《イッパツマン（けものフレンズ）》

• パワー2800/コスト2/ヘヴィアタッカー/ダブルブレイカー/飛行
• フレンズスキル：逆転バット
  このフレンズは自分のサンドスターが相手より2つ以上少ない時しか通常召喚できない。
• まほうスキル：ところでさぁ！●1
  かばんちゃんかちゃっかばんをサーチして手札に加える。

フレンズスキル

コスト2にしてヘラジカと同パワー、加えてダブルブレイカーに飛行までついている。しかし、自分が追い込まれているときにしか通常召喚できない。
例えば、文面通りに相手の方がサンドスターが2つ多い状態で出せば、一たび攻撃するだけでサンドスターの数は互角に。余ったじゃぱりまんで後続を出せればまさしく逆転である。「イッパツ」攻撃を通せば儲けものといえるだろう。
また、ユキヒツジを利用すれば、いつでも特殊召喚できる。そうすると、本来は逆転のために使うバットを使って相手を一方的に攻め立てることになる。

まほうスキル

かばんちゃんかちゃっかばんを手札に加えられる。テキストが若干読みづらい。
特にかばんちゃんはコストもきれいにつながるため、確実にサンドスター焼却を決めたければ利用価値は高い。一方、ちゃっかばんはフレンズ面の使い方がこのカードと似ている部分もあるので、専らサーバルかアース渦巻香を出した直後に手札に引き込みパワーアップに使う形になろうか。

総評

汎用性は高くないものの、フレンズ面は劣勢時、まほう面は優勢時にそれぞれ使えるポテンシャルのあるカード。
ユキヒツジ中心のデッキや、サーかばを軸にしたデッキに突っ込むと面白い働きをしてくれる。カードパワー自体は中々のものなので、状況を読んで上手く活躍させたい。

原作での活躍とか

「新造人間キャシャーン」と同じアニメ制作会社・タツノコプロ発のタイムボカンシリーズ第6作「逆転イッパツマン」に登場する、主人公の青年に酷似した謎のヒーロー。OPの歌詞通り、呼べば現れる。
武器がバットというと珍しいが、キャラクター名やデザインなど、作品そのものが野球に何かと関わりが深いらしい。
ジャガーマンシリーズでは、創始者の千賀さんが自身の5作目「ジャッガツマン」の素材としてOPを使用した。増加し続けるジャガーマン動画に対する「というか 多すぎでしょ」の名言や、突然脱線してチャッカマンとかばんちゃんのカラーリングが一致することを指摘すること等が有名な人気作品である。