聖書通読
旧約聖書
'そして、あなたはあなたの神、主の前に述べて言わなければならない、『わたしの先祖は、さすらいの一アラムびとでありましたが、わずかの人を連れてエジプトへ下って行って、その所に寄留し、ついにそこで大きく、強い、人数の多い国民になりました。 ところがエジプトびとはわれわれをしえたげ、また悩まして、つらい労役を負わせましたが、 われわれが先祖たちの神、主に叫んだので、主はわれわれの声を聞き、われわれの悩みと、骨折りと、しえたげとを顧み、 主は強い手と、伸べた腕と、大いなる恐るべき事と、しるしと、不思議とをもって、われわれをエジプトから導き出し、 われわれをこの所へ連れてきて、乳と蜜の流れるこの地をわれわれに賜わりました。 主よ、ごらんください。あなたがわたしに賜わった地の実の初物を、いま携えてきました』。そしてあなたはそれをあなたの神、主の前に置いて、あなたの神、主の前に礼拝し、 '
申命記 26:5-10
'きょう、あなたの神、主はこれらの定めと、おきてとを行うことをあなたに命じられる。それゆえ、あなたは心をつくし、精神をつくしてそれを守り行わなければならない。 きょう、あなたは主をあなたの神とし、かつその道に歩み、定めと、戒めと、おきてとを守り、その声に聞き従うことを明言した。 そして、主は先に約束されたように、きょう、あなたを自分の宝の民とされること、また、あなたがそのすべての命令を守るべきことを明言された。 主は誉と良き名と栄えとをあなたに与えて、主の造られたすべての国民にまさるものとされるであろう。あなたは主が言われたように、あなたの神、主の聖なる民となるであろう」。'
申命記 26:16-19
引用
26:5-10 神の民に対する扱いを繰り返し唱えることは、神がしてくださったことを覚えておく助けとなった。あなたと神の関係は、 今までどうだっただろう。神があなたのためにしてくださったことを明瞭簡潔なことばで表してみよう。あなたの霊的な旅路を共に歩む友を見つけよう。互いに体験を語り合うことで、今までの霊的な旅をはっきりと理解することができるようになり、互いに励まし、刺激を与え合うことができる。「さすらいの」とは、失 われていたこと、または死んでいたことを意味する場合がある。 アラムはシリア北部の民であり、アブラハムの祖先にも含まれる。 これはまた、その地で何年も過ごし(創世29-31章)、アラムで2 人の妻をめとったヤコブに言及するために使われている。
所感(祈り)
新約聖書
'そこで彼はそのひとりに答えて言った、『友よ、わたしはあなたに対して不正をしてはいない。あなたはわたしと一デナリの約束をしたではないか。 自分の賃銀をもらって行きなさい。わたしは、この最後の者にもあなたと同様に払ってやりたいのだ。 自分の物を自分がしたいようにするのは、当りまえではないか。それともわたしが気前よくしているので、ねたましく思うのか』。 '
マタイによる福音書 20:13-15
引用
20:15 これは、勤労に対する金銭的報いについてではなく、すべての人に無料で与えられる神の好意についてのたとえである。神の惜しみない恵みについて力強く教えている。人生の最後の瞬間 に神に立ち返る人たちを、私たちはねたむべきではない。実際のところ、永遠のいのちに値する人などいないからである。御国で会うとは思ってもいなかった多くの人が、そこにいる。 イエスが死に瀕しているときに悔い改めた犯罪人が(ルカ23:40- 43)、長い間神を信じ神に仕えてきた人々と一緒にそこにいる。
軽蔑された人たちや、追放された人たち、神に赦しを求めた罪人たちを神が恵み深く受け入れることに、あなたは腹を立てるだろうか。神が他の人に与えたものを、これまでねたんだことはあるだろうか。自分の賜物、癒やされた経験、イエスとの関係の深ささえ、他と比較してはならない。むしろ、あなたへの神の恵み深さに集中しよう、そして持っているものを感謝しよう。
所感(祈り)
自分の賜物、癒やされた経験、イエスとの関係の深さなど他と比較することなく、持っているものに感謝して歩むことができますように。
今日の聖句
引用
所感(祈り)