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添付＞最近のクラブ員に巣くう「故障・転倒妖怪」を祓うべく、行って来ました。北海道最古と言われる山岳霊場「せたな町太田神社本殿」！！
秘境参拝マニアに名高い本殿がどんなトコにあるか？と言うとここです！
噂に聞く難所を予想して、念のためクライミング道具の一部を持参することにします（写真はその一部です）。
本格な岩では全然足りないですが、調べた限り技術よりも度胸と筋肉で解決出来そうなので、必要最小限の道具を厳選しました。
下界から最初の石段を見るだけで気の弱い方は回れ右しそうな階段です。
勿論我々は本殿を目指す「ＪＣＪ北海道探検隊」ですので前進します…が、
階段に取り付くだけで上を目指すのがイヤになりそうです。
自分で測ったワケでは有りませんが、ここの石段の斜度は大倉山ジャンプ台よりも急だそうです。
そんな石段も上の方は土や枯葉が乗って滑りやすく、備え付けのロープは伊達ではありません。
転びたく無いですね。
石段を登り切ると、社が有るわけではなく、そこからはひたすら急な山道を登ります。
参拝のための道なので参道なのでしょうが、絵的には登山ですね。
ロープが無ければ何処が参道なのかは解らないでしょう。
そして、到着しました。途中にある「女人堂」
その昔、女性はここまでしか参拝は許されていなかった様ですが、女性解禁になったとしても、ここまでくる女性が何人いるか…？
ひたすら山道を登山すること約４５分、最後の難関前の一休みです。
ここから本番、最後の絶壁に続く朽ちかけた橋を渡らなければなりません。
この橋は簡易な現場単管と中空の軽量貧弱な杭とヒモでしっかりと固定された橋で、短管は全て錆色に自己塗装され、ヒモは経年ダイエットされていてある意味最後の崖よりも怖かったです。
さて、この崖を登攀しなければ本殿に参拝することは出来ません。
鉄輪が有るので、バカをしなければ安全なのですが、本能が危険を感じているので結構怖いですよ。
チン寒指数…７０位？
一応、下の足場から本殿までの絶壁は約７メートルと有りますが、絶壁の途中で落ちたらそんな物じゃ済まないことはヒシヒシと感じますね。
やっと本殿まで到着した我々は、今回の目的「北海道支部に巣くう各種妖怪を祓う」為にお酒をお供えします。
（因みにこのお酒は、下の足場に忘れたため、この崖をまさかの往復してお供えしました。）
これで北海道支部も安泰なこと間違い無しです。
安心してアクセルを踏みましょう。
しかし、こんな注意書きまで書くような険しい崖に社を建てるなんて、いったい何を考えてたんだ？と言う疑問は最後まで解決出来ませんでした。
当時建設した方々や、現在本殿を管理する方々の苦労が忍ばれます。
無事、起源は室町時代まで遡るという歴史ある山岳霊場の参拝を終えて下山した我々は、
せたな町にしか無い「岩シュー」を購入し、帰路につくのでした。
因みにこの「岩シュー」は賞味期限１時間、シューのサクサク感触を損なわない為に、お客に渡す直前にクリーム注入！のこだわり様で、予約無しでは売り切れ必須のスーパーシュークリームで、少なくとも僕が今まで食べたシュークリームの中では間違いなくトップランクに位置しますので、興味がある方はお試しあれ！
なお、今回は岩場がどのくらいの難易度か解らなかったので、職場の同僚を安全確保要員としてゲスト参加して貰いました。
このレポートを見て、行ってみたくなった方はご一報下さいね！
