IVL選手物語 DOU5_皖皖

Last-modified: 2023-08-20 (日) 04:46:53

IVL選手物語 DOU5_皖皖 野良プレイヤーからプロ選手への道

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背景

2020-11-03
彼女はファンからは"皖子哥(皖お兄ちゃん)"、解説者からは“花木兰(木蘭)*1”と呼ばれています。彼女はかつて野良プレイヤーでしたが、自身の努力でDOU5に入り、プロ選手となりました。彼女はどうやってプロとしての道を歩み始めたのでしょうか?ファンからの称賛やアドバイスをどう思ってますか?今回の選手物語では好きだからこそプロへと進んだ少女、皖皖(ww)のストーリーを紹介します。

インタビュー

Qまずは皆さんにご挨拶をお願いします。
皆さんこんにちは、DOU5の皖皖(ww)です。

QなぜこのID名にしたのですか?
私のインターネットでのハンドルネームは大体これだからです。

Q第五人格と初めて出会ったのはいつですか?
ゲームがサービス開始したばかりの頃です。

Qあなたが初めてサバイバーランキングに載ったのはいつのシーズンですか? どのくらいの時間がかかり、どんなキャラクターを使いましたか?
高校に通っていたので、なかなかランキングに載れませんでした。第9か10シーズン目に大学へ行ったので、ランク戦をする時間があったんです。とにかくやってみたら、ランキング上位に入ったんです。でも、その時ランク上位に載るとは思ってませんでした。当時は調香師を使っていて、認知ランキングで1位になりました。

Q祭司が上手だとみんなに知られてますが、使う上でのコツを教えてもらえますか?
通常ワープで必ずしも長い距離のワープを作らなければならないという訳ではありません。少し短い通常ワープでもハンターの攻撃を避けれるなら有効な場合もあるんです。そして、長距離ワープが使用可能になり、ハンターに追われてないなら、できるだけ早くチームメイトを呼びワープを繋げてください。これは自分を守るだけでなく、チームメイトを補助することもできます。

Q初めて大会に参加したのはいつですか? その時、なぜ参加しようと思ったのですか?
初めて参加したのはCOA 3 だったはずです。当時、なぜ大会に出ようと思ったのかというと、「第五人格」というゲームがずっと好きだったからです。ちょうどその時期にランキング上位に入っていて出ようと思いました。また、試合をするのがただ楽しそうだと感じたのです。

Q第五人格での大きな大会であるCOAに初めて参加したときの感想は?
とても新鮮な体験だと思いました。そして、興奮していてかなり緊張しました。この大会で良いプレーしたいと思っていました。ですが、一度出ただけで終わってしまい残念でした。*2

QIVLが設立されたことを知り、どのようにプロ選手になることを決断しましたか?
当時、公式がプロリーグを設立する意向があると知ってチャンスだと思いました。まだ大学にいたのですが、自分が本当に好きなことをやりたいと思い、家族に事情を説明して一生懸命に説得してようやくリーグに参加する機会を得ました。家族は一ヶ月の猶予をくれました。もし一ヶ月以内にクラブと契約できれば挑戦することに同意しました。しかしクラブを見つけることができなかったら、大学に戻らなけばなりませんでした。

QあなたがDOU5に無事加入し、後日良い成績を残していることを知ったときのご家族の態度や雰囲気はどうでしたか? 具体的に何か言われましたか?
両親はこのゲームについてあまり理解してないので、公式のWeiboからしか私の状況を知ることができません。しかし、父はそれを見ても分かっていませんが常に戦績を気にかけてくれています。母も私を見守ってくれているので、とてもうれしかったです

QどうやってDOU5に加入しましたか?
あの頃の私は上位にランクインしているだけのただの野良プレイヤーでした。配信者になったこともなければ、ファンもいないし公式の人や他の配信者と知り合いでもなかったので、当時クラブと連絡を取るには、クラブの公式Weiboに履歴書を送って応募するしかなかったです。DOU5だけがトライアウト(testing combine)の機会を与えてくれたんです。

QDOU5は常に大胆なプレースタイルで有名ですが、この意見に賛成してますか?
この意見が完全に正しいとは思いませんが、私たちのチームの状況を幾らか示しています。新しく結成されたチームであるため、協力も連携も全てゼロから始まりました。なので、これからの試合では大胆というより安定したスタイルに変えていきます。

QこれまでのIVLでの自分のパフォーマンスに満足していますか? 自分の最大の強みは何だと思いますか?
満足していません。なぜなら、自分のベストであったとは思えないからです。私の強みは、比較的ポジティブであることだと思います。挫折から教訓を学び、改善して成長していくかことができます。プレイオフも含め実際には私の成績は非常に悪かったと言えますし、その時に多くのファンの方から非常に厳しいご意見をいただきましたが、感謝しなければなりませんね。

Q秋シーズンのDOU5チームの変化をどのように捉えていますか? DOU5を応援してくれているファンの皆さんに何か言いたいことはありますか?
挫折なくしての成長はありえないと思います。夏のシーズンでは確かに多くの欠点があったことは明かですが、DOU5のみんなはそんなことでは歩みを止めません。プレイオフの決勝で、観客の皆さんに多くのショックを与えてしまいましたが、一番それを受けたのはステージにいる選手です。秋のシーズンから2人の新しいサバイバーが加わり、すでに彼らと緊密に連携しています。既存の選手たちは新しい選手たちと協力してチームを前進させていきます。ファンの皆様に言いたいことはあの日皆様の声援を聞き、目にうつるDOU5のロゴを見たということです。会場でも配信でもそれぞれの方法で励ましてくださったことが、私たちの何よりの励みになりました。また、夏の大会後には、厳しい批判であれ温かい慰めであれ、ファンの皆様からいただいたご指摘を素直に受け止め、そこから改善のヒントを得ました。なぜなら、気遣いがなければ誰も私たちに時間をかけて評しようと思わないことを知っているからです。ですから、皆さんありがとうございます。そしてDOU5を応援してくれているファンの皆様に感謝しています。一緒にDOU5の成長を見ることができて光栄ですし、ありがたいことです。

Qクラブに来てもうかなり時間が経ちましたが、クラブでの生活はどうですか?お気に入りの気晴しは何ですか?
クラブでの生活は「幸せ」の二文字に尽きると感じています。 トレーニングは楽しいし、みんなと一緒だともっと楽しい。一番好きな楽しみは訓練試合でミスした選手と一緒にそれを笑い合ったり、ふざけ合うことです。

QIVLは、あなたの人生にどんな影響と変化を与えたと思いますか?
変化はかなり大きく、自分の好きなことができるようになりました。私の人生への影響は、多くの新しいものに触れ、徐々に物事を知ることができるようになったことです。 誰かまだ家のお姫様*3になってませんか?(笑)

Q今後のキャリアプランについてお聞かせください。
より強くなるための努力をすることです。努力で自分を強くし、そしてチームをさらに強くします。

参考資料

原文


*1 花木兰とは5~6世紀の南北朝時代に活躍したとされる伝説上の女性のことで、年老いた父親の地位を継ぎ、男装し長年に渡り異民族と戦い遂には皇帝から高い地位をあたえられたが、辞して故郷へ帰ったと言われている。多くの文芸作品で題材となった。
*2 WWが所属していたMokはD組で最初に敗退した
*3 原文では家里的小公主でいわゆる小皇帝のこと、一人っ子政策で家族から過保護に育てられた子供を意味する。