セッションのプロパティの設定
WMEを起動
以下の位置にあるはずです。
スタートメニュー>Windows Media>Windows Media エンコーダ
"新しいセッション"はキャンセルを押して閉じましょう。
「新しいセッション」ウィンドウが閉じてメインウィンドウがアクティブになります。
上部ツールバーの"プロパティ"ボタンを押すと,中央部に"セッションのプロパティ"が開きます。
"ソース"タブを開く
ビデオ,オーディオの横のチェックボックスがマークされていることを確認し,
ビデオは "SCFH DSF",
オーディオは音声の取り込みに使用するデバイスを選択します。
(通常は "既定のオーディオ デバイス" でOKです)
次に,ビデオのプルダウンメニューの横の "構成(N)..." ボタンをクリックします。
ここでは,SCFHから出力される画像サイズ(実際に配信される画像サイズの設定)を行います。
この項目が配信する際の負荷に大きく影響します。
今回はとりあえず配信できれば良いので,
Width | 512 |
---|---|
Height | 384 |
Framerate | 30.000 |
としておきましょう。
また,これを行わなくても動作しますが,名前に「メイン映像」等と入力しておくと判りやすいかもしれません。
"出力"タブを開く
"エンコーダからプル"にチェックが入っていることを確認し,
ポート番号には8080が入っている事も確認します。
"圧縮"タブを開き,"編集(E)..."ボタンを押す
独自のエンコード設定"ウィンドウが開きます。
"全般"タブの設定
名前,説明は適当でOK。言語は"日本語(日本)[ja]"のままでOK。
メディアの種類部分は,
- オーディオ:CBR,Windows Media Audio 9.2 になっていることを確認。
- ビデオ:CBR,Windows Media Video 9 になっていることを確認。
- スクリプト:チェックボックスはオフの状態に。
後はノータッチでOKです。
"***kbps"タブの設定(***は任意の数字)
エンコードするパソコンや回線のスペックに合わせて変更するのがベストですが,
今回はとりあえず配信できれば良いので一般的な設定を紹介します。
オーディオ形式 | 64 kbps, 44 kHz, stereo CBR |
---|---|
ビデオサイズ | ビデオ入力と同じ*1 |
フレームレート | 29.97 (fps) |
キーフレームの間隔 | 8 (秒) |
ビデオビットレート | 550K (bps) |
バッファサイズ | 5 (秒) |
ビデオの滑らかさ | 0 (最も滑らか) |
デコーダの複雑さ | 自動 |
"独自のエンコード設定"ウィンドウの設定は以上です。
"属性"タブの設定
ここに情報を入力すると,Windows Media Player等対応プレーヤーで配信を見る際に
情報を表示させることが出来ます。
必要に応じて入力しておきましょう。
SCFHの設定
SCFH.exe をダブルクリックし,起動しましょう。
"Select process" というウィンドウが表示されるはずです。
今回はWindows Media EncoderでSCFHを利用するので, "wmenc.exe" をダブルクリックしましょう。
メインウィンドウが開きます。
言語の設定
メインウィンドウ上部の "Language" から "External" を選択すると日本語になります。
オプションの設定
- マウスカーソル表示…必要に応じて設定
- レイヤードウィンドウ表示…必要に応じて設定,通常はオフ
- アスペクト比維持…オン
- 拡大…必要に応じて設定,オンの方がいいかも
- オーバーサンプリング…通常はオフ
- スレッド数…CPUの数に応じて設定,で良いかも(シングルコアは1,デュアルコアは2)
- 縮小方法…Software(Bilinear)
入力し終えたら "適用" をクリックして確定します。