|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.612|
|&attachref(./612.png,nolink,580x400,もともとのコンセプトが、敵の巡洋艦を駆逐するための艦ですから。);|>|Glorious(グローリアス)|>|Courageous級 2番艦&br;巡洋戦艦|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
//下記にもある通り、左側の初期値は改造直後の値とは異なります。
|~|~耐久|55|~火力|65 / 86|
|~|~装甲|49 / 59|~雷装|16 / 32|
|~|~回避|32 / 55|~対空|24 / 70|
|~|~搭載|4|~対潜|0|
|~|~速力|高速|~索敵|12 / 40|
|~|~射程|長|~運|6 / 39|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|50|~弾薬|45|
|~|~搭載|>|>|~装備|
|~|1|>|>|[[38.1cm Mk.I連装砲]]|
|~|1|>|>|[[10.2cm三連装副砲]]|
|~|1|>|>|未装備|
|~|1|>|>|未装備|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Glorious'' → [[Glorious(正規空母)]](Lv10) → [[Glorious改(正規空母)]](Lv50)&br;&color(Red){''⇔''};((資材の消費だけで、艦種をいつでも変更可能)) [[Glorious改(巡洋戦艦)]](Lv65)|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:Courageous級巡洋戦艦Gloriousです。敵巡洋艦を圧倒する軽巡洋戦艦として就役、海軍軍縮条約の戦艦枠制限により航空母艦へ改装されました。英海軍の初期主力空母として活躍、ノルウェー防衛戦に投入されたものの水上艦の砲撃で撃沈されました。赤城や加賀のように戦艦から空母に改装された私、覚えていてね。|
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。&br;最大値はLv99の時の最大値を指します。
#fold(CV:未発表、イラストレーター:未発表 (クリックするとセリフ一覧が開きます)){{
CV:未発表、イラストレーター:未発表((CVやイラストレーター加筆時は、''必ず[[CV・イラストレーター/テーブル/出典_艦娘]]に出典を記載して下さい''))
#shadowheader(2,[[定型ボイス一覧>Glorious/定型ボイス]])
#table_edit(Glorious/定型ボイス)
~
#shadowheader(2,[[時報ボイス一覧>Glorious/時報ボイス]])
#table_edit(Glorious/時報ボイス)
~
#shadowheader(2,[[季節ボイス一覧>Glorious/季節ボイス]])
#table_edit(Glorious/季節ボイス)
~
//セリフ一覧内における外国語の解説の記述方式について→https://wikiwiki.jp/kancolle/%E8%AD%B0%E8%AB%96%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF/%E8%89%A6%E5%A8%98%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E4%B8%80%E8%A6%A7%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%A1%A8%E8%A8%98%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
}}
*ゲームにおいて [#game]
-2025秋イベント前段作戦『[[逆転!ナルヴィク攻防戦]]』E3にて報酬艦として初登場。
-艦種は「巡洋戦艦」。基本的な性質は高速戦艦と同じ。
--雷装値があるものの、魚雷は装備できない。
-Lv10になると改装可能になり、''改装後は艦種が変わって正規空母になる''。
その後更に2回改装可能だが、コンバート改装が可能になるLv65まで戦艦に戻せないため戦艦として運用したい場合は注意。
--[[宗谷]]と同様艦名は全く変化せず艦種表記だけが変わる。改についても艦種表記だけが異なる2種類が存在する。
当wikiでは宗谷に倣い、改装後のページはそれぞれ[[Glorious(正規空母)]]、[[Glorious改(正規空母)]]、[[Glorious改(巡洋戦艦)]]と艦種名を付けて区別している。
//**装備ボーナスについて [#bonus]
//**性能比較表(?より転送) [#comparison]
**アップデート履歴 [#update]
-2025/10/30:[[イベント報酬艦>逆転!ナルヴィク攻防戦/E3]]として実装。
-2025/12/18:補強増設に[[Type274 射撃管制レーダー]]が装備可能になった。
**キャラクター設定について [#character]
-一人称は「わたくし」。
英国艦らしく淑女然とした物腰の柔らかな人物。
所々ではフランクな態度を見せるが、基本的には丁寧な対応を心掛けている模様。
-[[Ark Royal]]を「Ark(アーク)」と呼び、後輩のように接している。
--実際、史実面では互いに[[Swordfish]]を運用していたこともあって、彼女にそのイロハを伝えた様子。&color(silver){%%その影響が当人の予想以上と知るのはいつの日か…%%…};
-改以降になるが、事務処理については午前2時時点で終了させるという凄腕ぶりを発揮。
--また夜中に騒ぐ[[某三水戦>川内]]をぴしゃりと黙らせるという、何気に凄いこともやっている。((過去黙らせようとした艦娘は幾人かいたが、大抵はどうにもならないか、最悪の場合には「木乃伊取りが木乃伊になる」状態にされている。))
--一方で自身がやや古い艦である自覚もあってか、意外と対抗心の強い面も覗かせる。
--[[航空母艦での史実>Glorious(正規空母)#neta]]に詳しいが、その経験もあってドイツ艦と潜水艦への警戒心は強め。
ただし友軍と判るまで慎重に判断するまでいったん様子見をする。&color(silver){一方のArkは間髪入れずSwordfishを放った。};
-一見艤装を除き空母形態と同じ衣装に見えるのだが、細かい部分で差異がある。
--一番特徴的なのはヘアバンド。巡洋戦艦スタイルでは黒のシンプルな造形だが、空母形態になるとティアラのような意匠に変化する。
--ダブルブレストの中央に独立したフロントパネルも空母形態では取り外され、内側のブラウスが見えている。よく見ると袖口のデザインが異なり、裾が長くフリルが追加されているためそもそも別物なのだろう。
--薔薇の意匠が凝らされたクラバット風タイも空母形態では薔薇の飾りが付いたスクールリボン風の蝶ネクタイに変化している。
--断言は難しいが、[[妖精さん>10.2cm三連装副砲]]の意匠を参考にすれば、オーバースカートにスリットが入っているのは空母形態のみのようだ。
--&color(silver){細かなところにこだわる当たり相当なお洒落さんのようである。};
//**期間限定グラフィック [#graphic]
*小ネタ [#neta]
#fold(略歴){{
}}
-グローリアス(HMS Glorious)はイギリス海軍が第一次世界大戦及び第二次世界大戦で運用した軍艦で、1915年5月1日に起工、1917年1月に就役した。姉妹艦にカレイジャス(HMS Courageous)、準同型艦にフューリアス(HMS Furious)が存在している。
--艦名の「グローリアス(glorious)」は「栄光ある」「名誉ある」といった意味の言葉。ちなみに、姉のカレイジャスは「勇気ある」「度胸のある」、準同型のフューリアスは「強烈な」「猛烈な」といった意味をもつ言葉である。
---栄光・名誉を意味する「グローリー(glory)」の形容詞形。なお、グローリアス戦没の5年後にコロッサス級航空母艦2番艦として「グローリー」が就役し、終戦間近ながら太平洋戦争に参加している。
---英語とフランス語の違いはあるが[[Gloire]]と艦名が同義。
--準姉妹のフューリアスはあの''457mm単装砲''を搭載した英国面まっしぐらな%%戦艦%%大型軽巡洋艦である。後の彼女に施された改装がグローリアスの生涯に大きく影響してくるのだが、詳細は[[後述>Glorious(正規空母)]]。
-第二次世界大戦で大英帝国海軍が運用した航空母艦…ではあるが、その前身は航空母艦ではなく「大型軽巡洋艦」「軽巡洋戦艦」「巡洋艦駆逐艦」「水雷巡洋艦」とも称される極めて特殊な艦であった。
---図鑑説明では自身の事を「軽巡洋戦艦」と称している。
**建造の経緯 [#j629f912]
-元々グローリアス、カレイジャス、フューリアスの3隻は従来の巡洋艦や巡洋戦艦とは全く違う、特殊な運用をするために設計された特殊艦艇だった。発案者の第一海軍卿ジョン・アーバスノット・フィッシャー自身が「ハッシュ・ハッシュ・クルーザー (Hush-Hush-Cruiser) 」と評する((ハッシュとは例えるなら口に人差し指を当てて「しぃーっ」と言うジェスチャーに類する俗な表現であり、秘密の兵器であることを暗じた命名であった))だけあって、それまである既存の艦種とは大きく異なるものになった。
--バルト海上陸作戦の際の支援を目的として計画された本級だが、モニター艦のような沿岸部や浅海面でも運用できる船体構造をしつつ、巡洋艦と渡り合える高速力と戦艦の主砲並みの大口径砲を搭載(その分防御力は犠牲にしている)、更には魚雷も搭載し巡洋艦クラスなら単艦でも渡り合える能力、というものであり、既存の艦種にはないこの方向性は同盟国内にも知られ興味を持たれている。当時イギリスに留学していた藤本喜久雄造船士官は本級に興味を持ち、空母や潜水艦といった当時最新の艦種の設計情報と共に本級の艤装図も持ち帰っている。
---最終的にこのハッシュ・ハッシュ・クルーザー構想は、その性能が巡洋戦艦に近いこともあり、建造を企図しながらも資材不足等で遅延していたレナウン級巡洋戦艦((レナウンとレパルスもリヴェンジ級戦艦の6番艦、7番艦の資材、そして名前ごと転用されている))の穴を埋める「簡易型主力艦」の意図を組み込んだ艦として起工が開始され、グローリアスは1917年1月に竣工した。
''カレイジャス級大型軽巡洋艦性能項目''
|~項目|~数値|~項目|~数値|
|''全長''|239.7m|''最大幅''|24.7m|
|''吃水''|7.1m|''基準排水量''|19,230t|
|''最大速力''|32ノット|''航続距離''|16ノットで5860浬|
|''乗員''|828名|''重油搭載量''|3,160t|
|''武装''|>|>|LEFT:[[38.1㎝連装砲(42口径)>38.1cm Mk.I連装砲]]2基&br;[[10.2cm(45口径)3連装砲>10.2cm三連装副砲]]6基&br;QF 12ポンド 12cwt高射砲2基&br;4.7cm(40口径)単装砲2基&br;53.3cm水中魚雷発射管単装2基|
|''装甲''|>|>|LEFT:舷側:50~76mm&br;甲板:20~38㎜&br;主砲塔(前盾)330㎜&br;バーベット:179㎜&br;司令塔:254㎜|
-こうして誕生したグローリアスではあったが、本級を投入する筈だったバルト海上陸作戦はフィッシャーの海軍卿辞任と共に中止となり、性能的にも中途半端であったため、使い道に困る艦となってしまった。
--一番の問題は「''巡洋戦艦として使うには防御力があまりにも貧弱''」であることだった。下記記載の当時の他の巡洋戦艦との比較をみればわかるが、主砲塔前盾こそ他級を上回るがバーペット装甲や司令塔装甲は当時の英巡洋戦艦と同レベル(といっても他国の巡洋戦艦と比べると貧弱ではある)、船体自身の装甲は舷側でも最大76㎜、ユトランド沖海戦での戦訓を基に重視されるようになった水平防御は最大でも38㎜しかなく、当時の「''&color(blue){防護巡洋艦};''」と同レベルでしかない。
※因みに同時期(1912年)竣工の日本の防護巡洋艦平戸((筑摩型防護巡洋艦3番艦))で舷側装甲は88㎜、水平装甲は22~57㎜である。
#fold(防護巡洋艦とは?(巡洋艦発展の小話)){{
-防護巡洋艦とは1880年代~1910年代にかけて流行した巡洋艦の一形態。当時快速かつ長大な航続力と、長期航海に耐えれる諸性能を持つ巡洋艦は防御力に関しては当時は皆無と言っていいものだった。
そんな中で1883年にチリ海軍がイギリスに発注した巡洋艦「エスメラルダ((建造途上の1884年に日清戦争が始まり、日本がチリ海軍より購入して「和泉」となる))」は
① 機関部と弾薬庫の上方に相当する部分の甲板を装甲(防護甲板)で覆う
② 避弾経始を配慮して、防護甲板に反りを持たせて亀甲型とする
③ 更にその周辺に石炭庫を配置して防護層として活用する
といった構造を備える事で重要部の防御性能の向上を図った([[断面図>https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%B2%E8%AD%B7%E5%B7%A1%E6%B4%8B%E8%89%A6#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Protected_cruiser_schematic.png]])
-このある程度の防御性能を持つ巡洋艦「防護巡洋艦(Protected cruiser)」が、当時の各国海軍で流行しだし、日本も日清日露戦争で数多くの防護巡洋艦が揃えられた。だが舷側防御を石炭庫に依存している構造では、同時期に発達した艦載速射砲に耐えれるものではなく、日清戦争黄海海戦では艦載速射砲を多く搭載する日本海軍の各艦艇の前に、清国海軍の防護巡洋艦たちは非装甲の上部設備だけでなく石炭庫で守られた舷側も簡単に撃ち抜かれて破壊され、無力化してしまった。
こうした戦訓を踏まえ、各国は舷側に装甲を張る巡洋艦を建造しだす。これが「装甲巡洋艦(Armored cruiser)」となっていく。
--但し装甲巡洋艦は装甲を持たせる分艦容は大型化し、まるで戦艦の縮小版のようになり巡洋艦本来の軽快性は薄れてしまっていた((日本海軍が装甲巡洋艦6隻を「戦艦に次ぐ主力艦」として位置付けて運用し、日本海海戦などで大勝利を挙げたのもこの考えに拍車をかけた))。そこで舷側装甲を持たせるも限定的なものとし、巡洋艦本来の性質を失わないような艦が作られた。それが軽装甲巡洋艦、略して「軽巡洋艦(Light Armoured Cruiser)」であり、本格的な軽巡洋艦としては1914年竣工の英海軍「アリシューザ」級、日本だと1919年竣工の[[天龍]][[型>龍田]]から建造が始まっている((但し防護巡洋艦に分類される前級の「筑摩型防護巡洋艦」(1912年竣工)も舷側装甲を備える一方で防護巡洋艦に倣い機関部上面に亀甲型の水平装甲ももっており、両方の要素を備えた艦級となっている))。
---なお装甲巡洋艦は更に巨大化していき、最終的には戦艦と同規模の艦種「巡洋戦艦(Battle cruiser)」へと進化していくことになる。
-一方で軽巡洋艦の中から[[20㎝砲クラスの艦砲を搭載する艦>古鷹]]が登場すると、おりしもワシントン海軍軍縮条約により主力艦艇の建造に制限がかかった各国海軍は、このクラスの艦艇の建艦競走を始めてしまう。
それを止めるべくロンドン海軍軍縮会議が行われるわけだが、その中で軽巡洋艦のクラス分けがされることになり、砲口径6.1インチ(155mm)超過8インチ(203mm)以下の巡洋艦を「カテゴリーA」、砲口径6.1インチ(155mm)以下の巡洋艦を「カテゴリーB」とすることになり、この「カテゴリーA」が「重巡洋艦」と呼ばれるようになる。
--第二次世界大戦ではこのカテゴリー訳で決められた「重巡洋艦」「軽巡洋艦」が活躍するが、あくまでこれは軍縮条約批准国内での話であり、そうでない国の巡洋艦の中には重巡にも、軽巡にも類別できない艦や、規定を破っているのに重巡洋艦とされている艦もある。
---艦これ実装艦でいえばロシア(当時はソ連)海軍の軽巡洋艦[[キーロフ>Киров]]。搭載主砲は口径18㎝で、ロンドン軍縮条約の基準では重巡洋艦である。当時ソ連は「英蘇海軍協定」により第二次ロンドン海軍軍縮条約での艦級基準を受け入れていたが、キーロフ級に関しては条約下で建造が禁止されている重巡洋艦ではなく、建造可能な8000トン以下の軽巡洋艦として扱うようイギリスに打診しており、イギリスもこれを容認した結果、軽巡洋艦として扱われている。
---他にはドイツ海軍の「ドイッチュラント級装甲艦」。ポケット戦艦とも称される彼女らは当時のドイツ海軍が保有する唯一の戦艦である「シャルンホルスト」級と同じ28cm(52口径)三連装砲を2基搭載する艦であり重巡洋艦の基準を上回る基準の火砲を搭載していたが、第二次世界大戦開戦まもない1940年2月に[重巡洋艦」に類別変更されている。
-こうした進化をたどっていた近代海軍での巡洋艦だが、防護巡洋艦はそれらの元祖的な存在である。現在その艦級は存在していないが、日露戦争にも参加した旧ロシア帝国海軍のヂアーナ級防護巡洋艦「アヴローラ」が記念艦としてサンクトペテルブルクのネヴァ川の河畔に係留・保存されており、「近代巡洋艦の始祖」の1隻として今もその姿をとどめている。
}}
--''同時期計画の各巡洋戦艦との装甲比較''
|~艦名(国)|~起工年|~竣工年|~舷側水線部装甲厚|~甲板装甲厚|~主砲塔前盾装甲厚保|~バーベット装甲厚|~司令塔装甲厚|
|グローリアス(英)|1915年5月|1917年1月|50~76㎜|20~38㎜|330㎜|76~179㎜|254㎜|
|レナウン(英)|1914年12月|1916年9月|305㎜|127㎜|279㎜|178㎜|254㎜|
|金剛(日)|1911年11月|1913年8月|76~203㎜|57~67㎜|254㎜|228㎜|254㎜|
|デアフリンガー(独)|1912年1月|1914年10月|100~300㎜|30~80㎜|270㎜|260㎜|300㎜|
--グローリアスは戦艦や巡洋戦艦、それどころか20㎝砲搭載の装甲巡洋艦相手に撃ち合う事すらも自殺行為な艦であり、格下の防護巡洋艦クラス以下しか相手出来ない性能になってしまったのである。そのためグローリアスは姉妹艦カレイジャスらと共々配属は巡洋戦艦戦隊ではなく、第三軽巡洋艦戦隊 (3rd Cruiser Squadron) になり、巡洋戦艦部隊が進出するに際して接近する巡洋艦や駆逐艦を追い払う「露払い」の役目を担う事になる。防護巡洋艦相手なら38センチ連装砲は明らかにオーバースペックであるが「何かの役に立つかもしれない」からと搭載は維持され、かといって戦艦としての「敵主力艦同士の砲撃戦」を仰せつかる事はなく、「主力艦の露払いを主力艦がする」という珍妙な状態が続いた。
---1917年10月には再編された第一巡洋艦戦隊 (1st Cruiser Squadron) をカレイジャス、フューリアスの3隻で編成する。この戦隊は1916年6月に発生した「ユトランド海戦」で所属の装甲巡洋艦4隻のうち3隻が沈没し解隊された歴戦の戦隊であった。そしてグローリアスはこの戦隊所属時に「軽巡洋戦艦としては唯一の実戦となった「第二次ヘルゴランド湾(バイト)海戦」に参加する事になる。
**第二次ヘルゴランド湾海戦 [#y689e33e]
-1917年代の北海では、イギリス海軍が海上航路と貿易ルートを守るために機雷を大量に敷設して北海でのドイツの潜水艦と水上艦の航行を妨害していた。このためドイツ海軍はヘルゴラント湾とバルト海南部で150海里に及ぶ掃海を強いられ、掃海部隊を防護巡洋艦と駆逐艦が援護、時折戦艦も加わり遠方から支援したりと、かなり大規模な戦力を投入してUボートや水上艦艇の北大西洋への進出ルートの確保に努めていた。
-こういった機雷敷設をめぐる攻防が続く中で、ドイツ側の大規模な掃海行動を掴んだイギリス海軍は、それを迎え撃つために トレヴィリアン D.W.ネイピア中将指揮する第一巡洋艦戦隊を中心とする部隊が出撃した。
--戦闘は11月27日午前7時30分、ズィルト島の西約65海里(75マイル、120km)の地点でカレイジャスがドイツ艦艇を発見した。グローリアスら軽巡洋戦艦3隻を基幹に防護巡洋艦8隻、駆逐艦10隻からなるイギリス艦隊に対して、ドイツ艦隊はルートヴィヒ・フォン・ロイター中将((戦後偵察艦隊司令長官となりスカパ・フローに抑留されるドイツ艦隊を監督、スカパ・フローでのドイツ艦隊自沈を指示する事になる))率いる防護巡洋艦4隻、駆逐艦8隻、掃海艇14隻からなる部隊で、更にカイザー級戦艦「カイザー」「カイザーリン」の2隻が支援についていた。2隻は最大速力21ノット、30.5㎝連装砲塔5基搭載する純粋な「ド級戦艦」であり、総じてドイツ海軍の戦艦、巡洋戦艦はイギリスのよりも防御性能で優っている((詳細は[[ヴァリアント>Valiant]]の項目を参照))点から考えて、グローリアスらが太刀打ちするのは困難な艦であった。
--ロイター提督は掃海艇の撤退を支援すべくイギリス艦隊に向かって前進、イギリス艦隊の砲火を浴びながら1隻のトロール船を失うのみで他は無事に撤退させた。その間第1巡洋戦艦戦隊から巡洋戦艦ㇾパルスが応援に駆け付けるが両軍とも機雷源が邪魔で作戦行動が制限され、その間にドイツ側も弩級戦艦カイザー、カイザーリンが到着してイギリス巡洋艦部隊を猛射、防護巡洋艦2隻が被弾してうち1隻は艦橋に被弾して艦長以下要員の大半が死傷する事態となった。対してドイツ側も旗艦である防護巡洋艦ケーニヒスベルクがㇾパルスとの交戦で被弾大炎上したため、双方戦闘を断念して撤退。こうして第二次ヘルゴランド湾海戦は終了した。
---この海戦でグローリアスは巡洋艦「ピラウ」に対してカレイジャスとともに1発の主砲共同命中を果たした。
※以後の生涯については[[こちら>Glorious(正規空母)]]を参照
*この艦娘についてのコメント [#comment]
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