毒物の小説

Last-modified: 2013-03-19 (火) 19:33:08
ぜひ見てください(伝説www)

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今日?人のLEGEND BASEBAIIARが産まれるBASEBALL OB LEGEND

主人公

綺羅野鐸巳[きらのたくみ]マイペースな最強ピッチャー

小説の目次&更新情報

プロローグ 更新完了
第一話エキスパート更新完了
第二話少年の大志更新完了
第三話FIRST HOPE更新完了
第四話華音の一球更新完了
第五話PARFECT BATTELY更新完了
第六話これから更新完了
第七話別れ更新完了
第八話桜のキャッチボール更新完了
第九話部活更新完了
第十話THE FUTURE更新完了
第十一話甲子園出場?更新完了
第十二話甲子園更新完了
第十三話自覚更新完了
第十四話仲間更新完了
第十五話友情更新完了

現在の登場人物

綺羅野鐸巳[きらのたくみ]
西本鷹志[にしもとたかし]
綺羅野華音[きらのかのん]
篠川龍馬[しのかわりょうま]
原田廉[はらだれん]
新庄仁宏[しんじょうまさひろ]
一二三勝矢[ひふみかつや]
平誠[たいらまこと]
轟滋文[とどろきしげふみ]
臣道清[しんどうきよし]
佐竹勝太[さたけしょうた]
浦田大介[うらただいすけ]
鈴木天真[すずきたかまさ]
田頭春闘[たがしらしゅんと]
高橋吉鷹[たかはしよしたか]
安達臣[あだちしん]
紺野勇太[こんのゆうた]
松田龍神[まつだりゅうじ]
大林隼人[おおばやしはやと]
岡田翔波[おかだしょうは]

順次増やしていくつもりです。

本編

プロローグ

ポチャルークさんとソッキーさんに協力してもらいました

僕、鐸巳[たくみ]は、神奈川県清川村の湘南大学付属土屋高等学校の野球部のエースだ。
とはいっても試合に勝つ事のないヘボピーだが……

第一話エキスパート

ふと気づいたとき、俺は見たことの無いところにいた。
洋風の部屋、侍ジャパンのベット。俺の部屋?と、ここで気付いた。
「そうか、俺引っ越したのか」
ベットから起き、下の階に向かった。そこではすでに、朝食の準備がされていた。
「おはよう」
と母と妹に連れて
「おはよう」と言い返した。
椅子に座り、朝食を食べ始めた。
「父さんは?」「まだ寝てる」
こんな話をしながら朝食を食べ終わり、ピッチング練習をすることにした。
そして、近くのグラウンド。土屋総合公園に行く事にした。
自転車で、山中を走り、浦賀湖を抜けたところにそのグラウンドがあった。
すると、
「ブン」「ブン」「ブン」・・・・
すごい風切音:音が聞こえてくると、そこにはがたいの大きい180cm,いや、185cmをゆうに超えている男がいた。
それに、ガッチリとした体型・・・・
すると突然、男がこっちを向いた。
そして、「お前、野球やってんのか?」
「ええ、まあ。」
「なら一緒にやろうや。一人じゃつまんねーからよ」
その言葉に僕は驚いた。

次回第二話少年の大志お楽しみに

第二話少年の大志

「おい」「おい」
ボーっとしていた僕は、やっと我に返った。
「あ、ああ」
「で、なんだっけ?」
「だから。一緒に野球やろうや言うてんねん」
「ああ。いいよ」
「じゃあ、まず・・・・」
「とその前に、自己紹介まだやったな」
「俺は、西本鷹志[にしもとたかし]。好きなプロ野球選手は、中村剛也と阿部慎之介。宜しく」
まさにその通りだと思った。
「で、お前は?」
「俺は、綺羅野鐸巳[きらのたくみ]。好きなプロ野球選手は、桑田真澄と斎藤雅樹。こちらこそ宜しく。」
「渋いやっちゃなー……」
「まあええ。じゃあ、キャッチボールからやっか。」
すると自分が入れそうなくらい大きなバッグから鷹志は、キャッチャーミットを取り出した。
「お前キャッチャーなのか?」
「まあな。小1からずっとな」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばらくの間沈黙が訪れた。
「なら俺の球受けてみるか?」
「え? 」
「いいから座れ。全国一位の球を見せてやる」
「全国一位ってお前…」
「行くぞ」
「お、おい」
「ズドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」
・・・・・・・・
次回第三話FIRST HOPE

第三話FIRST HOPE

「お前…」
「何?」
「俺は決めた。俺はお前と最高のバッテリーになる。いいだろ?」
鐸巳は、少し迷ってから答えた。
「ああ、いいぜ。最高のバッテリーになってやろうじゃねーか」
鐸巳が珍しく燃えてきた。それに鷹志は同情し、
「ああ、ぜってーなってやるぞ」
と、鷹志も燃えた。
「じゃあ、明日からここで練習な。ついでに俺の野球仲間連れてくるからまっちょれよ。」
「何時?」
「10時でいいやろ」    「ああ」と鐸巳は言い返した。
その日は何事もなかったように静かに終わった。

翌日>
この日も「おはよう」の一言で始まった。
昨日同様机には朝食が並べられていた。
いつも通り色んなことを話していると。妹、華音[カノン]がいい出した。
「お兄ちゃん、野球しに行くんでしょ?私も連れてってよ。」
驚きの一言だった。
華音は、小さい頃から心臓が弱く、少しの運動で倒れることさえあった。
なので、もちろん親は反対したが、華音の強い意志に押され、仕方なく行かせることにした。
親は、これが華音にとっての初めての

希望[HOPE]

だと思ったのかもしれない。

次回第四話華音の一球

第四話華音の一球

青い空、夕日がかかったグラウンド。
今から5年前、華音が小学校2年生の頃。
高校野球は、燃えていた。

大阪桐蔭 4 0 1 0 1 6 2 0 3
17
常葉菊川 0 0 0 0 0 0 0 0 0
0

大阪桐蔭が17点差で勝つというひどい試合になった。
しかしこの試合を、じっと見つめてる人がいた。
そうだ、それが華音だ。
なぜかこの試合だけを録画し、何回も見つずけていた。
俺が華音に聞いても、「なんでもいいじゃん。」
としか答えてくれなかった。
それからというもの華音は毎日俺のグローブを借りて壁当てを、するようになった。
しかし、それを見ていた親は病弱な華音を見過ごすわけがなく、華音をすごくしかった。
華音は可愛らしい顔が崩れる程泣きながら言った
「私だってみんなみたいに元気に野球したいし、どんなに差がついても最後まで頑張る。・・・・・・・・」
そこからは、声が出なかったらしい。
でも俺は、初めて華音の気持ちを知った。
・・・・・・・・
俺は何をしてやればいいかわからなかった。
・・そこで俺は考えた。

翌日>
「華音ちょっと付いてこい。」
と言ってタクシーに乗せた。・・・・・

「東京ドーム」

華音は驚いていた。
中に入り待っていたのはなんと・・・甲子園決勝戦の選手たち。
華音は、涙を流していた。
「さあ、マウンドに行ってこい。」
泣きながら華音はマウンドに立った。
そこから大きく振り被って
「パシン」「ストライク」
この瞬間、華音は万年の笑みを出していた。

次回第五話PARFECT BATTELY

第五話PARFECT BATTELY

「お、来たか」
「よっ」
・・・・・・・
「そうか、まだ紹介してなかったな。」
「この背の低いほうが、篠川竜馬[しのかわりょうま]守備のスぺシャリストだ」
「宜しくお願いします」
龍馬は、緊張気味に挨拶をした。
「次行くぞ」
「このナルシストは、バッティングのスペシャリストだ。高校のスカウトが何十人もくる程だ。」
「おい、名前は。」
「お~、そうだった。此奴の名前は、原田廉[はらだれん]。」
「宜しく」
「次は、お前だ」
鐸巳は、偉そうに
「俺は、綺羅野鐸巳。宜しく。」
「あと・・・・・」
「何だ」
「さっきからお前の隣にいる奴誰だ❓」
鷹志は、不思議そうに尋ねた。
「ああ、此奴は、妹の華音。行きたいっていうから連れてきた。」
「そうか、宜しく」
鷹志は、優しく言った。
「よし、じゃフリーバッティングでもやるか。とその前にみんな鐸巳の球を、見てみろ。」
鷹志は、鐸巳の球を自慢したいらしい。
鐸巳は、しょうがないなという顔でマウンドに立った。
そして、大きく振り被って、
「ズドーーーーーーーーーーーーーーーーン」
鷹志はいとも簡単に鐸巳の剛速球をとった。
周りは静まり返っていた。
そう。この瞬間から

PERFECT BATTELY
が産まれる。
次回第六話これから

第六話これから

「カキーーン」「カキーーン」
金属音がグラウンドを駆け回る。
場外場外場外。廉のバッティングに鐸巳と華音は、驚いた。
「お前、すごいな」
鐸巳が言った。
「ちなみにお前は高校どこ行くんだ❓」
[智弁和歌山]
「えっ、今なんってた?」
「だ・か・ら[智弁和歌山]だっつーの」
鐸巳に衝撃が走った。
[智弁和歌山]と言えば甲子園顔負けの強豪校。そこに行くとすればかなりの実力が必要だ。
「だから、明日和歌山に行く。その前に俺と戦わねーか❓」
鐸巳は、即答だった。
「いいぜ」
「鷹志、座ってくれ。」
「え。」
「いいから。」
鷹志は、言われるがままにベースの後ろにスわった。
準備は出来た。
廉が悠遊とバッターボックスに入った。
鋭い目だった。廉は本気だ。
鐸巳も真剣な目をしていた。
そして、大きく振り被って・・・・・
2ストライク3ボールからの第6球。
「カキーン」
鐸巳が投げた渾身の球は、金属音と共にぐんぐんと伸び、なんとバックスクリーンを超えた。
場外ホームラン。

俺、打たれたのか?

次回第七話別れ

第七話別れ

まだ途轍もない寒気が朝を襲う。
「寒っ。」
鐸巳は鷹志と廉の見送りのために、駅に向かい歩いていた。
「何でこんな朝早く態々見送りに行かねーとダメなんだよ。」
「しょうがねえだろ。朝一の便なんだから。」
「つーか、この時代に飛行機使わねーで、電車使うってどういうこった。」
それもそうだと鷹志は思う。
「まあ、あいつはロマンを求めてる奴だからな。……お、着いたぞ。」
「……マジで。」
鐸巳は驚いた。
古い看板、今にも崩れそうな建物、カビが生えた時計。これはもう幽霊屋敷としか言いようがない。」
「これ、よく今までもったな❓」
「まあな。爺ちゃんが産まれる前からあったらしいよ。」
「はあ……」
鐸巳はあきれた。
「まあ、いい。とりあえず中に入ろう。」 
鷹志は早く廉に会いたいようだ。
「ああ。」
「よっ。」
廉がきずいて振り返った。
お前らよく来たな。」
「まあな、朝は無理やり母さんに起こされたよ。…向こうでも頑張れよ。」
「ああ、今に見てろ。甲子園に出てホームラン打ちまっくてやるぜ。」
「俺たちだって甲子園に出てやるよ。」
鷹志は言った。
「廉……」
「何だ。」
「見てろよ。今度は絶対抑えてやるからな。」
「ああ、甲子園で待ってるぜ。」
「ピンポンパンポーン」
「間もなく一号線、和歌山行きが出発します。」[アナウンス]
「じゃあな。」
「甲子園で待ってるぜ。」
「ああ。」

次回第八話桜のキャッチボール

第八話桜のキャッチボール

この[桜]という言葉はどこから来たのか、誰がつけたのか……わからない。
だが、この[桜]なぜか我々日本人の心を癒してくれる。

「鐸巳」
桜の中で鐸巳は呼ばれた。
相手はもちろん分かっている。
家族以外に「鐸巳」と呼ぶのは一人しかいない。
そうだ。鷹志だ。
「おい、聞いてんのか❓」
「ああ」
「なにボーっとしてんだよ。」

桜は我々のスタートを見守っている。
桜はやがて散り、
見えぬ姿となるが、
桜は天から見守っている。

「お前、今なんか言ったか?」
「いや、何も言ってないけど。」
「お前らは、感というものが無いの~。」[?]
「誰だ。」
鐸巳は大声で叫んだ。
「よいしょっと。」
と、桜の木の上から老人が下りてきた。
「誰だ、ジジイ?????」
「わしは、土屋高校野球部の監督、新庄仁宏[しんじょうまさひろ]じゃ。」
「どーも、こんちわ。」「こんちわ」
二人は軽く言った。
「凄い奴らがいると聞いてきたんじゃが、それはおぬしらか?」
「知らん。今から俺たちキャッチボールやるからジジイはそこら辺で見てろ。」
「たく、口の利き方がわからん奴じゃ。」
話も聞かずに鐸巳と鷹志はキャッチボールを始めた。
「パシン」「ナイスボール」
桜がゆらゆらと舞う中、大きな音が響きわたる。
「おぬしら、良いこと教えてやろうか?」
「何だよ、ジジイ。」

思いを込めた一球が、
もし打たれたらどうする。
桜の中舞う一球を

「は、何が言いてえんだよ。」
「おぬしらには覚悟はあるのか?」
「あるに決まってるだろ。」
「そうか、じゃあいい。精々頑張るんじゃな。」
と言って、監督。仁宏は桜の中に消えていった。
「何だ、あのジジイ?」
「ほっとけ。キャッチボールの続きやるぞ。」
………………………………
やがて鐸巳と鷹志は、監督の言葉をわかることになる。

次回第九話部活

第九話部活

入学式……

翌朝>
華音に殴られ、俺は目を覚ました。
7:40
時間がない。征服に着替え、パンを加え、家を出た。
猛ダッシュ……その途中、鷹志にあった。
「お前も寝坊したのか?」
鐸巳が尋ねた。
「ああ、弟に殴られて起きたらもう7:40だったんだよ。」
「マジかよ。俺は妹に殴られて起こされたよ。」
「そんなのどうでもいい。走れ。走れ。走れ。」
付いた…
間に合った……その後
入学式は、校長先生。一二三勝矢[ひふみかつや]の長話と、教室の案内。自己紹介で終わった。
ついでに、部活の希望票が配られた。
一週間の間に決めてくるそうだ。
鷹志は、直ぐに野球部に入りたかった。
だが、鐸巳は六日間待ってくれと言った。
鷹志にはその意味がよくわからなかった。

次回第十話THE FUTURE

第十話THE FUTURE

「おい、鐸巳。」
「なに?」
「何で、部活に直ぐ入りたくないんだよ。」
「何でもいいだろ。お前は待ってりゃいいんだよ。」
「なっ……」
鷹志が言い始める前に鐸巳は走り去った。

いつの間にかほっとけりゃ、
最強伝説の始まり
自然に任せるべからず
流れ

「は?」
「わしじゃ。」
「あっ。監督。」
何でいるんだと鷹志は思う。
「自然に任せるというのもいいかもしれんぞ。」
「はあ……」
鷹志はあきれた。全く言ってる意味が分からないのだ。
「まあ、何とかなるじゃろ。あいつの将来が楽しみじゃ。」
将来なんてどうでもいい。と、鷹志は思った。
[将来][将来][将来]
「将来か。そんな事考えたことないな。」

次回第十一話甲子園出場?

第十一話甲子園出場?

一週間後、鐸巳と鷹志は、野球部に入った。
その頃にもう、甲子園に向けての準備がされていた。
「おお、お前ら来たか。」
監督。新庄仁宏が出てきた。
「お世話になります。」
鷹志が丁寧に答えた。
「そんな固くなるな。とりあえず外野に入ってくれ。」
「はい。」
と、鐸巳と鷹志が行こうとしたその時、
「おい、鐸巳じゃったけ。」
「はい。」
「お前は、ブルペンに行け。」
「え?」
「速く行け。」
監督が珍しく怒った。
………
そして、鐸巳はブルペンに行った。
そこで、正捕手の平誠[たいらまこと]に出会った。
大して大きくはないが筋肉質でパワー系だと思う。
「宜しく。」
「宜しく。」
軽く挨拶をしたところで
「じゃあ、とりあえずワインドアップ40球セット20球。」
「はい。」
そこで、振り被って
「バシン」
「お前、良い球放るな。」
「どうも」

次回第十二話甲子園

第十二話甲子園

「よし、てめーら。明日の甲子園の選抜とスタメンを発表するぞ。」
コーチの轟滋文[とどろきしげふみ]が怒鳴った。
「臣道清[しんどうきよし]佐竹勝太[さたけしょうた]浦田大介[うらただいすけ]など、補欠11にんが発表された。
「よーし。次はスタメンだ。」
「1番センター鈴木天真[すずきたかまさ]。2番セカンド田頭春闘[たがしらしゅんと]3番ショート高橋吉鷹[たかはしよしたか]4番レフト安達臣[あだちしん]5番ファースト紺野勇太[こんのゆうた]6番キャッチャー西本鷹志。7番ピッチャー綺羅野鐸巳。8番サード松田龍神[まつだりゅうじ]9番ライト大林隼人[おおばやしはやと]。」
周りに衝撃が走った。
開幕バッテリーが1ねんなんて誰も思ってなかっただろう。
「よ―し、てめーら張り切っていくぞ。」
『うっす』
全員が一斉に答えた。
「何で俺なんですか?」
「何でもいいだろ。」
しかし、1年にとって甲子園の開幕戦投手は荷が重すぎた。

次回第十三話自覚

第十三話自覚

[ミーン] [ミーン]

蝉が鳴く中、甲子園第一試合、土屋高校vs駒大苫小牧の試合が行われていた。
先発はもちろん鐸巳だ。
……
4回まで両チームともにノーヒットと打線は沈黙。
そして、その口火を切ったのが5回。
4番の安達臣がライトにスリーベースヒットを放つ。
しかし、5,6番が倒れ、7番の鐸巳に回ってきた。
2‐3からの第六球。

[カキーーン]

金属音が甲子園球場に響きわたる。

入った…

『ウオ―――――――――』

球場が揺れる。
………

2‐0
鐸巳は、これで勝てると思っていた。
その後のピッチングはおかし過ぎる程よかった。

そして、9回裏2アウトランナー1,2塁。
一打逆転の大ピンチ。
そして、未だにノーヒットの駒大苫小牧のバッターは…
4番の岡田翔波[おかだしょうは]。
鐸巳は、大きく深呼吸をし、大きく振り被って……
その、第一球。

[カキーン]

金属音と共に打球は場外えと消えていった。



………サヨナラ………

鐸巳は、しゃがみ込んだ。
「打たれた。打たれた。打たれた。ちくしょう‼」
ノーヒットが、一瞬にしてサヨナラに変わった。
ここで、鐸巳は自分の力がどれだけ足りないのかを通関した。

それと同時に、1年目の甲子園が終わった。

次回第十四話仲間

第十四話仲間

翌週
鐸巳は完全に野球をやる気力を無くしていた。
その日の練習も休んでいた。
「鐸巳、いい加減にしなさい。」
母さんが何を言っても鐸巳は何も答えなかった。
……
……
翌朝
練習が終わった後、鷹志は鐸巳の家を訪ねた。
[ピンポーン] [ピンポーン]
「鷹志です。鐸巳君はいますか?」
鐸巳の母さんは困ったように答えた。
「いるっちゃいるんだけど……」
「いるんだけど……なんですか?」
鷹志は不思議そうに答えた。
「まあ、とりあえず入ってきて。」
鷹志は言われるがままに家に入った。
「ちょっと、座って。」
「あ、はい。…で、さっきの話なんですけど。」
………
「実話ね、あの子もう野球辞めたいって言ってるのよ。」
「えっ‼」
鷹志は驚きを隠せなかった。」

次回第十五話友情

第十五話友情

「野球を辞めたい。…って何でですか?」
「分からない。多分、サヨナラホームランを打たれたからかな。」
鷹志には分からなかった。
なぜ、それだけで辞める気になるのか。
「だから、鷹志君。鐸巳を説得してくれない?」
「え、ええ。分かりました。」
と答え、鷹志は鐸巳の部屋に向かった。

[コン] [コン]

「鷹志だ。開けてくれ。」
だが返事はない。
「入るぞ。」
鐸巳はベッドの中に籠っていた。」
鷹志は無理やり布団をとり、どなった。
「テメー、ふざけてんじゃねーぞ!」
「何だよ。行き成り。」
「何だよ、じゃねーよ!」
「じゃあ、なんだよ。」
「テメー、ホームラン打たれただけで、野球辞めるって舐めたこと言いやがって!」
……返事はなかった。
「野球舐めてんじゃねーよ!!」

ドン!!!!!!!

鷹志は思い切りドアを閉めた。
「野球舐めてんじゃねーよ……か。」

次回第十六話START

この小説について

面白さは?

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最強。もっと見たい 11 47.8%
小説上手い 7 30.4%
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面白い、続けて 2 8.7%
つまらない、やめろ 1 4.3%
その他
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キャラクターの数は?

選択肢 得票数 得票率 投票
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多い、減らせ 1 16.7%
その他
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小説の長さは?

選択肢 得票数 得票率 投票
丁度いい 2 66.7%
長い 1 33.3%
短い 0 0.0%
その他
投票総数 3

コメント

悪質なコメントは申し訳ありませんがお断りさせていただきます

  • 龍ノ助ってあの龍ノ助? -- ミミシグらぶ 2013-02-23 (土) 14:21:00
  • 多分ね -- 龍ノ助 2013-02-23 (土) 14:23:43
  • あまり変な事書くな。龍ノ助? -- 毒物 2013-02-23 (土) 18:34:01
  • 個人情報は削除をw -- ソッキー 2013-02-23 (土) 20:17:26
  • YESソッキー -- 毒物 2013-02-23 (土) 20:20:25
  • 小説上手いって書いてくれた人ありがと――――― -- 毒物 2013-02-23 (土) 20:24:00
  • 皆、おはよう -- 毒物 2013-02-24 (日) 07:52:37
  • 龍ノ助?来るかな。 -- 毒物 2013-02-24 (日) 07:53:40
  • 誰か来ないかな -- 毒物 2013-02-24 (日) 18:28:18
  • 面白い -- ? 2013-03-07 (木) 19:41:48