トラブル・FAQ

Last-modified: 2020-03-03 (火) 01:32:02

動作環境

ビデオカードはGeForceとRADEONどっちがいいの?

IL-2 1946はGeForce8800GTに最適化されて開発されたため、それ以後のモデルも含めGeForceと相性が良いです。
またconf.iniを編集しての高画質設定でも、GeForceのみに可能な高画質モードがあります。
RADEONでは、テクスチャが崩れたり、画質を上げるモードが選べなかったり、いろいろ問題になることがあります。
ことIL-2 1946をプレイすることのみでビデオカードを選ぶなら、GeForce一択です。
なお、stockゲームなら最新上位カードほどの性能は必要としません。GTS250 1GB程度あれば十分です。

 

MODを入れ、エフェクトを派手にしたり、2048サイズや4096サイズのテクスチャを使ったポリゴン数の多い
3Dモデルを多数登場させるなら、ビデオカードの性能は高いほうがよくなり、たとえばGTX950 2GB程度が
あってもいいかもしれない。

Windows Vistaで動作しますか?Windows 7や10で動作しますか?

IL-2 1946は、Windows VistaでもWindows 7、Windows 10でもまったく問題なく動作します。
ただしUACがオンの状態で「Program Files」もしくは「Program Files (x86)」以下のフォルダにインストールすると、UACの働きによってconf.iniがいじれなかったり、パッチあて・MOD導入に失敗したりします。
UACをオフにするか、「Program Files」「Program Files (x86)」の外のフォルダにインストールすることで回避できます。

Steam版やGoG版をインストールするときも、「Program Files (x86)」の外のフォルダにインストールする指定を行える
はずなので、最初からそのようにする。

64bit OSで動作しますか?

はい。IL-2 1946は64bit OSでもまったく問題なく動作します。

マウスで操縦桿操作するプレイはできますか

できません。
操縦桿(エルロン・エレベータ)とラダーは、キーボードでのデジタル操作か、
アナログ操作がしたければジョイスティック・ゲームパッドが必要です。
マウスは機銃座での機銃方向操作か、視点操作のみです。

Windows 10でIL-2 1946ウィンドウ内でマウスカーソルが消滅して操作不能

次のスケーリング互換性解決と同じ手段で回避できます。

Windows 10でゲーム内で設定した解像度でプレイできない

Windows 10で追加されたアプリケーションごとのスケーリング機能が悪さをすることがあり、
ゲーム内のSetupで指定したはずの解像度でゲームが実行されなかったり、妙に全体がボヤ
けたおかしな表示になることがあります。
またマウスカーソルが消滅することもあります。

il2fb.exeを右クリックしてプロパティ画面を開き、互換性タブを選びます。
「高DPI設定では画面のスケーリングを無効にする」行にチェックを入れて適用します。
おそらくこれで解消されます。

モニタやグラボを新しいものに交換してから起動に30~60秒ほど長い時間かかるようになった

nVIDIA GeForceチップを使っているグラフィックスボードとPCモニタをDisplay Port (DP)
ケーブルで接続した場合、そうでない場合(DVI/HDMI/RGB接続など)とくらべIL-2 1946の
起動に30~60秒ほど長い時間がかかることがあるようです。

SASで配布されているScreenMode Modがうまく動作すると、通常程度の起動時間に戻せるようです。
https://www.sas1946.com/main/index.php/topic,57243.0.html

インストール

DVD-ROMにプロダクトコードが入っていませんでした

IL-2 1946にはアクティベーションやプロダクトコード入力がありません。
したがってDVD-ROM版にもプロダクトコードはついてきません。
説明書やペーパーなどもなく、トールケースにDVD-ROMが1枚それだけが入っています。
ダウンロード版でもアクティベーションなどはないようです。
そのかわりDVD-ROM版にはセキュロムと呼ばれる正規DVD-ROMがセットされているか確認するコピープロテクトはかかっています(回避可能)。
2012年末ごろから、DVD-ROM版でもコピープロテクトがかかってないものが流通し始めたようです。
コピープロテクトの有無をパッケージの外見や通販出品情報で識別は不可能です。

ゲームがインストールできない

DVD-ROMをPCに挿入してインストールする際は、自動再生で出てくる画面からはインストールできない事があるので、まずその画面は閉じて、エクスプローラーからDVDドライブを開き、

a.exe

をダブルクリックしてインストーラを起動し、そこからインストールする。

 

Windows7でDVD-ROM版の場合、コピープロテクト(セキュロム)のからみかどうやってもインストールできないことがあるようだ。
その場合は諦めてダウンロード版を買いなおしてください。

インストールに異常に時間がかかっている

DVD-ROM版はセキュロムという種類のDVDプロテクトがかかっており、そのためインストールにかなり時間がかかる場合があるようです。
最初のインストール先フォルダを質問される画面が出てくるまで1時間、そこからコピーに4時間~5時間かかることもあるので、気長に放置して待ちましょう。
(2012年末ごろから、DVDプロテクトのかかってないものが流通しはじめたようですが、外見で識別は不可能です)

インストール時にDirectXって入れないといけない?

IL-2 1946のインストール時、DirectXのインストールを求められますが、IL-2 1946に付属しているバージョンは古いものなので、ここでは入れなくてかまいません。
そのかわり別途、Microsoftサイトから最新のDirectXをインストールして下さい。
http://www.microsoft.com/japan/directx/

 

IL-2 1946は「DirectX9.0c」を必要としますが、WindowsVista/7などでは最初からDirectX10のみが入っていて9.0cが入っていませんので、上記Microsoftサイトから自動追加インストールをして9.0cランタイムを含んだ最新ランタイムのインストールを済ませないとIL-2 1946は動きません。

 

IL-2 1946は、グラフィックの描画手段としてOpenGLとDirectXを選べ、OpenGLのほうがクオリティが高いのでOpenGLを選んでる人が多いはずですが。
IL-2 1946でDirectX9.0cを利用しているのはこのグラフィックの描画だけではなく、サウンド出力やジョイスティック入力など各所にDirectX9.0cを利用していますので、グラフィック描画にOpenGLを選択しようとしていてもDirectX9.0cランタイムのインストールは必須です。

インストール完了時のセットアップメニューではどう設定したらよい?

画面解像度などのセットアップ画面は、分かる範囲で設定すればよいです。
最後に選ぶビデオカードの種類は、できる限り同じメーカーの近い世代を指定してください。
これが合っていないと、グラフィックの描画精度を十分に高められないことがあります。
解像度などはあとから本体のHardware Setupメニューで再設定できます。
また描画の精緻度などは本体のHardware Setup→Video Optionsでないと詳しくは設定できませんので、いずれにせよ
インストール完了後、一度本体を起動してHardware Setupを確認することをおすすめします。
ビデオカードの種類が正しく選択できていない場合は、conf.iniを手編集する必要がでてくることがあります。

何か動作がおかしいので再インストールしたい

IL-2インストール後にキー設定、描画設定が終わり、普通に遊べる段階であらかじめこれらのフォイルのバックアップをしておく。

Usersフォルダ
conf.ini
 

その後設定をいじり壊してしまったり、MODの導入でトラブってIL-2がおかしくなった時は、再インストール後これらのバックアップファイルを上書きする事で、キー設定や描画設定等を簡単に元に戻すことが出来る。

 

HDDに余裕がある人は、IL-2をクリーンインストールした後、IL-2をインストールしたフォルダを丸ごとコピーしておいて、コピー元に加えてそこに入っているil2fb.exeのショートカットも作って置けば、いつでも2つのIL-2を任意に選んで起動することが出来る。この方法を使えば、4.10.1mと4.11.1m、あるいはStockのIL-2とMODのIL-2を1つのPCに同居させられる上、何か起きてレストアしたい際にHDD内で別名コピーするだけでよくDVDからのインストールとパッチあての手順を省略出来る。もし片方のIL-2に問題が起きた場合は、そのIL-2フォルダの中身を全部捨てて、もう片方のIL-2フォルダから中身を全部持ってくれば問題なく起動するはずだ。
特にMODを入れる場合はこの方法を使って正規の(Stockの)IL-2 1946を残しておくことは必須である。
HDDの容量次第では、3つ・4つとIL-2 1946のフォルダのコピーを増やしても問題はない。
名前を工夫するなどして、自分でどのフォルダにどのバージョンが入っているのか見分けを付けよう。

Steamで買ってきたが、il2setup.exeが無くて詳細なゲーム設定が出来ない

このゲームでは、ハードウエアに関わる部分の設定をil2setup.exeという別のアプリケーションで設定するが、steam版のIL2にはこれが含まれていないという話をチラホラ聞く。画質や音質の設定をデフォルトより上げて「IL-2が持っている本来の品質」にした設定ファイルを添付しておくので、まず自分のconf.iniをリネームするなり何処か別の場所に置くなりしてバックアップしたあとにこのファイルをIL-2がインストールされているフォルダに入れて使う。

このファイルで設定される解像度は1680x1050なので、モニタが対応してない人はここを参考に書き換えて使うこと

 

il2setup.exeで設定する内容は、ビデオカードの選択を除きIL-2 1946本体(il2fb.exe)内のHardware Setupメニューからも設定できる項目なので、よく分からない場合はHardware Setupから設定すればそれで新しいconf.iniができるのでおおむね心配ない。

Vista/7でUACはオフがよい?

Windows Vista/7ではUACという、Program FilesやProgram Files (x86)以下でファイルをつつかせない機能が追加されました。
IL-2 1946はインストールフォルダ以下に自動でいろいろ設定ファイルを作ったりしますし、
またプレイヤー側でもダウンロードしてきた追加スキンをインストールフォルダ以下にコピーすることが多いので、
UACがオンになっているとじゃまになることが多いです。
UACはオフがよいです。

 

ただしUACは悪意のあるプログラムや不用意な誤操作に対する防衛でもあるので、UACをオフにすることでWindows
が若干脆弱になることは自覚しましょう。

 

IL-2 1946をProgram FilesやProgram Files (x86)以下にインストールしない、たとえば「C:\Ubisoft\」以下に
インストールする、という方法でIL-2 1946がUACの影響を受けなくなりますので、この方法でUACオンと両立させることは可能です。

 

いったんUACオンの状態でProgram Files・Program Files (x86)以下にIL-2 1946をインストールし、プレイしてしまうと、conf.iniやパイロット設定データの実体がVirtual Storeと呼ばれる保護領域にリダイレクトされてしまうので、あとからUACをオフにするとかえって困ったことになります。
また、既に他のアプリケーションをインストール済であっても、それらのアプリケーションの設定が飛んでしまうのでオンからオフへの変更は困難です。
各種アプリケーションインストール前にオンで行くかオフで行くか決めましょう。

HDDやSSDのインストール済フォルダをコピーするとコピー先では動かなくなった

コピー先についた新しいフォルダ名が「IL-2 Sturmovik - コピー」みたいな、日本語文字やいわゆる全角記号文字を含んでいると起動に失敗するようです。
ドライブ名以降のフォルダパスすべてが(いわゆる)半角英数字のみで書かれているか、注意が必要です。

マニュアル

輸入DVD-ROM版やダウンロード版なのでマニュアルがない

IL-2 1946のインストールフォルダをエクスプローラで開きましょう。

Aircraft Guide.pdf
Controls.pdf
manual.pdf

とPDFファイルが3つあるはずです。
manual.pdfが英語版全マニュアルなので、このwikiに記載されていないような細かな部分を知りたいときはこのmanual.pdfを頑張って読みましょう。
4.10.1mまでのパッチで新機能が追加された時も、新機能の使い方はこのmanual.pdfに掲載されています。

 

4.11mから4.13mまでの新機能や新機体計器盤の説明は、下記のように追加されたPDFファイルに書かれています。

Guide_411.pdf
Guide_412.pdf
Guide_413.pdf
 

Aircraft Guide.pdfは登場機体の説明。各機体別の計器盤の見方なども載っています。
Controls.pdfはデフォルトでのキー割り当て表です。4.10mで追加された機能は載ってないみたい。
パッチで機能や機体が追加されたときは、新たな説明PDFファイルが上記の他に追加されることもあります。

ゲームプレイ一般

テンプレにある初心者必読ガイド

デフォルトではジョイスティックのアナログ軸に機能が割り当てられてないので、そのままではジョイスティックが使えない。
必ずControlsメニューを開けて一番下のHOTAS controlsで各軸にジョイスティックを割り当てておく。


以下に挙げる機能はインストール直後の状態ではキーが割り当てられておらず、自分で割り当てないと
プレイに差し支えるので遊ぶ前に割り当てておくことを推奨する。

・パイロット名を作成しておく
 キー割り当てはパイロット毎なので、下記のキー割り当てをした後に
 パイロット(アカウント?)を作成するとキー割り当てがリセットされる。
 要注意。
 またインストール時のままのパイロット名(コールサイン)ではマルチプレイサーバに入れないこともあるので
 必ず自分固有の名前・コールサインを作成しておく。

・チョークをはずすキー (Toggle Chocks)
 ココで言うチョークとは、航空機の車輪止めを指します。
 これが解ってないといくらスロットルあげても滑走しない。
 主に航空母艦からの離陸に使用。鉄板の滑走路にもたまにある。
 チョークの無い滑走路でチョークを外すキーを押しても画面右に
 ポップアップされるメッセージは表示されない

・風防あけるキー (Open/Close Canopy)
 艦載機で着艦の時に立ち上がろうとしても「照準座席キー」とこれが解ってないと立ち上がれない。
 Mig9とI250も風防開けられる。

・主翼展開キー (Toggle Wing Fold)
 空母でおりたたんだ主翼を開く。

・混合比調節キー (Increase/Decrease Mixture)
 高度をあげると、混合比を減らさないと黒い煙がでてきてエンジンが不調になる。

・過給器 (Supercharger Next/Prev Stage)
 2000mで一段、4000mで二段。機種ごとの詳細はPDFファイルで(1946付属)

・座席の上下 (Toggle Seat Position)
 A6M、F4U、等。
 照準座席キー (Toggle Gunsight)がONになっていると使用不能な点に注意。

・手動ギア操作 (Rise/Lower Gear manually)
 F4F 等。

・エンジン選択キー (Select All Engines , Select Engine #1,2,3,4,5,6 , Select Left/Right Engines)
これらのキーを設定してないとミッション難易度によって双発以上の機体でエンジンがかけられない。
エンジン1つずつを選択してエンジンをかけ、すべてかかったらSelect All Enginesで全選択してスロットル操作。Select All Enginesせずにスロットル操作すると選択中の1基だけの出力が変化するのでその場でクルクル回ってしまったりする。
逆にそれを利用して、片側のエンジンのみをふかして誘導路で小回りすることも可能。

・照準器表示切替キー (Toggle Sight Mode)
 アメリカのP-51D-20NA、P-80、F-86(MOD機体)などK-14ジャイロ式照準器で照準環を表示する。
 使用法はアメリカ#o62b2591参照。

ミニマップの操作法

・ミニマップの表示位置を変える
 デフォルトではMキーで画面右上に表示されるミニマップを好きな位置にズラすには
 ミニマップ上の適当な場所で、マウスの右ボタンと左ボタンを同時に押したままドラッグすれば良い。
 これで画面上の好きな位置に持っていくことが出来る。
・マップの拡大・縮小
 4.11.1mよりマウスのホイールを回転させるとミニマップが拡大・縮小できるようになった。
 4.10.1m以前ではマウスホイールは使えない。
 マウス右クリックを1回押す毎に表示倍率を1段階変更する。
 最大倍率(又は最小倍率)まで到達することで拡大(又は縮小)が縮小(又は拡大)が
 切り替わる。拡大・縮小を切り替えたければ右クリ連打する事。
・マップの中心位置を変える
 マウス左ボタンでドラッグする。

スクリーンショットを撮る

キーアサイン画面には無いが、PrintScreenキーを押すとgrabXXXX(XXXXは4桁の通し番号).tga
いう名前で保存される。
バージョン4.11.1mまでのStockゲームでは、このファイルはIL-2インストールフォルダ直下に作成され、
ゲームを終了して再度起動するとナンバリングが0000に戻り、その前に保存していたファイルはどんどん
上書きされていくので留意のこと。

4.12(.2)m以降のStockゲームでは、インストールフォルダの下のScreenshotsフォルダに作成されるように
変更になり、ファイル名は変わらないが次回ゲーム起動時にもナンバリングが戻らず、ファイル番号がずっと
増えていくようになった。
またゲーム内のSetupメニューで、TGA形式だけでなくJPG形式との選択・併用も可能になり、画質を少し
損ねてもいいなら取り扱いやすいJPG形式で直接書き出されるようにもなった。

tga形式はIrfanview等の一般的な画像ビューアで開くことが
出来る。
リサイズしたり加工したりするなら、GIMPに関連付けておいてもいいかもしれない。

なお、マルチプレイで遊んでいる際は絶対に押さないこと。以前のバージョンでは一人がスクショを撮るだけで
全体にラグが発生する問題があった。
現行バージョンでは解決しているかもしれないが、念のためオンラインでスクショを撮る行為は避けるべきである。
どうしても撮りたければトラックを記録し、事後オフラインで再生しその際に撮れば良い。

 

SASModActやMODパックのUltr@Pack3やDark Blue Worldをインストールすると、標準では保存形式がJPEGに変更され、また保存先もMyScreenShotsフォルダ内に日付・時刻がファイル名についたものになるので、上書きはされなくなりまたJPEGが最終的に欲しい場合はファイル形式を変更する手間も省けるようになった。
ただしJPEGでは圧縮により画質がちょっと劣化するので、もしこれらMODパックを入れた環境で無劣化TGA形式でスクリーンショットを撮りたい場合は、JSGMEでTGA保存をEnableにする必要がある。TGA保存に変更した場合もフォルダとファイル名規則はJPEGのときと同じ。

 

HSFX6とil2freemodding版ModActivator for 4.11.1では、Screenshotsフォルダ内にgrab0000.tgaから連番のファイル名で保存される。
再起動しても0000には戻らず続きの番号が付けられる。

アスペクト比を任意の値に設定する

4.11.1mまでのStockゲームのデフォルトでは4:3以外の解像度に対応していないが、IL2stabを使うか、
設定ファイルを直接いじる事でワイド画面やSXGAのような変則的な解像度に対応することが出来る。
4.12(.2)mからは、ゲーム内のSetupで16:9解像度や1920x1080のような高い解像度も純正選択可能となった。
ここで出てこない解像度は、引き続き下記のconf.ini設定で行うこともできる。
4.12(.2)m以降では、古いWidescreen MODは使用できない(し、そもそもする必要がない)。
※設定ファイルを直接編集するので全ては自己責任で行うこと。
Program Files以下にインストールしてあってUACオンの場合はVirtual Storeにある実体の方をいじること。
説明が何を言ってるのか解らないなら最初からいじらないこと。
conf.png
IL-2インストールフォルダ直下にあるconf.iniをメモ帳等のエディタで開き赤の下線で示した個所を編集する。
widthとheightに設定したい解像度の数値を、SaveAspect=1となっているところをSaveAspect=0に書き換える。

 

ファイルを上書き保存し、IL-2を起動するとゲーム画面はこうなる
16p9.jpg
画像はワイド画面用に1280x768で設定した。この画像を見ると視界を左右に引き伸ばしたように見えるが、実際には上下をカットしてワイドに対応しているだけである。以下比較用に普通の4:3の画像
4p3.jpg
よって、視野が広がって有利になるわけではない。というか上下が見えなくなるのでむしろ不利になるかもしれない。
だが一応この方法を使えば、折角ワイド液晶を買ったのに横に額縁が出てションボリするような思いはしなくて済むだろう。
なお、il2setup.exeを実行したり、IL-2 1946内のHardware SetupメニューからVideo Modesなどを変更するとconf.iniが再び書き換えられ元のアスペクトに戻ってしまうので注意すること(Video Modesに入ってしまった場合はApplyせずにBackすればconf.iniは書き換えられない)。

この方法でワイド画面にしても、スピード・高度・方位のスピードバー数値やミニマップなどは中央の4:3エリアにしか表示されない仕様で、
特にミニマップを右上隅に持って行こうとすると4:3エリアからはみ出た部分は単に表示されないままになってしまうので、
ミニマップがちゃんと表示される位置に置くとちょっと邪魔な気がする。

MODのUltr@Pack2.01を導入すると、00_Ecran_Wideを有効にすることでミニマップや数値表示がワイド画面の左右端まで使えるようになる。(このMODは単体でも配布されていてHSFX5に入れたりもできる)
Ultr@Pack3.0RC4では、現在は同等MODのWidescreenは有効にできないし、してはいけない(Modページ参照)。
DarkBlueWorld1.6にはWidescreen MODが同梱されているのでJSGMEで有効にするだけでよい

なお、FullScreen=1であるにもかかわらず、グラフィックスボード&使用中モニタで実現不可能な解像度が指定された場合、
描画異常を起こすか、IL-2自体がまったく起動しないことがある。
そのときは慌てず騒がず、表示可能な解像度にconf.iniを直せばもとどおりになる。

 

ときおり、conf.iniを正しく書き換えてIL-2 1946を起動しても解像度や描画などがおかしくなるときがある。
Windowsを再起動したらconf.iniが正しく読み込み直されて正常に戻ることがあるので、どう記述を確認してもおかしくないのにダメなときは再起動してみよう。

 

なお、San's IL2 Fov ChangerというツールをIL-2 1946起動前に常駐させることで、ワイド画面と広い視野を両立させることもできる。
またSan's以外にもFOV変更MODが公開されていたりする。
詳細は各種ツールをご覧ください。

オープニングムービーを省略する

conf.iniの中を探していくとIntro=1と書かれている行があるので、ここをIntro=0と変更するとオープニングムービーが省略できる。

マルチスレッド環境で1スレッドのみに作業を押し付ける

ver4.10mから、IL-2 1946が部分的にマルチスレッド対応しているようなので。
4.10m以降をプレイするのであればマルチスレッドで動作させたほうが快適な動作になるはずである。
実際に4コア以上持っているPCでfps計測すると、デフォルトのマルチスレッドのほうが数fps良いfpsで実行できている。
この項目はそれ以前のバージョン時点での話ということになるが、削除せず参考に残しておきます。

 

ver4.09m以前のIL-2はマルチスレッドに最適化されていないので、あらかじめ1つのスレッドに作業を割り振っておいたほうが
FPSが向上する場合がある。もしマルチスレッド環境なのに妙にFPSが低かったり、コマ送りのような症状が出る場合は以下の方法を試すと症状が改善することがあるかもしれない。

IL-2インストールフォルダにあるconf.iniの以下のセクションを書き換える

[rts]
;ProcessAffinityMask=1

デフォルトでこうなっているところを

[rts]
ProcessAffinityMask=2

頭のセミコロンを消して数値を変える。
ProcessAffinityMask=の後に続く数字でどのスレッドに処理を割り振るかが決まる。
基本的には好きなほうで構わないと思うが、今回は2番目のスレッドに割り振った。
実際にプロセスがどのコアを使っているかは、タスクマネージャのプロセスタブ開き、
該当プロセスの上で右クリックして出てくるメニューの「関係の設定」を開くと確認できる。
pr.png
ProcessAffinityMask=2に設定し、ちゃんと動いていれば画像のようにCPU1のみにチェックが入った状態になる。

IAR81Aのペイロード

どの時点か分かりませんが、IAR81A、Cの爆装が変更になっています。
 旧 SC250×1、SC50×4
 現 SC250×1
古いミッションでエラーが発生しますので、ミッションファイル(.mis)を書き換える必要があります。
 ×  weapons 1xSC250_4xSC50
 ○  weapons 1xSC250
ver4.10m以降では修正されたらしい。

RADEONの新しいドライバ入れたら描画がバグった

AMD製RADEONグラフィックカードの2009年10月以降版のドライバには、IL-2との相性が著しく悪いもの多くあり、ハズレを引くとXP/Win7共にかなりの高確率でゲームスタート時の描画が崩れ、ゲームが出来ない症状が出る。この症状が出たら旧バージョンドライバ置き場に行ってCatalyst 10.8(2010年8月版)を拾ってきてインストールすれば症状が改善する。

 

逆に2010年12月時点最新のCatalyst 10.12にすると描画が正しくなるという情報もある。
また、Hardware Setup→Video OptionsのLandscape Detailを、PerfectからExcellentに落とすと改善するという情報もある。

 

Windows 7/VISTA 64bit用旧バージョンドライバ置き場
Windows XP 32bit用旧バージョンドライバ置き場

 

詳しいドライバの戻し方はラデ使いなら知ってて当たり前なので、解らない人は他所を調べてください。

記号キーに機能が割り当てられない

Controlsでキー割り当てを見ると、「'」といった記号キーに機能が割り当てられてるのに、プレイ中にそのキーを押しても
無反応なことがある。
また、Controlsでキー割り当てを変更して、「@」「:」などのキーに機能を割り当てようとしても、割り当てできないことがある。
これは、IL-2本体が英語キーボードでのプレイを前提としたキーコードを利用しているからと思われる。
日本語キーボードではこれら記号キーのキーコードが英語キーボードと異なるため、利用できない。
日本語キーボードでも反応のあるキーを選んで割り当て直すことをおすすめする。
あるいは、IL-2のほかにも洋ゲーをよくやるなら、英語キーボードを1つ買ってしまうとか。

視点が勝手に右後ろを向いてしまって正面を向けない

FreeTrackをインストールしていませんか。
FreeTrackをインストールしていながら、起動せずにIL-2のプレイを始めるとこのようになることがあるようです。
FreeTrackを起動して機能停止しておくか、もう使わないならアンインストールしておきましょう。

TrackIRを使おうとしたが6DOF動作しない

TrackIRの6DOF動作が公式にサポートされたのは、4.11m(4.11.1m)以降、及びそれをベースにしたHSFX6などのMODパックです。

 

4.10.1mまでのIL-2 1946はデフォルトでは6DOF動作しません。上下左右の2DOFのみです。異常ではありません。
4.10.1mまでで6DOF動作するには、Ultr@PackやHSFXといったMODパック、もしくは単体MODを入れて6DOFをEnableにしてください。
もちろん、マルチプレイでMOD禁止鯖に入ろうとしているときは、6DOFとの両立はできませんので2DOFで我慢してください。

Quick Mission BuilderでスロバキアやMTOのマップを飛ぶと、飛行場が分からない

スロバキアやMTOのマップに設置されている飛行場は、滑走路がなく、付近一帯どこでも降りられる不整地扱いになっています。
ミニマップに表示されるウェイポイントに従って飛行し、着陸マークあるいは飛行場マークのあるあたりに着陸するとコケずに滑走できます。
進入する方角の制限などもありません。
地上には管制塔やタンクなども設置されているので、うっかりぶつからないことだけ注意しましょう。

Quick Mission Builderを開始しようとすると「Mission Corrupt」と言われて開始できない

ver4.10mのバグでした。機体やマップを変更すると開始できます。
改修版のver4.10.1mがリリースされたので、4.10.1mをインストールすることで起きなくなります。
4.10.1mにしてあるのに似たような現象が起こるときは、記憶されている前回のQuick Missionの内容がMODの変更などで不整合を起こしていることが考えられるので、画面内の「Reset」ボタンをクリックしてQuick Mission Builderをリセットしてあげると解消されます。

Quick Mission Builderを開始してフライトが開始されるが空中でエンジンが停止している

Scramble以外の空中スタートとなるはずのQMBを開始して、フライトが開始されるが、
自機のエンジンが止まった状態で始まって墜落し始めたり、自機のエンジンはかかってるが
AI僚機・敵機のエンジンが止まった状態で始まって墜落していくことがある。

SASModActなどのMOD実行環境で、機体リストが国別に区別されているときに、その国と国の
仕切りとして存在する「*****」で始まるPlaceholder部分を誤って選んでしまっているとそうなる。
こうなっている部隊を選んで適切な機体を指定し直す。
まためんどくさいときは全体を「Reset」ボタンでリセットしてもよい。
これで解消されるはず。

そのほか、特にMODの導入・削除などしていないのにQMBだけ動作がおかしいときは、「Reset」を。

正しく着陸Waypointを設定しているAI機が着陸してくれない

MODのジェット機で、飛行速度の速いものが、速度と高度を殺しきれずに、あるいはWaypoint地点をかすめ
続けて通過したとならずに、着陸できないことはありうる。これはMOD機作者側で対処が必要。

ジェット機でもないStockプロペラ機なのに着陸できない場合は、そのマップがMODマップでないか?
(Stock収録されているマップでも改変されたMODマップに置き換えられてないかも要チェック)
MODマップで斜め滑走路が設置されていると、その斜め滑走路や交差する直線滑走路への着陸をAIが
見失うようになることがあるらしい。
その滑走路をAIの着陸に使わないようにする以外の回避手段は無いっぽい。

B-25などの中型爆撃機のAIに水平爆撃させたいのに緩(または急)降下爆撃しかしてくれない

B-25やIL-2など、中型小型の爆撃機だがサブタイプに襲撃機や対戦車攻撃機・急降下爆撃機が存在する機体は、ミッションに爆撃を指示するGATTACK waypointを作った際にTARGETとして橋や砲・車両・船などを指定していると、その目標に向けて緩(または急)降下を伴う爆撃を行ってしまう。

 

これに該当する機体に対して、TARGETを指定しつつ水平爆撃をさせることは基本的に不可能。
照準が不正確になるが、この進路・高度・速度であればこの地点で爆弾投下するとだいたい当たるだろうという地点にGATTACK waypointを作ってTARGET指定を行わなければ、waypoint指定の進路・高度・速度に沿いつつGATTACK waypointが配置された座標通過時に(AIによる爆撃照準を実施せずに)爆弾を投下するので、水平爆撃っぽい動作をさせることはできる。

 

もともと収録されているQMBのArmorやBridgeミッションだと、TARGETを指定していることがほとんどだと思うから、回避できない。

爆弾を落とす、あるいはドロップタンクを落とすを操作するとIL-2がフリーズする

まず、そのIL-2は公式のみの状態でしょうか、有名MODパックを入れているでしょうか、単体機種MODを入れているでしょうか。
公式のみの状態、HSFX/Ultr@Pack/DBWのMODパックを入れたのみの状態でこれが起こるとすると、パッチあてやMODパックインストールのいずれかの過程で失敗している可能性があります。公式・HSFX・Ultr@Pack・DBWではそのようなバグはほとんど残っていませんし確認されていません。最初のインストールからやり直してみてください。
OSがVista/7の場合でProgram Files (x86)以下にインストールした場合はUACのせいでパッチがうまくあたらないこともあるようですので、Program Files (x86)以外にインストールするとうまくいくかもしれません。
単体機種MODを入れたその機種、大手以外のMODパックを入れた後などで起こるようになると、その機種MODやMODパックのバグが考えられます。作者にバグ報告して対処を待ち、それまではそのMODは使わないようにしましょう。
2chあるいはこのwikiのcommentでこのバグを報告する際には、本体バージョン・MODパック有無・単独MODの有無・現象の起こる機種・OSとUACのオンオフを明記してください。

Trackを録画したのに、再生すると投下した爆弾やロケット弾が描画されない

Track記録回りのバグです。現状、諦めるしかありません。
Single Missionなどの場合は飛行が終わってから記録する「.trk」形式より、リアルタイムに記録を行う「.ntrk」方式のほうが記録が正確になりやすいともいわれていますが、.ntrk形式でも爆弾やロケット弾などが記録されないことは多々あります。
また、.trk形式のほうが正確に記録できてたということもあり、どちらが良いかはいちがいに言えないようです。

"Pilot or Gunner Position"で席を変わってもAutopilotが変わらない

"Pilot or Gunner Position"に設定したキーを押して、操縦席から後部銃座や上部銃座に席を変わった時、昔はたしか
操縦のAutopilotがOnになって銃座のAutopilotがOffになって、銃座をマウスで操作できたはずなのに。
いつのまにか席は変われるんだけど、変わってもAutopilotが切り替わらなくて銃座をマウスで操作できなくなってる。

基本操作のページの 爆撃機など複座での自動操縦関連キー操作 参照。
あらかじめAutopilot AutomationをOnにしておくか。
席を変わってからToggle Autopilotキーで手動切替を行う。

あるいは、conf.iniを見ていくと、[game]の5行ぐらい下にviewSet=56か=57に書かれてる行があるはずです。
ここをviewSet=36か37に書き換えると、また銃座が操作できるように戻ります。

P-80やF-86で照準器の真ん中に点が表示されるだけで狙いづらい

P-51D-20NA、P-80、F-86(MOD機体)などのK-14ジャイロ照準器を装備したコックピットでは、
Toggle Sight Modeキーを設定して押すことで機体の機動に追従して動く照準環が追加表示される。
あらかじめToggle Sight Modeキーを割り当てておくこと。
飛行中の設定方法はこちらが詳しい→アメリカ#o62b2591

ロケット弾で地上攻撃を行いたいがロケット弾が目標到達前に空中爆発して地上にダメージが無い

空対空・空対地の両用ロケット弾は、発射後Arming画面で設定しておいたRocket Delay秒数が経過
すると時限信管で爆発するので、地上攻撃を行う前に20.0秒から30.0秒ほどに長く設定する。
 参照→ 武器の使用法#t0761304

MODロケット弾でもアメリカのMk4 FFARやソ連のS5が該当する。

大型の対地・対艦専用ロケット弾はRocket Delay設定に影響されない。

ミッション中に自分だけのBGMを流す、ラジオ局の音声データを置く

4.07m時点から、ミッション中の「地上」「離陸」「戦闘中」「墜落」の3シーンに分けて自分だけのBGMを流す機能がありました。
また4.10.1mでラジオ局の機能が追加され、音声データを専用フォルダに置いておくとフライト中にラジオの周波数を合わせるとラジオ局の放送が流れてくるようにもなりました。
これらの音声データは標準ではついてこないので、自分で用意するかMission4Todayあたりで探してダウンロードして置くかになります。

 

どちらについても、音声データを インストールフォルダ\samples\Music\ 以下のフォルダに置きます。
前述のBGMのデータは Music\ フォルダの中の Crash\ / InFlight\ / TakeOff\ の3フォルダの中に置きます。
後者のラジオ局については Music\Radio\ フォルダの中に放送局名のフォルダがあるので、そこに置きます。

 

音声データの形式については、『音声データファイルがHDDから食うファイルサイズを気にしないなら』通常のWAV形式でかまいません。
CDをリッピングしたそのままの、44100Hz/16bit/StereoなWAVデータでも再生可能です。
音質をいくらか落としてもサイズを小さくしたい場合は、22050Hz/16bit/Monoralに変換するという手があります。
音声を圧縮して長時間のものでもHDDを食わないようにしたい場合は、「RIFF/WAV MP3」という少し特殊なデータ形式にする必要があります。
IL-2 1946に標準でインストールされるオープニングムービーBGMやメニューBGMはこの形式になっています。
「RIFF/WAV MP3」は、通常のWAVともMP3とも異なるファイル形式で、音声の圧縮はMP3で行われ、ファイルヘッダにRIFF/WAVのものがつき拡張子が.wavになっているというものです。
「RIFF/WAV MP3」作成には 「K5 MP3 to RIFF WAVE」http://kkkkk.net/?key=soft.mtrw などのツールを使うといいでしょう。
NHK Squadronでも類似のツール類の解説がされています。 http://www7.ocn.ne.jp/~nhk-sqn/nhk/il2/tips/il2_info3.htm

M4Tなどで配布されているカスタムスキンを適用すると、国籍マークがずれて二重に表示される

IL-2 1946のミッション開始前ブリーフィング・Arming画面でMarkings On設定を選択した場合に表示される国籍マーク(日の丸や赤い☆、青丸白☆、ラウンデル等)は、それぞれの機体ごとに最も典型的な位置と大きさ1種類のみが機体3Dデータ内に記述されて再現されています。

 

史実の機体塗装でも、時期や地域・部隊などの差異でそれらのマークのサイズや位置がわずかに異なっていることは当然ありうることで、カスタムスキンの作者がそこまでこだわって史実再現を行っているとデフォルトのMarkings Onで表示される国籍マークとはずれた位置に二重に表示されることになります。

 

同じことは機番にも言えて、機番まで彫り込んであるカスタムスキンを使おうとするとMarkings Onでは食い違う数字が二重表示されるということも起こります。

 

このような「こだわりカスタムスキン」を使いたい場合は、Arming画面でMarkings Off設定を選びましょう。

国籍マークがあらかじめ描き込まれているカスタムスキンに機番のみMarkingsで追加表示してほしい

StockゲームでもMODでも、国籍マークと機番数字とを個別にMarkings表示On/Offする機能は提供されていません。
1つ前のQ&Aのように国籍マークまでこだわって描き込まれているカスタムスキンを使いたい場合は、Markings Offを選び機番の自動表示を諦めるしかありません。

 

1機ずつ異なる機番まで再現されたミッションを飛びたい場合は、数字を変えていっている機番まで描き込まれた状態で配布されているカスタムスキンを1機ずつFMBやQMBで着せ替えていくことになります。
マークは描かれているが機番が掘られてないジェネリックなカスタムスキンしか配られていないときは、PhotoshopやGIMPなどを使って自分でカスタムスキンに機番を追加してみるのもおもしろいと思います。

 

ミッションに数十機も登場させたいとき、カスタムスキンの着せ替え作業を数十回も繰り返すのはめんどくさいですが。ファイル名を把握してるなら自作の.misファイルをテキストエディタで編集したら少し楽になるかも?

敵・味方機の上に表示される機体名や距離のラベルアイコン表示条件を変更する

まず最初に、DogfightやCOOPのマルチプレイにおいては、ラベルアイコン表示はサーバ側の設定が優先される。
本項の記述は基本的にシングルプレイやQMBで使える内容となる。

次にミッション開始時の難易度設定(Difficulty)においてIcons & Map→No HUD IconsがOnになっているとラベルアイコンそのものが表示されないことに注意。

ラベルアイコンの表示条件カスタマイズは、各ユーザーフォルダ内にIconsという拡張子無しのテキストファイルを書いて行う。
ユーザーフォルダの場所はゲームインストール時デフォルトの1人だけのパイロットのときは

ゲームインストールフォルダ\ Users\ doe\

であるが、パイロットを追加したり変更したときは「doe」のところが別の文字列に変わってるはずなので、自分が乗っている=変えたいパイロットのフォルダの中にIconsファイルを置く。
設定の記述内容が4.10.1mまでと4.11m以降で少し変わっており、4.11m時点の記法はGuide_411.pdfの12pに例がある。

mp_dotrange FRIENDLY DOT 25.0 COLOR 0.1 RANGE 0.1 TYPE 1.0 ID 0.1 NAME 0.1 ALTICON 2.5 ALTSYMBOL + ALTCOLOR 3

小数点数字はkm単位の距離(25.0は25km、0.1は100m)。で全項目で最大値が25.0(25km)。
後ろ3つのALTICON、ALTSYMBOL、ALTCOLORが4.11mでの追加項目。デフォルトでは表示される機会がない。

 

敵機と味方機で別の条件を指定することになっていて、敵は「FOE」、味方は「FRIENDLY」に続けて書く。
DOT : 機体が黒点で表示開始される最遠距離(デフォルトは14km)
COLOR : ラベルアイコンに自軍・敵軍の色付けを開始する距離、以遠は敵味方関係なく黒(デフォルトは6km)
RANGE : 相対距離の数字を表示開始する距離(デフォルトは6km)
TYPE : 機種名を表示開始する距離(デフォルトは6km)
ID : 機体番号を表示開始する距離(デフォルトは6km)
NAME : 小隊名?を表示開始する距離?(デフォルトは6km)
ベーシックなラベルアイコンはCOLORからNAMEのうち最も数値の大きいものの距離から表示開始となる。
ALTICON : 上記表示距離よりもさらに遠方で別種のラベルアイコン表示を行いたいときの表示開始する距離
ALTSYMBOL : 「+」や「x」など1文字を指定するとこの1文字のみがALTICONとして表示される
ALTCOLOR : 色数字を1~17の間で指定する。各数字の意味は Red, Blue, Green, Gold, Purple, Aqua, Maroon, Navy, Emerald, Olive, Magenta, Teal, Orange, Turquoise, Brown, Salad, White である。

 

たとえばラベルアイコンを敵でも味方でもデフォルトより遠方から表示開始して欲しいときはこういうふうに記述する。

mp_dotrange FRIENDLY DOT 25.0 COLOR 17.0 RANGE 15.0 TYPE 10.0 ID 6.0 NAME 4.0 ALTICON 20.0 ALTSYMBOL + ALTCOLOR 9
mp_dotrange FOE DOT 25.0 COLOR 17.0 RANGE 15.0 TYPE 10.0 ID 6.0 NAME 4.0 ALTICON 20.0 ALTSYMBOL X ALTCOLOR 13

マルチプレイ関連

マルチプレイサーバーを探すためのサーバーブラウザに関する説明は各種ツールサーバーブラウザ
各サーバーの特色に関する説明はサーバーガイドをご覧ください。

ネットワーク設定

すべてのプログラム→UBISOFT→1946→setup→ ネットワーク
IPがデフォルトと表示されてるのをドロップダウンリストのいちばん下のIPに変更。

モデムとPCを直結している場合等に必要な設定です。設定が必要ない環境の場合はこの項目自体表示されません。

何処のサーバーからもキックされて入れない

プレイヤープロファイルの名前の設定が正しくない可能性がある。
IL-2の起動画面で右上のほうに表示される名前欄が画像のようになっていると、無条件にキックされることがある。
pilot1.jpg

また、画像で”Mad”となっているコールサインの欄に半角スペースが入っていても駄目な鯖もあるので、これに該当する場合はPilotボタンを押してコールサインだけでも適当な名前に変えたほうがよい。
pilot2.jpg
新しくパイロットを追加しても良いが、そうするとキーコンフィグ等のゲーム内設定を全部やり直さなければならないので、設定ファイルをコピーしたり出来る人以外にはあまりお勧めしない。

チャットログの表示行数を増やす

デフォルトでは一行しか表示されず使い勝手が悪いチャットログの表示行数を増やす方法。

Chatキーを押して発言できる状態にする
aft.jpg

チャットウインドウの端っこにカーソルを持っていき、カーソルの表示が変わったら
おもむろに表示したい段数になるまでドラッグする
drag.jpg

It's done.
final.jpg
IL2stabからも変更できる

サーバーログを表示する

Ctrl+tabキーを押すか、Chatキーを押し発言できる状態にして、 > を入力後、再度Chatキーを押す。もしくは左Shift+tabでもいい。たまに誤爆してログ表示画面を出してしまうと一切の操作を受け付けなく事があるので誤爆したら落ち着いて左Shift+tabを押す。
あんまり使い道は無いかもしれないが、視認距離等のサーバー側の設定を見ることも出来るので、人によっては重宝する機能かもしれない。
02.jpg

オンラインレイティングの2ページ目を表示する

Online ratingの1ページ目は普通に出てくるが、2ページ目以降を出す方法。
Next Rating Pageにキーをバインドした上で、1ページ目を出すキーを押し、そのキーを押したまま
Next pageにバインドしたキーを同時押しする。
つまり、1ページ目にS、2ページ目にShift+Sをバインドすると永遠に2ページ目を見ることはできない。

スタックを減らす

大人数が接続しているサーバーで遊んでいる際、今まさに射撃しようとするタイミングで描画がカクつき
悔しい思いをする事があるが、他のプレイヤー機を先読みしておくことでこの症状を回避できるかもしれない。
方法は単純で、単に接続している全プレイヤーを外部視点で見ておくだけで良い。
ただし気分的にスタックが減るような気がするだけであって、確実に減るとは言い切れないオマジナイ程度のTipsである。
当然この方法では新規プレイヤーがJoinしてくる際や抜ける際に発生するスタックは回避できないし
Zeke vs WildcatWarCloudのように外部視点を許可していない鯖では使えない。

スコアシステム

マルチプレイでは撃墜や生還した数に応じた得点をスコア一覧で見ることが出来る.
ゲームごとの得点はマップ切り替わりでは持ち越しになり、サーバーから抜けるとリセットされる。このWikiのサーバーガイドに載っているような有名どころでは、IL2SCなどのサーバーツールを走らせ一定期間ごとの集計を取り、自分の成績を確認できるようにしてあるところが多い。
例;Skies of ValorのStatsページ
http://il2mts.war-clouds.com/index.php

  • 航空機を撃墜して生還すると、エンジン1機あたり100点が貰える。
    つまり単発機だと100点、4発機では400点
    撃墜したのに死亡した場合はこのスコアの1割に、境界線より向こうの敵の領域で脱出したり
    不時着して捕虜になった場合はこのスコアの2割、味方領域で脱出したり不時着した場合は半分が貰える。
  • 例:最初のソーティでP-51(単発)を1機、Bf110(双発)を1機撃墜して基地に生還
    →エンジン3機分で300点。リフライして次のソーティで零戦(単発)を撃墜したあと
    境界線よりも敵側で脱出→100x0.2=20点+300点で320点
  • 駐機中の航空機は1機あたり20点
  • 地上車両は一両あたり25点、戦車は40点、自走砲、大砲は30点、対空砲は60点
  • 輸送船クラスは一隻200点、大型艦は700点が貰える。
    (もし正確な点数をご存知の方がおられましたら加筆訂正してください)
    生還条件による係数は航空機の場合と同じ。
  • 味方ユニットを破壊した場合、上記の満額に3倍した点数を手持ちから引かれる。
    • つまり、そのゲームにおける持ち点が120点の状態で味方戦闘機を1機TKしてしまった場合、
      300が引かれて-220点になる。

フライヤブルでは無い飛行機を使う

マルチプレイのサーバーによっては、本来人間が飛ばすことの出来ないB-29やPe-8のような機体が
プレイヤー機として選択可能になっている事がある。

MODを使わずこれを飛ばすには、以下の手順を踏む

1、一旦普通のフライヤブルな機種を選択してゲームに入る
2、Escを押してReflyを選択
3、その後目当てのノンフライヤブル機を選択し、Flyを押す

と、その機体を使うことが出来る。

ただしこの方法でノンフライアブル機を操作する場合、コックピットが実装されていないために、
・ラジコンのように外部視点で飛ばすことになる
・旋回機銃を操作できない
・爆撃照準機が使用できないためカンで爆弾を投下しなければならない
等の制約がある。
しかし、そのような機種が使用可能なサーバーはModが入ってる事が前提になるので、たとえ接続出来たとしても正常なゲームプレイは出来ないと思っといて差し支えない。透明な敵にいきなり撃墜されても文句は言えないので注意すること。Modを導入しているのにそういう現象に合う場合は、サーバーが指定したModを正しく組み込んでから接続すること。

MOD対応の一部のサーバーに入れない (CRT=2 Timeout 1/Timeout 0)

沢山のMODがリリースされ、マルチプレイでもユーザー制作の追加マップや動く地上オブジェクト等が使えるようになりゲームの幅が広がった反面、個々人でIL-2内の環境に差異が出てきてフライトモデル等でプレイヤー間の整合性が取れない事態が起きるようになった。
この問題を是正するため、サーバー側で厳密にインストールされているファイルをチェックして、指定したルールに合致するクライアントだけ接続を許可するサーバー群が出てきている。
このようなサーバーにルールに合わない設定のクライアントで接続すると、画像のような警告が出て接続する事が出来ない。
timeout.jpg
このような警告が出たら、まず以下の項目をチェックする。

 
 
  • まず、UP、DBWやHSFXのような統合MODパックを導入する際には、今まで遊んでいたIL-2に入れずにDVDから再インストールしたクリーンなIL-2を4.09mあるいは4.10.1mまでアップデートして、本体バージョンに適合したMODパックをインストールしなくてはならない。
    HDDに余裕があり、今まで遊んでいたIL-2をどうしても残しておきたいとか、4.08m・4.09m・4.10.1mのクリーンなIL-2をバックアップしておきたいなら、以下の方法で複数のIL-2を共存させて、それぞれを任意に起動することが出来る。
  • 例えば。今まで遊んでいたIL-2が入っているフォルダ名が以下のような場合
    C:\Game\IL-2 1946
    このフォルダ名を適当な名前へリネームする
    C:\Game\IL-2 408Classic
    その後、リネーム前と同じ名前(この場合C:\Game\IL-2 1946)のフォルダへDVDからIL-2をインストールする。この新しく入れたIL-2へパッチを適用して、統合MODパックをインストールすれば、複数のIL-2を共存させることが出来る。
 
  • この方法でFilesフォルダに単体MODを組み込んでいる場合、ファイルチェックで余計なファイルや改変されたファイルが入っていると判断されるので、無条件でサーバーに接続できなくなる。もしこの事例に相当するなら、組み込んだのと逆の手順でコツコツ削除するか、IL-2を再インストールする以外に対策は無い。
 
  • 海外の著名なサーバーには、サーバーHPのフォーラムにどのMODが許可されているかを告知するスレッドが大抵存在するので、そこに書いてある通りのMODモジュールをJSGMEで組み込んでいないと接続出来ない。
    もっとも、CRT=2設定で接続出来る出来ない関わらず、サーバーが指定したMODを組み込んでいないとフライトモデルやダメージモデルに差異が出たり、当たり判定がおかしくなったりするので、自分が接続するサーバーのルールにしたがって環境を用意するのは最低限のマナーと言える。
    大まかな情報はサーバーガイドのページに載っているが、これが最新とは限らないので、各サーバーのHPをこまめにチェックするように心がけたい。
     
    参考リンク
    WarbirdsPreyフォーラムのJSGMEに関するスレッド
    http://www.warbirdsofprey.org/modules.php?name=Forums&file=viewtopic&t=6554
    WarbirdsPreyフォーラムのTimeout対策スレッド
    http://www.warbirdsofprey.org/modules.php?name=Forums&file=viewtopic&t=6560
    WarCloudsのスレッド
    http://www.war-clouds.com/modules.php?name=Forums&file=viewtopic&t=5530&highlight=hsfx
 
  • 地域と言語設定が英語になっていない場合も審査にひっかかるので、設定が済んでいない場合は以下の操作をして設定を変える。
    まず、Windowsのコントロールパネルを開き、地域と言語のオプションを開く
    locale1.jpg
     
    地域オプションのタブから、標準の形式を日本語から英語(米国)に設定し、OKを押して変更を反映させる。
    locale2.jpg
  • IL-2を起動してZeke vs WildcatなりSpit vs 109なりに接続してみる。MOD構成が間違っておらず、中身に手を加えていなければ接続できるはずである。
    • ただし、以上の設定をすることによってIL-2以外のアプリケーションでメニューの表示がおかしくなったり、日付や時刻の入力で問題が発生するかもしれないので、その辺りのリスクを考慮したうえで作業すること。
       

自作ミッションで、透明滑走路を配置したが、参加者からピンクに見えているらしい

ver4.10mのバグで、透明滑走路が参加者からピンクに見える現象が起きていました。
バグに対処したver4.10.1mが公開されたので、4.10.1mをインストールすることで解消します。

登場兵器への疑問

空母の大きさ

  • IL-2に出てくる空母やその他艦船のスケールって飛行機とあってる?
    なんか飛行機に比べて空母がちいさすぎる気がしてるのだが
    気のせい??
    • あんなもんです。
    • 昔の空母ってびっくりするくらい小さいよ、まじで。
    • 昔CFS2でも同じような話があったねw
      飛行機も船も同じソフト使って同じ設定で実物の寸法を使って作ってあるんだろうから
      相対的にサイズが違うなんてあり得ない・・・と思う。
      瑞鳳が九七式艦攻載せてる写真なんか見ると「これで大丈夫?」って思うぐらい小さいよ。
      現代の米空母なんかとは全然別物。
      大型の翔鶴級でも零戦2機が横に並ぶと甲板の幅とあまり変わらないぐらいだから。
      翔鶴の飛行甲板の幅/前端18m/中央29m/後端26m、零戦の幅12m(21型)

艦船の動き

  • 単縦陣の艦隊をフルミッションビルダで作って走らせてたら、いつのまにか全部追突して沈んでた
    • IL-2 1946の「艦船」は、障害物を避けるという自律的な動作をしません。FMBのWaypointに指示されたとおりにのみ進みます。前方により遅い船が走っていてもそのまま追突します。
      船同士が追突すると、たいていの場合双方とも沈没します。
      Waypointで速度が指定できるので、最も遅い船にあわせた速度を指定することで追突を防ぎましょう。
    • 前を進んでいる艦が砲爆撃を受けて撃破された場合も、その艦はいきなりは沈まずまず行き脚が止まるので、後続の艦はやはりどんどん追突してしまいます。これは現状どうしようもないです。
 
  • 見るからに魚雷が接近してきてるとか、爆撃機が爆撃体制に入ってるのに、回避運動しないのです
    • 「艦船」はFMBのWaypointに指示されたとおりにしか進みませんので、回避運動は一切しません。
    • 見た目だけ回避運動してるっぽい動画を撮影したければ、接敵時刻を調べて、いかにも敵を発見して回避運動に入ったかのように、あらかじめFMBでWaypointを並べておくことになります。

艦船の魚雷攻撃

  • 艦船からも魚雷撃ってくれたらいいのに
    • 駆逐艦や魚雷艇などの魚雷を武装として持ってる艦は、魚雷撃ちますよ。
      ただ日本の酸素魚雷はパラメータ化されていないため、WWII当時の航走距離の短い魚雷では射程がかなり短いため、砲戦距離ではまだ魚雷が届かず撃ちません。かなり「肉薄」して初めて魚雷の射程内に入って撃ちあうことになります。
    • 魚雷発射管を1基しか積んでいない艦船(日本の秋月型など)はStockゲームでは左か右か片方の舷に向けてしか発射管を旋回させられないので、それと逆の方に位置する敵艦に向けては魚雷を発射しない仕様になっています。また陽炎型やフレッチャー級など2基の魚雷発射管を持つ艦も、うち1基は左舷専用、もう1基は右舷専用となっています。
    • 船拡張MODを導入し、その拡張機能や追加魚雷に対応したパラメータを持つMOD艦船では、実物が左右両舷に旋回できるタイプの魚雷発射管は両舷への発射に対応します。

艦船の対空攻撃

  • 戦艦や巡洋艦が高角砲と機銃のみで対空攻撃して、主砲を撃ちません。
    • Stock収録の戦艦や巡洋艦、平射砲な駆逐艦の主砲・副砲は対空発砲しない仕様になっています。
    • MOD艦船で対空発砲もするというパラメータが設定されているものは、仰角が足りる範囲で主砲や副砲でも対空攻撃してきます。

空母赤城がいろいろおかしい

  • なんかへんな薄緑色で気持ち悪い
    • 正しい日本海軍軍艦色に修正するMODがあるので、それを入れましょう。MODを使えないマルチプレイでは我慢しましょう。
  • 赤城の25mm機銃はすべて連装だったのに、なんですべて単装が並んでるの、おかしい
    • 正しい連装機銃に修正するMODがあるので、それを入れましょう。MODを使えないマルチプレイでは我慢しましょう。
  • 赤城の甲板日の丸が白い四角バックつきなのって史実と違ってない?
    • ミッドウェーで米軍機から撮影された写真によると、白い四角バックつき日の丸で史実に正しいようです。空母の甲板の日の丸で白四角つきだったのは赤城だけのようで、他の空母は白丸でした。プラモ作例で赤城が白丸になってるのは考証が古いと思われます。

空母翔鶴と瑞鶴の塗装がおかしい

  • 側面が変な緑だし、甲板におかしな模様があるし
    • はい、翔鶴と瑞鶴の側面も甲板も完全に間違ってます。正しい1941年の姿に修正するMODがあるので、それを入れましょう。MODを使えないマルチプレイでは我慢しましょう。

IJNBBGenericって、まんまイギリスのキング・ジョージ・V世なんですけど

  • ちゃんとした日本の戦艦が欲しい。
    • そうですね、おっしゃる通りです。長門や金剛ならMODが配布されてるので、MODを入れましょう。

日本海軍駆逐艦の塗装

  • 秋月級の側面に「アキジキ」って…… 「アキジキ」って何よ?
    • 日本人以外にはカタカナの「ジ」と「ヅ」の区別はしづらいので単純な間違いですね。許してあげましょう。
    • そもそも駆逐艦側面に艦名を書いていたのは平時だけで、戦争中は軍艦色で塗りつぶしていたので、「何も書かれてない」のが正解
    • MODが配布されてるので、気になるのであればMODを入れる。しっかり「アキヅキ」になっている。

MOD機体のスキンを入れるフォルダが見当たらない

MOD機体のスキンを入れる Paintschemes/ Skins/ 機体名/ フォルダは、自分で用意しないといけない。
機体の配布アーカイブ内にこのフォルダ構造が含まれていたり、Readme内や配布場所でスキンフォルダ名が
明記されている場合があれば、それに従う。

明記がなくても、導入時に記述した air.ini の一番左のカラムがそのままスキンフォルダ名になる。
たとえば
F9F2_Panther air.F9F2 1 NOINFO usa01 SUMMER
という行であれば、スキンの機体名フォルダは「F9F2_Panther」となる。

入手したスキンが機体に合致しない

  • 零戦のスキンをダウンロードしてきて使おうとしたら、全然機体に合致しないんですが
    • 環境はHSFX5か6、Ultr@Pack3.0RC4、DarkBlueWorld1.71のいずれかでしょうか。これらのMODパックの零戦と二式水戦は、モデリングが改善された「JapanCat版」に入れ替えられていて、それに伴ってスキンのマッピングが完全に変わっています。古いスキンは使えません。新しい「JapanCat対応」スキンを入手しなおして入れてください。なお、手作業で自力で古いスキンをJapanCat対応にすることは可能なので試してみてください。
  • MODの震電を入れてスキンを使おうとしたら、垂直安定板のところがおかしい
    • 震電MODは2011年9月6日版のときに垂直安定板のところのスキンマッピングが変更になってますので、2011年9月6日以降版MODに古いスキンは使えません。以降版対応スキンを入手し直すか、手作業で対応させてみてください。なおHSFX5.0.1に入っている震電はそれより古い版なので、逆に新しいスキンが適合しないはずです。古いスキンを探して入れてください。

スキンを自作したいんだけどテンプレート(void.bmp)が無いので作れない

  • スキンを自作したいのでテンプレート(void.bmp)をPaintScheme以下のフォルダで探したんだけど、何も無いので作れない
    • MOD機体、MODパック新収録機体には、void.bmpがPaintSchemeフォルダについてきてないものがほとんどです。MOD作者の大元の配布場所に行くとvoid.bmpやそれに替わるPhotoshop形式のテンプレートを配布してくれている場合があります。あるいは有志がvoid.bmpに相当するテンプレートを自作して配布してくれていることもあります。探しましょう。なければ圧縮ファイル(SFSファイル)を展開してデフォルトスキンを発掘して、デフォルトスキンを元に作りましょう。

米ノースロップ・グラマン社が「ウチの機体をゲームに登場させるなら使用料払え」って言ったってホント?

  • 米ノースロップ・グラマン社がフライトシミュレーションゲーム制作会社に対して「ウチの機体をゲームに登場させるなら使用料払え。過去の機体もな」って言ったって噂を聞いたけどホント?
    • ほんとです。1C Maddoxの公式告知にも過去その旨書かれてました。そのために、いったんパッチで提供予定とされていたグラマンの新機体がいくつかお蔵入りになりました。

次のパッチに戦艦大和・巡洋艦大淀・空母ヨークタウン級が入るって噂を聞きました

  • ロシアの掲示板にそれらのリーク画像が貼られていたのはたしかですが、4.12mに入るかもっと後になるかはまだ確定してないようです。