<Infinite Dendrogram>/<エンブリオ>

Last-modified: 2024-04-12 (金) 00:38:03

概要

<マスター>のみが持つ固有のシステム。かつては半物質半情報共生体と呼ばれていた*1
【水晶之調律者】クリス・フラグメントは劣化化身と呼んでいる。
<マスター>本人の最大の望み・願望・悩み・人格などのパーソナルデータ、そして孵化までの行動を反映して孵化し、その後の<マスター>の行動パターンや得られた経験値・バイオリズム・パーソナルに応じて無限のパターンに進化し、様々な特性を示す*2
<エンブリオ>は本人のパーソナルを表すため、<エンブリオ>のあり方からある程度のパーソナルを他者が把握できる場合もあるが、パーソナルの詮索は基本的にはマナー違反とされている。
 
名前や姿は地球の神話・伝説・逸話・都市伝説・童話・各地のUMA・偉人やその著作・天体・自然現象などをモチーフにして決定される。現象でもない単語の<エンブリオ>があってもいいとのこと。
モチーフがスキルの効果に影響を与えることはあるが、モチーフの良し悪しは<エンブリオ>の強さとは無関係である。
<エンブリオ>が孵化してからモチーフ名が変わることはないが、進化の方向性によっては銘が初期から変化することはある。*3
 
得られる能力の多様性は無限に近いが、<エンブリオ>の能力は所持するリソースの範囲内で定められており、能力の強大さや万能性が高くなるほど必要なリソースは増大するため、何らかの欠点を持たせる必要が出てくる*4
<エンブリオ>は進化する際に形態が増えるものがあるが、形態が増えるほどリソースが多く使われるためステータス補正やスキルを除いた装備としての性能は低くなる。
また、<エンブリオ>の意思で<マスター>の心の成長などに合わせるために進化を停止することもあるが、逆にそれを無視して不要な形態等を削除して進化する<エンブリオ>もある。*5
  
<エンブリオ>は左手の紋章に格納でき、自由に出し入れ可能。
そのため巨大な<エンブリオ>の<マスター>は場所を選ばないと周囲に被害をもたらす。
なお格納できる射程距離は個人差があり、一番短いのは特にアームズ単体などに多い「接触してないと戻らない」タイプである。
 
<エンブリオ>が破壊・殺害された場合は時間経過で再生し復活する。
復活にかかる時間はまちまちで、場合によっては<マスター>がデスペナルティになった方が早いくらい再生が遅いものもある。
 
尚、<エンブリオ>の進化に必要な時間・経験などは各々異なるため、ログイン時間や<Infinite Dendrogram>を始めた時期は関係ない。そのため、始めて半年足らずで<超級エンブリオ>まで進化した<マスター>もいれば、サービス開始組でまだ<上級エンブリオ>の<マスター>も大勢いる。
この<超級エンブリオ>への進化に関しては<エンブリオ>によってトリガーが違うのではないかという仮説がある。戦闘活動を始めとするリソースの吸収を除けば、<マスター>自身の何らかの精神活動をトリガーとして進化する、というもの。
その精神活動が何であるかは、個々の<エンブリオ>で異なり、死闘の果てに至るものもいれば、怠けていたいから至るものもいる。虚栄心が満たされて至るものもいれば、自己否定によって至るものもいる。
  
<マスター>の有能・無能と<エンブリオ>の性能はあまり関係が無い。最終出力に関しては9月13~29日のコメント返しに記述がある
○変形型のエンブリオと追加強化タイプのエンブリオって最終形態の出力の違いってありますか?
(=ↀωↀ=)<単機能特化型のほうが最終的にろくでもないケースになることは多い
(=ↀωↀ=)<具体例は閣下
  
第零形態の<エンブリオ>は、管理AI2号ハンプティが管理している作業領域『水槽』で保護されて、チュートリアル担当の管理AIに送り届けられて<マスター>の左手に移植される。

純粋な人間であっても<エンブリオ>が適合せず<マスター>になれない人間も存在する。

<エンブリオ>の中でメイデン・アポストルは進化するほど『<エンブリオ>の基本情報』*6を理解する者が出てくるが、その知識量は個体によって異なる。

過去、第七形態までの<エンブリオ>は<マスター>が『本当に死ぬ』と、その時点の到達形態に応じた数の第零形態を遺し、第八形態に到達している場合は<マスター>が死んでも<エンブリオ>だけで残り続けるが、第零形態を遺す際に何か事故が起きると第零形態になれず中止卵になる。

遺した<エンブリオ>が同じ場合、進化後の姿が似ることもある模様。

形態

現在は8つの形態が確認されており、大まかに分類すると共通して卵状の宝石のような第0形態、<下級エンブリオ>と呼ばれる第一~第三形態、<上級エンブリオ>と呼ばれる第四~第六形態、<超級エンブリオ>と呼ばれる第七形態がある。
基本的に到達形態は本人しか確認できず、他者が確認するには【タイキョクズ】のような特別なスキルや対象との《真偽判定》含めた質疑応答に限定されるが、歴戦の者なら相手の能力の出力等から推測することはできる。
 
到達形態が上がると個人差*7はあれど出力(リソース)は上昇し、特に<下級エンブリオ>から<上級エンブリオ>へ、<上級エンブリオ>から<超級エンブリオ>への進化*8では大幅に出力(リソース)が上昇する*9
  
<エンブリオ>にもよるが基本的に形態が上がると外観が変わり、より強大な姿となる。
形態を切り替えれるものや前の形態に戻せないもの、形態ごとに固有スキルを有するものや形態に関わらず全てのスキルを使えるものなど多様。
 
それぞれの形態を動物に例えると、『<下級エンブリオ>は“犬”』『<上級エンブリオ>は“虎”』『<超級エンブリオ>は“龍”』(※マリー談)
 
なお、<超級エンブリオ>は、現状全<エンブリオ>の約0.001%(10万人に1人の割合)以下*10しか存在しない。

詳細は不明だが<超級エンブリオ>まで進化した<エンブリオ>が百体揃うと、百体の<超級エンブリオ>によって最後の選別が行われる。

分類

基本カテゴリー

<マスター>の性格によって、ある程度の傾向があるが、絶対というわけではない。

  • TYPE:アームズ
    <マスター>が装備する武器や防具、道具型。
    武器・防具やアクセサリ、変わった所では義眼・義手・義足・義臓など、装備したり身体を置換するタイプの<エンブリオ>。
    最も多いタイプで種類も多岐にわたり、<エンブリオ>によって必要な装備スロットが異なる*11
    このタイプの手持ち武器は、スキルを発動する際<マスター>との接触が条件であることが多い*12
    傾向的には勇気のある人、傷つくことを恐れない人、猪突猛進、バカ、人情家、熱血漢に多い。
    中でも肉体部位を代替する<エンブリオ>が発現する<マスター>は、メイデンと同様にゲームを現実と同一視する傾向があり、現実の自分自身、又は自分の人生に何らかの不満*13を持っている場合が多い模様。
    また、<エンブリオ>の使用用途が武器運用の場合、進化してもカテゴリーがアームズのまま変わらない場合もあるため、一概に下位のカテゴリーとは言えない。
  • TYPE:ガードナー
    <マスター>を護衛するモンスター型。
    非人間範疇生物を召喚する<エンブリオ>。非人間範疇であっても、人間に近い姿をしたガードナーも存在する。
    傾向的には臆病な人、傷つくことを恐れる人、寂しがり屋、あるいは誰かに守ってもらいたい人に多い。
    システム的には、パーティに入らず、従属キャパシティ0のテイムモンスターとして扱われる。
    また、<マスター>と同じように仕事や修行によってスキルを習得することができる模様。
  • TYPE:チャリオッツ
    <マスター>が搭乗する乗り物型。
    車・戦車・戦闘機など乗り物を召喚する<エンブリオ>*14。使用には特殊装備枠を使用する。
    スキルの発動に<マスター>が搭乗している必要があるものが多い。
    傾向的には演技派、嘘つき、ノリがいい、優柔不断、ストレス溜め込む→爆発する人に多い。
  • TYPE:キャッスル
    <マスター>が居住できる建物型。
    基本的に動かない(動けない)*15が、比較的耐久値が高い。防衛戦向きで、要塞や生産に関係するものが多い。また、特殊装備枠の使用はしない。小屋のようなものから文字通り城のようなものまである。
    傾向的には内向的、優しい、職人肌、丁寧、協調性がある人に多い。
  • TYPE:テリトリー
    <マスター>が展開する結界型。
    一定範囲内に何らかの効果を与える<エンブリオ>。
    基本的に影響範囲が狭いほど効果や強度が高い傾向にある。
    実体がないために、他者から直接干渉を受けにくいのも特徴*16
    また、それ故に個体差はあるもののある程度形を自在に変化させることが可能で、範囲を絞ることによって効果をより上昇させることもできる。
    傾向的には支配欲が強い、ストレスを溜め込む、自分ルールがある、独善的、一匹狼な人に多い。

レアカテゴリー

  • TYPE:メイデンwith~
    基本形態が人間、かつ必ず他のカテゴリーを一つ併せ持つハイブリッド型の<エンブリオ>のうち女性型の方。名前に女性を意味する言葉がつくことが多い*17。カグヤ曰く“危機感の産物”。
    傾向として、初めから「頭では理解していても、心のどこかで<Infinite Dendrogram>の世界をゲームだと思っていない」人や「<Infinite Dendrogram>の世界の命が現実と同じ重さを持つ」と考えている人、いわゆる“世界派”の人に発現することが多く*18、“遊戯派”の人には発現しない。
    そして、初めは“遊戯派”で途中で考えが変わって“世界派”になったとしても途中からメイデンには変化しない*19
    己の力を一点に集中させ、限定条件下で強者を倒す強者打破(ジャイアントキリング)系の能力になりやすい。
    例外的に【冥導霊后 ペルセポネ】の場合は強者というよりも『“死”という強大な不可逆現象』に対するジャイアントキリングに、【怪獣女王 レヴィアタン】は『誰よりも強大であれば、あらゆる強者を殺せる』という暴論となっている。
  • TYPE:アポストルwith~
    基本形態が人間、かつ必ず他のカテゴリーを一つ併せ持つハイブリッド型の<エンブリオ>のうち男性型の方。カグヤ曰く“使命感の産物”。
    『<Infinite Dendrogram>が心底嫌い(憎い)だがプレイする人』や『<Infinite Dendrogram>以外に目的があってプレイする人』に発現する傾向がある。
    復讐が動機のハンニャが最低ラインとされ、「自身の意思としてはやりたくないが、なんらかの事情によりやらなければならないからやる(しかない)」という使命感が必要な模様*20
    支配者(<マスター>)使徒(アポストル)として叶えねばならない望みを叶える道具たらんとし、それがどんな望みだろうとそこに一切の異論や反論を挟むことはない。
    割合は<エンブリオ>全体の0.1%にも届かない程度。
    部分的に“世界”を掌握し、己を利する“世界”へと作り変える世界掌握(ドミネイター)系の能力になりやすく、強力な能力を獲得しやすい反面、共通してステータス補正は皆無になる。
    尚、テリトリーとの違いは、テリトリーが“自身の空間”を展開するのに対し、アポストルは“世界”を箱庭のように切り取り支配する。
    ■■L機能

    ■■■■■ ■■ L■■■
    「メイデンの、いえ、<エンブリオ>の<エンブリオ>たる所以。もう失われた、意味のない機能だけれど……メイデンとアポストルにだけはまだ残っている」
    「此等が危機感の産物なら、アポストルは使命感の産物。真に生きていれば持ちえる心。意思までも仮初のままでは持ちえぬ<エンブリオ>だからこそ、あのシステムは残留しているの」
    「【大瘴鬼 ガルドランダ】との戦いでレイに起こって【ネメシス】を進化させ、《逆転は翻る旗の如く》を獲得させた」「フィガロに会うため、“監獄”から出たい一心のハンニャに起こって【サンダルフォン】を<超級エンブリオ>に進化させ、《フォール・ダウン・スクリーマー》を獲得させた」など、極たまに発動する。上述のようなヒントがあるが…詳細不明。

  • TYPE:ボディ
    いわゆる全身置換型。アバターを丸ごと差し替えるタイプ。
    全身義体型のアームズとも、常時合体型のガードナーとも言えるが、分類上はそのどちらでもない。
    メイデンやアポストル以上にレアなカテゴリーであり、<超級エンブリオ>でも【始源万変 ヌン】と【七星転身 セプテントリオン】の二例しか未だ言及されていない。
    「自分自身をそっくり別の物と入れ替えてしまっても問題ない」という想像し難いパーソナルが必要となる模様。*21
    固有スキルはいずれも破格だが、確認された例は共通してステータスのマイナス補正を抱えている。

上位派生・枕詞系カテゴリー

  • TYPE:エルダー~
    上位カテゴリーの一つ。
    上位版の意味合いを持ち、純粋に基本をそのまま強化し、経験を積んで成長した場合に付くカテゴリー。
    「アームズの上位版」くらいの意味だが、キャッスル系列にも偶に付くことがある*22。ウェポン等のハイエンドカテゴリーに進化する場合は殆ど付かない。
  • TYPE:エンジェル~
    <エンブリオ>のカテゴリーに関係なく付く特殊カテゴリー。
    “周辺の空間を把握すること”*23に秀でた<エンブリオ>の枕部分に稀に付属する。
    尚、<エンブリオ>のモチーフが天使であるかは関係ない。
  • TYPE:フュージョン~
    肉体を置換するのではなく、肉体の全て、又は一部と融合する<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    アームズに付く場合は<マスター>の肉体と融合していないと使用できず、ガードナーに付く場合はガードナーであるのに<マスター>と融合していないと極端に弱体化し、スキルも使用できなくなる。
    また、フュージョンガードナーは通常のガードナーよりもステータスが低い。
    発現する<マスター>の傾向は、夢見がちで自分の世界観解放しちゃってるような子がなりやすい模様。
    現在はアームズ系列とガードナー系列に確認されている。

ハイエンドカテゴリー

ハイエンドカテゴリーは各系列に2種類、全10種類存在する。
<上級エンブリオ>となる第四形態から付き始め、第七形態にもなると独自の変異カテゴリーを持つものも存在する。
尚、全ての<エンブリオ>がハイエンドカテゴリーになる訳ではなく、下記カテゴリーに合致しない性質の<エンブリオ>は進化を重ねて<超級エンブリオ>になってもハイエンドカテゴリーにならないこともある。

  • TYPE:ウェポン
    アームズ系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    使用用途が兵器運用に特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    広域殲滅に向いた兵器型や大質量を召喚・操作する武器型につくことが多い。
  • TYPE:カリキュレーター
    アームズ系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    演算処理能力に特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    道具型やアクセサリーなどのアームズにつくことが多く、単体では攻撃能力を持たず、補助能力に特化することが多い。
  • TYPE:レギオン
    ガードナー系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    複数体のガードナーを同時展開することに特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    通常使用時の【幻銃筆 アルカンシェル】のような大群タイプと【四獣奏 ブレーメン】のような少数精鋭タイプの二種類に大別され、質と量のどちらを重視するかは関係ない。
    性能が高くとも、複数体の性能が横並びならばレギオン単体である模様。
    尚、リソースを分散している為、一体あたりの出力はガーディアンと比べると低い傾向にある。
  • TYPE:ガーディアン
    ガードナー系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    単体のガードナーに特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    数が一体な分、あらゆる面でレギオンよりも性能が高い。
  • TYPE:ギア
    チャリオッツ系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    乗騎その物に特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    基本的に<マスター>が搭乗する事が前提だが、ガーディアンやメイデン・アポストルといった思考能力があるカテゴリーとのハイブリッドの場合<エンブリオ>に操作を任せる事ができる。
    通常の“ギア”の他に、後述する“エンジェルギア”のように、特殊な枕詞がついた変異カテゴリーも存在する。
  • TYPE:アドバンス
    チャリオッツ系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    乗騎の強化パーツに特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    <エンブリオ>単体ではなく、乗騎に追加装着されることで効果を発揮する。
    単体では意味をなさない点がギア、そしてアームズ等との差異である。
    中には、最初は乗り物のチャリオッツで途中から乗騎強化パーツになることもあり、その場合はリソース集中のためにアドバンス体を残して乗り物が消える場合もある。
  • TYPE:フォートレス
    キャッスル系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    外部への攻撃・干渉に特化した建物型<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    生産機能を持つ工場型*24や、マジノ線(要塞線)のような要塞型が存在する。
    通常の“フォートレス”の他に、後述する“プラントフォートレス”のように、特殊な枕詞がついた変異カテゴリーも存在する。
  • TYPE:ラビリンス
    キャッスル系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    内部への攻撃・干渉に特化した建物型<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    誘い込む迷宮(ダンジョン)や、条件を付加する決闘場(コロシアム)などパターンは様々だが、共通して内部に捉えた対象に効果を発揮する性質を有する。
    また、フォートレスと同じようなモンスター製造でも内部を徘徊させるだけならラビリンスの場合が多い。
    ワールドに近い特性だが、ワールドとは違い実体がある分強力な攻撃で壊れ易い。
  • TYPE:ワールド
    テリトリー系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    テリトリーの能力を周囲に展開することに特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    通常の“ワールド”の他に、後述する“インベイジョンワールド”のように、特殊な枕詞がついた変異カテゴリーも存在する。
    ルールとの差異は「内と外への干渉の違い」とのこと。
  • TYPE:ルール
    テリトリー系列のハイエンドカテゴリーの一つ。
    テリトリーの能力を自身に与えることに特化した<エンブリオ>に付くカテゴリー。
    通常の“ルール”の他に、後述する“アナザールール”のように、特殊な枕詞がついた変異カテゴリーも存在する。
    ワールドとの差異は「内と外への干渉の違い」とのこと。
  • TYPE:アナザールール
    テリトリー派生のハイエンドカテゴリーの一つ。作者曰く「自分ルール」な<エンブリオ>。

ハイブリッドカテゴリー

メイデン・アポストルを除く複合型のカテゴリー。通常は<上級エンブリオ>などに進化していくにあたり、元のカテゴリーに新たなカテゴリーが加わることが多いが、中には第一形態の時からハイブリッドカテゴリーの場合もある。
ただし、ハイブリッドカテゴリーに成長するにしても二重複合型で止まるのが大多数で三重複合型(トリプル・ハイブリッド)の時点でかなり珍しい存在であり、四重複合型(クアドラプル・ハイブリッド)は【戦神艦 バルドル】以外存在しておらず、五重複合型(フルハイブリッド)は現在は存在すらしていない。

  • TYPE:メイデンwithカリキュレーター・アームズ
    メイデン且つ、アームズ派生で同種複合型(ツイン)のハイブリッドカテゴリーの一つ。
    レイ・スターリングの<エンブリオ>、【応報神姫 ネメシス】が該当。
  • TYPE:レギオン・アームズ
    アームズ派生でガードナーとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    エフの<エンブリオ>、【光輝展星 ゾディアック】が該当。
  • TYPE:ギア・アームズ
    アームズ派生でチャリオッツとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    マスクド・ライザーの<エンブリオ>、【??? ヘルモーズ】*25などが該当。
  • TYPE:ルール・アームズ
    アームズ派生でテリトリーとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    ビシュマルの<エンブリオ>、【??? スルト】や、カシミヤの<エンブリオ>、【自在抜刀 イナバ】などが該当。
  • TYPE:テリトリー・カリキュレーター
    アームズ派生のハイエンドでテリトリーとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    みっちーの<エンブリオ>、【集団環視 モクモクレン】が該当。
  • TYPE:アドバンス・レギオン
    ガードナー派生でチャリオッツとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
    ラ・クリマの<エンブリオ>、【真像改竄 イデア】やヴィトーの<エンブリオ>、【寄操纏鎧 イゴーロナク】が該当。
  • TYPE:ガーディアン・ギア
    チャリオッツ派生でガードナーとのハイブリッド&ハイエンド。
    GandorLの<エンブリオ>、【竜紋機 ワイバーン】が該当。
  • TYPE:ガードナー・キャッスル
    キャッスル派生でガードナーとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    マテルの<エンブリオ>、【人形製域 コッペリア】が該当。
  • TYPE:チャリオッツ・キャッスル
    キャッスル派生でチャリオッツとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    ラングの<エンブリオ>、【疾走彗星 ハレー】が該当。
  • TYPE:テリトリー・キャッスル
    キャッスル派生でテリトリーとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    実体のないキャッスルという、ある意味矛盾じみたカテゴリー。
    ZZZの<エンブリオ>、【遊迷夢実 ドリームランド】の<下級エンブリオ>時が該当。
  • TYPE:メイデンwithキャッスル・レギオン
    メイデン且つ、ガードナー派生のハイエンドでキャッスルとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    シェフ・プラクティスの<エンブリオ>、【彩連才媛 シルキー】が該当。
  • TYPE:メイデンwithキャッスル・テリトリー
    メイデン且つ、テリトリー派生でキャッスルとのハイブリッドカテゴリーの一つ。
    ベネトナシュの<エンブリオ>、【冥導霊后 ペルセポネ】の<下級エンブリオ>時が該当。
  • TYPE:ウェポン・カリキュレーター
    アームズ派生のハイエンドカテゴリーによる同種複合型(ツイン)。本編未登場。
  • TYPE:レギオン・ガーディアン
    ガードナー派生のハイエンドカテゴリーによる同種複合型(ツイン)
    リーフの<エンブリオ>、【形影葬鳥 ペリュトン】が該当。
  • TYPE:ギア・アドバンス
    チャリオッツ派生のハイエンドカテゴリーによる同種複合型(ツイン)。本編未登場。
  • TYPE:フォートレス・ラビリンス
    キャッスル派生のハイエンドカテゴリーによる同種複合型(ツイン)。本編未登場。
  • TYPE:ワールド・ルール
    テリトリー派生のハイエンドカテゴリーによる同種複合型(ツイン)。本編未登場。

<超級エンブリオ>のカテゴリー

<超級エンブリオ>のカテゴリーはハイエンドカテゴリーかハイブリッド&ハイエンドカテゴリーの場合が多いが、カテゴリーが変化せずに<超級エンブリオ>に進化することもある。
ここでは上記のカテゴリー以外の<超級エンブリオ>のカテゴリーを記載する。

  • TYPE:ガーディアン・フォートレス・ギア・ウェポン
    シュウ・スターリングの<エンブリオ>、【戦神艦 バルドル】のカテゴリー。
    アームズ派生のハイブリッド&ハイエンドカテゴリー且つ、テリトリーを除く基本カテゴリー四種を網羅した、極めて珍しい四重複合型(クアドラプル・ハイブリッド)*26にして、オンリーワンカテゴリー*27
  • TYPE:レギオン・ウェポン・カリキュレーター
    キャンディ・カーネイジの<エンブリオ>、【悪性神威 レシェフ】のカテゴリー。
    アームズ派生のハイブリッド&ハイエンドカテゴリー且つ、アームズ系列二種及びガードナー系列一種による、世にも珍しき三重複合型(トリプル・ハイブリッド)にして同種複合型(ツイン)
  • TYPE:アドバンス・カリキュレーター
    ラスカル・ザ・ブラックオニキスの<エンブリオ>、【無尽連結 デウス・エクス・マキナ】のカテゴリー。
    アームズ派生でチャリオッツとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
  • TYPE:ワールド・カリキュレーター
    AR・I・CAの<エンブリオ>、【超越演算機 カサンドラ】のカテゴリー。
    アームズ派生でテリトリーとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリーで、オンリーワンカテゴリー*28
  • TYPE:ワールド・ルール・カリキュレーター
    【無限時間 クロノス・カイロス・アイオーン】の<超級エンブリオ>時代のカテゴリー。
    アームズ派生でテリトリーとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー且つ、世にも珍しき三重複合型(トリプル・ハイブリッド)にして同種複合型(ツイン)だった。
  • TYPE:ガーディアン・アームズ
    ブラッド・O<エンブリオ>、【戦血臨理 ナイアルラトホテップ】のカテゴリー。
    アームズ派生でガードナーのハイエンドカテゴリーとのハイブリッドカテゴリー。
  • TYPE:ワールド・ガーディアン
    ガーベラの<エンブリオ>、【唯我六尊 アルハザード】のカテゴリー。
    ガードナー派生でテリトリーとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
  • TYPE:ルール・ギア
    スカラ・エドワーズの<エンブリオ>、【風塵外物 バイアクヘー】のカテゴリー。
    チャリオッツ派生でテリトリ-とのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
  • TYPE:プラントフォートレス
    Mr.フランクリンの<エンブリオ>、【魔獣工場 パンデモニウム】のカテゴリー。
    キャッスル派生のハイエンドカテゴリーの一つで、大量生産・大量輸送・大量放出に特化したオンリーワンカテゴリー*29
  • TYPE:ウェポン・フォートレス
    イヴ・セレーネの<エンブリオ>、【落涙衛星 アルテミス】のカテゴリー。
    キャッスル派生でアームズとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
  • TYPE:ガーディアン・フォートレス
    【無限変換 シュヴァルツァー・トート】の<超級エンブリオ>時代のカテゴリー。
    キャッスル派生でガードナーとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
  • TYPE:レギオン・キャッスル
    スプレンディダの<エンブリオ>、【楽園遊偽 ティル・ナ・ノーグ】のカテゴリー。
    キャッスル派生でガードナーとのハイブリッドカテゴリー。
  • TYPE:カリキュレーター・ラビリンス
    ISBNの<エンブリオ>、【蒐業智 セラエノ】のカテゴリー。
    キャッスル派生でアームズとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
  • TYPE:ワールド・ラビリンス
    ZZZの<エンブリオ>、【遊迷夢実 ドリームランド】のカテゴリー。
    キャッスル派生でテリトリ-とのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
    実体のないラビリンスなので、強力な攻撃で壊れ易いというTYPE:ラビリンスの最大の弱点が存在しない、反則カテゴリー。
  • TYPE:ルール・ラビリンス
    RANの<エンブリオ>、【大武闘劇 オリンピア】のカテゴリー。
    キャッスル派生でテリトリ-とのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
    実体のないラビリンスなので、強力な攻撃で壊れ易いというTYPE:ラビリンスの最大の弱点が存在しない、反則カテゴリー。
  • TYPE:アドバンス・ルール
    ヒカルの<エンブリオ>、【鴻大霊釜 ケリドウェン】のカテゴリー。
    テリトリー派生でチャリオッツとのハイブリッド&ハイエンドカテゴリー。
  • TYPE:メイデンwithインベイジョンワールド
    扶桑月夜の<エンブリオ>、【??? カグヤ】のカテゴリー。訳すると「侵略世界」といった意味合いとなる。
    メイデン且つ、テリトリー派生のハイエンドカテゴリーの一つ。
  • TYPE:メイデンwithキャッスル・ルール
    ベネトナシュの<エンブリオ>、【冥導霊后 ペルセポネ】のカテゴリー。
    メイデン且つ、テリトリー派生のハイエンドでキャッスルとのハイブリッドカテゴリー。
    キャッスル要素は「【ペルセポネ(霊安室)】の内外に死者の魂を出し入れする門」という、TYPE:フォートレス(要塞・工場)TYPE:ラビリンス(閉じ込める迷宮)のどちらにも分類されないため、キャッスルのまま、もう一つのカテゴリーであるテリトリーのみハイエンドカテゴリーに進化した。
  • TYPE:メイデンwithフュージョンガーディアン
    カタの<エンブリオ>、【填雌刻喰 ニーズヘッグ】のカテゴリー。
    メイデン且つ、ガードナー派生のハイエンドカテゴリーの一つ。
  • TYPE:アポストルwithエンジェルギア
    ハンニャの<エンブリオ>、【幽閉天使 サンダルフォン】のカテゴリー。
    アポストル且つ、チャリオッツ派生のハイエンドカテゴリーの一つ。
  • TYPE:アポストルwithエンジェルワールド
    【無限空間 マクロコスモス】の<超級エンブリオ>時代のカテゴリー。
    アポストル且つ、テリトリー派生のハイエンドカテゴリーの一つで、空間支配(アポストル)空間把握(エンジェル)空間展開(ワールド)の空間系の三重カテゴリー。

ステータス補正

<エンブリオ>には、常にかかっているステータス補正があり、それによってレベルアップで上昇するステータスに補正がかかる*30
計算式は(レベル0時のステータス)+(レベルアップ分のステータス)×(エンブリオの補正)で、<エンブリオ>が進化して補正倍率が上昇したら進化前のレベル分も上昇後の倍率で再計算される。
 
ステータス補正は、基本的にG~EXまでの9段階が存在しており、それぞれ以下のようなものとなっている(あくまで“目安”であり、実際の数値には個人差や誤差があることに注意されたし)*31

EX:?倍
S:+300%
A:+200%
B:+150%
C:+100%
D:+75%
E:+50%
F:+30%
G:+10%

各国の<エンブリオ>

無限(インフィニット)エンブリオ>

<超級エンブリオ>の更に先へと至った“無限”を冠する<エンブリオ>。第∞形態。
詳細は該当項目


*1 "共生体"ではなく"寄生体"と呼ぶ者もいた
*2 孵化前に最大の望み等が外的要因によってあっさりと叶ってしまう場合もあり、その場合は本来の望みからはズレたように進化することもある
*3 作中では【バルドル】や【トール】が該当
*4 著しく出力が低かったり、ステータス補正が低かったり、使用条件がかなり厳しかったり、コストが非常に重かったり、別に外部リソースが必要だったりする
*5 作中では前者は【コキュートス】【ニーズヘッグ】、後者は【トール】
*6 本当の意味で<マスター>を亡くした<エンブリオ>がどうなるかや、<超級エンブリオ>への進化後に起き得ることへの知識
*7 各<エンブリオ>ごとに、スキル・ステータス補正・成長性などが異なるため、個人差が出るが、総合すれば<下級エンブリオ>は<上級エンブリオ>には届かず、同様に<上級エンブリオ>は<超級エンブリオ>には届かない
*8 <上級エンブリオ>から<超級エンブリオ>への進化では、<下級エンブリオ>から<上級エンブリオ>への進化よりも、圧倒的に出力(リソース)が上昇する
*9 第六と第七の差が唯一判明している【グリマルキン】の場合は分身の数が100倍にも増える、レギオンであるためステータスも上がっている可能性も高い
*10 一度でもログインした場合、<エンブリオ>が割り振られるため
*11 フィガロの心臓は非装備品であったり、AR・I・CAの義眼やレイの大鏡はアクセサリーであったりする
*12 装備状態が条件であることなどもある
*13 病弱だったり、境遇に納得してなかったり
*14 例外として「乗り物を強化する<エンブリオ>」も含まれる
*15 但し、第一形態から動くものや、派生先によって移動能力を持つ様になる事もある
*16 但し例外として【破壊王】が殴り壊した事例は存在する
*17 乙女、淑女、后、女王、女神など
*18 世界派でも発現しないこともある
*19 そういう人の場合、後天的に<エンブリオ>が意志を持ち、会話できるようになることはある
*20 また、使命感の基準は本人に依存しており、本人が強い使命感を感じているのであれば発現する可能性がある。
*21 精神性が人間ではないような人物、元が人間ではない人物など。
*22 コメント返し[10月9日~10月11日分/2016年]より
*23 “自身の空間を展開する”テリトリーとは別物
*24 アイテムやモンスターを製造し、外部に持ち出す場合はこちら
*25 ただし初期はアームズではなくチャリオッツ系列
*26 シュウ・スターリング以外に四重複合型(クアドラプル・ハイブリッド)は存在していないが、五重複合型(フルハイブリッド)はかつて存在していた模様
*27 シュウ・スターリング以外に同一カテゴリーの<エンブリオ>が存在しないため
*28 AR・I・CA以外に同一カテゴリーの<エンブリオ>が存在しないため
*29 Mr.フランクリン以外に同一カテゴリーの<エンブリオ>が存在しないため
*30 例外的にTYPE:アポストルの<エンブリオ>は共通してステータス補正なし、ベヘモットの<エンブリオ>、【怪獣女王 レヴィアタン】はステータス補正なし、TYPE:ボディの<エンブリオ>はマイナス補正となっている
*31 特にEX補正はかなり幅広く、S補正の300%より多いという程度のくくりである様子。とはいえSとはかなり差があるようで、現在数値が判明しているEX補正は300倍。また【地神】のMP補正はそれを大きく上回る模様