バーバリアン

Last-modified: 2022-09-10 (土) 18:18:54

バーバリアン

特殊能力:迅速な移動、バーバリアンレイジ、高いヒットポイント
制限:フルプレート又はプレートメイルを身に付けることができない、武器の高度な専門化はできない
必要能力値:STR9

 

バーバリアンは素晴らしい戦士になれる。ファイターほど規律正しくもなく技量に優れてもいないが、意図的に狂気に身を投じ、腕力と強靭さを高めることができる。

 

クラスの特徴:

  • スプリントメイルよりも重い鎧を装備できない
  • いかなる武器もスペシャライゼーション(2スロット)を超えて習熟できない
  • どの戦闘スタイルもスペシャライゼーション(2スロット)まで習熟可能、二刀流スタイルには3スロットまで配分可能
  • 移動速度が通常のキャラクターよりも2ポイント速い
  • バックスタブへの完全耐性
  • 4レベル毎に1日1回、「バーバリアンレイジ」(激怒)を使用できる(レベル1の時点で1回使用可能)
    • バーバリアンレイジ(激怒):5ラウンド間、激怒に身を任せ、STR(ストレングス)とCON(コンスティテューション)に+4のボーナス、アーマークラスに-2のペナルティー、対呪文セービングスローに+2のボーナスを得る。また、チャーム、ホールド、恐怖、メイズ、スタン、催眠、混乱、レベルドレイン系の呪文に完全耐性を得る。
  • レベル11:叩き潰し、切り裂き、貫通、飛び道具ダメージに10%の耐性を得る。これはレベル15およびレベル19でさらに5%ずつ増加する。
  • ヒットダイス:d12

用途・解説

BGではウォリアー系の独立クラスだったが、今作ではファイターのキットになった。
ファイターのキットとはいえ、ファイターの売りである武器熟練は2までしか上げられないし、デュアルもできない。実質的にBGと違いはない。
ヒットダイスが1D12と全クラス中最高でHPが高く、またLvが上がると物理ダメージに耐性がつくようになる。
ただし防具制限がきびしく、バーバリアンレイジを使うとさらにACにペナルティがかかるため壁役にするのは少し難しい。
壁役にするなら呪文による強化や盾が欲しいところ。
スプリントメイルはそんなに悪い鎧ではなく、クルダハルのオズワルドからのピックポケットで序盤からリング・オブ・プロテクション+2を入手できるので中盤までのACはそれほど悪くない。
アライメントをグッドにしておけば、他のキャラとの取り合いにはなるがシマーリング・サッシュ(常時ブラーAC-3)も使える。
終盤はAC2のブレーサーであるシルバー・ブレイサーズ・オブ・ケドルか、ウィザード呪文のスピリット・アーマーに頼ることになるだろう。
物理ダメージへの耐性はクラスボーナス単体ではあまり効果を感じられないが、同様の効果のある装備(特にHoWで入手する強化済みサンダード・シールド・オブ・ティアノンは装備時の常時効果と使用効果で二重に物理耐性を強化できる)、バードのウォー・チャント・オブ・シスなどと組み合わせると50%以上のカットが可能になり、物理に対する肉壁を勤めることも可能。
とはいえ、これらの効果が揃うのは終盤かHoWに入ってからになるので、どちらかと言えば、バーバリアンレイジと足の速さを活かして対メイジ用のアタッカーとして起用するとクラスの特徴を引き出せるだろう。
オジ=ラクズ・グレートローブなどEEで追加された一部のメイジローブは装備可能クラスにバーバリアンが表記されているが実際には装備できない。ファイターキットになったため、ファイター装備禁止とバーバリアン装備可能が競合して装備禁止が優先されているのかもしれない。オジ=ラクズ・グレートローブはStr18/99を保証してくれるものだけに残念。

 

バーバリアンレイジについて
バーバリアンレイジはバーサーカーのエンレイジと同じく様々な状態異常を無効にするため、多くの局面で非常に有効(インプリズンメントは無効化不可)。
ただしバーバリアンレイジ中はACにペナルティがつくので不用意に使うと痛い目をみる。
攻撃面に関しては、レイジ中はSTRに+4のボーナスがつくため相応に攻撃力が増す。
主人公の特殊能力であるドロー・アポン・ホーリーマイトと組み合わせれば、序盤でも一時的にSTR25を達成可能だ。
この瞬間火力を大いに役立てよう。
また、バーバリアンレイジを使用してCONが20以上になるとリジェネレーションがかかることも覚えておこう。
この状態で休息するとHPがほぼ全快する。レイジの使用回数が残っているなら休息前に使用することを忘れずに。

 

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