瑞雲(六三一空)

No.207
	瑞雲(六三一空)		多用途水上機/水上爆撃機
	装備ステータス
	火力		雷装
	爆装	+7	対空	+1
	対潜	+2	索敵	+4
	命中	+2	回避
	戦闘行動半径	5
	装備可能艦種
	駆逐艦	軽巡洋艦	重巡洋艦	戦艦
	軽空母	正規空母	水上機母艦	航空戦艦
	備考
	開発解禁日:2020年2月7日、改修不可、入手方法
急降下爆撃も可能な多用途水上偵察機「瑞雲」。高価かつ高性能潜水艦搭載攻撃機「晴嵐」を運用する 潜水艦部隊の航空隊として編成された第六三一海軍航空隊。その六三一空の「瑞雲」による練成部隊です。

ゲームにおいて

• 2017年1月27日に2016年12月作戦報酬として配信された水上爆撃機。
• 性能としては瑞雲(六三四空)のマイナーチェンジ版といったところ。爆装と命中で勝るので攻撃性能が上がっているが、対空・対潜・索敵が下がっており補助水上機としては心もとない。
  瑞雲12型と比較すると、命中+1以外は下位互換の性能になる（爆装のみ同値。瑞雲系の戦闘行動半径は全て5で共通）。
• 六三一空は試製晴嵐の運用部隊として編成された史実を持つ。
  • 後に2017年2月28日アップデートにて、晴嵐(六三一空)への機種転換任務が実装された。
    • 任務達成には伊401、伊13、伊14のいずれかが必要で、機種転換時に試製晴嵐×1と本装備×1が消費される。

• イベント報酬及びランキング報酬で計4度登場したのみだったが、登場から1年9ヶ月経った2018年10月26日、クォータリー任務の実装により定期的に入手できるようになった。
  既に機種転換を済ませたが、航空戦で飛んでいく赤とんぼカラーが懐かしいという人も。
  • 開発が可能になったため、貴重な熟練搭乗員を消費しての本装備入手は釣りあわなくなった。

• 2020年2月7日に3年余りの時を経て開発が解禁された。
  • 秘書艦を伊勢型の改・改二にして開発理論値の【燃20/弾30/鋼10/ボ50】以上の資材で開発可能。
    伊勢改・改二はボーキテーブル、日向改・改二はボーキテーブルか弾薬テーブルで開発できる。
  • 代わりに開発率が低下するのは九六式艦戦。
    僅かとはいえ廃棄資材がこちらの方が多く、事情が無いなら伊勢型の改・改二にして本装備を含める方が若干得である。
    • また、ボーキテーブル最低値でペンギンを狙う場合も唯一開発できる九六式艦戦の確率が下がる為有用。

• 瑞雲(六三四空)と異なり対空射撃回避性能はない。

• 航空戦時に飛んでいく艦載機ミニグラは試製南山と同じものが使われている。
• 装備可能な艦は瑞雲と同じ。

入手方法について

• 開発
  • 秘書艦は伊勢型航空戦艦（改造前で戦艦の伊勢、日向ではダメ）限定で、伊勢はボーキサイトテーブル(弾薬テーブル不可)で、日向は弾薬とボーキサイトテーブルでの開発が可能。
• クォータリー任務『航空戦力の強化』選択報酬（熟練搭乗員を消費）
  • 他の選択肢は零式艦戦32型(熟練)と一式戦 隼II型(開発可)。

アップデート履歴

• 2017年1月27日：実装。2016年12月作戦報酬
• 2017年2月28日：晴嵐(六三一空)への機種転換任務が実装
• 2018年10月26日：クォータリー任務『航空戦力の強化』の選択報酬になった。
• 2020年2月7日：開発解禁

対地特効補正について

対地特効補正について/水上戦闘機・多用途水上機／水上爆撃機より転送

性能比較表(装備最大値/水爆早見表/テーブルより転送)

小ネタ

• 機体についての小ネタは瑞雲を参照。ちなみに機体を全面オレンジ色に塗るのは練習機か試作機だけ。
• 六三一空、つまり「第六三一海軍航空隊」は、潜水空母こと潜特型の伊400型潜水艦*1に配備する晴嵐の部隊として編制された。
  伊400、伊401、伊13、伊14が所属する第一潜水隊司令の有泉龍之助大佐が六三一空司令も兼任している。だが有泉司令は潜水艦のベテランであって航空の経験は無かったという。
• 1944年12月15日、六三一空は第六艦隊（潜水艦隊）付属として鹿屋基地で開隊された。
  しかし本命の晴嵐は、開発に手間取り、高コストで量産に不向き、相次ぐ地震と空襲でメーカーの愛知飛行機がボロボロという三重苦のため、なかなか数が揃わなかった。
  そのため、訓練用の機材として使われたのが瑞雲であり、イラストでオレンジ塗装になっているのは練習機であることからイメージした演出だろう。
  1月後半になってようやく晴嵐の配備と訓練も始まったが、補充は相変わらず滞り気味で、2月になっても晴嵐6機、瑞雲5機が六三一空の全保有機という有様だった。
  このあたりの苦しい台所事情は、かつて彗星の調達難から瑞雲で数を補うこととした伊勢型航空戦艦の六三四空と似ている。
  • 実は六三一空に最初に配備された瑞雲は六三四空から借りた機体である。当初は空技廠から借りた零式小型水偵で訓練していたが、乗員から「こんなオモチャで訓練できるか！(意訳)」と不満が出たため、より晴嵐に性能の近い瑞雲を急遽六三四空から借り受けたという。
• 六三一空には、戦艦大和の零式水上観測機に乗っていた搭乗員3名が、1945年2月10日付で転入している。
  レイテ沖海戦後、もはや水上機で着弾観測をできる状況ではないため、同日に大和からは水上観測機搭載定数は削減され、搭乗員は異動となったのだった。
  彼らの回想によると、晴嵐はエンジンの扱いが難しく事故で壊れることが多かったので、零式水上偵察機を探してきて代用したという。瑞雲については触れられていない。*2
• 六三一空と第一潜水隊は、元々はパナマ運河破壊を目的にしていたが、すでに正規空母だけで10隻を軽く超える米機動部隊が日本本土周辺を荒らしまわっている状況では、今さら遥か後方のパナマ運河を破壊、遮断しても戦略的な意味はなく、また送り込む燃料の余裕もないことから廃案になった。
  • 代わりに提案されたのが、米機動部隊の前線基地であるウルシー環礁を奇襲爆撃する「嵐作戦」である。前記の4隻が南下しウルシー環礁を目指したが、伊13は途中で撃沈され、伊400は予定通りに進んだものの、伊401は大きく迂回して集合地の変更を伊400に打電したが届かず、結局集合できなかった。
    また攻撃開始予定は1945年8月17日だったが、16日に終戦による作戦中止命令が出され、攻撃は幻に終わった。

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