう

2015-03-15

1年前に定期購読していたCNNEEのアンダーソンクーパーのナントカカントカ360をK/Hシステムのやりかたで、通勤電車内で何度も口パクシャドウしている。何度も聞いていれば、だんだん耳もついていけるようになっていく。というわけで、なかなか楽しい訓練となってきた。アンダーソンクーパーの早口についていければ、俺レベルの社会生活で必要なリスニング力としては十分かなあ。

2015-01-28

センター試験で恥ずかしい点数しか取れなくて落ち込んでてもしょうがない。開き直るしかない。今話題のISIS。数カ月前にリハビリ的に買ったCNNEEの2014年12月号、巻末上級者向けのアンダーソン・クーパーのナントカカントカでちょうどやっていたので聞いている。とにかく早口。多分、黙読の早さレベル。しゃべり言葉としては日本語ではありえない早さである。もしかすると、この早さが普通の英会話レベルなのかな?まあともかく、敬遠していたアンダーソン・クーパーをどうにかこうにかリスニングしている。太刀打ち出来ないと思ってしまうようなスーパー早口であっても、何十回も口パクシャドーしていればいずれ聞き取れるようになるのである。人間の脳みそってのは本当に不思議なものだ。

アメリカはISISの脅威を過小評価していた。そして、情報機関筋の警告をオバマ大統領は無視した、もしくは過小評価した。それがために、ISISが本当の脅威となるまで増長させてしまったのだ、という論調。ものごっついレベルの高い話である。むかし英エコノミスト誌を読んでいた時にも感じたのだが、「こんな話、一体誰が読むんだろう」と思ってしまう。少なくとも一介のサラリーマンである俺にはまったく別世界の話に感じるのであった。面白くないという意味では決してないのだけれど。

2015-01-18

昨日は大学入試、センター試験の日。毎年恒例、英語の問題をやってみる。目標を190点においてとりかかったのだが…なんと、恥ずかしくて言えないくらいの低い点数…大幅ダウンである。ダメだこりゃ。完全に自信を喪失してしまった。客観的な点数(TOEICなり、センター試験の結果なり)を見る限り、やはり自分の英語力は低いのだと言わざるをえないなあ。こりゃ恥ずかしい。

2015-01-09

正月休み中、完全に英語学習から離れてしまっており、基礎力の衰えも感じていたので、通勤電車でDUOを聴き直しをしていた。すると、ちょうど高校生がDUOを読んでいるところに出くわす。「Tiny cracks were found in the bottom of the barrel. 」のところを開いていたようだった。うむ。がんばれ高校生。

2014-11-30

面白い教材を手に入れて、英語学習モチベーションがやや持ち直してきているところ。
英会話1000本ノック
シミュレートレベルは低いけれども、擬似英会話ができる。これと清水建二センセイの一秒シリーズを併用して、結構面白い英会話を頭のなかで繰り広げることができる。一秒シリーズでやったことを1000本ノックで応用できる。うん、これは大変に面白い。

最近、通勤電車の中で欧米方面からの旅行者を見かけることが多くなった。これから東京オリンピックにむけて、さらに多くなるんじゃないかなあ。というわけで(わけででもないが)、せっかく英語を勉強しているのだから、日常会話レベルの英語は、そのまま日常会話としてこなせるようにしておきたい。そしてこれはそんなに高いハードルでもなさそうだ。発音は矯正できないけど。

2014-11-23

「クジラ構文」でググると魑魅魍魎の世界である。
明らかな誤訳、誤解などを注意深く取り除き、よく読むと大変におもしろいものであった。このように、否定と比較級・否定と最上級の合わせ技は我々日本人を苦しめる。しかし、この比較級や最上級の否定形をネイティブはうまく使って、皮肉ったり反論したりダブルミーニングを入れ込んだりしているようだ。Couldn't be better が「もう最高だぜ!」という意味で自然に口に出てくるのがネイティブであり、日本人は文法を十分に理解してからでないと使えないのである。

tnfukさんのブログが大変興味深いと思った。

Australia is no more racist than Britain
イギリスがレイシストではないのと同様に、オーストラリアもレイシストではない。(直訳)

しかし、記事ではイギリスがこれまでレイシストを育んできたこと、そしてそれを非難すらしている。つまりこの見出しは「クジラ構文のB部分を自明で違うこと」になっている構文を使った強力な皮肉になっているということだ。「自明でイギリス人は(アレだけひどいことしているのに)レイシストじゃないってことになってるよな、それならばオーストラリア人をレイシストと呼べないよ」「オーストラリアのレイシスト度合いはイギリスのレイシスト度合いと同様であり、そしてイギリスはレイシストじゃないはずだよな」といったような裏のニュアンスがバキバキと浮かび上がってくる。

こういう英文を見ると、いくらコンピューターが発達しても、日本語=英語間を機械翻訳をするのは絶対不可能であると確信するのである。このクジラ構文の持つ皮肉を訳出するにはどういう日本語が適切なのだろうか。人間だって正解を出せませんがな。

2014-11-22

no more A than B構文(いわゆるクジラ構文)について。「直訳だとAとBは同じことだということをいっているが、自明で違うことであるBを引き合いに出して、Aではないのだということを言うための文である」ということは間違いがない。だから、日本語では「クジラが魚であるって(言っちゃう)ことは馬が魚であるって(言っちゃう)ことと一緒のこと」がクジラ構文であって、この場合には日本語で「ではない」を入れなくても馬が魚でないことは自明なので通じる。しかし日本語で「俺が泳げるってことは佐藤君がおよげるってことと一緒だよ」と言ってしまっては、俺って泳げるのか、はたまた佐藤君が泳げる人なのかどうかわからんのである。話者間でBが自明で違うことを引き合いに出して比較しているのだ。クジラ構文でB部分に出てくる佐藤くんは、全く一切全然1mmたりとも泳げない人なのである。話者間で自明のことの引き合いとして使われるくらいなのだから。…ということを日本語にするためには「佐藤くんが泳げないのと同様、俺も泳げんのだ」と訳出するしか手立てがない。

という事項は文法的な知識として知っておくべきであって、訳出する際にはこの知識の上に正確に訳さないと誤訳の元になるのだと思う。
某ヤフーのHP(はじめココにリンクをはっていたけどやめておいた)などが典型的かもしれない。「ジョージと同じくらいの頭のよさだったらよかったのになあ」「そりゃもちろんおまえと同じくらいだよ。ジョージは確かにお前同様の馬鹿だよ」というジョークもジョークでなくなってしまうし、クジラ構文は普通の日常会話にも使われる構文であって、役に立たない悪文などではない。

ところが、

Such a creature would have been no more alien to the ancient Greeks than a dragon is to us today.

という大学入試に使われた文が出てきてビビる。クジラ構文の公式にあてはめれば「そうした生物は今日の我々にとってドラゴンが異質でないのと同様、古代ギリシャ人にとって異質でなかったに違いない。」なんか変だ…。我々にとってドラゴンが異質でない?ここで先ほどのクジラ構文についての自分の知識の基盤が揺らぐのであった。ここは「今日のわれわれにとってドラゴンが異質であるのと同様、古代ギリシャ人にとって異質であったに違いない」と訳出するべきではないか?????

さて、文のつじつまが合わないからといって文法の解釈を自分の都合に合わせて変えててしまうと、上記のヤフーHPの人の二の轍を踏むことになると考え、原文をまず探すことにした。それがコレである

くだんの文章が出てくる少し前からそのあとまで読み進めていけばよくわかる。ああ、よかった。びっくりした。つまり、古代ギリシャ人はその生物(クロコダイル)など見たことがない。今日の我々もドラゴンなど見たことがない。しかし、我々がドラゴンを知っているのと同じくらいに古代ギリシャ人はクロコダイルのことを知っていただろう。という感じに訳出するのが正しいっぽい。

(2015.01.09追記:俺の嫌いな超名門N高校の書いた本の受け売りだったことに気がついて削除と猛反省)

2014-11-03

予備校の英語授業について。そういえば、受験英語って実は大事なんだけれど、その大事な受験英語はどうやって教えてるんだろう?Youtubeでいろいろみていたら、英語が嫌いになりそうな授業ばかりでびっくりした。

このセンセイのいう「the government of the people by the people for the people」の有名な日本語訳は実は誤訳なんだよと上から目線で講義されている。果たしてそうでしょうか?たしかに、「人民の」という訳は日本語として曖昧さが残るので、英語の意味を訳出しきっていない訳ではあることは確かだけれども、誤訳というほど間違っていない。これは日本語に堪能なネイティブに聞けばわかることだろうけれども、このセンセイの言う「人民を(治める)政治」という解釈はおそらく間違っていると思う。ただ、有名な演説を引き合いに出してそれが誤訳であると言い切ってしまうという方策は、生徒のココロをつかむのには有効か。

このセンセイが最高にスゴイ。「I ( ) my watch.」のカッコ内に入るのは「have lost」か「lost」のどちらでしょうか。という、これまでに見た中で最高の難問である。センセイの答えは「過去を示すものがないときには入るのは現在形(完了形・進行形含む)だけである」とのこと。へえええええええええ。そういう回答テクがあるのか!スゴイスゴイ!受験英語の真髄である。この回答は、英語の知識云々とは全く別にこのテクを知らないとこの回答は出てこないわけで、入試英語をがっちりやって、大学入学後は英語を一切学ぶつもりがなければこのセンセイで決まりだ。

他にスゲエ適当な事を言っている(教えている)センセイもいた。今の自分がその講義を聞いていたら笑いをこらえきれるかどうかといったところ。そのセンセイはどうやら有名で人気もあるセンセイらしい。過去にここで書いたことだけれども、超難関進学校に有名な英語の先生がいて、本も沢山執筆されている。そして本では結構テキトーなことを書いている。それでもそれが改定されることはない。それどころか受験生には人気があって、そのお陰で入試を突破したという人もたくさんいる。こうした不可解なことが受験英語というジャンルではけっこうあたりまえに起こっているので、これが本当に不思議なことである。

個人的に好きなセンセイはこのセンセイだなあ。ただし、入試で効率よく高得点を得るためのテクニックからはちょっと離れていて遠回りな感じがするが、このセンセイの方法論は英語を修得するための近道をきちんと教えていると思う。でも、やっぱり予備校で英語を教えるなら、「過去を示す単語がなければ現在形を選んどけばいいんだよ」と教えるセンセイでないとダメなんじゃないでしょうか。

でも基本的にはとにかく英語が嫌いになる授業ばかりな気がするなあ。高校生頑張れ。

2014-11-02

ヴァージンギャラクティックが試験飛行で墜落事故。宇宙飛行士1名が死亡。下を見ると去年暮れにヴァージンギャラクティックの話がCNNEEであったんだっけか。クソくだらねえ金持ち相手のビジネスのために、有能な(たぶん単なる労働者の)飛行士が死んだ。リチャード・ブランソンは計画は断念しない、と言っているようだけれども、どうでもいい金持ちビジネスであるたんなる大掛かりなジェットコースターで人をひとり殺しちゃったのである。どういうことだか大いに考えてほしいものだ。この旅行に申し込んだバカネモチも、リチャード・ブランソンと同罪だと個人的には思っている。

去年のCNNEEの宇宙ものの話で、マーズオービターミッションについてもちょっと調べたことを思い出した。なんと、9月24日に火星の周回軌道に乗せたらしい。アジアでは初の快挙。正直なところ、失敗するものとばかり思っていた。日本は先越された。インドスゴイ。

2014-10-14

早速1周させた。さすが長距離通勤である。あとは口パクシャドウしまくろうと思う。CNNのこのレベルはやっぱり面白い。CNNEEの、おおもとのCNNを踏襲したつもりになっているかのようなリベラルを気取った解説、嫌味臭さ、こういったものがきえてくれれば躊躇なく定期購読するんだが。イギリス英語は一発理解できない。アメリカ英語なら1発目で大意はつかめている。イギリス英語も慣れればこうなるのだろうか?ま、よい暇つぶしになる。スマホいじっているよりははるかに有意義といえよう。

2014-10-12

アマゾン予約していたCNNニュースリスニング2014秋冬号が届いた。英語学習のブランクがあるが、一発目100%理解はまだまだだけれども、やっぱり8~9割は聞き取れている。自己満足。ここ数ヶ月はコレを聴きこんで口パクシャドウして、2これはこれでやりこんでいこうと思う。目標は上に書いた通り一発目100%理解。これはちょっと遠い感じがするけれど、手が届かないわけでもないかなあ、というのが実感。あとCNNをことし前半に購読していたおかげで、マララさんのノーベル平和賞受賞は予想できた。結構前からマララさんの話題はCNNで取り上げられていた。このあたりは流石アメリカマスコミと言わざるをえないか。

2014-09-27

森沢先生の瞬間英作文は、間違いなく英会話に効果がある。それは理論としては理解できても、挫折した。森沢先生自身の体験として「簡単な英作文は苦痛かと思っていたがむしろ楽しかった」とある。しかし、森沢センセイの本ではその楽しさは感じることができなかった。というわけで、更にレベルをぐんと下げて清水建二センセイの一秒シリーズを買ってみた。と~っても簡単なものなので、数十分で1/4ほど進むことができた。森沢先生の感じた「簡単な英作文が楽しい」を感じることが(やっと)できた。瞬間英作文の導入として、一秒シリーズをやりこんでみようと思う。

2014-07-26

というわけで、モチベーションが再度上がるわけもなく、発音はカタカナ英語でOK、あとは瞬間英作文をボチボチやりつつ英会話の導入部分の訓練はなんとなくやったりやんなかったりして、季刊CNNニュースダイジェストを時折聞いたりして、英語学習はこんなもので満足しておこうと思います。

2014-07-14

もともとこんな場所にお勉強日記を書いているのは自分を鼓舞するためであった。本日、先日受験のTOEICの結果がわかった。L420R390の810。Lは400後半行っていないし、どうでもいいと思っていたRも実は密かにそれなりに良く出来たと思っていた。しかし結果はコレ。そして現在モチベーションダダ下がり中。モチベーション維持のために受験したのに。むしろ結果モチベーションダウンである。せっかく一度は上がったモチベーションだったが…。

2014-06-22

TOEIC受験。またまたまた900は行っていない。実感で800は行ったと思う。ただ、この「800行った実感」は過去に大失敗しておりあてにならない。まあ、デキは悪くないような気がする。L400後半目標にがんばったのだが、届いていないのだろうなあ。全然理解出来なものがいくつかあった。Rはどうでもいいや。

と、TOEICの試験終わったついでに、通勤電車で読んでいる下記のOnly Time Will Tellが残り僅かだったので読了しておいた。マトモなペーパーバックは初読了である。読み上げCDを聞きながらひと通り目を通したというだけでもあるので、これを読了というのもおこがましいけれども、読了ということにしちゃう。もちろん、このあと精読予定。

2014-06-03

TOEIC特化練習で効果のあった「文庫版のパート5・6問題集を100周」をやっているがやっぱりつまらない。Rの点数は上がるが英語力の向上がまるで実感できないことも実証済み。

というわけで、面白いペーパーバックを読みたいなあ、語彙制限があってもいいからオーディオでも平行して聞きたいなあ。と思いついたので、まず気になったのが、自分の学生時代にはバンバン新聞広告やテレビ広告が打たれていたアレ。「イングリッシュアドベンチャー」のシドニィ・シェルダン大先生の「追跡」。今の英語力なら、あの頃の宣伝通りにだいぶ楽しく英語が学べるだろうと思ったのだが、公式Webページを見て愕然。クッソ高価なのである。20年前ならともかく、英語教材に事欠かない現代においてなんなんだこのバカ高価な価格設定は…というわけで、第二候補を探していた。神田三省堂で洋書コーナーをぶらぶらして見つけたコレ。

OTT.jpg

ズバリ、ジャケ買いである。たまたまマクミランオーディオのCDがあって、そのペーパーバックも売っていたので、とにかく「追跡」よりはるかに安いし、買ってしまえ!と清水の舞台から飛び降りるつもりの5千円オーバーで買ってみたのだ。
ジェフリー・アーチャーが古参の人気作家なのは知っているし、学生の頃に小説を何冊か読んだことがある。なのでジェフリー・アーチャーというブランド買いでもある。これがどういう話かも事前情報全くなし。しかも、読んで後から知ったことだが、これは連続モノであり、手にしたコレがたまたまシリーズの1作目だったのだった。こんな自分でも賭けに勝つこともあるものだなあ。

読み上げオーディオを聞きながらめくっているが、これがまた大正解だったことに気がついた。ペーパーバック多読は、とにかくわからなくても先に進むこと。これを読み上げを聞きながらだと強制的にやらざるを得なくなるので、バンバン先に進める。クリティカルな単語や場面では読み返すこともあるけれども、基本的には読み上げの速度でペーパーバックを読んでいる。しかもさすがジェフリー・アーチャーですこぶる面白い。

ただ、この読み方は、エンターテイメント的にはよいと思うが、英語学習にはあんまりなっていないと思う。というわけで、この読み方で読んだらもう一度精読しようと思っている。

2014-05-12

いまメイン教材として使用しているのがイギリス英語を聞く THE RED BOOKである。これは素晴らしい教材で、臨場感溢れまくり。イギリスにすぐにでも行きたくなる。聞いているとイギリスの光景が目の前に浮かんでくる。いきなりの序盤、第2章の「ロンドンダックツアー」がかなり厳しく、たぶんこの本のなかで一番難しいと思う。他は何度も聞いていればどうにかなるさ。

すっかり離れてしまったが今申し込める最新のTOEICっていつだろう?受付やっているのかな?と何気に検索したら、今日(厳密には明日の15時)が締め切りの6月22日受験があるではないか。最近英語学習もダレ気味なので、活を入れる意味で受験をしてみようと申し込んだ!あすからなまったリーディング強化、つまり新書版のパート5・6問題集をまた100周させるつもりである。実感としては900にはまだほど遠いけれどやるだけやってみようと思う。Lがだいぶ自信ついたけれども、点数的にはどうなのか、ということも確かめたい。

2014-04-05

CNNEEの定期購読最終号が届く。アメリカ英語への意欲を完全に消失させてくれたケネディ女史の話が乗っていた。CNNはシー・シェパードをマトモな環境保護団体として扱っている。うーん、やれやれである。当然ながら延長はしない。ただ、ニュースダイジェストは聞きたいので、ニュースダイジェストだけの季刊のヤツは気が向いたら買っていこう。…それにしても、今月号は開ける気もしない。イギリス英語のリスニング練習に精力をふりむけることに。

…というわけで、CNNEEは5ヶ月で挫折が確定しましたとさ。おしまい。

2014-03-23

ギターを再開してポール・ギルバートって人の楽譜(というかタブ譜目当て)を買った。その中の「Silence followed by a deafening roar」という曲の解説文。

mistake.JPG

「…大咆哮前の静けさ…」…なるほど、それがタイトルの由来なわけか。とおもいきや、よくよくタイトルをチェックしてみると、”before:前の"ではなく"followed:後の"となっている。単に間違えたのか、なにか意味があるのは不明だが

…いやぁ、なんだこれ。スゴイ。英語圏の人間が英語を間違えるわけないじゃないか。なぜあなたの方の理解が間違っているのかもしれない、というところに行き着かないのだろうか。

The lightning was followed by a a great crash of thunder. 稲妻に続いて大きな雷鳴がした。(『ジーニアス英和大辞典』例文より)

つまり A is followed by B で、AのあとにBが起こる(=Bの前にAが起きる)ってことを言っているのだ。そして、題名や新聞見出しではBe動詞は通常省かれるので、この曲の題名である「Silence followed by a deafening roar」は「耳をつんざく咆哮前の静けさ」そのままである。

なにがすごいって、この自信満々な解説がスゴイ。そして、数々の校正作業を通過して、そのまま出版されちゃうという事実も含めてスゴイと思った。たぶんこれを書いた人は英語が出来なくてこういう間違いをしたのではなく、おそらく逆に相当英語がお出来になる人だろう。だからこそ、編集部も「なんか変だぞ」とはおもいつつも何も言えなかったのではないか…と邪推。

そして、この曲名はアルバムタイトルでもあるのだが、その邦題は「咆哮!」である。最悪の邦題といえる。おそらく、この楽譜の解説者と同様の間違えをしたのか?このタイトルの主役はむしろsilence(静けさ)の方であって、roar(咆哮)ではない。この解説前段に、ポールが静と動の対比が云々、と言っていたことが示されている。でも「咆哮!」では動の方にのみ焦点を当てているわけで、作者の意も一切汲んでいないといえるのでは。歌詞や題名の翻訳は難しいというのは理解するけれど…。「博士の異常な愛情」レベルの誤訳邦題では?言い過ぎ?

2014-03-16

「世の中を上から目線で批判」これは日本だけのものじゃなくて、マスコミ全体にあるモノなのかもしれないなあ。CNNEEは表紙を刷新した。そしていきなり英語とまるで関係のない女性フォトグラファーの話。閉口。日本語解説は相変わらずだし、英語のニュースもアレなのばかりである。うーむ、なんで英語学習雑誌なのに余計な政治思想についての編集部の考えを混ぜ込むのかなあ。やめてほしいなあ。定期購読更新はもうしない。消費税増税前だからといって1年契約しないで本当に良かった。ニュースダイジェスト10題を繰り返し口パクシャドー。これだけ。しかし分量もちょうどよい。

いわゆる「イギリス英語」のリスニング練習を開始してみた。おもしろい教材をみつけて、今取り組み中である。CNNEEよりも、こちらがメインになりそう。

2014-02-23

ケネディ女史が、原爆を虐殺だと述べたNHKに取材拒否。日本ではあまりニュースにならなかったけれど…。アメリカでは軍人会が票田になっていて、こういう行動はアメリカの元軍人さんが喜ぶのである。日本との友好は2の次どころか、そもそも考えていない。ま、うんざりする話ではある。

さて、以前に買った輸入物のソニーリーダー。こんなメールが来た。

sonyclose.png

日本では楽天系列の電子書籍店舗でこんなことがあったっけか。海外ではソニーがこんな事態に。KOBOショップに移れと。で、トランスファーっていうことをすればそのままKOBOでも見られる?のかなあ。いや~、めんどくさいね。あまり買っていなくてよかった。今まで買った本は将来どうなるのか。ちゃんと見られるの?一番気になるのがココだと思う

sonyclose2.png

Will I still be able to re-download my previous purchases?
Yes. Whether or not you transfer to Kobo, you can download eBooks you previously purchased at Reader Store until April 30, 2014. However, if you transfer your eBook library to Kobo via the transfer link, you will continue to have access to your eBooks after this date.

すでに買った本は再ダウンロードできるのかい?
うん。KOBOにトランスファーしていようがいまいが、リーダーストアで4月30日までダウンロードできるよ。でも、もしeBookライブラリーをトランスファーしていれば、この日以降もアクセスできるよ。

赤字がスゲエ持って回った言い方なので、なぜここがhoweverなのか、意図することがわからなかった。少々考えてようやく意図がつかめた。つまり、

でも4月30日以降は、トランスファーしていない本はアクセスできなくなるんだ。

ってことの婉曲表現なのである。

前段で、Whether or not と、KOBOにトランスファーという処理(どんな処理だか知らんけど)を「していようがいまいが」と言っておいて、「4月30日までは」といっている。ソニーのリーダーストアが閉まるのは4月30日なのだから、これはある意味当たり前である。これ以降にどうなるのかということが消費者の知りたいところ。However、つまり「しかしながら」の処理が素晴らしい。極力「アクセスできなくなる」という言い回しを単に避けているだけなのである。いやこりゃ素晴らしい。さすが訴訟社会アメリカ。自由の国アメリカ。大量にリーダーストアで書籍を買っていたら間違いなくソニー製品は末代まで不買するレベルだと思う。

あと、電子書籍に過度な期待をして買うもんじゃないな。読み捨てる雑誌とかならいいのかも。

2014-02-15

ケネディ女史の差別発言は、完全に英語学習の意欲を削いでくれた。というか、アメリカ英語はニュース聞ける程度でいいや、という意志が完璧に固まった。そして、これを言い訳に学習をしなくなるという悪循環…。定期購読を6ヶ月にしておいてよかった。あとのこり数ヶ月、ニュースダイジェストだけはこなしていこうと思う。

ケリー・マクゴニガル先生の文。

I encourage you to go after your goals, small and big, with trust that success is possible - not just because of who you are now, but because the only way to become what you image is to start today

これの対訳

目標が大きかろうが小さかろうが、達成できると信じてそれを追いかけましょう-今の自分のためというだけでなく、こうなりたいと想像する自分になれる唯一の方法は、今日から始めることなのですから。

目標はsmall and bigなのだから、「大きい目標も小さい目標も」ではないだろうか。あまりまじめに聞いていないのでよく覚えていないけれどケリー・マクゴニガル先生は、人生に対しての大きい目標をまず持ち、それに沿った日々の小さな目標をつくろう、ってなことを言っていた気がする。そのことを指しているのだと思うけど…。

「今の自分のためというだけでなく」という部分もずいぶん疑問符がつく訳だ。because of だから、原因を述べている部分のはず。「今現在の自分が何であるかが原因ではない」ってことが言いたいんだと思う。「~のため」というのは最善の日本語なのだろうか。こういう日本語に表現しにくい英文の訳し方も、この雑誌には期待しているんだけれども…。

2014-01-28

ケネディ大使がイルカ漁を批判。なんでもイルカ漁は非人間的なんだそうな。へえー。なにを偉そうに。某ラジオでDJが言っていたことなのだが、我々日本人はアメリカの銃社会を変だとは思っているが批判はしない。欧米社会でも残酷なことだの理不尽なことだの、そんなことはいっぱいある。でも我々日本人は、それはお前らで解決してくれよという態度である。それなのに、なぜ欧米人は上から黄色人種に教えを述べ垂れる、っていう態度なのだろう。これは本人たちに全く自覚がない人種差別なのである、という意見を読んだことがあるのだが、まさにそのとおりなのだなあと感じた。これは、我々日本人から見るとよく理解できるのだ。

この「欧米人様の上流文化を下流未開文化のアジア人共に教えてやる」的な態度は、欧米人に普遍的なものだと思う。われわれの方が慣れなくてはいけないのだろうかね。この認識を新たにさせてくれたケネディ女史の発言は本当にうんざりさせられた。

ちなみに、ケネディ女史のCNNEEで大使指名の際の演説が掲載されていた(12月号か11月号)。そこに我々日本人がちょっと期待した「日米友好のため」だの「相互理解のため」などという言葉はヒトコトも出てこず、「駐日米軍の利益のために」「在日米人の、そしてアメリカの国益のために」一生懸命働きます、ってことしか言っていない。ま、アメリカの国益にはなるのだろうね、こういう発言は。

このイルカの話題、再来月のCNNEEではどういうふうに取り扱うのかな。CNN「イルカを殺す日本人なんて、ヒロシマナガサキの2発だけじゃなくてもっと原爆を落とすべきだった」なんていうわかりやすい人種差別発言もある。俺らの命はイルカ以下かよ(笑)。嫌だねえ、レイシストは。そしてケネディ女史も結局はこいつらレイシストの一員である。捕鯨関係の話は欧米人の嫌な部分をこれでもかとみせつけてくれる。

※CNNはこういう報道である一方、The Economistの方はどういう報道の仕方だろう?…?…あれ?見つからない??これは欧米というより、アメリカとCNNだけが日本を焚き付けてるのか???The Economistの方は少なくとも、ちょっと探してもみつからないくらいな扱いっぽい。欧米人全員がレイシストかと思っていたが、これはさすがにまちがいだったか?捕鯨問題について検索すると、エコノミストの扱いは(CNNと比較すればいくぶんばかり)穏やか。日本を血祭りにあげるような報道は少なくともしていない。

…さすが世界の良識The Economist…あらためて見直す。目標を再度変更して、一度は挫折したこのThe economistを読みこなすことを目標にすえようかどうしようか。すごく高い壁であるので、目標にするには高すぎるので躊躇してしまう

2014-01-19

新聞にセンター試験の問題が掲載されていたので挑戦。もちろん英語だけ。毎年190点超は得点していたが、今年は失敗してしまった。184点。

  • get caught in sth. →ナニナニ(雨などに)あう。この成句を純粋に知らなかった…ヒー、なんてこったー。-4点
  • 6点問題をケアレスミス
  • 文法問題か発音問題を毎年どこかしらミスる。今年は-6点

6点ケアレスミスが痛い。単純に悔しい。文法問題の6点マイナスも痛い。TOEIC900をめざすおっさんなら、当然に200点じゃなくちゃだめだと思うのだが…道は遠いなあ。

毎年読み応えのある問題が一題は出題されるのがセンター試験の素敵なところ。おじいちゃんと画家のお孫さんの話はちょっとホロリと来るような来ないような。それにしても、センター試験はTOEIC化が顕著のような気がする。大学入学試験というジャンルにおいて、この道は正しいのだろうか?原仙作先生や中原道喜先生は嘆いておられるのではないか。

2014-01-16

Probablyについて。当然頻出単語なわけで、口語でも当然いっぱいでてくる。CNNを聞いて気がついたのだが、これがまた、やたらめったら軽ーーく発音されるのだ。「Probably you'll see」なんかは、「パリヨスィー」(アクセントはパに)なんて発音されている。この「パリ」のなかに、無理やりプロバブリーって言っているのかなあ、それをネイティブは聞き取れるのだろうなあ、とか漠然と思っていたが。

 基本的にスーパー早口なのでやり込もうとすると挫折が目に見えているアンダーソン・クーパー360を聞いてみた。「You've probably seen that」と言う部分があるのだが、明らかに「ユ(ヴ)パシーンザッ(ト)」といっている。probably部分は「パ」しか言っていない。再生速度を十分落として聞いてみたが間違いない。「パ」だけだ。

 英語ネイティブってすげえ、ということを言いたいのではない。言いたいのは、言葉って本当に不思議だ、ということ。多分我々自身も、日本語ではこの手の欠落は無意識で行っていると思う。発音されていない単語も、完全に聞き取れる能力が人間にはあるんだと思う。…でも、外国語でこれを完璧にリスニングするのは至難だと思う。

2014-01-11

まだまだ初歩の初歩でつまづくこと多し。脳みそにリスニング回路がまだまだ出来上がっていない。

単語「button」の発音は(特にアメリカ英語では)鼻にかかったような「ボ(ッン)」(文字で表すのは無理があるなあ)になるのは知識として知っているが、このボタンだけではなくて意外な単語でもこの発音をするのでおどろきだ。CNNを聞いていて気がついたのは「latin」、「patent」あたり。パテントに至ってはカタカナ語にされた日本語に引っ張られるし、それとこのボタン的な発音をするということを知っていないと、初見ではまず聞き取れないのではないかな。「パ(ッン)t」てな感じで発音される。

あと、今月号で知ったが、2度続くvは欠落するということ。たとえば「positive view」なんかはカタカナ表記すると「ポジティビュー」だ。再生速度を十分に遅くして確認したがvは1回だけしか発音されていない(それでもネイティブは当然ながら聞き取るのだから言葉って不思議だ)。日本語的には2回発音されるべきと考えてしまうので、「なんだなんだ? positive you って??」ってなってしまい、トランスクリプトをみるまでこの欠落に気が付かなかった。これは脳に回路を作るしかない。

非常に簡単な単語だらけの文(見出し)They don't come any stronger. 車いすマラソンでグランドスラムを達成した女性を紹介する記事の見出し。当然、この5語のすべての意味は知っているし、無理やりになら訳すことだってできる。しかし、見出しとしてふさわしい訳は一体何なんだろう??こんな簡単な事がわからない自分に愕然としてしまった。CNNEEの解説を読んでようやく納得したのだが、まだまだこの雑誌手助けは当面必要な自分である。

それにしてもこのあたりのtheyの使い方はまったくもってネイティブの感覚は謎である。ちょうどテレビで「上智大学の英語入試攻略」、みたいなことをやっていた。正誤問題があって、正確なところは忘れてしまったけれどこんな感じの問題文

This method … which they spent …(theyに下線が引いてあって、このtheyの正誤を問うもの。)

予備校の先生曰く、「代名詞は前出の名詞を当然指すわけである。theyの前出の名詞はthis methodしかなく、したがってこれは単数形なのだからtheyは誤りである。こんなのは見た瞬間にわかるようにならないとダメですよ」的なことをおっしゃってた。うーん、そんな講義で大丈夫なのかなあと思った次第。結果的にそれで正答なんだけれど…。英語を受験のためだけに勉強するのは本当に苦痛だろうなあ、受験生様はほんとうにご苦労様です。

2014-01-04

大晦日に書いたCNNEEに対する文句を削減。調子乗ってたくさん書いてしまって反省。しかし今月号はまだ書くことがあるぞ。朝日出版社に対してではなくCNNに対して。「スマホにうつつを抜かしてたら無差別銃殺事件が起きました。」という記事。CNNの結論は「スマホにうつつを抜かすのは危険ですよ」ということにしたいらしい。アメリカンジョークか?この記事は。昔からアメリカ人はスマホ云々関係なくそもそも他人に無関心じゃないか。他人への無関心を美徳と思っているフシすらある。それになにより、この事件のそもそもの元凶は銃社会である、という根本的なところは完全にシカトなの?基本的にだれでも武器が所持できるという気色の悪い制度についての話は棚上げして、「ながらスマホの危険性」ってねえ。スマホあんまり関係ないじゃん。

2013-12-31

年の瀬。新しい号が旧年中に送られてきて、これは嬉しい。寝正月が潰せるではないか。さっそくウォーミングアップから始める…。

英語雑誌なのだから、英語についての記事を中心に書いてもらいたいと思う。門外漢のことを書くと、とたんにアレなことになる。今月号はそんな意味で興味深い。

マーズオービターミッション。地球周回軌道を離脱したのが12月なので、記事の時点では、たんなる打ち上げたことのみにとどまる。打ち上げだけを成功させるのはそりゃそんなに難しくない。日本だって「成功」してるよ。火星探査機

「ニュースの知識と読み方」に「火星探査の最大の目的は鉱物資源の確保である」とある(!!!!)。朝日出版社様がこう断言するんだから、多分インド公式ではそういうことになっているんだと思う。あちらでも、予算の確保のため、蓮舫みたいなマヌケ政治家を説得する必要があるんだろう。

しかし、公式にはそいうことになっているにしても、それをそのまま鵜呑みにするのはちょっとマヌケだ。いつになったら採掘できるかわからない、そもそも豊富な鉱物があるかどうか分からない、あったとしても採掘できるのかわからない、採掘できたとしてインドの地に持って帰れるかどうかもわからない、そんな火星の鉱物採掘権を先取りするために、インドが宇宙開発だって??いくら専門外の雑誌だからといって、適当なことを書くのにも程があるってものだ。

インドが宇宙開発する真の目的はなんだろう?グーグルでちょっと検索すればそれらしい答えは見つかる。wiredとか。

2013-12-12

バージンギャラクティックの話。CNNEEだけではイマイチどういう飛行方法なのか良くわからんかった。のでwikipediaさんの力をかりて。
wikipedia「バージンギャラクティック」

飛行機で行けるところまでいっぱいの上空14kmくらいまでいって、そこから宇宙空間とよばれるカーマンライン(上空100km)をこえるまでどうにかして行って(どうやるのかはわからん)、宇宙空間に出たことにして、そんで降りてくる、ってことらしい。無重力体験は6分間ということだから、おそらくそれは地球の重力からの離脱ではなくて、単なる自由落下による無重力なのではないのか???

wikipedia「カーマンライン」

単にカーマンラインを超えることを宇宙旅行と呼ぶなら、まあそりゃ確かに宇宙旅行だね。単なる言葉遊びにしか思えないけれど。こんなジェットコースターの大掛かりなものに25万ドルかけるなんて、本当にバカとしか思えない。バカというか、単なる見栄っ張りなんだろう。

「宇宙旅行とは人間様が定義したカーマン・ラインを超えることである」という定義に則ったものをしたいのなら、金の力で政治家なんかを動かして、カーマン・ラインの定義を下げちゃえばいいんじゃないっすか。そうだね、上空50kmくらいってことで。

おなじ酔狂なら、デニスチトーの金の使い方のほうが理解できる。
wikipedia「宇宙旅行」

デニスチトーはちゃんと宇宙ステーションに8日間滞在している。そういうのを「宇宙旅行」というのではないか。

まだ弾道(試験)飛行しか成功させていない状況の中、リチャード・ブランソンがこの記事中「そのうち軌道飛行、宇宙空間にホテルを」とか言っているのを見て、ああバカネモチはビッグマウスじゃないとダメなんだなあと思った。弾道飛行と軌道飛行ではすべてがまるで違う別次元の話。前科者である堀江ナントカも、かつて「不老不死」を真面目に口にしてたっけ。そんな非現実的ビッグマウスな共通点が見いだせる。

2013-12-11

ミャンマーの話。

If visitors from high-profile players are today's global currency, then Myanmar is building up a handsome surplus.
もし各国要人の訪問が現代の世界通貨ならば、ミャンマーはかなりの黒字だ。

このあたりのいいまわしは、やっぱりトランスクリプトなしではちょっと理解できない感じ。仮定法使わんのか…。

あと、記事構成というかそう言う部分にも違和感。このニュースのパート1は、カルロスゴーン社長が、日産がミャンマーに進出したという所から始まるが、自動車産業の話はこのあと全然出てこない。というか、冒頭に持ってくる話は主論とは全く関係ない話なのである。記事の主題は、「ミャンマーはエネルギー産出国への潜在能力があり、産出量そのものは中東に比べるとかなり劣る。しかし、地理的な位置の関係上、かなり重要な国になるはず。」ということ。序盤にゴーン社長を持ってくると、これからミャンマーで自動車産業が花盛りになるのかとの印象を持ってしまうのが普通だと思うのだが、記事中にもあるとおり、それにはちょっとまだ時間がかる、ということが示されている。

なんで序盤に自動車産業云々をもってきたのか、本っっっ当にナゾである。こういう欧米人の感覚はまったく理解できない。

2013-12-10

カルフォルニア州のナントカってところでは編集不可能な小型ビデオカメラを警察官の制服に取り付け、報告書の代わりに、あるいは証拠として使用するという実験がなされている。そこでゼインアッシャー記者「装着型の警察カメラは、人種による取り締まりの差別を抑制することになるのでしょうか?」という。何の前触れも無く唐突にracial profilingという言葉が出てくる。これはアメリカでは「警察は人種による取り締まり差別を行っている」ということが半ば常識というか、すでに前提条件となっている、ということだろうか。なんだかスゴい話ではある。あと警察所長さんの言い回しがとても難しくて、トランスクリプトがないと俺レベルでは無理であった。やはり、ネイティブは無生物主語を空気のようにあたりまえに扱うのだなあ、と思った。

Money can be better spent by the officers being out on the street.
お金は警官が現場に出ることによって、より良く使われる。→警官が現場に出るようになることによって、お金が有効に使われる

CNNEE記事内でも

警官が(報告書の作成などに時間を取られるのではなく)街に出てパトロールをすることができるので、税金はより有効に使われることになるのです。

カッコでの補足や、ちょいと訳に工夫をしないと日本語にするのはなかなか骨が折れる。こういう日本語に落とすのが難しい文ってのは結局一発理解はちょいと時間がかかりそうだ。さて、英語学習教材などでたまに「いちいち英語を日本語に訳す必要は無い。英語を英語のママで理解しよう」的なことがいわれることがある。そうなればそれですばらしいけれども、それには「じゃあ日本語に訳してみてよ」と言われたときに、このCNNEEのように、多少長ったらしくとも即座に日本語訳が出てこなければならない。

警察署長さんはインタビューに対してこういう文をサラッと言うあたり、ネイティブにはかなわねえなあ、と思うのであった。

あとはマカロンをつくるフランス人さんの話。ナントカクーパーさんの記事と同様、今月の飛ばし記事に決定。

2013-12-08

ニュースセレクション2本目。インドで肌を白くする化粧品の話。肌どころか膣も白くする化粧品が売れているらしいとか。そんなどうでもいい話。しかもインド英語って…。たしかにグローバルなビジネスパーソン(笑)には、当然必須な英語であることはわかるが、ちょっと特殊ではないか。あと、誌面では「男性用も売れている」だの「男も女も」だのと、ことさらに平等を強調していて気持ち悪い。CNN音声の方は当然ながら、女性側にスポットが当てられており、男性側の話など基本的に出てこない。3本目4本目は興味深い。3本目は民間宇宙旅行の話。4本目は航空会社へのクレームをツイッターの有料広告で拡散した男性の話。つまり、3本目4本目はいずれも「超金持ち」の話題、という意味において共通している。宇宙旅行など、完全に金の使い道に困ったクソ金持ちの見栄っぱりの話にしか見えない。ツイッター有料広告枠でのクレームも、所詮金持ちしか出来ないわけで、金持ちが憂さ晴らしに有料ツイートするばかりのツイッターになっていくとすると、そんなツイッターは本当につまらなくなりそうだなあと感じた。

…いまのところ、ジニーモース記者のオバマ大統領揶揄記事しかオモシロがないぞ。今月号はイヤな予感。早くCNNEEのトランスクリプトと日本語訳解説に頼らざるを得ない状況から脱出したい。とても時間がかかりそうだけど…

2013-12-05

本日の通勤往復で、ニュースダイジェストとCNNニュースセレクションの1つ目だけを1周(…しかし、なんちゅう長時間通勤なんだ)。まず、今月のニュースダイジェストは全てつまらんニュースばかり。先月みたいに、摩天楼の太陽反射光で車のジャガーの一部が溶けちゃった、とか、王子様がバッキンガム宮殿の周りを散歩してたら警官に職務質問されて激怒、というようなオモシロニュースに欠ける。そのかわりにニュースセレクション1本目はおばちゃんレポーター(CNNの名物レポーターらしい)が、オバマ大統領が机に足を乗せることについて、軽い揶揄も入ったニュース。やっぱりこういうオモシロ系が良い。

CNNEEで気がついたこと。テレビ音声をCDに収録しているため、いまいちその雰囲気がつかめないことがある。ニュースセレクションのこの1本目が特に顕著。「(これが)大統領候補時代のオバマ、(これが)大統領になった執務室内でのオバマ」なんていうのは音声だとピンと来ない。スクリプトと日本語解説を読んでようやく理解した。

2013-12-04

6日発売のはずであるCNNEE最新号が今日ポストに届いていた。これは行き届いたサービス。こういう料金以外のところで定期購読のメリットがないと、正直なところ高価な雑誌だから…。編集者の方々には申し訳ないとおもいつつ早速裁断してPDF化、CDはMP3化、そしてiphoneへ。

2013-12-02

次の号が待ち遠しい感じ。序盤でこれはいい傾向だ。CNNEEのそもそもの分量が少ないんだということに気がついた。最後の方の上級者向けのヤツは全く聞き取れもしない。上級者向けの記事はそもそも高度だし、やっつけようと思うと挫折するのが目に見えている。それに、高度なニュースは日本語で考えたい。軽いニュースやトークを聞き流したいのだ。

次号を待っている間に、気がついたこと。12月号ではデトロイト市で野犬が問題になっています、という女性記者のニュース。

  1. デトロイト市では数えきれないほどの野犬が問題となっている。
  2. そもそも犬に去勢手術等の繁殖防止策がなされていないことが問題を大きくしている。
  3. ボランティアで、去勢手術の必要性を訴えている人の紹介
  4. 差し押さえで犬を残したまま置いていかなくてはならなくなった人の紹介
  5. 犬をみつけて「この犬は空き屋に放置されている。隣の家も廃屋。飼い主居るかどうかもわからない」
  6. インタビュー「廃屋の取り壊しは問題を解決するのでしょうか」「もちろんです。人々はすぐにペットを飼い始めるが、責任感が欠如している」
  7. インタビュー「どのくらいの期間、市は捕らえた犬を保護するのでしょうか」「一週間です」「一週間後は安楽死ですか」「おそらく」
  8. インタビュー「問題はどのくらいひどいでしょうか」「経済状態とおなじくらいです。とてもtoughです」

まあ、これがアメリカマスコミの報道の方法だと気がついた。つまり、何が野犬を増やしているのだか結局あんまり良くわからんのである。大抵の問題は、いろいろな原因が複合的に絡み合っているのであって、一つの原因だけが問題を引き起こしているわけではない。一体何が問題なのか。そこは視聴者がかんがえるべきことだ。しかし日本のマスコミだと、去勢されていないことが問題だ、となったら徹底的にそこだけを悪と決めつける。行政の怠慢だ、とマスコミが判断したらそこを徹底的に糾弾。つまりマスコミ側へ世論誘導する。

 しかし、アメリカマスコミはそういうことはしないようだ。取材側がインタビューをして、その回答を回答のまま放送する。これは非常に当たり前の姿勢だが、日本ではまずあり得ないだろう。何が問題なのか、意見を決めるのは視聴者であって報道する側ではない。報道は現状を周知するだけ。この役割をまずまずわきまえているんだろう、ということがわかる。

2013-11-20

原稿を読んでいるものであっても、なんとかクーパーさんのイラン情勢を解説しているような高度なヤツは全然わからん。聞いたことも無い単語、固有名詞ばかりだし。そもそもべつに興味も無いニュースなので躊躇無く今月のやらない課題に決定。これ以外のものは大丈夫そうだ。ウォズニアックのインタビューはかなり負荷が高くて厳しい。しかしアップルコンピューターの生みの親はジョブズではなくてウォズだとおもっている自分としては、大変興味がある。ので、負荷は高いが題材として飽きなさそう。定期購読1号目は無事消化出来そうである。

2013-11-18

なんてことでしょう。長距離通勤とはいえ、かなりさくさくCNNEEが進むので自分でも驚きである。たしかに、昔は負荷が高すぎて定期購読なんてムリ、2ヶ月に1冊がちょうどいいなあ、と思ったのを覚えている。CNNEEのレベルが下がったのではなく、自分のレベルが上がったのだとムリヤリ自分を鼓舞しておく。

但し、トランスクリプトの無い英語放送を聞くのは未だに苦痛だし、トランスクリプトを見てもイマイチ日本語訳がわかならなかったりすることもあって、トランスクリプトも日本語訳もきちんとあるCNNEEがいまや自分にとって最適な教材である。分量もちょうど良いし。

「アンカーが原稿を読み上げている」のであればほぼわかる。しかしその一方で、通常の話し言葉のスピードであるインタビューなんかは全く聞き取ることが出来ない。すなわち、映画も字幕無しで見ることは到底出来ない。これは、自分の能力の限界であるかもしれない。まあ、TOEIC900と一緒で、いずれできるようになると良いなあとは思っているけれども。

2013-11-14

書店で購入した手持ちの11月号のリスニングが興味のある部分についておおむね終了したところで、タイミング良く定期購読開始号の12月号の到着。早速通勤リスニング開始。

やってみれば、やっぱり面白いのだ。何が面白いかというと霧が晴れるプロセスが実に気分が良い。はじめ一聴する。しかし全ての意味が取れることは稀で、全体的な意味がモヤモヤっと霧がかかっている。2~3聴目で、概ねの意味が取れ、どこの単語が聞き取れていないのかが明確になってくる。そうなったら、聞き取れない部分を意識してさらに何回も聞いてみる。聞き取れない部分は未知の単語やたんなる固有名詞だったりするので、繰り返し聞いたところでわかることは普通は無い。それでもこのウンウンひねり出そうとするプロセスは重要だ。そして「ああ、もうどうやっても聞いただけではわからないな」となったところでスクリプトをチラ見して、理解したら何度も聞く。ついでに口パクシャドウイング。こうやって、さっきまで霧がかかっていたニュースの全容がはっきりとわかるのである。

…というこのプロセスが、長距離通勤をしているこの自分にとって、最高の暇つぶしなのである。そう、勉強をしているという気分では全くなく、この霧の晴れる感覚が実に気持ちいい、これだけなのである。いろいろな定期購読モノは挫折してきた自分であるが、今回は続けられるのではないかという手応え。

そのうち、いずれ、近い将来には、1聴目で全ての意味が取れるようになっていたいなあ。気長に取り組む覚悟。

2013-11-10

CNNのニュースダイジェスト、2013年秋冬号を買って学習。20本のニュースダイジェストが入っている。かつては消化に苦労した覚えのあるニュースダイジェスト。しかし、いまとなっては負荷が足りない。もちろん、相変わらず一発ではすべてを聞き取ることは出来ない。しかし、リスニング練習の基本ルーチン、つまり、聞き取れない部分を数十回ウンウンと苦労して聞き取ろうと努力、それでもダメならそこでようやくスクリプトを見る、そして完全理解したあとなんどもシャドウ、というひととおりのルーチンをやって回転させても、やっぱり20本ではすぐに消化してしまう。
昔は全然聞き取れず、ましてシャドウなんて到底ムリ、と思っていたCNNだが、とりあえずは前進はしているのだなあ、ということを実感した瞬間であった。

というわけで、CNN English Expressを定期購読することにした。CNNEEには毎月10本のニュースダイジェストが掲載されている。最悪の場合でも、この10本だけでも消化すれば良いや、という軽い気持ち。昔はそれすら無理だと感じたのだが。ドキュメンテーションデジタライズソリューションでPDF化し、雑誌のもちはこびも容易に。iphoneでスクリプトを確認しつつ通勤ということを今後やってみることにする。今後の英語の勉強の中心はCNNEEになる!(といいな)。