カーデン・ロイド豆戦車からの正統なる英国王室の血統、Mk.Ⅵぞ!売るな売るな不届き者め!聞いているのかね!!!1
大砲を載せ、対戦車砲を載せ、輸送車なぞという下種な血筋に成り下がった王室の面汚しと一緒にするでない!
大主教の恫喝が木霊する。
この日、タンケッテ公ロイド王子は父王ビッグウィリー8世の代理として砲撃を行った。
しかし、再装填症のため悲惨な結果に終わり、タンカーをガッカリさせる。
大主教の怒りの一場面は、そんな演説砲撃の後、一人の司教プリースト君がけおけおと煩く詰め寄った直後であった。彼はもちろんジャージを着た近衛兵に連れて行かれたが…どうなったのであろう。
タンケッテ公ロイド王子は再装填症のせいで、砲撃が円滑に撃てない悩みを持つも、父ビッグウィリーは後継である彼にそれを絶対に許さず。様々な試験で実戦に出られるかのメモを絶やさなかった。
マチルダ妃はロイドを説得し、再装填症を治せそうな医者を尋ね回った、
喉が和らぐとしてCO2 充填式燃料タバコを吸わせたり、搭載できない装填棒を無理やり突っ込ませ喋らしたりと酷いものばかり。
そしてあくる日、マチルダ妃は「共産党員かしら」と不安になりつつ、オーストラリア陸軍出身の装填療砲士のバレンタインのもとへ訪れる。
バレンタインは自身のやりかたで療法を行うとして愛称で呼び合うことを強要する。だがそれが逆に夫の逆鱗に触れた!
バレンタインの王室に対する数々の無礼に怒りに砲口を任し終え、帰ろうとするロイド王子。
「癇癪持ちときた…」
怒る際には全弾撃ちきることを確認したバレンタイン。帰ろうとするロイド王子に賭けを持ちかけるのである。
「こんな録音機を知ってるだろうか…?アメリカ製の最新式シルバーチャリオッツ、一音たりともマイクからは逃さない。」
そう言い、録音機の前にロイド王子を立たせ、『ハムレット』の一節を読ませる。
「ヘッドホン付けながら読むのか…、なんだこれは、ガルパン音声MODじゃないか!自分の砲撃音が聞こえない!」
「自分の砲撃音を聞こえないようにするためです。聞こえなくても撃つタイミングは自身の砲口がよく知っているでしょう?」
ヘッドホンを付け、不機嫌なままに読む。
「(撃つべきか撃たないべきか、それが問題だ……)、最悪だ」
帰り際、バレンタインは録音したレコードを渡した。
突然ビッグウィリー8世が崩御し、ヴァリアント王子が「ヴィッカーズ38世」として国王に即位する。
ヴィッカーズ38世は、離婚歴があり、まだ2番目の夫であるT14と婚姻中のアメリカ人女性ソフティと結婚を望んでいた。
パソコン城で行われたパーティで、ソフティとヴィッカーズ38世の下品な流用を目の当たりにし、ロイド王子は指摘する。
「離婚させるから大丈夫って…おまえーっ!英国国教会の…長である…王位でなー…!バツイチアメリカ人をなー!ゆるさん!」
結局、ヴィッカーズ38世はソフティとの結婚を決意し、即位して1日も満たぬうちに退位。
「…私が次に述べることを怒らないで聞いてほしい。愛する女性の助けとサスペンション無しには、自分が望むように重責を担い、
国王としての義務を果たすことが出来ないということを…。」
BBCのラジオ放送を通じ、退位文書を読み上げ速やかにイギリスを去った。
(退位後の行動を嗅ぎ回るタンカーから身を守るために、どこぞのカフェでバリスタとして隠遁生活をしているらしい…)
ロイド王子が英国王マーク6世として即位することになる。ロイドは国王の重責に耐えられるはずがないとリロードしながら嘆く。
しかし、大陸ではドイツが台頭し、英国は戦争を免れないとチャーチルが言い、国民を統一する国王が必要と迫る。
戴冠式に備えるマーク6世。再装填症の自分がtier2軽戦車なんてできるはずがないと退位の意思を溢す。
バレンタインは戴冠式に使われる由緒正しいイスに榴弾を撃ち込んで挑発した。マーク6世は突然興奮したが、自らの雄弁さに驚く。
バレンタインと戴冠式のトレーニングをし、式をやり遂げる。その戴冠式の様子を家族と共にニュース映画で観た。
それに続く映画でドイツの二号G型の砲撃を感慨深く観る。
「M.K.103機関砲か…リロードのタイミングが上手いな」
イギリスはドイツのポーランド侵攻を受けて宣戦布告、世界戦車大戦の始まりである。
同日、マーク6世は緊急パッチ放送にのせて大英帝国全土に向けて(後にゴールデンジョイスティックと言われる)砲撃をする。
「少し連射間隔があったように思う」「ああ、私だとわかるようにわざとだ」
試験室から出てきたマーク6世は、宮殿のバルコニーに出て、待ち構えるタンカーに手を振る。
その様子をバレンタインが満足げに見守る。
この日、英国王としてMK6が実装されたのである…。
英国面からちょび髭堕ちしたmk.6の姿
概要
2013のめりくり&2014のはっぴーにゅーいやー!ということでWGナスから配られた配布戦車!
いいとこ
ガレージ+車両なので売るとガレージが増える
プレミアムの例に漏れずマッチング優遇がある
悪いとこ
限定品なので売ると再取得できないかもしれない
プレミアムの例に漏れず全体的にそこそこの性能である(悪くは無いが)
ヤン車と比べて
いわばブローニングM2重機関銃とベサ機関銃の対決
ヤンキーの機関銃よりも優れている点は
・リロード時間
・貫通力
・照準時間
・精度
と多く、弾倉内10発少ないが、それでもお釣りが来る性能となっているし
しかし砲性能がmk.6に軍配が上がるも、カタログスペックには現れない点で問題が浮上してくる
それは、エンジン出力と乗員である
・エンジン
装填速度・砲塔旋回からくる小回りの良さは戦闘車よりも扱いやすいと言えるし
しかし、あらゆる地形で戦闘車は良好な速力を発揮できるのに対しmk.VICはもたついてしまう
プロヴィンスでの塀や木、ヒメルズの筒状の何かにぶつかってしまうと
「あなたって子はどうしていつもこうなの!T7コンバットちゃんがウチの子だったら良かったのに!」
と嘆くくらい速度が振り出しに戻ってしまう 許してあげて欲しい…
・乗員
例えばヤン車で乗員を使いまわせるものを挙げてみると、
低tier群はもちろんのことチャフィやT71からも召集できる
そんな高tierの車長ともくれば第六感を備えているだろうから、tier2で100%乗員かつ第六感を発動できることになり大きなアドバンテージだし
かわってVIC、アメリカの戦車事情と違い高tierに軽戦車がおらず
最高なコンディションの戦車兵を使いまわして気晴らしするというよりも、育成途中の軽戦車乗りの足しに乗らせる場合があるのみ…
軽戦車の最終地点としてバレンタインとクルセイダーの二両があるが、もし乗員育成ブーストをするならばクルセイダーが乗員編成が同じなのでクロムウェルに向けて乗らせるといいんじゃないかし?
ヤン車と同条件ならば、エンジンの差はあれど本車のほうが強いし…売らないで欲しいし…
使いみち
気晴らしに「私たちも今度やろうかしら…Mk-6で」
ダメージは9と少ないが、装填数は結構多いため柔らかい敵に撃ちこみ続けてると楽しいかもしれない。
乗員数同じ三人でも役職編成が違うんですけおおお?!1 -- 2014-02-25 (火) 06:18:50