どのくらい運動すれば良い?

Last-modified: 2012-06-03 (日) 23:06:03

結論から言えば、「(シーズンにより種目を変更しても)1年以上続けられる程度の頻度・強度の運動」がベストです。


運動を始めたい理由や目的は様々ですよね。
「フルマラソンを走りたい」「スノボでモテたい」「ダイエット」「コレステロール」「本格的なスポーツのポテンシャルを上げたい」など、色々ですよね。
しかし、もしあなたが運動したことが無い人であろうとも現役のアスリートであってもこの結論は変わりません。
なぜなら続かない運動(トレーニング)は結果を生み出さないからです!


では、続くための要素は何でしょうか?
まず、目的達成のために一般に言われていることでは・・・
・目的意識:何のためにそれをするか。何を最終目標とするか。
・自己認識:現在の自分の状態はどうか。
・方法論:最終目標にいたるために自分はどんな運動をするべきか。
・プランニング:選択した運動でのスケジュールと短期・中期目標の設定
・経過分析:途中での結果を分析してプランニングの修正へと成果をフィードバックさせる。

・・・などありますが、これを自分だけで出来る人間は少数でしょう。そもそも、これを出来る方はこのページは閉じてご自分のプランとコンディションに向き合うことをお勧めします。


普通の人は専門的なことは出来ません。
そこで、僕のお勧めは「体脂肪率計付体重計と日記帳を購入することです。」
最低やることは、
・ほぼ毎日体重と体脂肪率をなるべく同じ時間帯(朝イチが良い)計測する。
・普段の生活運動(営業で1時間歩いたなど)や興味がある運動の内容(ジョギング5キロなど)を日記につける
この目的は、自分の生活を認識することです。
騙されたと思ってこの生活を1ヶ月続けると、何が自分の体脂肪を増やし、どんな運動で体重が落ちるかが感覚的に認識できるようになります。
そうなれば、長く続く運動の下地が出来上がります。
知識的にでは無いところにミソがあって、感覚的に理解してしまうと嫌な食べ物(体脂肪を増やすもの)に対しての食欲が抑えられると云う研究結果があります。(一部には余り強制的に実施するとリバウンド的に食欲が増す結果も報告されているので、計測を「完全毎日ではなくほぼ毎日」としました。)
実はこの方法は現役アスリートでも実施する方法で、アスリートの中にはトレーニング日誌(体組成+トレーニング内容・その日の食事・精神状態など)をつける方も大勢いますので、実践の中で実証されている方法と言っても過言ではありません。


結論
無理な運動は長く続きません。仮に一時的に目標に達しても続かないならば元に戻るか、場合によってはリバウンドします。
繰り返しますが、
「(シーズンにより種目を変更しても)1年以上続けられる程度の頻度・強度の運動」です。