教育・子育て

Last-modified: 2009-05-24 (日) 09:31:44

学年順にまとめました。少し古いですがボストン子育て初心者編も参考になります。

 

幼稚園

日本で幼稚園/保育園に相当するものは、以下の4つに分かれています。

 

プレスクール:ほとんどが私立。通常9月までで3歳(2才9か月?)の子供が入園する。毎年5月くらい?に登録する。年間だいたい$8000から$10000程度。週に2,3回、午前中だけとか午後だけの2,3時間から月から金までフルデイのもある。キンダーに向けてお母さんから離れる練習期間。プレスクールに入るまでにも、1才半から慣らし保育として各プレスクールではトドラーグループやらトランジションクラスといったクラス、ベビークラス等いろいろ開催されている。

 

プレK:子供の年齢によって、12月で5才に到達しない子供はプレスクール2年以外にプレK(キンダーガーデン)というクラスに入る事もできる。プレスクールによっては本当に2年だけのところと、このプレKのクラスをいれた3年教育のところがある。キンダーの一年前のプリキンダーと呼ばれるプログラムにだけ参加させる親もいる。

 

キンダーガーデン:小学校に併設され、9月(12月?)までに5才になる子供が入れる小学校の準備プログラム。公立も私立もある。かつてはキンダーから通う子供も多く、集団生活に慣れる場だったが、今では数字、読書などかなり学問的な教育も受ける。実質的にはかつての小学一年生のよう。半日のところもあるし、3時までのところもある。

 

デイケア:保育園相当。プレスクールに比べるともっと時間が長く、フレキシブルに時間を選ぶ事ができる。保育士が複数おり園児数の多い保育園と、個人が自宅で経営する小規模の家庭保育園がある。料金は、園児の年齢や、フルタイムで預けるのかパートタイムで預けるのかによって違う。また、Sibling Discount(きょうだい割引)してくれるところもある。フルタイムだと月に900ドルから、上は2000ドルを超えることも。

 

・プレスクールの探し方
MAの託児許可を得ている Day care や Preschool はDepartment of Early Education Center (DEEC) のサイトで、市やジップコードを打ち込んで検索できる。私はその一覧をもとに自宅から近いところに電話して空き状況を確認し、空いていなければウェイティングリストに入れてもらい、空いていればアポをとって見学させてもらいました。Yahoo yellow pageでも調べることができる。
値段もピンきりなので、預けたい日数(週2~5日)、午前のみ・午後のみ・丸一日、予算等を考えて決める。人気のところは長いウェイティングができるところもあるが、けっこう初夏~夏に子どもたちの移動があるため、春頃なら空きがあるところはかなりある。
大手のDaycareだとPreschoolが別に儲けてあり、カリキュラムも幼稚園に向けて充実しているところもある。大抵の所は週2回以上預ける事が義務づけられている。「手ごろ」なところだと、随時受付・月払い等というところがいくつもある。9月から登録して通年通わせるところは、きちんとした学校が多いが、そういうところが、随時受付の学校より必ずしも優れているとは限らない。Bright Horizonなどの大手でも、場所によってでしょうが、見学してみてがっかりしたこともあるので、必ず見学して決めたほうがよい。見学がてら、子供の生活環境を説明したり、親の希望を伝えるような場はもったほうがよい。
お住まいの場所によっては、隣接市のほうがいいかもしれないし、選択肢はいろいろある。特定の宗教や人種に偏りのあるスクールもある(日本人子女が多いスクールも含めて)。日本の幼稚園のような面接はありませんが、電話して見学の予定を入れて、そのときにいろいろ質問したり、子供の遊ぶ様子を見て決めました。入園の手続きといっても、渡される書類に記入して、こちらの小児科医の健康診断書と予防接種の証明書を渡して、保育料を払うだけです。
大抵の自治体には公立の(無料)プレスクールがあると思うのですが、お住まい予定の市役所に連絡してみては?私立だとクチコミ情報の方が確実なので Yahoo! Group でお住まいのエリアにある Mom's group やParents group などといった掲示板を探してみられてはいかがでしょうか。

 

Newtonのプレスクール
Newtonなら、Little Red Wagon Preschoolというところがお勧めです。目立たないところにあるので、日本人にあまり知られていないのですが、DirectorのGailという女性が自分の子供のためにいいNurseryを、という趣旨で作られたので、とても温かい雰囲気でのんびりしていました。すぐ裏にPublicの大きなPlaygroundがあって、みんな伸び伸びと遊んでいました。先生たちも熟練した方が多かったです。日本や日本人に敬愛と興味をもって接してくれましたので、親もとても居心地が良かったです。Newton市内のプリスクール一覧(ほとんど私立)はこちらにあります。Newton市には公立(パブリック)のプリスクールもあります。公立でもプリスクールは有料ですが、教師・セラピスト・アシスタントが数・質ともに充実しており、我が子をここに通わせて大変満足しています。空きがあれば、満3歳以上の市内在住者はすぐに入ることができます。

 

Brooklineのプレスクール

 

小学校/中学校/高校

日本では、小学校・中学校・高校は6・3・3(年)ですが、アメリカでは、学区ごとに異なります。
学区ごとの教育情報については、あぱまんブログ(Apr23-Jul31,2008)の連載も参考になります。

 

公立校は定員なしで無料(若干の教材費や遠足費はかかります)。ただし学区内に住む必要がある。

 

Brookline にある日本語サポート教師のいる学校に通いたい場合、二校(Laurence,Lincoln)あり、市内なら学区外からでも通えますが、その場合は現在の人数をみて余裕のある方を’指定’されます。ともに良い学校だと思います。詳しいことはBPSのホームページをご覧になって、ELLの担当コーディネーターとメールで連絡を取ることをお勧めします。まずは英語で電話かメールで連絡を取ってみて、日本人の先生を紹介してもらえるのではないでしょうか。ローレンスの授業は8時開始で2時に終わります。勉強自体は、やはり英語がネックです。しかしながら、子どもの語学修得には個人差もあり、一概に言えないところです。すぐ伸びる子もいれば、いつまでもアルファベットにてこずる子もいます。

 

土曜日に通える日本語学校も近いことから、アーリントンにも日本人のご家族は多いと聞いています(日本語学校へはオレンジラインのWellingtonから134番バス)。補習校については、ご家庭の方針で行っているお子さんとそうでないお子さんといろいろです。ちなみに私と友人は通わせていませんが、うちの子は通信を、友人の子はドリルでお馴染みの日系の塾で日本の学習内容を進めています。要はスタート時点で、何に重きをおくかということになるかと思います。あれもこれもと親は考えがちですが、いきなり異文化に置かれる子どもの大変さを考えながら、優先順位をつけ、様子を見ながらいろいろ活動を広げていくとよりよい在留生活が送れるのではないでしょうか。

 

学校は
「住みたい地区 public school」
で検索するとよい。
Arlington、Belmont、Brookline、Newtonあたりが近くて評判のいい学区。
この中では、Brooklineはキンダーから8年生が同じ学校、それ以外は小学校と中学校が分かれている。
www.massstats.comでは学校試験成績/不動産価格/犯罪率なんかが地図上で見れる。
ハーバードはメインキャンパスがCambridge、Boston市内にもあちこちにキャンパスがありますが、そこに住むのは中学生のお子さんがおいででしたらお勧めできません。
住む場所(地区)をある程度決めて、可能性のある学校へ直接聞いたほうが速いと思います。英語を話さない子供のケアは学校によって違うし、また同じ学校でも予算やプログラムの都合でケアの仕方も年によって変わることもあります。

大学

大学入試は、日本のようにお勉強だけで決まるわけではなく、一芸があることやエッセイの内容も重視されます。ハーバード大学でも目指そうものなら、水泳で全国大会出場、数学オリンピック入賞などまでいかなくても、幼少の頃より戦略的に一芸を身につける必要があります。エッセイも嘘でも良いので立派なものを書く必要があります。現役大学生も読んで審査に加わるようです。

大学の入試用のEssayは文法、どれだけ内容や書き方で人の興味を引けるか、などが重要です。インタビューがある場合は内容が嘘だと困るかもしれません。実際に嘘の内容のEssayを他人に書いてもらい、大学の合格を取り消されたりした生徒がいるとUS News and World Reportに記事が数年前載っていました。幼少のころから戦略的に一芸を身につける必要もありません。むしろどれだけ色々な分野で頑張ってきたか、どれだけのCommitmentを今まで示してきたか、大学のコミュニティーにどれだけ貢献できそうかなどが重視されます。

 

MITの授業の一部はビデオで無料で見れる。

 

日本の大学受験のための塾としては河合塾海外帰国生コースがある。このコースのおかげか知らないが、知り合いで東大に受かった子がいる。

子供の誕生会を開くことができる場所

会場選びのポイントとしては、セットでできてしまう所(食べ物・飲み物・ケーキ・風船やペーパー類を会場レンタルに込、または追加料金でやってくれる)を選ぶか、それとも、子供の興味対象を追求するか、ではないでしょうか。会場借りた上で、更に色々持込でやっている人を見ると、大変だな~といつも思います。

 

Chuck E Cheese's:小学校低学年位まで。
Gibbs Gym
Together in Motion
Jump On In:Woburnにある。結構大人気です。
KidsPlayGround:Woburnならお勧め。
Crazy Kelly:アーリントンセンターのハンバーガーやさん。誕生日会ができた気がします。
Acton Children's Museum:子供博物館でのパーティ。
YMCA:ジム・パーティ、スイム・パーティ。
空手道場:空手パーティ。
スケートリンク:スケート・パーティ。

 

もちろんホーム・パーティもあり。

 

英語ですがBoston Centralも参考になる。

寒い日のこどもの遊び

Children's Museum:最寄の図書館で期日指定の割引券をもらうか、思い切って年間の会員になるか、どちらか。
Kidport:ローガン空港のターミナルCの出発階にある子供向けの無料の広い待合室。もちろん大人も入れます。セキュリティを通る前のチェックインカウンターの階にあるので、航空券やパスポートを持っていなくても入れます。フードコートや洗面所も近くにあるし、大きな窓からは飛行機も見えるしで、子供はとても楽しいようです。ちなみにターミナルAにある方は、セキュリティを通った後にあるようなので、飛行機に乗る時でない限り入れません。
クーリッジコーナーの映画館:毎週末子供のための映画やショーをやっています(有料)。
IKEA:子供が遊べるスペースがある。
Atrium Mall:子供が遊べるスペースがある。
YMCA:ジム。ファミリーメンバー(月100ドル位)。プールと体育館はクラスで使用されていない時間に自由に使えます。子供向けのスイミングクラス、スポーツクラス(バスケ、サッカー、体操など)も追加料金で受けられます。YMCAによってはChild Watching(一時託児)というサービスもあって、親がジムなどを利用している間、子供を預かってくれます。ボストンYMCAのメンバーになれば、ボストンの数箇所のYMCAを利用できます。詳しくはホームページを見てみてください。BUの新しくできたスポーツセンターでも子供向けのレッスンがあるようです。Gymboreeのような子供向けのジムなども数々ありますよね。
BOYS AND GIRLS CLUB:年会費$22で一年中使えます。プールは、毎日オープンの時間には無料で入れます。体育館も使えます。アーリントンのB & G CLUBだと、会員は金曜の夜は、無料でファミリーでプールには入れます。他にも小さい子供向けのプログラムがいろいろあっていいですよ。夏のサマーキャンプも人気です。日本からわざわざ参加する子も多いです。
図書館・本屋
おもちゃ屋:特に遊び場があるところ。
アウトドア:近場のスキー場とかで小さい子向けのレッスンもある。遠出が無理な場合は公園でそりなんていうのは?ブルックラインのCorey HillやBrookline Hills(かBeacons Field)駅前の公園とかでよくそりで遊んでる子供達を見かけます。
BostonCentral:英語サイトですが、情報量が豊富で大変参考になる。

ボーイスカウト

ここで、お近くのボーイスカウトが探せます。
Boston Minuteman Counsil
Knox trail council

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