2017年12月の結果発表です。
なお、点数は評価提出者による点数です。
赤字は講評対象者になります。
席次 | 曲名 | 作者 | 点数 | 平均 | 主催コメント |
1 | White As Snow | ぱにらら | 9 9 8 8 8 | 8.40 | (講評にてコメント) |
2 | White As Snow | てけ | 9 9 8 8 7 | 8.20 | 前半こそやや無難な仕上がりではありますが、全体的(後半)にフィーリングを活かした、独特な譜面に仕上がっています。 ギミックも比較的シンプルなものが多いですが、曲調にしっかりとあっていて雰囲気もじわじわと伝わってきます。【空木アメリ】 |
3 | Snow White | axL | 9 8 7 6 | 7.50 | とにかく表現として、自分を貫き通しているのがとても良いですね。 中盤の譜面はなかなか圧巻でした、やはり見世物としての評価にはなってしまいますが、面白いものです。いきなり音符が表れる演出も素敵。 もう少しプレイ面で、譜面を高めることが出来たらさらに素晴らしいのですが…点数が伸び悩んだのもそれでしょうか。【空木アメリ】 |
4 | White As Snow | elahen800 | 9 8 8 8 7 | 8.00 | 非常に丁寧に作られた譜面で、ボーカルや展開、配置など、多角的に捉え譜面を作成できていると思いました。 それでいて特徴的なソフランを導入することでしっかり個性を獲得できているのも良いです。 ただ、曲調上仕方がないのですが、最後のゴーゴーにもう少しインパクトがほしかったですね。【子子子子】 |
5 | Dances with Snow Fairies | かぐらうづき | 9 7 7 7 | 7.50 | 音取を意識する上でしっかりと工夫をするように努力できている譜面だなと感じました。 かなりパターンを組みにくい割に構成ははっきりとしているとしている曲なので、余り見慣れない配置が多いためかもしれませんが、 もう少しパターン的には分かりやすい方が安定した譜面になるのかなと思いました。【空木アメリ】 |
6 | White As Snow | かねかい | 8 7 7 7 7 | 7.20 | 前半のフィーリングはスクロールの関係もあって精度が取りにくく、オートの聴き心地も良いとは言い難いので、 後半の特殊な感じを際立たせるという意味でもここは普通にすべきだと思います。 一方後半のサビにおける24分フィーリングは良い発想でした。特殊な感じで個性を出しつつ音のはまりも良いので、 楽しく仕上がっていました。【子子子子】 |
7 | Snow White | Anabebe_9 | 8 8 6 | 7.33 | 曲の特徴を適切な形で小節線ギミックに昇華できていると思います。音取りも堅実にいった感じですね。 ただ、その堅実さは裏を返すと遊び心があまりないということで、この手の小節線芸はありふれていて もはやオリジナリティとして武器にするのは難しいご時世になってますから、 もう少し別の何かがほしかった気もします。この譜面にある突然音符が出現するギミックをもっとうまく使えば 個性が出るかもしれません。【子子子子】 |
8 | Snow White | ふわふわ | 7 7 7 5 | 6.50 | 少々無理しすぎな気がします。☆10というのもあるでしょうけれども…。 中盤などはいいのですが、終盤などはやはり配置を少し軽くしてあげても魅力ある譜面になるのではないでしょうか。 もう少し譜面の"静"を大事にしてほしいかなと感じました。【空木アメリ】 |
9 | Snow White | 7mm | 8 7 7 5 | 6.75 | 曲の特徴を良い形でギミックに昇華できていると思います。特に短い連打での表現は面白いと思います。 ただし、122小節は見やすさの配慮のため複合ではなく単音で置いたほうが良いと思います。 サビの音もキマっていて良かったですが、それだけに序盤トラストの22などの24分アレンジは惜しいです。 音的にどうかなという気もします。無難にそのままでも良かったかもしれません。【子子子子 |
10 | Snow White | Verloschend_REVeur | 8 7 6 5 | 6.50 | ギミック以外はまずまずオーソドックスで悪くないですね。他の譜面に比べるとインパクトはやや薄くなりがちですが…。 ギミックは、静と動があるとすれば、静の部分はかなり良く表現できていると思うのですが、 動、つまり激しい部分がもう少しあってもよかったかも。静かな曲の中にある激しさみたいなものでしょうか。【空木アメリ】 |
11 | Dances with Snow Fairies | OR a.k.a. Nova | 7 5 5 4 | 5.25 | 軸となる音取り自体はしっかりと抑えられています。ただ、序盤から長複合が多いのでラストでの盛り上がりに あまり活かせていないかなという気がしましたので、最初は7連までに抑えることで、短複合→長複合という 展開付けをできると思います。【子子子子】 |
12 | White As Snow | yuka | 6 6 6 5 4 | 5.40 | 譜面に個性を持たせようと頑張っていることは伝わりましたが、やはり32分はこの曲の雰囲気と合わない気がします。 あと、展開を考慮すると、サビ前に長複合で攻めるのはサビのインパクトを抑えてしまうのでやめたほうがいいです。 そして、序盤に関しては、8分が多くのっぺりしてしまうのと配色があまりばらけていないのが不均一で 見栄えがよろしくないという点が気になりました。音取りミスではないので、こういった音取りの次の段階を考えると良いです。【子子子子】 |
13 | Dances with Snow Fairies | BATTERY DRAINER | 6 6 5 4 4 | 5.00 | 序盤からシンセを取りすぎているせいで全体的に密度が高くなり、緩急が薄くなったりしているのが残念ですね。 緩急の波ができるように展開を作ると良いでしょう。音取り自体は間違っていないと思いますのでもう一歩です。【子子子子】 |
14 | White As Snow | こいさな | 5 5 5 4 3 | 4.40 | なんというか、ギミックに心を感じません(意味不明) しかし、↑のコメントも別にふざけているつもりはなく、とりあえずギミックを入れているだけかなあという風な印象を受けたの嘘ではありません。 プレイ面に関してももう少し意識出来たらよかったかなと思います。音符の重なりとかは極力減らしたいですね。【空木アメリ】 |
優秀譜面講評
・White As Snow / ぱにらら
表現に一切妥協がない。雰囲気で~とか、感性で~といったなんとなくの表現ではなく、これは明らかに思考の上に成り立つ表現力を持った譜面であると感じた。
最初の3連符では、音符を叩かせるのではなく、出現させることでリズム感に繋げていくという新しいアプローチを見せられ、驚かざるを得ない。
そして43小節目からの小節ギミック。端的に努力が見られる。こういった作品主義の課題には作品までの過程が蔑ろにされてしまいがちだが、
それをさせないほどに、「頑張って作っている」「どうやって考えたんだ」と鑑賞者に問わせる力がこの譜面にはある。
サビまでの繋ぎも飽きやすくなってしまいそうなものだが、視覚的にもプレイ面でも楽しませる工夫が存在している。
そしてサビは24分を用いることで単調な音合わせに終わらせず、リズムも非常に興奮するものになっている。
一番最後のギミックは個人的にそこまで要らないような気もする(ダミーノーツ的なギミックが嫌いなので)が、全体を通して、講評に値する譜面であることは間違いない。【空木アメリ】
総評
今回はややコンセプティックな課題でしたがいかがでしたか?
まあたまにはこういうのも悪くはないですよね。
では2018年もmonth.tjaをよろしくお願いいたします。よいお年を。