Zara の変更点


|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.248|
|&attachref(./248_2nd.jpg,nolink, Buon Giorno! ザラ級重巡、一番艦ザラです! 粘り強さが信条です。提督、よろしくね!);|>|Zara(ザラ)|>|Zara級 1番艦 重巡洋艦|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
|~|~耐久|42|~火力|36 / 58|
|~|~装甲|36 / 54|~雷装|0 / 28|
|~|~回避|33 / 59|~対空|18 / 62|
|~|~搭載|6|~対潜|0|
|~|~速力|高速|~索敵|10 / 36|
|~|~射程|長|~運|10 / 48|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|45|~弾薬|60|
|~|~艦載|>|>|~装備|
|~|2|>|>|[[203mm/53 連装砲]]|
|~|2|>|>|未装備|
|~|2|>|>|未装備|
|~|>|>|>|&color(Silver){装備不可};|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Zara'' → [[Zara改]](Lv40) → [[Zara due]](Lv88+[[改装設計図>改造]])|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:ザラ級重巡洋艦、その一番艦、ザラです。巡洋艦同士の昼間水上砲戦なら、誰にも負けない自負はあります。&br;妹のポーラが少し心配だけど、この艦隊なら!提督、頑張りましょう!&br;重巡ザラ、艦隊に参加します!|
※初期値はLvや改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

#region(CV:赤﨑千夏、イラストレーター:じじ (クリックするとセリフ一覧が開きます))
|セリフ|CV:赤﨑千夏、イラストレーター:じじ|
||530|c
|入手/ログイン|&ruby(ブォンジョールノ){Buon Giornov!};((こんにちは 綴りはおそらく誤植。)) ザラ級重巡、一番艦ザラです!&br;粘り強さが信条です。提督、よろしくね!|
|母港/詳細閲覧|はい、ザラですね。やれます!|
|~|ポーラ、大丈夫かな……あ、はい、ザラはいつでもいけます!|
|~|いくら粘り強さがモットーだって言っても、流石にこれは……&br;提督! ザラは怒りますよ!|
|親善艦参加観艦式帰投時|提督、&ruby(グラーチェ){Grazie.};((ありがとう)) ザラ、光栄です。&br;これからもよろしくね。|
|母港/詳細閲覧(新春)|&ruby(ブォンナノ){Buon Anno!};((あけましておめでとう))  提督、新年あけましておめでとう。今年もザラとポーラ、よろしくね!|
|母港/詳細閲覧(節分)|セッツ・ブーン。……絶対ウソだ! そのイントネーションおかしいって!&br;え、ローマさん、なに? ……え、えぇ~!? それもなんか……|
|母港/詳細閲覧(バレンタイン)|はい、提督。ザラ特製、エスプレッソチョコです。&br;ちょっと大人の苦さなんです。味わってね?|
|母港/詳細閲覧(ホワイトデー)|提督、ザラのチョコのお返しですか?&br;Grazie! 後で楽しみに開けるね。うふふ♪|
|母港/詳細閲覧(春本番)|ニッポンのサクラ……んー、いいですね。&br;私も春の新作のパスタ、がんばろ。提督、食べてね♪|
|母港/詳細閲覧(梅雨)|ツーユー、でしょ? この季節の名前。&br;色々な季節に名前がついていて、ニッポンは面白いところね。 いや、嫌いじゃないんだけど♪|
|母港/詳細閲覧(節分)|セッツ・ブーン。……絶対ウソだ! そのイントネーションおかしいって!&br;え、ローマさん、なに? ……え、えぇ~!? それもなんか……|
|母港/詳細閲覧(バレンタイン)|はい、提督。ザラ特製、エスプレッソチョコです。&br;ちょっと大人の苦さなんです。味わってね?|
|母港/詳細閲覧(ホワイトデー)|提督、ザラのチョコのお返しですか?&br;Grazie! 後で楽しみに開けるね。うふふ♪|
|母港/詳細閲覧(春本番)|ニッポンのサクラ……んー、いいですね。&br;私も春の新作のパスタ、がんばろ。提督、食べてね♪|
|母港/詳細閲覧(三周年)|提督、三周年だって、やったね! ザラからもお祝いさせて。おめでと♪|
|母港/詳細閲覧(四周年)|提督、四周年だって、すごーい! ザラからもお祝い。おめでと♡|
|母港/詳細閲覧(五周年)|提督、Grazie! 今日という日に提督と一緒にいられて、Zara、光栄です。これからもよろしくね。|
|母港/詳細閲覧(梅雨)|ツーユー、でしょ? この季節の名前。&br;色々な季節に名前がついていて、ニッポンは面白いところね。 いや、嫌いじゃないんだけど♪|
|母港/詳細閲覧(初夏~夏)|水着? ……ううん、持ってきてないけど。どうせなら買っちゃおうかな。うーん……|
|母港/詳細閲覧(夏)|買っちゃった水着。ねぇ、ポーラ。ちょっと派手だったかな? …って、ポーラ!? なぁにやってんのっ!!|
|母港/詳細閲覧(秋)|秋は好き。だって、ザラが就役した季節だし、この少し落ち着いた感じが好き。&br;ねっ、ポーラ? って呑んでるしぃ! ダメだからっ!|
|母港/詳細閲覧(秋刀魚)|サンマー? うん、いいわね。ピザやパスタにも合いそう!&br;手伝うわ。何すればいい?|
|母港/詳細閲覧(クリスマス)|&ruby(ブォナフェステ){Buone Feste!};((よい祭日を お祝いの時期によく使われる)) 提督、はい、プレゼント♪ 提督からのプレゼントは…えーっと…ザラ、あれがいいな。|
|母港/詳細閲覧(三周年)|提督、三周年だって、やったね! ザラからもお祝いさせて。おめでと♪|
|母港/詳細閲覧(四周年)|提督、四周年だって、すごーい! ザラからもお祝い。おめでと♡|
|母港/詳細閲覧(五周年)|提督、Grazie! 今日という日に提督と一緒にいられて、Zara、光栄です。これからもよろしくね。|
|ケッコンカッコカリ(反転)|&color(#F0F8FF){提督、どうしたの? これは……え? 指輪!? 提督、ザラのモットー覚えてる?&br;そう、粘り強さ、よ。届いたかな? ね? ふふ。……提督、Grazie.};|
|ケッコン後母港(反転)|&color(#F0F8FF){提督、&ruby(コメスタ){Come sta};((元気))? そう、良かった!&br;もちろん、ポーラが心配だけど、今は二人っきり、ですね? ふふ。&br;……ふぁっ、別にそんな意味じゃ……ある、けど。};|
|編成|ザラ級重巡、ザラ! 抜錨します! 艦隊前に、行きます!|
|出撃|ポーラ、大丈夫? お酒はダメだからね?|
|遠征選択時||
|アイテム発見||
|開戦|敵艦発見、砲戦用意! さあ、ザラ級の戦い、始めます!|
|航空戦開始時||
|~||
|夜戦開始|夜戦か……いいわ、私たちザラ級なりのやり方で、やってみせる!&br;艦隊、ザラに続いて! いい? 突撃します!|
|攻撃|主砲、前方の敵艦に指向。撃ち方、始め! 沈みなさい!|
|~|敵艦発見、砲戦用意! さあ、ザラ級の戦い、始めます!|
|連撃/弾着観測射撃/夜戦攻撃|四番主砲、頼むわよ。ザラの粘り強さ。この砲戦で見せてあげるんだから!|
|小破|きゃあ…! こんのぉ…!|
|~|いやぁっ! 痛いじゃないっ!|
|中破/大破|きゃっ、こんなの……私の装甲、抜けやしないんだから!|
|勝利MVP|え? ザラが一番ですって? Grazie! 貰っておくわ。ふふっ。|
|旗艦大破||
|帰投|提督! &ruby(オペラツィオーネ){Operazione};((作戦))、完了です!|
|補給|提督、Grazie!|
|改装/改修/改造|ザラ、条約型重巡だから……あっこれいいな、いいですね!|
|~|魚雷発射管……ううんいらない、なくていい。&br;でも……積めたら……積んでも……いいのよ?|
|~|何事も粘り強く、よ?|
|~|もしかして、サンソー・ギョラーイ(酸素魚雷)? やったぁ! 提督、Grazie!|
|入渠(小破以下)|やられちゃった……ごめん。ザラ、シャワー浴びるね。すぐよ、すぐ済ますから。|
|入渠(中破以上)|んもぉ、服も艤装もボロボロ。強靭さが、足りない! でも、次はちゃんとやるから。|
|建造完了|提督、新しい艦の建造が完了しました!|
|戦績表示|情報ですね? はい、ザラがお持ちします。|
|轟沈(反転)|COLOR(#F0F8FF):冷たい……水が……そっか……&br;ポーラ、お酒……程々に……ね……先に……行く……ね……|
|時報|[[改>Zara改]]にて実装|
|放置時|え? ポーラが? またお酒の瓶もって? ああ、それとてもだめなパターンだ……&br;提督、どこで見ました? 探さないと!|
#endregion

*ゲームにおいて [#about]
-2016年2月10日実装。同日より始まった[[16年冬イベントのE-3>出撃!礼号作戦#area3]]突破報酬だった。
--もちろん難易度を問わず、丙でクリアしても入手できる。
--ちなみにE-2クリア時に出る説明文に「親善艦として来航していた…」とあり、遅くともE-3発令前の時点で艦娘には成っている模様。
---E-2~E-3間で行う期間限定遠征【親善艦参加観艦式】の帰還時には、配属に先んじて親善艦として参加したZaraの姿も見ることができる。
---しかしE-3のボス、重巡棲姫は203mm/53連装砲と同じ見た目の8inch長射程連装砲を装備しており、
かつまるで深海棲艦から艦娘ザラへと目覚めたかのような台詞を残しているので、遠征の演出には疑問がある。
---艦娘⇔深海棲艦間で転化が発生するか、また発生するとして如何なるプロセスを経て転化するかは公式には言及されていない。
そのため、そもそも重巡棲姫とZaraの間には実は何の関係も無い、撃沈/轟沈以外の要因でZaraから重巡棲姫へ変貌を遂げた等仮説はいくらでも成り立つ。
--桃井涼太氏の[[公式4コマ>http://www.famitsu.com/comic_clear/se_kancolle/]]のZara登場回である116話でもこの演出について独自の解釈がされていた。
---この回のラストではゲーム中とは違いいったん帰国し、134話で下記の[[妹>Pola]]とともに改めて鎮守府にやってきている。ただ、zaraはいったん登場していたこともあって、134話は妹のほうに重きを置いているむきに。そしてzaraは同話では妹の火消し役に終始していた。
--2016年4月22日のアップデートで装甲最大値が53→54(+1)へ上方修正された。
--2017年1月25日のアップデートで[[大型艦建造]]に追加された。ただし、秘書艦を[[Libeccio]]または[[Pola]]にしないと建造できない。
-イタリア艦としては初の重巡艦娘。重巡としては[[Prinz Eugen]]以来実に1年3ヶ月ぶりの実装となった。
--ちなみにそのPrinz Eugenも鈴谷・熊野から1年3ヶ月後に実装されている。%%&color(Silver){ということは後述のポーラも…};%%
-図鑑テキストや放置ボイス、改造後追加の時報など多くの場面で姉妹艦[[ポーラ>Pola]]の名を口にする。
--ポーラは%%実装が未定であるが%%、ザラの台詞だけで''キャラが立つ活躍''なので、今後に期待である。
---コンプティーク2016年4月号にて実装の予定があることが報じられた。
---[[16年春イベント>開設!基地航空隊]]で実装。どこで見ました?探さないと! &color(Silver){3ヶ月でぼっち解消である};
---そのPola、まさにダメな娘を地でいくトンデモ艦娘であった。提督諸兄のZaraを見る目がとても同情心溢れるものに変わったとかなんとか……。
-性能で気になるのが雷装初期値0。[[大淀]]と同じくそのままだと雷撃しない。改修で1以上にすれば普通に雷撃する。
--なお上限値も低く、改造前の雷装MAXは28である。改造しても40までしか上昇せず、夜戦火力はかなり低い。
-レーダー開発が難航したイタリア事情もあってか索敵値が伸び悩むが、地力で決まるほど索敵がシビアな海域は少ないので実用には十分耐える。
-2016年2月24日のアップデートで、[[改造後>Zara改]]は瑞雲などの水上爆撃機・水上戦闘機が搭載可能となった。
これにより、重巡であるZara改のみで敵に航空戦力が居なければ制空確保と弾着観測射撃が出来るようになり、
使い分けの場面が大きく広がった。
ただし搭載数は少ないので、水上爆撃機を搭載する場合は、全撃墜には注意しよう。
-入手時に「Buon Giornov!」と挨拶するが、これは「Buon Giorno!(こんにちは!)」の誤字と思われる。
--後に実装された[[Pola]]および[[Aquila]]でも%%コピペ%%同様の誤字がある。
-射程は素で「長」。これは[[射>大和]][[程>武蔵]][[超>Littorio]][[長>Roma]]ではない殆どの戦艦の素の射程と同じである。

-この''重巡の射程が「長」であることは、利点にも欠点にもなりうる。運用の際にはよく考慮する必要がある''ので解説を載せる。

#region(射程調整の考え方)
射程調節に関する一般論
-まず、艦娘が攻撃する敵艦1隻の選び方は、その時攻撃できる敵艦全ての中から等確率でランダムであるとされている。
--長射程で行動順が早く高火力な戦艦が、砲撃戦1巡目であくまでランダム選択のもと敵駆逐艦を攻撃し倒してしまえば、
中射程以下の艦娘が敵駆逐艦を攻撃する機会は巡ってこない。戦艦娘に「やたら駆逐艦を狙う」というイメージがつきまとう要因である。
--巷では攻撃選択の際に用いられる「AI」が想定されていることも多いが、
敵味方問わず、ターゲッティングが等確率のランダムであることを否定する検証は存在しない。

-では、戦艦と比較して低火力なZaraのような艦が、長射程により砲撃戦1巡目の早い段階で動くケースを考える。
低火力艦は敵駆逐艦を一撃で沈められても、敵戦艦はクリティカルを出しても一撃で沈められない場合があり、装甲に阻まれて中破にすら出来ないことも多い。
よって、もし''低火力艦が先に動いてしまうと、敵の高火力戦力を長く生き残らせ、その分こちらの被害を増やしてしまうことが多い''ので、
高火力艦が早く動いた場合と比べて若干損をする場合が多い。
--敵低装甲艦は開幕航空戦などの多種の開幕攻撃によって、砲撃戦に入る前からある程度減っていることも多く、
なおのこと早い段階で高火力の艦娘が敵高火力艦を狙い、中破以下にする可能性を高めることが重要である。

--以上より、''「砲撃戦1巡目の射程調整は、高火力艦を早めに動かす」''という原則がある。
たとえ狙いがランダムでも、出来るだけ高火力な艦の攻撃を早くぶち込んだ方が、結果としてこちらの被害が減るのだ。

-ただし上記の原則は、あくまで「出来る限りこちらの被害を抑えて勝利するための考え方」であり、あてはまらない場合も存在する。
--イベントやEO海域攻略では、こちらの被害を顧みず、敵ボスを討ち取ることのみが出撃目標となることが多い。
そしてそのような場所のボスは、総じて高火力かつ高装甲である。
さらに艦これには、小破未満のダメージの敵僚艦が敵旗艦であるボスを「かばう」システムがある。
その場合、「高火力艦は最後のトドメにとっておいて、敵随伴艦の掃除や敵高耐久艦の割合ダメージによる削りをするために、
低火力艦を先に動かしたい」という考え方も出来る。
---また味方の被ダメージにおいても、フラルなどT不利でもない限り連撃が突き刺されば一撃轟沈なのに対して、
駆逐艦などに戦艦の攻撃が消費されてしまうと結果として2巡目にまだ残っていて大破させられることもあり、
この面でも巡洋艦が先に動いた方が有利な場合もある。

--低・中難易度の海域においても、低火力艦の長射程は一概にデメリットだけではない。
重巡程度の火力の艦が先んじて動くことにより、高装甲の敵に対して先に小規模なダメージを与えて削り、
後続の高火力攻撃艦の撃破範囲に入れておく、という使い方ができるからだ。

--逆に他の巡洋艦の選択性だが、航巡以外の他の巡洋艦が長射程で撃つには、現状、命中マイナス補正付の砲を装備しなければならない。Zaraは命中補正に優れた[[%%プリケツ砲%%SKC34 20.3cm連装砲>SKC34 20.3cm連装砲]]やZara砲よりもさらに高い火力を持つ[[20.3cm(3号)連装砲]]を長射程でぶっ放すことができる。重巡でも装備値込で同航以上ならフラルですら連撃で吹っ飛ぶだけに、デメリットと感じることは少ないのではないだろうか。

-以上のように''「被ダメージの減少効率」と「作戦目標への与ダメージ収束効率」のどちらを優先させるか''をよく考え、射程調整は行うとよい。
--Zara実装前から存在していた[[副>15.2cm単装砲]][[砲>15.5cm三連装副砲]]を空母に搭載して中射程運用したり、[[熟練艦載機整備員]]を航巡や空母に搭載して長射程運用する際にも、同様の思考が必要であった。

-そもそも''[[46cm三連装砲]]はレアとは言え[[開発]]で出る''ので、Zaraより戦艦を先に動かすのは別に難しいことではないのである。


#endregion

#region(Zaraの運用法)
-Zaraの長射程の利点は弾着観測射撃が不可の雷巡や、航巡・軽巡より確実に先行して砲撃戦一巡目で動けることである。
他の重巡の場合、射程長になるためには[[203mm/53 連装砲]]の装備が必要。
同装備の量産は持参する艦が大型建造(Zaraのみ)・イベント限定であるため非現実的であり、2号砲や3号砲を載せた場合よりも命中、火力、対空迎撃ボーナスで劣る。
--逆に、Zaraは素の射程が「長」である以上、どうやっても射程「中」には成れない。
射程「長」の戦艦や熟練艦載機整備員を載せた空母と同時に出撃させる場合はダメージ効率重視となるので行動順による被ダメを考慮したい。
-被ダメージ軽減の面で見ると[[雷>北上改二]][[巡>大井改二]][[や>木曾改二]][[ド>利根改二]][[ラ>筑摩改二]][[ム>最上改]][[缶>三隈改]][[を>鈴谷改]][[抱えた>熊野改]][[娘>大淀改]]とは相性がいい。
[[大和]][[型>武蔵]]と[[イタリア>Littorio]][[戦艦>Roma]]以外の戦艦や、[[五航戦>翔鶴改二甲]][[改二(甲)>瑞鶴改二甲]]とは合わせ難い面もある。
逆に余ダメージ効率を優先すると、中射程の空母(翔鶴型)とは相性が良い。
空母に先んじてZaraが敵随伴処理or敵の高耐久艦に小規模なダメージを与えることで撃破率が高まるのである。
-またキラ付けを行う際、射程「中」の艦を随伴につけて行える。
拾った軽巡・重巡を随伴(S勝利目当てorダメ避けデコイ)として選べるので、キラ付けが楽である。
--[[203mm/53 連装砲]]搭載艦と比較しても命中面で勝るので中射程随伴のキラ付けに関してはこちらの方が安定して行える。
-上記のキラ付けのしやすさと燃費(特に弾薬面)が抑え目であることから支援に向き、道中支援などをエコ仕様で出す場合には
青葉型や古鷹型と並んで選択肢になり得る。
改二で燃費悪化した艦が多い現状の重巡カテゴリでは、低燃費艦はある意味貴重である。
--また編成には同名の艦を入れられないため、同じ艦を多く持つよりも別名の艦が多いほうが支援の組み合わせの幅が広がるので便利である。
その点においても同艦種内で種類少なめな重巡には嬉しい部分。

-以上『射程「長」の重巡であること』に加えて、低燃費、雷装の低さという特徴を踏まえると、
射程長を意識した射程調整をすると有利に働く場合(被ダメージ抑制か余ダメージ効率化の二択)かつ
対空・命中を落したくない時にZaraが選択枝となる。
地上型の敵艦に関しては低雷装は無視できるので他重巡と同じように使用できる。
-連合艦隊では「被ダメージを抑えたい場合の第一艦隊」と
「高い夜戦火力が求められることが多い第二艦隊」には、基本的にZaraの特徴は不向きである。
第一艦隊に関しては、ダメージ効率を重視する場所、射程「長」と命中or対空迎撃ボーナスの両立が求められる場所では、
Zaraの特性がメリットになるので見極めて編成に組み込む必要がある。

#endregion

#region(装備の組み合わせについてとそれによるメリット)
ザラは[[203mm/53 連装砲]]を乗せずに長射程なので[[203mm/53 連装砲]]を使用して長射程化した艦と比較すると明確なメリットがある。
それは長射程・命中の維持・個艦対空迎撃ボーナス合計の維持が3つ同時に達成できる点である。
-[[203mm/53 連装砲]]には命中低下に加えて対空迎撃ボーナスが低い弱点があり搭載艦はそれらが低下することが避けられない。
改修は可能であるが砲の改修では対空が上がらないため対空面の改善は不可能だろう。
-対空ボーナスの高い組み合わせを記載する(瑞雲を使用する場合でも対空迎撃ボーナスは零観と同じ0.4)
--3号砲(0.8)+3号砲(0.8)+零式観測機(0.4)+三式弾(3.0)=個艦対空迎撃ボーナス合計(5.0)
--3号砲(0.8)+3号砲(0.8)+零式観測機(0.4)+探照灯or照明弾(0.0)=個艦対空迎撃ボーナス合計(2.0)
--2号砲(0.6)+2号砲(0.6)+零式観測機(0.4)+FUMO電探(2.8)or14号電探(2.4)=個艦対空迎撃ボーナス合計(4.0)
(端数は切捨てになるので4.0)
--2号砲(0.6)+SKC34 20.3cm連装砲(0.4)+零式観測機(0.4)+FUMO電探(2.8)=個艦対空迎撃ボーナス合計(4.0)
--3号砲(0.8)+3号砲(0.8)+瑞雲12型(0.6)+FUMO電探(2.8)=個艦対空迎撃ボーナス合計(5.0)等も可能であり
装備の幅が広い点は便利である。
-この特長により航空攻撃が厳しい場所で長射程が必要な場合の優位性が高く、この条件下での高回避の敵艦に対しても強いので
[[203mm/53 連装砲]]搭載艦で代わりができるかといえば難しい。
-個艦対空迎撃ボーナス合計が高いというのは対空カットインをする艦を編成に入れている場合の敵機迎撃数に影響し、
艦隊迎撃ボーナス合計の底上げはもちろんのこと、自身が迎撃担当艦として選ばれた場合に特に有用である。
加えて自身が開幕・砲撃時の航空攻撃に晒された場合においても損傷が起きにくくなるため航空攻撃の頻度が高い場所に向く。

#endregion
-2016年10月21日のアップデートから期間限定で、「鎮守府秋の秋刀魚祭り」modeとして秋刀魚を使った創作イタリア料理を振る舞う母港グラフィックが公開された。
-秋刀魚はイタリアでは馴染みのない魚(固有名も無くダツのような他の青魚と一緒くたにされている)であるが、青魚自体はよく食べられているため、イタリア料理とも相性抜群である。
他の限定グラフィック同様、限定期間終了後に図鑑に格納された。

#region(限定イラスト:秋季限定Ver.)
&attachref(./248_Autumn.jpg,nolink,"サンマー?うん、いいわね。ピザやパスタにも合いそう!");
#endregion
*小ネタ [#trivia]
#region(諸元)
-竣工時
|CENTER:180|CENTER:180||CENTER:180|CENTER:180|c
|~排水量(基準)|11,870t|~全長/全幅/喫水|182.8/20.6/7.2m|
|~機関出力|95,000馬力/2軸|~速力|33.0kt|
|~航続力|8,300海里/16kt|~乗員|830名|
|~主兵装|>|>|[[20.3cm砲>203mm/53 連装砲]]連装4基8門、10cm高角砲連装8基16門&br;[[40mm機銃>毘式40mm連装機銃]]単装6基6門|
|~装甲(最大)|舷側150mm、水平70mm、主砲塔140mm|~搭載機|2機|

-最終時
|CENTER:180|CENTER:180||CENTER:180|CENTER:180|c
|~排水量(基準)|11,870t|~全長/全幅/喫水|182.8/20.6/7.2m|
|~機関出力|95,000馬力/2軸|~速力|33.0kt|
|~航続力|8,300海里/16kt|~乗員|830名|
|~主兵装|>|>|[[20.3cm砲>203mm/53 連装砲]]連装4基8門、10cm高角砲連装6基12門&br;37mm連装機銃4基8門、13.2mm連装機銃4基8門|
|~装甲(最大)|舷側150mm、水平70mm、主砲塔140mm|~搭載機|2機|
#endregion

-イタリア海軍の条約型重巡洋艦第二陣として四隻が建造されたザラ級一番艦。
前級のトレント級が高速・軽防御(35kt、舷側70mm)だったのに対して本級はやや速度を落として重厚な防御を与えられた準主力艦とも呼べる強力な巡洋艦となる。舷側150mmは条約型巡洋艦としては最も厚い。
--トレント級は高速艦とされるが、速力35ktは積載物減かつ過負荷での公試速度であり、実際の戦闘時の速度は31kt((Maurizio Brescia, Mussolini’s Navy: A Reference Guide to the Regia Marina 1930-1945, p.72, 2012))とザラ級と大差ない(同様の方法で測定したザラ級の場合公試時の最大速度が35.2ktで、戦闘時の速度は30~31kt((Maurizio Brescia, Mussolini’s Navy: A Reference Guide to the Regia Marina 1930-1945, p.76, 2012)) )。
---速力の計測法については[[島風]]や[[Maestrale]]の小ネタに詳しい。
---そのためザラ級の実態としては雷装と機関部を削減((150,000馬力→95,000馬力))し、浮いた重量を装甲に回したトレント級の改良型といった感じの艦である。
---後にザラ級唯一の生き残りとなったゴリツィアはトレント級やボルツァーノと一緒に戦隊を編成しているが、速力の違いによる問題は起きていない。

-当時のイタリア海軍は重巡に対して異なる二つの方針を立てており、当初フランス重巡や大型駆逐艦を抑える高速艦として重巡を整備したが、後に戦艦が不在の際に艦隊の主力となる艦も必要と考えて重装甲な重巡を整備した。ザラ級の次に建造されたボルツァーノはザラ級の設計を踏まえたトレント級の改良型であり、高速・軽防御艦となっている。
--この辺の経緯も若干異なる。軽装甲であるフランス重巡(デュケーヌ級)や大型駆逐艦対策にトレント級を整備したものの、フランスが重装甲の重巡(シュフラン級)を整備し始めたため、
トレント級の防御に不安を感じたイタリアがそれに対抗する形で重装甲の重巡(ザラ級)を整備したのである。
---ちなみにフランスもザラ級に対抗して、シュフラン級より重装甲のアルジェリーを建造している。
--そしてボルツァーノで軽装甲に回帰した理由としては、ザラ級の建造後も海軍の上層部が「速力は防御や頑丈さよりも重要」という考えに固執していたためと言われる。
---ちなみにボルツァーノは装甲と機関出力をトレント級と同等に戻して高速化を狙ったものの、戦闘時の速力は33kt(公試での速力は36.8kt)((Maurizio Brescia, Mussolini’s Navy: A Reference Guide to the Regia Marina 1930-1945, p.80, 2012))とザラ級から2kt増えた程度に留まり、
防御の低さから艦隊の船乗り達に「un errore splendidamente riuscito(見事に実行された過ち)」と呼ばれた。
&br;
-排水量は1万トンを大きく超え、条約違反で名高い本邦の妙高型や高雄型をも上回る1万2000トンにも達した((彼女らが1万3000トン級となったのは後の大改装によるもので、就役時点では1万1300~1400トンである。))。
-武装面では主砲たる20.3cm砲は同一砲架に乗せられ、二門同時に俯仰する構造となっていた。イラストでもわかるように、砲身間隔が非常に狭く、どことなくユーモラスな砲塔となっているのはこのため。
工作が簡略化され、砲塔を小さくできるメリットもあったが砲弾同士の相互干渉が酷く、砲撃精度はかなり悪かった。一方で射程は長く、960m/sの初速で最大3万4200mと、20.3cm砲搭載の重巡では最大、戦艦並のロングレンジを誇った(なお、56.74口径とより砲身の長い[[プリンツ・オイゲン>Prinz Eugen]]でも3万3540m)。散布界過大と砲身命数減少という問題があり、初速を900m/sに落として射程は3万1324メートルと減少している。それでも日本重巡は2万6700~2万9300mであり、優秀な主砲である。
--また大きな特徴として、当時としては極めて豊富な対空砲を装備していたことも挙げられる。戦間期に16門もの高角砲を装備した艦はイタリア重巡だけで、戦艦すら上回る強大な対空火力である。
…もっとも高角砲の性能は旧式の平射砲を改造したものである為あまり良いものではなく、1936年~39年の改装で2基4門を下ろした。
---また個艦防空用に当時世界中で流行った[[ポムポム砲>QF 2ポンド8連装ポンポン砲]](ポンポン砲)を装備していたが、上記の改装で全撤去して国産の37mm連装機銃と13.2mm連装機銃に置き換えた。
--ただし、上記のような重装甲を達成させる分、排水量を少しでも減少させるため魚雷は積んでいない。(トレント級やボルツァーノは積んでいる)。
-艦載機は艦首に向けて装備されたカタパルトから発進する(艦首内に格納庫がある)。これまたイタリア艦だけに見られる特色。
--この方式は艦首からの合成風力が得られる利点があったものの、荒天時には波浪で水上機が発艦できなくなる、格納庫から浸水する、といった欠点があった。
そのためかボルツァーノでは2本の煙突間に設置したカタパルトから発艦する方式に変更されている。

-イタリア重巡の艦名は、第一次大戦後オーストリア=ハンガリー帝国から奪還したイタリア領(いわゆる「未回収のイタリア」)の都市の名前から取られている。
ザラ級の艦名の由来となった都市は、ゴリツィアの半分以外は第二次大戦後にユーゴスラビア領となり、ユーゴスラビア崩壊によりクロアチア領・スロベニア領となった。
--ザラ - 現 クロアチア・ザダル
--フィウメ - 現 クロアチア・リエカ
--ゴリツィア - 現 イタリア・ゴリツィア(一部はスロベニア・ノヴァゴリツァ)
--[[ポーラ>Pola]] - 現 クロアチア・プーラ
-名前の由来となったザラ(ザダル)は紀元前9世紀ごろから存在する歴史のある街。
クロアチア王国を経てハンガリー王国の領土であったが、13世紀初頭にヴェネツィアが占領し、以降600年間当地を治めた。ヴェネツィア滅亡後は、オーストリアとイタリアの間で所属が頻繁に変わった。第一次大戦から第二次大戦の間はイタリア領であった。
第二次大戦後はユーゴスラビア領となり、ユーゴスラビア解体によりクロアチア領となった。
--「サウンド・オブ・ミュージック」のモデルとなったオーストリア=ハンガリー帝国海軍の潜水艦エース・ゲオルク・フォン・トラップ少佐((映画などでは「大佐」に変更されている))の出身地でもある。
なお、トラップ少佐はポーラ(プーラ)にも住んでいたことがある。

#region(戦歴)
-1929年7月4日にOTO社のラ・スペツィア造船所にて起工、1930年4月27日に進水し、1931年10月20日に竣工した。
-第二次世界大戦開始時は姉妹艦のフィウメ、ゴリツィアとともにタラントを拠点とするI squadra(第1艦隊)に所属し、
3隻でI Divisione incrociatori(第1巡洋艦戦隊)を編成し、その旗艦を務めていた((ポーラは第2艦隊(ラ・スペツィア拠点)に所属し、その艦隊旗艦を務めていた。))((注:原語の「squadra」を艦隊、「divisione」を戦隊と訳している))。
--第1巡洋艦戦隊には護衛としてIX Squadriglia Cacciatorpediniere (イタリア語で第9駆逐隊、後述のアルフレード・オリアーニ級(([[マエストラーレ>Maestrale]]級の小改良型。艦名が作家から採られているため、ポエティ(詩人)級とも呼ばれる。))4隻で編成)が割り当てられた。
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-''【カラブリア沖海戦】''
-ドイツのフランス侵攻に便乗して枢軸国陣営として参戦したイタリアであったが、当時リビアに配備されていたイタリア陸軍の戦闘準備がまだで補給作戦が必要となった。
そこで1940年7月6日にナポリから増援を乗せた輸送船団をベンガジへと向かわせた。この船団の護衛は軽巡2隻((アルベルト・ディ・ジュッサーノ級のバルトロメオ・コレオーニとジョバンニ・デレ・バンデ・ネレ))、駆逐艦4隻([[Libeccio]]含むマエストラーレ級4隻)、水雷艇6隻が務めていた。
-しかし時を同じくしてイギリス海軍とオーストラリア海軍からなる連合国海軍が、マルタ島の輸送船団を地中海艦隊の護衛の下アレキサンドリアまで移送するという計画(MA5作戦)を立案しており、
7月7日~8日にかけてアレキサンドリアから地中海艦隊の主力部隊(戦艦[[ウォースパイト>Warspite]]、マレーヤ、ロイヤル・サブリン、空母イーグル、軽巡5隻、駆逐艦16隻)を出撃させていた。
-イギリス艦隊がアレキサンドリアを出港したという知らせを受けたイタリア海軍は追加の護衛戦力として、ポーラを旗艦とした重巡艦隊(重巡6隻、駆逐艦4隻)と、
戦艦コンテ・ディ・カブールを旗艦とした艦隊(コンテ・ディ・カブール、ジュリオ・チェザーレ、軽巡8隻、駆逐艦16隻)を出撃させた。
途中で駆逐艦が数隻燃料不足で離脱し、駆逐艦は合わせて16隻となった。
-7月9日の正午には両艦隊が交戦を開始、こうして発生したのが地中海における主要な海戦の一つとして数えられるカラブリア沖海戦である。

-この海戦にザラは妹3隻とトレント、ボルツァーノと共に参加、ウォースパイトに向けて砲撃を行ったが、連合国の軽巡部隊が向かってきたためそちらと交戦した。
--この戦闘では軽巡部隊からの攻撃でボルツァーノが損傷し、そこに駆逐艦ヴィットリオ・アルフィエーリが衝突して損傷した。
またウォースパイトからの遠距離砲撃がジュリオ・チェザーレの機銃弾薬庫を直撃し、火災を発生させた。
--連合国側の損害は軽巡ネプチューンが軽巡ジュゼッペ・ガリバルディからの砲撃を受け航空艤装を破壊され、駆逐艦ヘレワードとデコイがジュリオ・チェザーレからの砲撃で損傷した。
-その後連合国艦隊は途中で引き返してアレキサンドリアへ帰投、イタリアの輸送船団は無事ベンガジに到着したことから海戦の決着はつかず、イタリアは戦略的目標を達成した。
--しかしイタリア側の航空戦力(基地航空隊など)が連合国側よりも優位であったにも関わらずほとんど損害を与えられなかったことから、イギリスはこの後も地中海で積極的に活動した。
一方イタリア側はこれ以降主力艦の損失を恐れて現存艦隊主義を取るようになった。
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-その後1940年11月11~12日にタラント空襲が発生したがザラは損害を受けず、空襲を避けるためにゴリツィアとともにイタリアの港を渡り歩いた(12月23日にタラントへ帰港)。
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-''【マタパン岬沖海戦】''
-1941年3月、ソ連侵攻におけるイギリス軍の脅威を排除するべくドイツはギリシャ侵攻を計画、その支援としてエジプトからギリシャに向かうイギリスの輸送船団の攻撃をイタリアに求めた。
--これに対しイタリア海軍のアルトゥーロ・リッカルディ参謀長は反対したものの、イギリス海軍が陸軍部隊の移送を開始したことや、ドイツや作戦開始を求めていたイタリア海軍のアンジェロ・イアキーノ中将の圧力もあって、
3月26日に輸送船団撃滅のために戦艦ヴィットリオ・ヴェネトを旗艦とする艦隊(ヴィットリオ・ヴェネト、重巡6隻、軽巡2隻、駆逐艦17隻)を出撃させた。
--しかしこの動きはイギリス側に把握されており、27日の夕方に戦艦ウォースパイトを中心とする地中海艦隊(戦艦ウォースパイト、バーラム、ヴァリアント、空母フォーミダブル、軽巡7隻、駆逐17隻)がアレキサンドリアから出撃した。
-3月28日朝、イギリスの軽巡部隊が重巡トレント、トリエステ、ボルツァーノの部隊を発見し戦闘が開始された。
-水上戦闘でザラに損傷はなかったものの、フォーミダブルやクレタ島からの航空攻撃がイタリア艦隊を襲った。
--同日15時20分、フォーミダブルから発艦したアルバコア(某潜水艦ではない)3機がヴィットリオ・ヴェネトを襲い、魚雷1本が艦尾に命中し最高速度15ktまで落とさせた。
--また19時36分にはフォーミダブルからアルバコア6機、クレタ島からソードフィッシュ2機が襲来、19時58分にポーラに魚雷1本が命中、ボイラーが浸水により停止し航行不能に陥った。
-ヴェネトはイギリスの護送船団にとって十二分な脅威であり、ヴェネトの速度低下はこれを捕捉・撃沈する好機であるとしてイギリス艦隊はこれを追跡。軽巡戦隊はレーダーで「停止している船」を発見する。これこそ待ち望んだヴェネトではないかという希望が広がったものの、彼らが実際に捕捉したのはポーラであった。戦艦戦隊のヴァリアント((戦艦戦隊唯一のレーダー装備艦))が捕捉を引き継ぎ、戦艦戦隊は接近した。
-一方ザラはフィウメや第9駆逐隊(アルフレード・オリアーニ、ジョズエ・カルドゥッチ、ヴィンチェンツォ・ジョベルティ、ヴィットリオ・アルフィエーリ)を従え、月のない曇り空、視程約4,000mの中をポーラの救援に向かっていた。
-そして、彼らはイギリス戦艦戦隊の3,600m先に飛び出してしまうのである。戦艦主砲にしてみれば敵の方から眉間に銃口を押し当てたようなものだった。ウォースパイト艦橋は「双眼鏡で巡洋艦三隻((内一隻は駆逐艦アルフィエーリの誤認))を視認」距離3,000m以下で戦艦の斉射が放たれた。
-フィウメが二斉射で無力化された後、ザラが標的となった。バーラム、ヴァリアント、そしてウォースパイトの砲撃によって瞬く間に打ちのめされたうえに、駆逐艦[[ジャーヴィス>Jervis]]の魚雷を受け、戦隊司令官カッタネオ少将共々沈没した。
ポーラは乗員救助後にジャーヴィスと駆逐艦ヌビアンが日の明けた4時頃に魚雷で撃沈した。
駆逐艦はオリアーニ、ジョベルディは離脱できたが、カルドゥッチとアルフィエーリが沈没した。
--重巡洋艦としては優れた防御を持つザラも、至近距離から15インチ主砲弾を20発も撃ち込まれてはひとたまりもなかった。上部構造物は原形を留めないまでに破壊され、主砲塔1基は海上まで吹き飛ばされた程だった。ウォースパイト座乗のカニンガム提督は、燃える残骸と化したザラを「hopelessly shattered(絶望的なまでに粉砕された)」と表現している。
--生存者によると、カッタネオ司令官は負傷者に自らの救命胴衣を与えた後、多くの乗員と共に夜の海へ消えていったという。
-当時イタリア艦隊はレーダーを装備しておらず、夜間に接近していたイギリス艦隊を察知できなかったことが勝敗を分けた。
--イタリア海軍にとって、一晩で保有する全重巡7隻中3隻を一挙に失う手痛い敗北となった。
-海戦後、ザラを含むイタリア海軍の生存者が大勢海面に漂っていた。イギリスの駆逐艦が救助活動に奔走し900名以上を助けたが、ドイツ空軍の空襲が始まったため救助活動を打ち切らざるを得なかった。しかし、イギリス艦隊は撤収の際にイタリア側へ現場の位置を無線連絡した。それによって急派されたイタリアの病院船によって、さらに200名程が救助されている。

#region(イタリアのレーダー事情)
-''一言でいうと日本より遅れている''。
--イタリア海軍は元々戦前からレーダーについての研究をしており、1936年にレーダー専門の研究所である「Regio Instituto Eletrotecnico e delle Comunicazioni della Marina」(RIEC、海軍電波通信研究所)が設立され、同研究所のウーゴ・ティベリオ教授とネロ・カラーラ教授の2人を中心とした研究チームによって艦載型レーダーのプロトタイプである「EC-1」が完成していた。
---しかし38年に政府の予算削減の影響で研究が中断してしまい、研究が再開されたのはマタパン岬沖海戦で大敗した後であった。
--その後41年4月の魚雷艇での性能試験を経て実用化されたのが「EC-3 ter」、通称「Gufoレーダー」((イタリア語でフクロウの意味))であるが、
43年のイタリア降伏までに配備されたのは12基のみで、限られた艦(戦艦、一部巡洋艦など)にしか搭載されなかった。
--イタリアのレーダーに関しては詳しい資料は少なく、国内では雑誌の記事の他は同人誌がいくつかあるくらいである。
#endregion
#region(ただ1隻遺された妹)
-姉妹3隻を失ったゴリツィア((1941年2月~5月にかけてラ・スペツィアで定期メンテナンス中だったため、難を逃れた。))は、トレント級姉妹やボルツァーノが所属するIII Divisione incrociatori(第3巡洋艦戦隊)に配置転換された。
-そしてその後は彼女達と共に戦い続けるも、1943年4月10日に爆撃で大破し、ラ・スペツィアで修理中の所で休戦を迎える。
--休戦後はドイツ軍に接収されたがそのまま放棄され、連合軍がラ・スぺティアを解放した時には半ば沈んだ状態になっていた((https://en.wikipedia.org/wiki/Italian_cruiser_Gorizia#/media/File:Gorizia1945.jpg))。
そのため修復は断念され、47年2月にスクラップとなった。
---日本語版wikipediaには44年6月にイタリア軍の特殊潜航艇チャリオットにより撃沈とあるが、これは同じくラ・スペツィアで放棄されていたボルツァーノの話である。
---実際には同じ日にゴリツィアにもチャリオットによる攻撃が行われたものの、こちらは攻撃に失敗している。詳しい経緯については[[Grecale]]の小ネタ参照。
#endregion

#endregion

-ザラ級の勇姿は[[大鳳]]やドイツ艦娘一同のデザインでも知られる島田フミカネ氏がキャラクターデザインを担当した&color(Red){パンツじゃないから恥ずかしくないアニメ};ストライクウィッチーズでも2期6話に登場。
ザラ、ポーラが正体不明の敵「ネウロイ」に対しマッキ MC.202、アブロ・ランカスターらとともに果敢に攻撃を加えた。
が、そこはウィッチが主役の同アニメである。ザラ級はネウロイが起こした津波をもろにかぶり、2隻とも航行不能に追い込まれている。
後にOVA2巻では戦艦リットリオや姉妹艦フィーメ(フィウメ)、ポーラらとともに島に寄生したネウロイに砲撃を浴びせ、トドメを刺す活躍を見せた。
--実はイタリア艦が映像化された作品は非常に少なかったりする(日本艦やドイツ艦は多い)。
-1938年にヒトラーを招いてナポリ沖で行われた観艦式の記録映像([[1>https://www.youtube.com/watch?v=tcl2YCgaCxI]]、[[2>https://www.youtube.com/watch?v=jCE-UAE-J9k]])では、駆逐艦や軽巡、重巡、戦艦、潜水艦といった当時のイタリア艦艇の迫力ある姿を見ることができる。
(ザラ級は動画1の7:16あたりから登場)

#region(「何事も『粘り強く』よ」) 
ゲーム内において彼女が頻繁に発する「粘り強く」とは単にその重防御から来た台詞ではなく、実艦そのもののモットーである。艦の各所に刻まれていたようだが外観上は特に4番主砲塔(イタリア海軍の呼称では"Y"砲塔)の両側面に"TENACEMENTE"(英訳"Tenaciously":粘り強い、頑強な)と銘板があるのが確認できる。

#endregion
*この艦娘についてのコメント [#comment]
#region(過去ログ)
#ls(./)
#endregion
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