スカイリムオンラインって何?
略称ESOもしくはTESO
何億円もの費用をかけ、ハリウッドスターを声優にして作った超大作。
めっちゃくちゃ気合いをいれて作られた最大最後の大作MMORPGとして全世界の注目を浴びた。
表題となっている古の巻物エルダースクロールは本編にはあんま関係ない。ドラクエのドラゴン要素くらいには関係してる。
今まで日本語で遊ぶことはできなかったたが、お船のゲーム(ブラウザ版)運営会社が日本語版の権利を獲得。
2016年6月よりサービスが開始されることとなった。
ここが凄いぞ!ESO
一年戦争を越える速度の人口減少
パッケージ+月額課金(+アイテム課金)という形態にも関わらず、わずか一年で90%以上のプレイヤーが死滅して伝説となった。
MMOの運営ノウハウゼロだったせいか課金システムがボロボロで、クレカ会社から「あやしい請求きてます!」って警告が着てそもそも課金できなかった人も多数。英語でやり取りして課金するのほんと大変だった。
スリキンやカードビルダー2など足元にも及ばない風格を持つ、超世界的タイトルなのだ。
※一時は存続を危ぶまれたが勢力抗争の戦争ゲーとして方向転換。捲土重来を果たした。
マルチバッドエンドシステム
ESOには大量のクエストが存在する。そして多くのクエストに分岐がある。
「君がどんな選択をしたか」で世界は変質する。これは多人数が存在するMMORPGでありつつも、貴方だけの紡ぐ物語を読み解くゲームでもあるのだ。
絶対的な正解がない二律背反を、君は選び続けることになる。
「街を防衛せよ!」というミッションがあったとする。君は「一般市民を危険に晒してでも市内で戦う」か「不利を承知で街から離れて戦う」か選ばねばならない。
前者なら街が炎上して、君(と同じ選択をした人)にだけ見える「息子を返して!」と嘆き悲しむNPCが出現する。
後者なら戦友が死亡し、君(と同じ選択をした人)にだけ見える「あんたが無謀な作戦をとったせいで!」と泣くNPCが出現する。
これは正解のない世界で、君が君らしく生きるためのゲームなのだ。
実に素晴らしいシステムだが、わずかばかりの欠点がある。
それはプレイヤーの選択により街の様子が変わりすぎるというものだ。
君が友達と一緒に街に入ったとする。その瞬間に、友達の姿が視界から消える。
何故かって?
その街はプレイヤーの選択とクエストの進行状況により、三つの平行世界が存在し、その、なんだ。
「疫病が流行り始めた街」「プレイヤーの手で浄化(※病人ごと焼き尽くした)済みの廃墟」「死体の山が転がる街」
この三つは全部別マップ扱いになるんで、街に一歩足を踏み入れた瞬間に、各プレイヤーは「自分の選択」に即したマップに転送されてしまうんだ。
ちょっとばかり不便だけど仕方ないよね。
超ファンタジックな雰囲気
ESOは雰囲気ゲーとしても最高なんだ。
宿屋に行くと、なんと吟遊詩人が歌ってるんだ。ボイス付きで、近づけば声が大きくなっていくの。
これぞファンタジーって感じの曲調で、いかにもファンタジーな恰好をした鎧やローブの冒険者たちが、その近くで食事を作ったりダベったりしてるの。
いいわこれ。ほんといいわ。こんな冒険がしたかったんだよ。ってなること間違いなし。
日本語版だと、やっぱり日本人声優が日本語で歌ってるのかなアレ…。
キャラメイクの自由度が高い
やろうと思えばオークの緑肌美少女とかも作れるぞ。ただし牙が下顎から生えてるんで顎はちょっとしゃくれる。
正面から見る限りは可愛いけど横から見てもキュートなオークっ娘は作れそうにない。
北欧ロリがいいならノルド。
ファンタジーといえばキンキン声の黒人と黄金の宇宙船!って人はレッガードでアフロにするのがおすすめ。
体系のあちこちをスライダーで操作して作るんだけど、最終的に全部のスライダーを同じところで止めるにしても、どの順番で動かしたかで体系が変わったりする。意味わかんない。
チュートリアルマップの光源が独特なせいで、作り直しになることも結構ある。
おまけに最初に出会うメインヒロインが巨女なんで多くのプレイヤーがそこで惑わされる。
「あれ。思ったより身長低いな」と思って身長を伸ばしたりすると、比較対象が巨女だったせいでとんでもないことになったりする。
ESO攻略
種族決定は慎重に
ESOの舞台はスカイリムの数千年前の種族戦争時代。
プレイヤーは三つの勢力に分かれて戦うこととなる。
同勢力以外のプレイヤーとは一緒に遊べないので、ここで躓くとボッチ人生が始まってしまう。
また、種族と勢力は紐づけられているので基本的にオークはオーク陣営、エルフはエルフ陣営、トカゲはトカゲ陣営でのスタートとなる。
ただしキャラクター作成時のみ課金アイテムを使用して、本来とは別の陣営所属でゲームスタートすることもできる。
職業は一見してわかりにくいが実際わかりにくいぜ!
「ナイトブレード」「テンプラー」「ドラゴンナイト」などから選べるぜ!
戦士とか魔法使いとか、そういうわかりやすい名称じゃないぜ!
クラスにかかわらずに、使う武器は自分で好きなものを選べるぜ!
ナイトブレードは隠密系だぜ。
テンプラーは回復ができるぜ。回復+光魔法にするか、回復+物理アタッカーにするかは自分できめろぜ。
ドラゴンナイトは炎魔法や武器が強いアタッカーだぜ。鎖の引き寄せスキルが便利だぜ。
パーティで遊ぶ時は「敵を引き付ける役」「回復役」「攻撃担当」で役割分担するぜ。当然ヒーラーとタンクは不足するぜ。ねらい目ぜ。
ボスの攻撃は、地上に赤い円が見えるから、その範囲から逃げ回るかガードして耐えるかする形になるぜ。やけに見覚えがあるシステムだぜ。
武器と防具はどんどん買い替えるぜ
装備の強さは「必要レベル」でほぼ決まるぜ。品質補正とか追加効果よりレベルが重要ぜ。
青ネームの高品質装備を拾ってもそこまで長持ちはしないぜ。キャラクターのレベルが上がったらすぐ陳腐化するぜ。
いらなくなった武器はどんどん市場に流すぜ。そして自分の装備を更新するぜ。
ダンジョンボスのドロップ品はランダムで追加効果がついた気もするぜ。
一方で特別な鍛冶場を探し当てることができれば、追加効果つき自作装備もつくれるぜ。
ただしキャラクターの生産スキルを上げるには時間がかかるぜ。3日とか7日とかリアルでかかるようになってくぜ。
レベルが少しあがるごとに、また武器を鍛えなおすのも乙なものぜ。
キャラが育ってくれば剣一本作るにしても「トカゲ風」「オーク風」「エルフ風」「北欧風」の好きな外見を選んでつくれようになってくぜ。防具のコーディネートも楽しいぜ。
あちこちに隠されてる光の柱はスキルポイントぜ
スカイシャード(天空の欠片)を見つけるとスキルポイントが増えるぜ。取りこぼしないようにするぜ。
こればっかりは攻略サイトを見た方がいいぜ。ゼルダのハートの欠片のようなものぜ。
スカイリム勢力の序盤を紹介するぜ
北欧美少女ことノルドのいる勢力のことぜ。
このゲームは勢力ごとにチュートリアル後のスタート時点も、冒険の拠点も全部変わる。
なんで他の二勢力のことはわかんない。
カニに殺されないように注意するぜ
チュートリアルが終わると港町に飛ばされる。
クエストを追っかけて、初心者マップである雪の島にワープしよう。
港町のエネミーは強いんで、足元をうろついてるカニに手を出したりすると速攻で殺される。殺された。
速攻で初心者マップへ移動しよう。
街は滅ぶもの
ESOの町は滅ぶものだと思って問題ない。
- 疫病で滅びかけてる
- 別勢力に襲われて炎上している
- 野良モンスターに滅ぼされかけてる
- 死霊とか別種族に攻め込まれてる
- すでに滅んでいる
- キジルシがやらかして滅亡寸前
- 内紛で壊滅しかけている
ほとんどの町が上記の1個以上に該当している。
クエストが進んだ瞬間に安全圏じゃなくなることもあるので気を付けよう。
旅のほこら的なワープポイントもあるので、うまく拠点となる場所を使っていこう。
初心者島に戻ってきたのはいいが、船がなくって出られない!って時もワープポイントを活用しよう。
奇妙な肉
本当に食べてしまったのか?
…使用すると足元に出現。他のプレイヤーに食べさせることができるようになるよ。
オブリビオンゲート
特定の場所では天空からガシャリと鎖が落ちてきて、近くのマップにゲートオープンのアナウンスが流れることがある。
その場にいたプレイヤーで共闘してモンスターを追い返そう。無差別にヒールかけて殴りまくれ。
近くに誰もいない?ならば隠れて人が増えるのを待ってから戦おう。勝てば宝箱が出てくるよ。
知らない人と共闘してモンスターの群れと戦うシチュエーションを自然に作り出してくれるんだ。
ダンジョンの種類
- 適正レベルならソロで攻略可能なダンジョン
- その辺の人と共闘しないと突破できない、不特定多数向けのダンジョン
- PT専用のインスタンスダンジョン
以上の3種類があって、それぞれマップに別アイコンで表示される。
レベルを一気に上げる場合、PTを組んで美味しいダンジョンにこもると効率が良い。装備もがっぽがっぽ落ちてくる。