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今回のトライアルごっこの開催に際し、様々なご協力といただきました。
会場を使用させていただいた 「株式会社 松村産業」 様
コースポール等借用など物品のご協力並びに、告知の機会をいただいた 「北海道4×4トライアル協会」 様
太っ腹な協賛品をいただき、当日は応援にも駆けつけていただいた 「VNC」様
豪華な協賛品をいただいた 「J-UP Company」 様
ポスターを掲示していただいた 各業界の方々
大会の趣旨を理解し、積極的にマナー良く楽しんで頂いた 選手の皆様。
本当にありがとうございました。
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ページ最下部にコメント欄を設けました。
感想等ありましたらお気軽に書き逃げしていって下さい!
「走る場所が少ない」「ジムニー乗っているけどどう走って良いかわからない」「競技に興味あるけど、トライアルは車壊しそう」などなど・・・
ならば、イベント企画しちゃいましょう!
ノーマル車でどうにか完走できる程度(技術は必要よ。)の難易度!
アドバイスOK!
同乗OK!
減点満点による失格無しでギブアップしない限り最後までチャレンジOK!
腹イッパイ楽しんで技術もUP!仲間達と競技を通じて交流し、笑って帰って貰える企画!それが「第2回トライアルごっこ」なのです!
ナニはともあれ、トップ3の選手を紹介します。
第1位
ゼッケン | 選手名 | 減点 | クリーン数 | SSタイム |
12番 | 北原選手 | 0点 | 4回 | 44秒41 |
この選手、とにかくライン取りが見事で、どのコースもスムーズに攻略します。
簡単に走っているようで、実はこの日のオールクリーンは北原選手のみ!素晴らしい技術に拍手!
第2位
ゼッケン | 選手名 | 減点 | クリーン数 | SSタイム |
23番 | 佐川選手 | 1点 | 3回 | 40秒94 |
カブトムシのようなジムニーを駆る佐川選手、抑えるときは抑え踏むときは踏む!なアクセルワークが光る走りをする選手で、第3セクションのバック1回が惜しまれます。
第3位
ゼッケン | 選手名 | 減点 | クリーン数 | SSタイム |
24番 | 高橋選手 | 2点 | 2回 | 48秒59 |
車を傷めない走りをする高橋選手は数少ない第3セクションクリーンの選手で、下見で皆がキャンバーを気にしているときに、「実はキモ」である別の場所をしっかりみて1本しかないクリーンラインに乗せてきました。
続いて、栄えある特別賞の2名
「トライアルごっこ」では、
トップの成績を出した選手は当然素晴らしい!しかし、初心・初級にも関わらず果敢にチャンレンジして技量を向上させた選手や光ものを魅せた選手を称え特別賞を贈るのです。
ある意味、トップ3よりも栄光のある特別賞に協賛をいただいたのは、「J-UP Company」です。
この日、別のイベントで忙しいにも関わらず豪華協賛品(JB23サイドシルガード!)をいただいたのは感謝!の一言です。
このショップ「J-UP Company」は各種競技への参戦も活発で、パーツチョイスも競技経験の深さ故のアドバイスも頂けます。また、オリジナルパーツやワンオフパーツも実戦があるからこその一品が多く、興味のある方は一度訪ねることをお勧めしますよ。
特別賞
ゼッケン | 選手名 | 減点 | クリーン数 | SSタイム |
29番 | 鈴木選手 | 18点 | 0回 | 1分25秒28 |
競技経験者も多数出場するなか臆することなくチャレンジし続けた鈴木選手、セクションをこなす毎に腕を上げていきます。
同乗者の助言も良かったのか、この日一番の上達を魅せてくれました。
特別賞
ゼッケン | 選手名 | 減点 | クリーン数 | SSタイム |
9番 | 飯澤選手 | 41点 | 0回 | 2分01秒97 |
ナンバー付1350cc以下の4輪駆動車なら何でもOKの「トライアルごっこ」にハイゼットで駆けつけてくれた飯澤選手、車種は違えどもライン取りとアクセルワークで思い切りよく走ります。
ハイギアードなので苦労していましたが、最後まで走りきります!
さてさて、ここからは「トライアルごっこ」の一日を追っていきます。
全ての写真はアップできないので、載ってない方はゴメンなさいね。
朝から受付開始。
この日は朝から絶好のイベント日和。どちらかと言うと日焼け注意ですね。
朝から、選手達が続々と受付します。
遠くは北見や釧路から、お疲れ様です。
選手達には協賛の「VNC」さんからドリンクが手渡されます。
受付を終えたら開会式兼ドライバーズミーティングです。
トライアル本戦ではないとは言えモータースポーツ。間違えば大怪我するのは一緒、選手達も笑顔の中に真剣があります。
今回のコース、難しい所を一発クリアすれば減点無し。だけど失敗するとドツボ可能性あり。でもそんな難しいところはチョット・・・ってな選手は迂回可能(その代わり、別の意味で難しく、車は壊しにくいけどクリーンラインも中々無い)の幅広設計を心掛けました。
今回協賛して頂いた「VNC]の店長である石内氏も一日応援・観戦に駆けつけて下さいました。
高身長のイケメンです。
「VNC]さんは配線一つ・錆対策一つを見ても細やかな所まで仕事が丁寧なので、当クラブ員も行きつけのショップです。
まずは、コースインスペクション(下見)です。皆さん、和気藹々とコースを回ります。
結構、他の選手の「ああするこうする」に惑わされるんですよね~。それも楽しいんですけど。
セクション1 テーマはヒルクライムヒルダウンで、足が上がっている車ならラインは余り難しくは無い設定です。
ただしトライアル、立体的な地形ゆえ、所々周りの地形が運転席からは見えない場所もあり事前のコース分析力は大事です。
ヒルクライムそのものは難しくなくても、上りきった後の切り込み角度はそれなりにキツイので上る前の角度とライン・どの段階でステアリングを切り込むかがポイントです。
競技慣れしていない選手が多いこのイベント、セクションスタート時は独特の雰囲気がありますね。
因みに、スタート係は当クラブ一番の競技力を持つ「青ウミウシ」氏。
前日の試走でもコースミスが無ければオールクリーンの実力者です。
皆さん、思い思いのラインで果敢に攻略します。
今年、ハイゼットで挑んできた飯澤選手。
盛り上がるのは企画側として大変嬉しいのですが、車が壊れないか心配です。
車両のコントロールは非常に上手く、冷静にセクションを攻略していきます。
車が壊れないか心配です。
例え技術の裏打ちがあっても車格の限界。やはり、当たるものは当たります。
車が壊れないか心配です。
このセクションのテーマはヒルクライムとヒルダウン。小さめのクライムとダウンが続きます。
クライム難易度はそんなに高くないのですが、それでもこの角度。選手には駆け上がっている時は空しか見えないでしょう。
モチロン、迂回コースを選ぶのも自由!
そのかわりラインが厳しくなりクリーンは難しくなります。
意外と小クライム後の左ラインが曲者で、遅れると対角線が浮きます。踏みすぎるとおっかないです。
セクション2 テーマはモーグルで、ライン取りで格段に楽に攻略できるが、好みによってはモーグルを避ける事も出来るよう設定しました。
とは言え、セクション1でクライム慣れしたせいか、モーグルを外してクライムラインを攻める選手が多数でした。
どのセクションも楽しんだモン勝ちですが、このセクションは選べるコースが3個あり、自由にコースを選んで、楽しんで貰えたようです。
この車に至っては、農作業の帰りに路肩に落ちたとしか見えませんね。
JCJが造るコースの特徴として、一見何でもないところに意外な落とし穴があります。
ここも、転倒の危険も無く普通にいけそうですが。
素直に進むと対角線ラインになるのです。
どこまでも伸びる脚があれば結構だが、そんな脚は無い。
では、デフに頼ったり、勢いで解決しようとすると。
広めのコースにも関わらず、アウトテープに吸い寄せられる設計。
それを解決するのは、やはりライン取り。最小限の勢いでクリアできるラインを探すのがオススメです。
車への負担も少ないし。
気をつけて貰いたいのは、ここで書いたのはあくまでも僕(書いた人)の考え方って事です。
他の本やブログでも色々書かれてますが、最終的には自分自身の中に技術や経験が蓄積されます。人の言うことを鵜呑みにせず、自分でチャレンジしましょう!
実際この選手はどのコースもSSか?と疑うスピードで走りますが、独特のリズムで軽快にセクションを攻略していきます。
僕はリスクを感じてこの方の走りは出来ませんが、これも本人のスタイル。怪我しない限り自分のスタイルで楽しんだ方がカッコ良いですよね!
セクション4 SS設定のコースで、減点でもクリーン数でも勝敗が着かなかったらここのタイムを参考にします。変則的ですが、最悪全コース成立できないタイムスケジュールになった場合のため先に実施します。
「参考ですよ」といっても熱くなるのがSS。皆さん、踏みます。
SSとは言え、あまり速度が出ると危険なので、モーグルからの起伏のある周回を回って戻るシンプルコース。
あくまでのタイムは参考なので各種減点も取ります。
結論的には、皆さん踏みます。
でも、楽しそうだからいいっか。
ギャラリーも選手も楽しんでるし。
選手の皆さん、車壊さない程度に楽しんで下さいね。
競技参加初の福澤選手。タイヤもスタッドレスと、純粋なジムニーの能力だけで勝負です。
この選手、第1セクションではアタックの末途中でギブアップを宣言できる冷静な方で、実はこれが出来るようで出来ない、重要な能力なのです。
その福澤選手、走る毎に腕を上げており次が楽しみな選手です。
このSSで一番のカルチャーショックの選手がゼッケン30番田中選手!脅威のSSダントツタイム37秒93!
これは、優勝選手からも約4秒早く、50秒から1分設定で設計した企画側としては異常なタイムです。
ナニがカルチャーショックかと言うと、僕は今までモーグルはウネウネ走る・スピードに乗せて足とラインを活かして走る・跳ねるタイミングとコントロールとの狭間を攻めるといった感じの理解でした。
でも、この選手はまるでスキーのモーグルの選手のようにリズミカルにスピーディーにそれぞれのコブを「パン、パン、パン」と駆け抜けます。凄いの一言です。
因みに今大会で頑張った飯澤選手ですが、もはやストロークがどうこうと言った話ではなく、純粋に車両の限界でしょう。
ここから地面に着く脚があるとも思えないですし。
そんな中頑張った飯澤選手、その技術を活かして、次はハスラー辺りどうでしょうか?
セクション3 テーマはキャンバー。横転を感じるキャンバーは車の限界を知ることと、恐怖心と付き合うこと。
初心・初級者を対象とするので、助手席側に傾く設定にしました。
早速、キャンパーチャレンジです。
モチロン、コース幅は広めにしているので、安全策をとって下側ラインに逃げることも可能(バックは必要だけど)。
インポールに寄せたラインの方が傾きは少ない。が、寄せすぎるとポールタッチが
コースは広いので、転倒しそうなら下にステアリングを切れば安全に降りれます。
しかし、降りてしまうとそこからはバック無しでは厳しいライン!
選手達も転倒はイヤなので、真剣です。
続々とチャレンジする選手達
一見普通に見えて、実はキモの帰り道合流地点。パッと見普通に見えるココを普通にあがると切り返しが必要なのです。
テーマはキャンバーのこのセクション、キャンバー気味に斜めクライムすると1本クリーンラインがあるのです。
クリーンの選手が少ないこのセクション、隠れたキモを失敗するとカナリ怖い角度になることも。
そんな時は「トライアルごっこ」ルール。人力で抑えます。だって、本物の山だってそうするでしょ。
抑えてでも、押してでもチャレンジする。それが「トライアルごっこ」の楽しみ方です。
皆さん、楽しそうにチャレンジしています。
ゼッケン13番山口選手、実は第2セクションでドライブシャフトを破損して残りセクションをFRでチャレンジしているのです。 根性ですね。
もう、どうコメントして良いかわかりません。
こうして、一台の転倒車を出すことも無く、無事イベントを終了できました。
運営スタッフはモチロン、参加された選手の方々の協力があってこそだと感じています。
もし、何かイベントを企画した際には、懲りずに遊びに来てくださいね!
※ 今回のコース作成に当たり、当クラブのノーマル車で完走可能なことを確認しております。
また、クラブ員により試走し、コースの安全性を確かめています。
第1回「トライアルごっこ」 | 2014年6月 |