TITLE:Béarn

|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.645|
|&attachref(./645.png,nolink,,218x300);|>|Béarn(ベアルン)|>|Béarn級 1番艦 正規空母|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
//下記にもある通り、左側の初期値は改造直後の値とは異なります。
|~|~耐久|52|~火力|20 / 30|
|~|~装甲|44 / 70|~雷装|0|
|~|~回避|20 / 40|~対空|24 / 32|
|~|~搭載|32|~対潜|0|
|~|~速力|低速|~索敵|24 / 60|
|~|~射程|中|~運|18 / 68|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|60|~弾薬|40|
|~|~搭載|>|>|~装備|
|~|12|>|>|[[PL101(偵察)]]|
|~|12|>|>|[[PL101(爆装)]]|
|~|8|>|>|未装備|
|~|>|>|>|COLOR(gray):装備不可|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Béarn'' → [[Béarn改>Bearn改]](Lv40) → [[Béarn amélioration>Bearn amelioration]](Lv75+[[改装設計図>改造#blueprint]]x1+[[海外艦最新技術>アイテム#OverseasActionReport]]x1+[[工廠資源>アイテム#ArsenalResource]]x1+高速建造材x40+開発資材x60)|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:フランス航空母艦、Béarnです。特徴のある三基のエレベータを持つ、フランスで生まれた正規空母です。&br;搭載機が少し旧式化したので、新鋭機を受領するため米国に向かいましたが、帰国する前に本国は既に陸から征服されていました……。設計的にも近代的実戦空母ではないけれど、改装を重ねて、頑張ります!|
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。&br;最大値はLv99の時の最大値を指します。

#fold(CV:未発表、イラストレーター:アキラ (クリックするとセリフ一覧が開きます)){{
CV:未発表、イラストレーター:アキラ((CVやイラストレーター加筆時はそれぞれ[[CV・イラストレーター]]に出典を記載))
#shadowheader(2,[[定型ボイス一覧>Bearn/定型ボイス]])
#table_edit(Béarn/定型ボイス)
~

#shadowheader(2,[[時報ボイス一覧>Bearn/時報ボイス]])
#table_edit(Béarn/時報ボイス)
~

#shadowheader(2,[[季節ボイス一覧>Bearn/季節ボイス]])
#table_edit(Béarn/季節ボイス)
~

//セリフ一覧内における外国語の解説の記述方式について→https://wikiwiki.jp/kancolle/%E8%AD%B0%E8%AB%96%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF/%E8%89%A6%E5%A8%98%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E4%B8%80%E8%A6%A7%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%A1%A8%E8%A8%98%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
}}

*ゲームにおいて [#game]
-2026夏イベント後段作戦『[[L'Élan de la Flotte Française -フランス艦隊の躍動->反撃!第三十一戦隊の戦い/E5]]』E5にて報酬艦として初登場。

-初期段階では艦戦・艦攻・高射装置・大型ソナー・大型電探が装備不可。
--通常の正規空母と違い中口径主砲が装備可能。
--戦爆カットインは第二改装にならないと使用できない。性能をフルに発揮させるには改二まで改装する必要があるという点では大鷹型を彷彿とさせる。

-初となるデフォルトの速力が''低速''の正規空母。

-2022年8月4日実装の家具【フランス艦 la fenêtre】にて、[[Commandant Teste]]、[[Richelieu]]と共に横を向いた未実装のフランス艦娘人形二つの片方として登場していた。
その後、人形の一方は2022年夏・初秋イベントで[[Jean Bart]]として実装。残る一方は長らく横を向いたままだったが、2026年夏イベ後段開始に先立つ6月26日のアップデートでようやく前を向き、運営公式の「あの航空母艦ぬい」のコメントでBéarnであることがほぼ確定した。

-実装直後は、カード画像が夕雲改二の夏服modeになるバグが発生していた。
~

-正式な艦名はアクセント符号付きの「Béarn」だが、[[新規ページ作成時の命名規則について>wiki編集について#guide4]]に基づき符号なしで作成している(改造後ページも同様)。

//**装備ボーナスについて [#bonus]


//**性能比較表(?より転送)  [#comparison]


**アップデート履歴 [#update]
-2026/07/19:[[イベント報酬艦>反撃!第三十一戦隊の戦い/E5]]として実装。

**キャラクター設定について [#character]
-日本海軍の[[赤城]]と[[加賀]]のように、ワシントン海軍軍縮条約によって大型戦闘艦から正規空母(艦隊型空母)に改造されることで廃艦を免れた軍艦。なので彼女らと同世代ということで、艦載機は弓で操る。

//**期間限定グラフィック [#graphic]

*小ネタ [#neta]
#fold(略歴){{
}}
-戦間期から第二次世界大戦を通してフランス海軍が保有していた唯一の航空母艦。名の由来は、当時スペインとの国境地帯にあったベアルン州(現在のピレネー=アトランティック県)からきている。
**建造の経緯 [#fbcdddbc]
-元々ベアルンはノルマンディー級超ド級戦艦の5番艦として1914年(大正3年)1月10日にメディテラネ社ラ・セーヌ造船会社で建造がはじまった。そして日本の[[加賀]]同様、諸般の事情から「超ド級戦艦から空母になった艦」である((艦これ実装済みの空母艦娘でいうと、[[赤城]]や[[レキシントン>Lexington]][[級>Saratoga]]は巡洋戦艦から空母に、[[グローリアス>Glorious]]は大型軽巡洋艦/軽巡洋戦艦から空母に改装で、他の改装空母はそれ以外の艦種からの改装である。なお、「超弩級戦艦から空母に改装された」という例としては、艦これ未実装ながら英空母「イーグル」が第1号。))。
--なので起工年でいったら実装された空母艦娘では最古参。[[お艦>鳳翔]]よりもさらに6年古い((ベアルンの次に起工年が古い空母艦娘は[[グローリアス>Glorious]]で1915年5月1日))。
-ただしノルマンディー級はすぐには進水せず、ベアルンの進水日はなんと1920年(大正9年)4月15日と進水から6年以上もあとになってしまった。これは1914年7月から始まった第一次世界大戦の影響で全艦建造がいったん中止されたためで、終戦後に建造が再開されてこの年になってしまったのである。
--第一次世界大戦で国力を損耗したフランスは、このノルマンディー級超ド級戦艦の建造に費やす国力は残っておらず、結局彼女らは進水こそしたがそのまま放置されてしまう。そして1922年(大正12年)2月のワシントン海軍軍縮条約でノルマンディー級戦艦と、改良型のリヨン級戦艦は廃棄されることになってしまった。
---ただし建造途中の戦艦もしくは巡洋戦艦を航空母艦に改装して保有することが軍縮条約で認められたため、フランス海軍はこの中から1隻を空母に改装することにした。そして船体のみ完成していて改造の自由度の高い状況だったベアルンが選ばれたのである。こうして1922年4月18日にフランス海軍はベアルンの空母改装を決定した。

**空母としてのベアルン [#r2512cbb]
-日米英も戦艦や巡洋戦艦から空母に改装することになったが、既に空母を建造していてノウハウもある両国に対してフランス海軍は全くそういったものはなく、水上機母艦の運用実績があるだけだった。そこでアルミランテ・ラトーレ級戦艦から空母に改造されたイギリス海軍のイーグル((アルミランテ・ラトーレ級戦艦とはチリ海軍がブラジルやアルゼンチンに対抗してイギリスに発注・建造した南米初の超弩級戦艦。2隻計画されたが1番艦のアルミランテ・ラトーレは建造中に第一次世界大戦が始まったためチリからイギリスに譲渡され「カナダ」という艦名で竣工、イギリス海軍に属してユトランド沖海戦などに参戦、戦後はイギリスからチリに返却されて「アルミランテ・ラトーレ」として再竣役。1958年に退役して日本に曳航されてスクラップになっている。因みにその際構造物の一部がこの頃記念艦となるため復旧工事をしていた「三笠」に流用されている。2番艦はアルミランテ・コクレーンとして建造されていたが此方もイギリス海軍に譲渡。だがこちらは計画通りに超弩級戦艦として建造するのではなく空母として建造することになり、全通飛行甲板と煙突と一体化した島型艦橋を持つ世界最初の空母「イーグル」として完成した))を参考に、各国の運用実績等を研究して独自で最適解を求めてベアルンに取り込んだ結果、当時としては極めて革新的な空母として出来上がった。

***構造 [#y7b70d1f]
-初期の空母の構造上の問題として悩ましていた「煙突の排煙問題」を英海軍のハーミーズやイーグルの実績を踏まえて島型艦橋に大型煙突を一体化したものを採用する。さらに独自改良として島型艦橋が飛行甲板の右舷側から舷外にはみ出すように配置されたことで飛行甲板の幅を艦橋で狭められることを是正し、さらにバランスをとるために舷側にふくらみを設けて支えている。⇒[[こちら>https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/6e/2-5-33%2C_Toulon%2C_le_B%C3%A9arn_-_btv1b53272128d.jpg]]((ハーミーズやイーグルはそういった構造ではないので狭くなっている))
---煙突自体にも海水を利用した水噴霧式煤煙冷却装置((水を噴霧して煙を重くして冷却し、乱気流の発生を妨げる装置))が内蔵されたことで着艦する際の視界を妨げないようにしている。
これは同じ島型艦橋かつ煙突と一体化した[[レキシントン>Lexington]][[級>Saratoga]]やハーミーズなどに採用されておらず、あちらはその対策として煙突をさらに高くするなどして対応した結果高身長なシルエットになってしまっている。
---この技術はのちに日本海軍でも採用され、艦橋構造や煙突構造などは[[隼鷹]]と[[飛鷹]]で実験し、[[大鳳]]以降の日本正規空母の標準仕様となる予定であった。
--次に各海軍を悩ませていた「着艦方法」も、それまで主流だった縦張り式のものから、現在でも主流である「横張り式」のものを採用。シュナイダー式横索型鋼製着艦制動装置を世界で初めて採用している。これにより着艦が非常に簡略かつ確実になっている。構造的・実用性にも優れたもので後に日本海軍も輸入して軽空母[[鳳翔]]にも採用された。
--このほか当時飛行甲板のエレベータの数は2基が主流だったのを3基にしたのもベアルンが最初。格納庫内は耐火型の電動式シャッターで封鎖できるように設計されていた。
--艦載艇等は側壁につるされていたが停泊時など艦載艇を海面におろすと自然に船体に開口部ができて艦内部の換気ができて揮発性のガスがたまらないようにする工夫が各所に設けられていた。

***速力 [#z4c4a864]
-ただし元が第一次世界大戦前の超ド級戦艦ということもあり、速力をあまり考慮しない戦艦だったので船体幅は必然的に幅広で高速を出しにくい船体形状であった((完成当時は運用上は問題がなかったのでこのままにされたが、航空機の進化に対応するには大きなネックとなってしまっている))。さらにベアルンでは機関をすべてタービン機関とすることが決められたが大戦後の財政難から既に製造してしまった姉妹艦の機関を流用することで建造費を抑えることとなり、ベアルンはタービン機関とレシプロ機関の併用となり速度が想定よりも遅くなってしまったのである。
結局最大速力は37,500馬力で21.5ットが限界((同時期に超ド級戦艦から空母になった日本の加賀は127,400馬力で28.9ノット。超ド級巡洋戦艦から改装されたアメリカのレキシントンで202,973馬力で34.6ノット、チリ海軍向けの超ド級戦艦を接収して空母にしたイギリス海軍のイーグルでも50,000馬力で24ノットである。))となり、列強の空母中「最も足の遅い空母」((速力よりも経済性を重視している商船といった一般船舶から改装された空母は除く))となってしまった。
・各空母の最大速力一覧(※は艦艇ではない船舶からの改装空母)
|~艦名・艦級名(所属国)|~最大速力|~艦名・艦級名(所属国)|~最大速力|~艦名・艦級名(所属国)|~最大速力|
|※ラングレー(米国)|15ノット|[[レキシントン>Lexington]]級(米国)|33.25ノット|[[レンジャー>Ranger]](米国)|29.89ノット|
|[[ヨークタウン>Hornet]]級(米国)|33.65ノット((形状が若干異なる3番艦ホーネットは32.5ノット))|ワスプ(米国)|29.5ノット|※ロング・アイランド(米国)|16.5ノット|
|フューリアス(英国)|32.5ノット|[[グローリアス>Glorious(正規空母)]]級(英国)|32ノット|※アーガス(英国)|20.3ノット|
|ハーミーズ(英国)|25ノット|イーグル(英国)|24ノット|[[アーク・ロイヤル>Ark Royal]](英国)|31ノット|
|[[イラストリアス>Victorious]]級(英国)|30.5ノット|[[鳳翔]](日本)|25ノット|[[赤城]](日本)|31.2ノット|
|[[加賀]](日本)|26.7ノット|[[龍驤]](日本)|29ノット|[[蒼龍]](日本)|34.5ノット|
|[[飛龍]](日本)|34.3ノット|[[翔鶴]][[型>瑞鶴]](日本)|34ノット|[[祥鳳]][[型>瑞鳳]](日本)|28.2ノット|
|※[[春日丸]](日本)|21ノット|[[ベアルン>Bearn]](仏国)|21.5ノット|||
--艦船というのは波浪の状況次第では最大速力を出せれない時もある((固定されて動かない「地面」の上を走る自動車と異なり、船というのは絶えず上下左右に動いている「海面」の上を浮いて走行しているし、その海面は潮流というもので全体的にどちらかの方向に流れている。そういった状況の中で一定方向に進まないといけない船は状況次第では最大速力を出せれない事態も十分ありえる))ので、最大速力が21.5ノットというベアルンは海面の状況によっては20ノット以上出すことができない事を意味している。これでは運用する艦載機に制限がかかるのは当たり前で、これが多くの点で時代を先どっていたベアルンが第二次世界大戦で殆ど航空機輸送にしか使えなかった最も大きな要因となった。

***航空機運用力 [#c6f0f5ef]
-水上機を運用するためのグース・ネック型の15トンクレーンが艦橋後部に配置されており大型水上機を飛行甲板上に揚収できるようになっている。
-格納庫は二階建てで上部が縦125m×幅19.5m×高さ5mのものと下部は長さは108mで幅と高さは同じものが密閉式構造で建てられておりエレベーターにより行き来できた。収容定数は40機ほど。
--だが下部格納庫に艦載機は収容せず、専ら機体の組み立てと修理施設や部品倉庫として用いられていたらしい。黎明期の空母としてはそれなりの規模をもっていたが、一部の機は分解収容する方式((日本海軍でいう補用機ではなく、通常運用する機も一部が分解収容だった))だった。
-飛行甲板長は縦176.8m×幅21.38mの大きさをほこり、空母として十分な大きさを持たせている。

***防御力 [#f2a646c2]
-防御性能については元超弩級戦艦ではあるのだが、日本の加賀や信濃とは異なり船体の防御力に関しては元戦艦であった事での影響は全くない。
--舷側装甲は水線部に83㎜の装甲を張っているだけで当時のフランス重巡洋艦よりは厚いが同じ超弩級戦艦から建造されたイーグル((舷側装甲は最大114㎜))や加賀((同152㎜))と比べると大きく劣る。なんなら最初から空母として建造されている[[蒼龍]]((同142㎜))や[[アークロイヤル>Ark Royal]]((同114㎜))、[[ヨークタウン級>Hornet]]((同102㎜))よりも薄い。
水平装甲は飛行甲板に25㎜の装甲を張っており「飛行甲板に装甲をはる」という点では後年の装甲空母と同じである。そして主甲板にも70㎜の装甲を施すなどしていててこの点は重視されている。但し飛行甲板の25㎜は弾丸避け程度にしかならず、主に格納庫下の主甲板にある70㎜の装甲で受け止める形になっていて、日本の[[翔鶴]][[型>瑞鶴]]や[[エセックス>Intrepid]]級に近い((翔鶴型は格納庫下甲板に90㎜~157㎜の水平装甲を、エセックス級も102㎜の装甲を張っていて、爆弾を被弾して格納庫や飛行甲板に損害が出ても機関等船体へのダメージを防ぎ無事に帰還できるようにしている。このおかげで翔鶴は珊瑚海海戦や南太平洋海戦で急降下爆撃を受けて大損害を被りながらも機関にダメージがなく全速で離脱できたし、戦争末期に神風特別攻撃を多く受けたエセックス級の各空母も飛行甲板を貫通されて格納庫等で大損害を受けながらも機関が無事で生還する事ができた。))。
---ベアルンのこういった防御性能は「敵艦隊との遭遇戦」も十分起こりえると考えられていた空母黎明期の名残り。そのため砲撃戦に巻き込まれても耐えれるよう巡洋艦クラスの防御力を与える傾向が各国にあり、ベアルンもそういう考えのもと防御性能をそれくらいまで落としたのである。
---因みに元々の計画である超弩級戦艦時に想定されていた防御力は、舷側水線部装甲:300mm、舷側水線上装甲:240㎜、水平装甲:最大170㎜と[[伊勢]]型などに準じるものになっていた。

***搭載火器 [#u5165e63]
-火器についても巡洋艦クラスの相手との砲戦も考慮されていて、ベアルンも「水上艦艇用の火砲」を搭載している。フランス海軍で開発された「Model 1920 15.5cm(50口径)速射砲」を船体の四隅に配置された舷側ケースメイトに1か所あたり2基ずつの計8基を搭載した。このため島型艦橋の上部に射撃方位盤が設置されたことで最大25,000mからの砲戦が可能になっている。
--他に対空用として7.5cm(50口径)高角砲を単装砲架で飛行甲板の前部スポンソンに片舷2基と後部スポンソンに片舷1基の計6基を搭載。近接火器として37mmスポンソン1か所当たり2基ずつ計8基と8mm(80口径)単装機銃16丁を搭載している。
-水面下には当時の戦艦ではどの国でも標準装備だった魚雷発射管があり55cm単装魚雷発射管4門を備える。これも「対水上艦艇との戦闘」を想定して残したものだが、「戦艦や巡洋戦艦から改装された空母」で魚雷発射管を引き継いで搭載していたのはイギリスのイーグルとベアルンのみである。%%改ニになったら「先制雷撃」なんかが出来るようになるかも?%%

**生涯 [#m8030c7c]
-1927年5月に竣役したベアルンだが、その低速性が早くも足かせになってしまう。航空機の近代化の波は予想よりもはるかに速く、ベアルンは対応できなくなってしまった。さらにフランス国内の事情((第一次世界大戦後の復興のために軍事予算が割かれた(そもそも第一次世界大戦の西部戦線の主要戦域はほとんどフランス領内である)ことや、軍事施設の整備や改善に費用を要したことなど))もあって海軍の充実化は戦艦やその補助艦艇にリソースが割かれてしまい((さらにドイツ海軍がポケット戦艦を建造したことから端を発する新戦艦建造競争がこれに拍車をかけた))、フランス海軍航空隊はベアルンやコマンダン・テストの2隻以外は持っておらず、後継艦もつくられないまま第二次世界大戦を迎えることになってしまう。
-それでも1936年にナチスドイツが[[グラーフ・ツェッペリン級>Graf Zeppelin]]を建造するということが判明したので、その対抗措置としてようやく後継の[[ジョッフル級航空母艦>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%95%E3%83%AB%E7%B4%9A%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%AF%8D%E8%89%A6]]の開発が決まり、ベアルンはそれまでの間航空機輸送で運用されることとなった。だがそれも1939年9月に第二次世界大戦がはじまるとその計画も止まってしまい、ベアルンはただ1隻の空母として、だが航空機の離発着が制限されるため主に輸送空母として運用され続けた。

***第二次世界大戦 [#i133e916]
-開戦後は英仏海軍部隊の一つ「''&color(red){L部隊};''」に属してドイツ艦の捜索にあたったベアルンだが、いわゆる「まやかし戦争」と呼ばれた第二次世界大戦初頭の時期は戦闘らしい戦闘も起こっていなかった。だが1940年に入り5月10日よりドイツ軍によるフランス侵攻が始まると、ベアルンに搭載予定だった急降下爆撃隊は地上支援で全滅し、ベアルンは新たな艦載機を輸入するため6月15日にカナダのハリファックスに入港し、アメリカ製の各種航空機を搬入する。
---カーチスSBC-4爆撃機((複葉機ながら金属製の胴体と引き込み脚を備えた艦上急降下爆撃機で、この機の愛称である「ヘルダイバー」は急降下爆撃機の代名詞として、後継機である[[SB2C>SB2C-3]]にも引き継がれている。第二次世界大戦前の1937年から量産が始まったがより洗練された構造をもつ[[SB2U>V-156F(SB2U輸出型)]]が採用されていたため第二線機として運用されていたが、開戦の1939年時点で海軍予備役にあった機体50機があり、それをフランス海軍に提供されることになった))多数、カーチスH75A-4戦闘機((アメリカ陸軍で採用されていた戦闘機P-36ホークのフランス空軍向けの機体。開戦時点でフランス空軍は数十機保有していて、ベアルンが輸送したのは追加補充機だった。ドイツ空軍の[[Bf109>Bf109T改]]よりも低空での性能が高く、数十機しかいない中で数多くのBf109を撃墜(フランス側の記録ではフランス侵攻戦時で200機ほどのドイツ軍機を撃墜したとある)したとされている))、ベルギー向けのバッファロー戦闘機 (B-339B) 6機などを搭載したベアルンは19日に出港して本国を目指すが、それから間もなくとんでもない情報が届く。本国がドイツに降伏したのである。

***ヴィシー政権からフランス解放軍へ [#va03921a]
-1940年6月22日、独仏休戦条約締結に伴いフランスはナチスドイツに降伏、海軍艦艇も多くがヴィシー政権を支持してその傘下に入った。本国に向かう途上だったベアルンは西インド諸島のフランス領マルティニークに移動してここにとどまり、敵対することになったイギリス海軍や、当時は中立のアメリカ海軍とにらみ合う状況が1年以上続く事になる。
--1941年12月7日、太平洋戦争が勃発してアメリカは連合国として参戦することになる。アメリカはお膝元であるカリブ海に留まるベアルンらヴィシー政権軍に圧力をかけ、1942年5月以降はこれを不稼働化する協定を結ぶことに成功する。さらに7月にはマルティニーク諸島の自治政府はヴィシー政権から離反してフランス解放軍に合流した。これにより連合国側に加わることになったベアルンはアメリカに回航されニューオーリン図のトッド造船所で改装工事を実施、自由フランス軍艦艇として航空機輸送任務に従事することになる。
-だが低速すぎて運用できる艦載機の制限が大きすぎたこともあり、ベアルンは攻撃的な運用をされることはなかった。実質護送空母と同程度の速力しか出せれず、しかも艦載機用カタパルトの実装もされなかったベアルンではこの当時の米英の主力艦上機を運用するのは不可能であり、大西洋方面での航空機輸送任務に従事し続ける事になる。
--この頃自由フランス海軍はイギリス海軍で運用されていたアメリカ製護送空母バイダー((アヴェンジャー級護送空母で4隻中3隻がイギリス海軍で運用された。その中でバイダーはフランス海軍に譲渡されて運用されている))がフランス海軍に譲渡されて「ディクスミュード」の名で運用されているが、此方はカタパルトを搭載していたので[[シーファイア>Seafire Mk.III改]]等の運用が可能であり、搭載定数15機ほどながら船団護衛などで活躍している。


***終戦後 [#kea7007e]
-1945年9月をもって第二次世界大戦が公式に終わっても、フランスの置かれた立場は不安定だった。日本からは「仏印」と称されたフランス領インドシナの情勢が激変しており、ベトナムでは「べトナム民主共和国」が独立を宣言し、局地的な戦闘が続くことになる。
ベアルンはリシュリューやグロワールらとともに同地に派遣され輸送作戦に従事しているが、1946年3月のハイフォン上陸作戦では終戦時に日本海軍から現地フランス軍に引き渡されて運用されていた[[零式水上偵察機]]を輸送したりもしている。
-その後は教育訓練艦としてツーロン港に係留される日々が続き、1967年に除籍されイタリアで解体された。

*この艦娘についてのコメント [#comment]
//#fold(過去ログ){{
//#ls
//}}
//コメント2以降への移行時に↑のコメントアウトを外せば改造完了
//新規作成時は下のコメントアウトを解除
#pcomment(./コメント1,reply,30)
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''&size(16){[[&color(white,orange){提案意見掲示板};>提案意見掲示板]]からのお知らせ};''
-ドロップ祈願や海域攻略祈願のために、''[[wiki内神社]]というページが設置''されました!ぜひご利用ください。
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-&size(13){''&color(Red){建造成果の報告は[[建造レシピ]]内にあるコメント欄に、&br;ドロップ報告に関しては[[出撃ドロップ]]内にあるコメント欄にて行なっていただけると幸いです。};''};