イベント/Month.tja/2017年11月結果発表

Last-modified: 2017-12-02 (土) 01:18:02

2017年11月の結果発表です。
なお、点数は評価提出者による点数です。
赤字は講評対象者になります。

席次曲名作者点数平均主催コメント
1MURASAMEせいてん9 8 8 78.00(講評にてコメント)(せいてん勉強しろ)
2MURASAMEてけ9 9 8 88.50展開や聴き心地、緩急など、様々な部分に気を配れている譜面でした。細かい部分での指摘はないのですが、強いて挙げるなら、ワブル地帯の魅せ方として、この譜面は
前半が24・32分の短複合、後半が16分主体の長複合となっていて、ちゃんと目に見える分かりやすい差別化がなされているのは良いのですが、ワブルの持ち味は24分や32分
で取ってこそ活かされると思いますので、一番盛り上がる後半にこそ、もっと24分などを無理のない範囲で入れてあげても良かったかなと思いました。【子子子子】
3Laptop Destroyerelahen8008 8 77.67適切な音取がしっかりとできているという印象です。出過ぎず、けれども地味過ぎないといういい塩梅でした。後半は24分が複雑になり、かなり特徴が出ていましたね。
こういう曲はこだわりすぎるとかなりごちゃごちゃしていますが、この譜面はちょうどいい感じのアドリブ感だと感じました。【空木アメリ】
4To The Future9chi89 8 78.00音が少なく、展開も作りにくい曲でしたがうまく両方こなせていると思います。特に、ゴーゴー以外の部分は普通に作るとスカスカすぎる結果に終わってしまうので、
そういったことを違和感のないように回避できている点が良かったです。サビの部分も良いのですが、敢えて挙げると、50小節目付近は後半のことも考えると、
もう少し音を抜いたほうがいいかなと思いました。そうは言っても、クオリティーは十分でした。【子子子子】
5MURASAMEKawajiN8 7 67.00見せ場であるワブル地帯が良くできています。前半と後半で差別化できているのもポイントです。ただ、すでにやっていることは分かるのですが
少し密度を下げたほうがいい箇所もありますね。57~60小節目や73~は最後のワブル地帯を際立せる目的でもっと密度を落とすとさらにメリハリが付くと思います。【子子子子】
6Laptop DestroyeraxL7 6 66.33繰り返しの部分を自分なりに工夫して面白味のある配置にしてあるのはとてもいい点だと思います。こういう曲は意外と変化がつけづらかったりするのですが、
配置のパターンも多くしてあったのが好印象です。譜面分岐による演出もそれほど突出した演出ではありませんが、悪くないと感じました。【空木アメリ】
7To The Futurebubutack9 7 7 67.25適度に曲らしさを表現できている譜面ではあると思います。ズレ譜面が多く、全体的に好きな人は好きだというような印象ですが、ややつかみどころがないというか、
音符の塊だけで浮いてしまっている感じがしました。もう少し全体としてまとまりやつながりがあるといいのですが…もっとガッと密度を上げてみたら面白いかもしれません。【空木アメリ】
8MURASAMEPepechiyo10 7 6 57.00全体的に密度が高く感じました。ワブル地帯以外はキックを中心とした最小限の音取りに抑え、あまり尖った配置(17小節などのフィーリング)は使わないほうが、
聴こえも緩急も良くなります。あと、ワブル地帯は1回目から飛ばしすぎな気がしますので、最初は抑えると、ここぞというときに盛り上がりを演出できます。【子子子子】
9Laptop Destroyerすずさの8 7 56.67かなり遊びのある譜面で面白いですね。作譜者にしっかりと音取が出来る能力があると感じさせる譜面です。
少々連打が多く、繰り返しが印象付けられてしまうのが玉に瑕かなという風に思いました。【空木アメリ】
10MURASAMEかねかい8 7 6 66.75何も考えずに作ると、かなり忙しく緩急が乏しくなってしまう類の曲でしたが、ちゃんとそこの部分を考えられているのが好印象でした。特に、54小節目を取らなかったのは
上手いと思いますね。ここを取らないことでその後の盛り上がりがより一層際立つように演出されていて良いです。ただ、一部12分のフィーリング(6小節など)はいささか聴き心地が
良くない気がしますので、ここは曲的にわきまえる部分でもありますし、無難に作るのが良いかなと思いました。サビのフィーリングは良かったです。【子子子子】
11MURASAMEVOLVOX8 6 5 56.00ワブル地帯を敢えて複雑にせずデフォルメ化するという発想もありと言えばありですが、盛り上がるべき部分の大半がこのような感じなので、この曲のポテンシャルを活かしきれていないように思いました。
2回目のワブル地帯でもっと24分などをいれて暴れさせると、1回目との差別化もできますし、Dubstepの良さも引き出せるのではと思います。【子子子子】
12Laptop Destroyer夜桜ヨッシー7 6 66.33作者にしてはかなり攻めた譜面をしているなあと感じました。32分がかなり多めなので難易度は結構高めでしょうか。ワブル部分の音取は強めですが、それ以外の音取はかなり丁寧でしたので、
そういう意味では技術がしっかりと表れている譜面でした。もう少し抑える部分は抑えつつ、はっちゃけるという風に作れるといいかなと感じました。【空木アメリ】
13MURASAMEくまお9 6 6 66.75とても丁寧に作られている譜面で、特に前半の安定度は他の譜面と比較してもかなり高かったのではないかと思います。
ただ、後半のワブル地帯では前半と差別化するために12分を使用するのをメインとしていましたが、(その方向性は悪くはないのですが)
密度的な観点からすると少し物足りなさも感じます。どちらかと言えば24分や32分を増す方向性を取ると後半がより盛り上がるかと思います。【子子子子】
14Laptop Destroyerくるむ7 5 55.67なんでもかんでも音取するというわけでなく、必要な音をしっかりと取ろうとしているのが伝わってきて好印象でした。全ての音に対する意識はそれほど高くないものの、
一貫した譜面創作が出来ていると感じます。個人的には、もう少しこの曲ならではの遊びがあってもいいかなとは思いましたが。【空木アメリ】
15Laptop Destroyerふわふわ7 6 45.67ズレ譜面を存分に楽しんでいる譜面ですね。スクロールのおかげもあり、視覚的な新規性はあると感じました。少々やりすぎかなあという配置もなくはないですが、
音に合わせたりという「何かしらの理由」で置かれているというのは分かりました。もう少しプレイヤーライクな譜面でもいいかなとは思いましたが…。【空木アメリ】
16Laptop DestroyerVerloschend_REVeur6 5 55.33面白い配置なのですが、終盤は少し配置に無理矢理感があるかもなあという感じでした。
もう少し全体的に素直な配置を心がけてあげてもいいんじゃないでしょうか。イントロはもう少し音の取捨選択があってもいいかなと感じました。【空木アメリ】
17MURASAMEBATTERY DRAINER7 5 4 45.0017小節などの面白いフィーリングもありましたが、全体的に忙しく感じました。ワブル地帯以外はキックを中心とした最小限の音取りに抑え、
ワブル地帯は最初から長複合で攻めず、適度に長さを切ってやると良いです。【子子子子】
18MURASAMEyuka6 5 4 34.50ワブル地帯に入る前のキックが一部取られていないのと、ワブル地帯では比較的長い複合か空白しかない構成がほとんどだったこと気になりました。
前者は聴き心地の面で違和感が出てしまいますし、後者は緩急の面でちぐはぐな感じを受けます。そういった点に気を付けて作譜すると良いでしょう。【子子子子】
19To The Future7mm6 5 4 24.25とにかく音を取りすぎな気がします。キックやドラムなどの打楽器的な音にノーツを合わせるのが基本なので、声ネタやシンセを忠実に取ると
聴き心地や譜面の緩急で違和感が出てしまいます。この手の曲では静と動を意識した組み立てにすると良いと思います。【子子子子】

優秀譜面講評

・MURASAME / せいてん

全体的に隙の無い譜面で、でもしっかり曲の持ち味を活かした特徴的な配置をしているという構成は見事だと思います。
基本的にDubstepは音を合わせるのが難しく、かといって合わせすぎるとハチャメチャで収拾がつかなくなってしまう非常に難しいジャンルです。
この譜面は音合わせと譜面の体裁を上手く両立させ、なおかつ個性をいかんなく発揮できていると思いました。この曲でここまでできるのは紛れもなく作譜力のある証左だと思います。
惜しむらくは、2回あるワブル地帯の両方を比べてあまり変化が感じ取りにくいことです。
細かい配置が違っても、初見ではあまり印象として変わったという認識をされづらいので、後半は複合を繋げて長くしてみるなどのちょっと大袈裟で分かりやすい変化を作ると良いと思います。
ですが、それを含めても総合的にはとてもよく出来ている譜面だと思います。この調子で受験勉強も頑張りましょう。【子子子子】

総評

今月は難しかったっぽいですがワブルによる個人差が分かって面白かったです。
来月は俺による選曲です。やったぜ。出てね。