Me163B の変更点

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|>|>|>|>|~No.350|
|&attachref(装備カード一覧/weapon350.png,nolink,67%);|>|Me163B|>|局地戦闘機|
|~|>|>|>|~装備ステータス|
|~|~火力||~雷装||
|~|~爆装||~対空|+2|
|~|~対潜||~索敵||
|~|~対爆|+9|~迎撃||
|~|~[[戦闘行動半径>基地航空隊]]|1|>|BGCOLOR(#ccc):|
|~|>|>|>|~装備可能艦種|
|~|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):駆逐艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):軽巡洋艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):重巡洋艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):戦艦|
|~|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):軽空母|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):正規空母|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):水上機母艦|BGCOLOR(#ccc):COLOR(#ddd):航空戦艦|
|~|>|>|>|~備考|
|~|>|>|>|開発不可、改修不可&br;全ての艦娘に装備不可、[[基地航空隊]]にのみ装備可能&br;2019年7月[[作戦報酬>情報倉庫#h29a2204]]&br;2019年夏イベント [[E-2>欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」/E2]]甲・乙 [[E-3>欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」/E3]]丙作戦突破報酬|
|~|>|>|>|開発不可、改修不可&br;全ての艦娘に装備不可、[[基地航空隊]]にのみ装備可能&br;2019年7月[[作戦報酬>情報倉庫#PastRewards]]&br;2019年夏イベント [[E-2>欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」/E2]]甲・乙 [[E-3>欧州方面反撃作戦 発動!「シングル作戦」/E3]]丙作戦突破報酬|
|>|>|>|>|LEFT:科学の国で開発され、実戦配備に就いた世界初の量産ロケット戦闘機です。&br;圧倒的な上昇力とダイブ時にはマッハに迫る速度を誇る未来感たっぷりの実在した重爆キラーの実用高高度局地ロケット戦闘機。&br;極端に短い航続距離含めて欠点も多い機体ですが、文字通りコメットのように空を駆け抜けました。&br;※防空戦闘において、有効な高高度迎撃が可能です。|

*ゲームにおいて [#about]
-2019/08/28、2019年7月[[作戦報酬>情報倉庫#h29a2204]]として実装。
-2019/08/28、2019年7月[[作戦報酬>情報倉庫#PastRewards]]として実装。
これを原型として日本で開発された[[試製 秋水]]、[[秋水]]も同時実装されている。
-敵重爆撃機の空襲に対して補正がかかる、詳細は[[試製 秋水]]を参照。
**性能比較表([[装備最大値/局戦・陸戦早見表/テーブル]]より転送) [#eac37085]
#fold(長いので折りたたんでいます){{
#table_edit(装備最大値/局戦・陸戦早見表/テーブル)
}}

*小ネタ [#trivia]
-Me163は、第二次世界大戦中にドイツ空軍によって開発された史上唯一の実用ロケット推進戦闘機である。
--愛称は「コメート(Komet)」で「彗星」という意味。[[日本海軍の艦爆>彗星]]と同じ由来である。

-ロケットとは、「自らの質量の一部を後方に射出してその反作用により推進する装置」と定義される。
艦これにおける噴式機ことジェット機に使われるジェットエンジンは外部から酸化剤(酸素)を取り込むのに対してロケットは酸化剤を内蔵している点で区別される。
酸化剤を自前で持っているため酸素の薄い高空でも問題なく燃料を燃やして(=酸化させて)推進力を発揮できる。ロケットが酸素のない宇宙空間を進めるのもこのおかげ。
しかし燃料に加えて酸化剤まで抱えて飛ぶため燃費がすこぶる悪いという欠点がある。
--一口にロケットといっても多くの種類があるが、本機に採用されているのは化学燃料ロケットのうちの液体燃料式のものである。燃料であるC液(ヒドラジンとメタノールの混合液)と酸化剤のT液(高濃度の過酸化水素水)を適当な比率で混合することで強烈な化学反応を起こし、そのエネルギーにより燃料自体を後方に噴射して推進力を得る。燃料と酸化剤の種類こそ変遷があるが、現在の液体燃料ロケットエンジンもこの仕組みは全く同じ。
--なお、同じロケットでも噴進弾(ロケット弾)は固体燃料式。固体燃料ロケットは扱いが簡便で推力が高い特長を持つが、一度点火したら燃料が尽きるまで推力の調整はおろか消火すら不可能なため飛行機の推力に使うには無理があろう。

-ロケットエンジンを動力源とする航空機の研究は実は1920年代にはすでに世界各国で行われていた。しかし、初期のロケットエンジンは化学反応の制御が難しく、実験は常に爆発事故の危険が付きまとうものであった。
--ドイツでは1937年にヴェルナー・フォン・ブラウン博士((V2ロケットの設計者、WWⅡ終結後はそのロケット技術を買われてアメリカに渡った。アポロ計画までの米宇宙計画ほぼ全てに携わり、米ソ宇宙開発競争の米側の第一人者となった傑物。))がエタノールを燃料、液体酸素を酸化剤とした液体燃料式ロケットエンジンの開発に成功した。これに着目したハインケル社のエルンスト・ハインケル博士はBf109との正式採用争いに敗れ不採用となったレシプロ機He112に試験搭載した。同年の6月にはロケットエンジンから得られる推進力のみで離陸から着陸までを行うことに成功し、ロケット航空機の先駆者となった。
-Me163が開発されるきっかけは、1938年にドイツ航空省が無尾翼モーターグライダー機DFS39にヴァルター博士の開発したHWK-R1ロケットエンジンの搭載テストを命じたことである(グライダーの開発者であるアレクサンダー・リピッシュ氏が申し入れたという説もある)。この機体はDFS194と命名され、空軍の計らいによってメッサーシュミット社に入社したリピッシュによって製作が行われることとなった。1939年末に初飛行したDFS194はドイツ航空省にその性能を認められ、試作機3機が発注された。また、制式名称のMe163Aが与えられた。
--ロケット機の先達でありライバルのハインケル社でもほぼ同時期の1939年6月に試作ロケット機He176の初飛行を行ったが、ドイツ航空省に開発打ち切りを命じられてしまった。これは政治的な思惑も考えられるが、He176が直線翼など手堅い設計だったのに対し、Me163の無尾翼という斬新さがドイツ航空省を惹きつけたともいわれている。
---Me163の最大の問題はロケットエンジンであったが、二番目は無尾翼であることであった。リピッシュ博士以外の人間は尾翼をつければ簡単に解決することを解ってはいたが、無尾翼機をつくることが目的のリピッシュ博士がそれを認めるわけもなく、尾翼をつけたら博士がマシンガンを持ち出して俺たち全員銃殺するだろうよと諦めていたのであった。
---そもそもこの当時のハインケル社はドイツトップの重爆撃機メーカーとして生産と開発を一手に引き受け、ジェット機の実用化にエンジンから機体まで手掛け、ナチの地域組織と喧嘩もするという状態であり、フォン・ブラウンも後にV2になるロケットの主力メンバーであるため、採用されても余裕がない状態だった。その上政府がロケット機ジェット機ともにこの大戦での必要性を感じてないので、めぼしい開発計画が全てコケつつあったメッサー社が採用されるのは自然で、ミスターKYハインケル博士ですらロケット機の開発はお蔵入りにしてしまう。
-制式採用されたMe163Aは滑空テストにおいてダイブ時に最大速度855.8km/hを記録。さらに新たなロケットエンジンであるHWK-R2-203を搭載しての飛行テストも成功させた。1941年10月のテストでは最大速度1,011km/hという桁違いの高速を発揮し、ドイツ航空省はこの結果を見て先行量産型Me163B-0を70機発注した。Me163Aは制式番号こそ与えられていたものの実験機としての色が強く非武装だったが、Me163Bでは実戦を意識してエンジンの強化、燃料タンクの大型化、無線装置や機関砲の搭載など大幅な改設計が行われた。肝心の新型ロケットエンジンの開発が遅れたものの、1942年4月に世界初の実戦用ロケット戦闘機Me163B-0の1号機が完成した。武装は45号機までが20ミリ機関砲×2(弾薬各100発)、46号機以降は30ミリ機関砲×2(弾薬各60発)である。離陸は着脱式の車輪によって行い(離陸後に空気抵抗低減のために投下される)、着陸は内蔵している橇(そり)を展開して行う。
--その他にも機首に刃物をつけた機体があった。敵機の翼をこれで切り取るのである。計画担当者によれば生還できるとなっていたが、パイロットによればぶつかる前にエンジンが止まったとのことである。なおエンジンに異常はまったくなかった。また、翼の上に上向にロケットを積んだ機体もあった。迎撃において用いられ、ランカスター爆撃機の下に潜り込んだコメートから発射されたロケットより爆撃機は瞬時に炎と煙に包まれた。
-以上のような経緯で大きな期待を受けて実用化されたロケット戦闘機Me163Bだったが、流石のドイツでも様々な問題が続出し、運用は困難を極めた。
--本機に限った話ではないが、ロケットは推進効率の悪い機関であり、多量の燃料を必要とする割に燃焼時間が短い。Me163の燃焼時間はわずか8分間であり、飛行場の直上以外に進出することはほぼ不可能。連合軍も早くにその弱点に気付き、本機が配備されている飛行場を避けて通るようになった。飛行場を移そうにも耐熱加工を施した専用の滑走路でなければ運用できないうえ、燃料のヒドラジンと酸化剤の過酸化水素の保管には専用の施設が必要だったため、移動は困難だった。
--燃料のヒドラジンと酸化剤の過酸化水素は強い反応性と腐食性をもつ劇薬であり、燃料漏れは搭乗員や整備員を生命の危険にさらす。実際に本機に乗って不時着したパイロットが不時着の衝撃そのものでは無傷だったものの、漏れ出たヒドラジンと過酸化水素により全身に重傷を負ったり、文字通り人体が溶けてしまった事故も起きている。正常に空戦を行っている時でも燃料が絶えず噴射されているため、呑気に下で見ていると大変なことになる。((「腐食性」と「中毒症状」を考えなければ、ヒドラジンは常温での保存が出来て、高空下でも比較的安定している物質である。このことから、現代の戦闘機F-16では、非常用電源装置の燃料として70%のヒドラジン水溶液が用いられている。(さすがに人体への影響が無視できなかったため、航空自衛隊のF-2では、ヒドラジンの代わりに航空燃料を用いるタイプの非常電源装置が新開発されたのだが…)))
--空中戦では、機動に気を使わないと加速度によって燃料が配管内で寄ってしまい、エンストを起こす危険があった。うまく接敵できたとしても驚異的な速度が仇となって機関砲の射撃のタイミングが難しく、一度失敗すると前述の燃焼時間の問題で再攻撃は困難。燃料を使い切った後はソリを展開して着陸態勢に入るが、この状態では一切の回避も攻撃もできず、敵戦闘機の格好の的になる。
--ソリによる着陸もバランスを崩すリスクが高く、激突事故が多発。燃料漏れにもつながるため、着陸は常に死と隣り合わせだった。また、着陸後は車輪がないために移動できず、絶好の標的となってしまう。
--このようにあまりに多すぎる欠陥があったものの、パイロット達は圧倒的な速度を絶賛し、運用上の困難さえも「悪女の魅力」とみなして本機を愛好したという。&color(Silver){なんか英国面のにおいを感じる…};そんなわけで約400機が製造された。

-1944年5月14日第14実験隊のヴォルフガング・シュペーテ隊長は自分のV41号機が真っ赤に塗られているのを発見した。ドイツの赤い彗星である。%%通常のコメートより3倍速い%%部下たちのサービスであったが、リヒトホーフェンも赤く塗ったのは数機撃墜した後だったぞと部下を叱った。ロケット戦闘機による初撃墜を皆期待していたのである。この日、出撃した隊長は初撃墜まで後少しのところで機会を逃したのであった。
-本機の図面と燃料のレシピは潜水艦伊29によって日本に運ばれる予定だったが、米潜水艦「ソーフィッシュ」(SS-276)((綴りは"Sawfish"。[[Swordfish]]ではない。))の攻撃で同艦が沈没したことによりその多くが失われた。しかし伊29に便乗していた巌谷英一技術中佐によって経由地のシンガポールから、機体外形の3面図と、ロケット燃料の成分表と取扱説明書、燃料噴射弁の試験速報、中佐直筆の調書が空輸され日本に届けられた。設計図のほとんどは失われたが、この限られた資料をもとにして国産ロケット戦闘機[[秋水>試製 秋水]]が作られることになる。

*この装備についてのコメント [#comment]
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#pcomment(./コメント1,reply,15)