|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.562|
|&attachref(./562.png,nolink,そうよ。大型で重武装、かつ高速。悪くないでしょ、私。);|>|Mogador(モガドール)|>|Mogador級 1番艦 駆逐艦|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
//下記にもある通り、左側の初期値は改造直後の値とは異なります。
|~|~耐久|21|~火力|32 / 52|
|~|~装甲|13 / 34|~雷装|16 / 56|
|~|~回避|53 / 87|~対空|28 / 64|
|~|~搭載|0|~対潜|32 / 52|
|~|~速力|高速|~索敵|8 / 38|
|~|~射程|中|~運|6 / 51|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|10|~弾薬|35|
|~|~搭載|>|>|~装備|
|~|>|>|>|[[13.8cm連装砲]]|
|~|>|>|>|[[13.8cm連装砲]]|
|~|>|>|>|未装備|
|~|>|>|>|COLOR(gray):装備不可|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Mogador'' → [[Mogador改]](Lv42+開発資材x10)|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:Mogador級駆逐艦一番艦、Mogador。自由・平等・博愛の国で建造された大型駆逐艦です。&br;軽巡並みの排水量に充実の武装、最新最大の新鋭艦だったけど…地中海を臨む港で、艦隊ごと自沈する最期となったわ。&br;今度は目一杯働いてみたい…そう?&ruby(ダコール){D'accord};((了解の意味)) Amiral!|
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、改造直後の値とは異なります。&br;最大値はLv99の時の最大値を指します。

#fold(CV:松井暁波、イラストレーター:海原さかな (クリックするとセリフ一覧が開きます)){{
CV:松井暁波、イラストレーター:海原さかな
#shadowheader(2,[[定型ボイス一覧>Mogador/定型ボイス]])
#table_edit(Mogador/定型ボイス)
~

#shadowheader(2,[[時報ボイス一覧>Mogador/時報ボイス]])
#table_edit(Mogador/時報ボイス)
~

#shadowheader(2,[[季節ボイス一覧>Mogador/季節ボイス]])
#table_edit(Mogador/季節ボイス)
~

//セリフ一覧内における外国語の解説の記述方式について→https://wikiwiki.jp/kancolle/%E8%AD%B0%E8%AB%96%E6%8E%B2%E7%A4%BA%E6%9D%BF/%E8%89%A6%E5%A8%98%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%95%E4%B8%80%E8%A6%A7%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A4%96%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%A1%A8%E8%A8%98%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
}}

*ゲームにおいて [#game]
-2024夏イベント前段作戦『[[Operation Menace]]』E1にてドロップ艦として初登場。
-奇しくもメルセルケビール海戦でMogadorを叩きのめしたイギリス戦艦組の一人([[Valiant]])と同時実装となった。

-[[Ташкент]]以来となるデフォルトの射程が中の駆逐艦。改造すると4スロットに増える点も同じ。
ただし運の低さがワースト1位タイ。((Z1、Z3、狭霧、山風、涼波、峯雲と同値))魚雷CIなどを行うには運の改修が不可欠となる。

-史実では[[島風]]にも匹敵する高速駆逐艦だったが、ゲーム内での[[速力]]は高速B2(通常の駆逐艦)で高圧缶★7単独での高速+へは変化しない。(高圧缶の★に関係なく高圧缶+タービンの組み合わせが必要)

-[[13.8cm連装砲]]を2本持参する。[[13.8cm連装砲改]]を&color(teal){★max};にするには13.8cm連装砲が最低4本必要になるので、改修の予定があるなら集めておきたいところ。


//**装備ボーナスについて [#bonus]


//**性能比較表(?より転送)  [#comparison]


**アップデート履歴 [#update]
-2024/07/27:[[イベントドロップ艦>Operation Menace/E1]]として実装。

**キャラクター設定について [#character]
-これまでアメリカ以外の海外艦は原則イラストレーターが統一されていた((神鷹は出自はドイツ客船のシャルンホルストだがドイツ艦を担当した島田フミカネ氏ではなく大鷹をデザインしたしばふ氏がキャラクターデザインを行っている。そのためか大鷹と雲鷹が特設航空母艦となる前の状態から始まっているのに対し、神鷹はシャルンホルスト時代ではなく日本の特設航空母艦の神鷹から始まっている。また、タシュケントも建造はイタリアではあるがソ連が発注しソ連の艦となったためかデザインがガングートと同じやどかり氏となっている。))が、新たに海原さかな氏が採用されている。
-13.8cm連装砲は密閉式になっているが実際は後側が開いていた。

**期間限定グラフィック [#graphic]
-2024/09/24のアップデートで【浴衣mode】が実装された。
--髪を青いリボンで結い上げ、通常衣装に合わせた紫と白のツートンの浴衣を纏い、足下はアンクルストラップサンダル、左手にX31と書かれた巾着を手にしている。浴衣にはアーティチョーク((キク科のアザミの仲間の多年草。日本ではあまり馴染みがないが、欧米では開花前の蕾が食用として広く利用され、特にフランスでは多くの品種が作られている。蕾を丸ごと塩茹でにして萼(がく)の下側と花托の部分を食べるが、可食部分は少ない。))の柄があしらわれている。
[[改>Mogador改]]では浴衣の色柄と持ち物が変わる。
-
#fold(限定グラフィック:浴衣mode){{
限定グラフィック:浴衣mode
&attachref(./562_Autumn.png,nolink,ニッポンのユカタって衣装を着てみました…。が…違和感、あります…?問題ない?良かった。この国のスタイル、どこか洗練されていて、私、好きです!楽しい♪ ふふ♪);
}}

-2024/11/08のアップデートで【秋刀魚mode】が実装された。
--サングラスをかけ、赤いタートルネックのセーターに黒の毛皮のブルゾンとサスペンダースカート姿。エナメル調の黒いニーソックスから覗く太腿が相変わらずの存在感を放つ。
右手に持った秋刀魚の塩焼きに興味津々の様子だが、左手の割り箸の持ち方はあまり上手くない。よく見ると割り箸も上手く割れていない。
--中破すると、半身まで食べかけの秋刀魚を鳶に油揚の如くウミネコに掻っ攫われてしまう。リアクション芸人じみた驚愕の表情は必見。ついでに右脇に挟んでいた財布まで落としている。
---余談ながら、2016年10月23日に神奈川県横浜市のみなとみらい臨港パークで開催された『「艦これ」鎮守府秋刀魚祭りin横浜泊地』では、販売された秋刀魚の塩焼きをトビに攫われる被害が多数あったとか・・・&color(silver){まさかのリアイベ体験談再現?};
-
#fold(限定グラフィック:秋刀魚mode){{
限定グラフィック:秋刀魚mode
&attachref(./562_Autumn2.png,nolink,Oui,聞いています。秋刀魚オペレーション!!!!私Mogadorのこの高速かつ駆逐艦としては大きな体!役に立つはずです!頑張りますよ~ええっ!あっ探照灯とソナーも、準備よし!);
}}
-

-2025年2月13日のアップデートにおいて、【Valentine】 modeが実装された。
-
#fold(限定グラフィック:Valentine mode){{
限定グラフィック:Valentine mode
&attachref(./562_Valentine.png,nolink,);
}}

-2025年4月23日のアップデートにおいて、【フォーマルドレス】 modeが実装された。
-
#fold(限定グラフィック:フォーマルドレス mode){{
限定グラフィック:フォーマルドレス mode
&attachref(./562_Anniversary.png,nolink,Amiral、艦隊は十二周年なんですって?凄いわね!私も…お祝いします!ん…何?);
}}

-2026年01月01日のオンメンテで、【巫女】modeが実装された。
--甘酒一杯ででき上がってしまっている様子。すっかりフランス艦の面白枠が板についちゃって…。
--2026年新春ライブでは巫女服モチーフのドレスでビシッとキメた迎春勝負服modeも公開された。大きく肩が張り出した逆三角形のフォルムに既視感を持つ提督も大勢いた模様。&color(silver){MIQさんと鮎川麻弥さんがライブに来てくれたのってそういうことね。};
-
#fold(限定グラフィック:巫女mode){{
限定グラフィック:巫女mode
&attachref(./562_Nenshi_2026.png,nolink,オ…ショ…ガツ....?なるほど。ここでは新年をそう言うのですね。Amiral、今年も一緒に頑張っていきましょう。Merci!);
//中破絵は無しで
}}

*小ネタ [#neta]
-
#fold(略歴){{
}}
-戦間期、フランスは[[ロンドン海軍軍縮条約>雑学#Washington]]に部分的にしか参加せず、補助艦の規定についてはフリーハンドを保っていた。
--その結果生まれたのが、通常の駆逐艦より大型で強力な「超駆逐艦」(もしくは「大型駆逐艦」)と呼ばれた一連のシリーズである。&color(silver){つまり艦種詐称である};
---ちなみにブーラスク級やその後継など[[睦月]]型サイズの砲雷撃戦対応のフネもあるにはあったが、これらは「艦隊型水雷艇」と称していた。&color(silver){おまえらも艦種詐称か!};
#fold(フランス海軍の駆逐艦){{
-第一次世界大戦前、フランス海軍は"Jeune École"、日本語では「青年学派」と呼ばれる新構想のもと、戦艦に対抗可能な小型の艦艇を多数整備するという考えに基づき、水雷艇を多数建造していた。
--「青年学派」構想は「比較的安価な小型艦でも最新技術を投じれば大型艦に対抗・撃退できる&color(silver){撃沈できるとは言っていない};」点がウリの一つで、フランスのみならず明治の日本を含めた中小国海軍に影響を与えている。
--これに対抗する形でイギリス海軍が建造したのが水雷艇駆逐艦、いわゆる駆逐艦である。
-だが水雷艇を多数建造していたのが祟って外洋航行能力に勝る駆逐艦への移行が遅れてしまい、第一次世界大戦時には周辺国に比べ駆逐艦の数で劣るようになっていた。
--しかも、戦時に入り限られた予算と資材の中で1隻でも多く建造する必要に迫られたため、改良・強化は停止され、大型化による性能向上という英独駆逐艦の発展にも完全に置いて行かれてしまった。
--駆逐艦不足に陥り、自国建造も捗らず窮した仏海軍は、直接の戦場になっておらず建造余力のあった日本に駆逐艦を発注した。これが、樺型駆逐艦をベースとしたアラブ級駆逐艦である。アラブ級駆逐艦は12隻と、原級である樺型駆逐艦の10隻より多く建造された。
-さらに、輪をかけて悲惨だったのが巡洋艦兵力だった。
--「青年学派」は海防の主力として水雷艇を推す一方、攻勢作戦においては巡洋艦による通商破壊を推していた。それに適した艦として世界初の近代的装甲巡洋艦「デュピュイ・ド・ローム」を生み出した仏海軍は、中型~大型の防護巡洋艦の後継として装甲巡洋艦の増強を熱心に推進した。
--一方小型~中型の防護巡洋艦は、小型高速を志向した偵察巡洋艦を経て、軽防御を備えた軽巡洋艦(軽装甲巡洋艦)へと発展していったのだが、こちらはフランスでは全く顧みられなかった。国防のための艦隊戦闘には水雷艇と(他国戦艦に対抗するための)戦艦があれば事は足り、外洋作戦には装甲巡洋艦を揃えておけば良し、と考えられていたのである。
--そこへ襲ってきたのがドレッドノート・ショックである。巡洋戦艦「インヴィンシブル」の出現は既存の装甲巡洋艦を一夜にして陳腐化させた。仏海軍が精魂込めて充実させてきた装甲巡洋艦を、である。
--ここに至り「青年学派」の構想が完全に破綻している事をようやく悟った仏海軍は、大慌てで他国と同等の戦闘艦艇の整備に着手する。駆逐艦の整備を急ぐとともに近代的巡洋艦「ラモット・ピケ」級(後のデュゲイ・トルーアン級軽巡とは別物)10隻が計画されるも、そうこうしているうちに第一次大戦が勃発。予算と資材を陸軍に集中するため、最低限必要な駆逐艦以外の、戦艦・巡洋艦の新規建造は全て中止された。
-こうして、WW1終結時点のフランス海軍は、
--駆逐艦は数も質も全く不足
--巡洋艦は骨董品の装甲巡洋艦・防護巡洋艦が主力、自前の近代的巡洋艦は皆無でドイツから取得した賠償艦が貴重な戦力
--辛うじて世界水準と言えるのは弩級・超弩級戦艦6隻ぐらい、それも大戦中の新規建造ができなかったため他国に見劣りする
…という悲惨極まりない有様だったのである。
-大戦中全く活躍できなかった海軍に対し、議会の眼は冷ややかだった。そうして予算が絞られる中、仏海軍は「巡洋艦戦力のゼロからの構築」「駆逐艦戦力の拡張と近代化」という二つの難題に同時に挑むことになったのである。
--大戦後真っ先に建造したのが「デュゲイ・トルーアン」級軽巡(1922年)、というのが当時の仏海軍の危機感を物語っている。
--そして水雷戦力の再構築に当たり、従来の水雷艇の任務を担う他国の駆逐艦相当の「艦隊型水雷艇」と、それより一回り大きく、軽巡洋艦の任務も一部兼ねた「水雷艇駆逐艦(超駆逐艦、大型駆逐艦)」が並行して整備されるようになった。他国の駆逐艦兵力を質で凌駕すると共に、とにかくマトモな巡洋艦兵力が皆無であったため、駆逐艦にも巡洋艦の役割を担わせたかったのである。

-艦隊型水雷艇
--ブーラスク級:1922年度計画で12隻建造された第一陣。基準排水量1319トン。13cm砲4門、55cm魚雷6門。
--ラドロア級:1924年度~1926年度計画にかけて14隻建造されたラドロア級の小改良型。第二陣。基準排水量1378トン。13cm砲4門、55cm魚雷6門。
--ル・アルディ級:それまでの艦隊型水雷艇より船体を大型化し、外洋での耐波性と長航続性能をより重視した大幅な改良型。第三陣。新型の45口径13cm砲を連装で搭載し、雷装も強化。1935年度~1938年度計画にかけて12隻が計画されたが実際に竣工したのは8隻のみ。基準排水量1772トン。13cm砲6門、55cm魚雷7門。
-水雷艇駆逐艦
--シャカル級:1922年度計画で6隻建造された第一陣。基準排水量2126トン。13cm砲5門、55cm魚雷6門。
--ゲパール級:40口径13.8cm砲を初搭載した第二陣。全6隻。基準排水量2436トン。13.8cm砲5門、55cm魚雷6門。
--[[エーグル>Vautour]]級:欠陥があった主砲と機関を改良したゲパール級の改良型。全6隻。第三陣。基準排水量2441トン。13.8cm砲5門、55cm魚雷6門。
--ヴォ―クラン級:1928年度および1929年度計画で6隻建造された第四陣で、魚雷発射管を増設したエーグル級の準同型艦。基準排水量2441トン。13.8cm砲5門、55cm魚雷7門。
--ル・ファンタスク級:1930年度計画によって6隻が建造された第五陣。新型の50口径13.8cm砲を採用し、機関や煙突の配置を見直した。基準排水量2569トン。13.8cm砲5門、55cm魚雷9門。
--モガドール級:船体をさらに大型化し武装を強化。第六陣。6隻が計画されたが竣工したのは2隻のみ。''本艦はこのクラス''。基準排水量2884トン。13.8cm砲8門、55cm魚雷10門。
}}
--当然周辺国は対抗策を出してくるわけで、イタリアは[[コンドッティエリ型軽巡洋艦>L.d.S.D.d.Abruzzi]]やカピターニ・ロマーニ級軽巡洋艦((空色の巡洋艦こと[[Ташкент]]を元にしており、戦後その一部が近代化改装を経てサン・ジョルジョ級駆逐艦として再就役を果たしている。&color(silver){もはや艦種詐欺どころの騒ぎではなくなってきた。};))を配備し、ドイツはZ23級以降の駆逐艦に15cm砲を積み出した。
-モガドールはその最終発達型で、それまでの超駆逐艦が改良を繰り返しながらも二千数百トン、13.8cm砲5門という並の駆逐艦を一回り強力にした程度の艦だったのに対し、本級は「ダンケルク級戦艦の護衛・偵察任務に従事するため北大西洋の厳しい気象状況でも問題なく行動できるもの」という要求性能により一気に排水量三千トン弱、13.8cm砲8門((前級までの砲架型から連装4基の半密閉砲塔に変更され、門数以上の実質的火力強化に繋がった))という、軽巡洋艦と見まがうほどの強力な艦として誕生した。
--参考までに「[[夕張]]」は排水量2900トン、主砲14cm6門で、装甲の有無を除けばモガドールの方が強力なくらいである。
船体サイズも夕張の全長139.0m×全幅12.0m×吃水3.6mに対し、モガドールは137.5m×12.7m×4.6mでまったく遜色ない。大型化のおかげで、航洋性も向上している。荒天下でも速力34ノットで航行でき横揺れの周期は7秒で安定し、横風でも3~4度、急転舵でも7~8度傾く程度であった。
--船体は縦方向に竜骨を重ねた構造をしており12のブロックで構成されていた。船体の応力を受ける部分には60kg/m 級の鋼材が使用され、船体のその他の部分には50kg/m 級の鋼材が使用された。軽量化のため、すべての内部仕切りには上部構造の側面と同様にジュラルミンが使用された。船体全体はリベット留めであったが、その他の接合部はすべて溶接であった。
---駆逐艦最速のギネス記録を持つ前級ル・ファンタスク級に負けず劣らず速度性能も優れており、8時間公試でモガドールが41.274ノット、姉妹艦ヴォルタが42.09ノットを記録、さらに全力公試ではモガドールが43.45ノット、姉妹艦ヴォルタが43.78ノット(排水量約3,050トン状態)を発揮した。高圧缶の採用で、蒸気タービン艦なのに14ノットから35ノットまで数分で加速可能だった。
--武装はル・ファンタスク級から採用された1929年型 13.8cm(50口径)速射砲であったが新式の1934年型砲架に据え付けた。外観は一見して砲塔構造に見えるが後部が開いた防盾構造である。左右の方針は別々の砲架に接続されて個別に俯仰したがギアを接続することにより同時に俯仰することもでき最大仰角30度 俯角10度であった。砲架の旋回速度は毎秒10度、俯仰速度は毎秒14度であったがモーターの出力に不足があった。ほかに対空武装として1933年型 3.7cm(50口径)機関砲が連装砲架で2基、近接火器として13.2mm(76口径)機銃が連装砲架で2基ずつ。対艦兵装として55cm魚雷発射管が三連装で煙突間に片舷1基ずつ計2基と連装が煙突後方に片舷1基ずつの計2基搭載された。
--ただし、拡大したとはいえ、艦形に対してあまりにも過大な性能を盛り込んだ感は拭えず、公試の時から問題が続出した。
新型のアンドレ式高圧缶は水管が破損しやすく早期の交換で対処する旨なかった。連装砲塔の構造に不備があり設計上では砲身をどの角度に上げていても装填できる自由角装填を採用したが装填ラマー(推し棒)能力不足で10度を超える仰角では装填が遅くなり発射速度に影響が出た。また砲弾は動力で装填されたが装薬は手動で装填する形式であったが1門につき装填手は2名しかいないため砲撃が長時間化すると発射間隔の低下は否めなかった。モガドールとヴォルタは1940年1月の改修で砲尾の改造と装填機構のトレイの改造、砲塔の側面に5回分の砲弾と装薬を備えるラックが設置されて不具合は解消された。砲員も予備と交代することで発射速度の低下は防げたが装填角度は10度のままであった。前述の安定を重視した船体特性のため操艦性能に影響が出て旋回半径が大きく他の艦との共同行動には注意が必要であり、戦艦のストラスブールよりも機動性が悪いとまで評されている。
-当初、モガドール級は一番艦モガドール(Mogador)と二番艦ヴォルタ(Volta)の2隻が建造された。この2隻の名前は、フランスのアフリカ植民地の地名から取られている。
--モガドールの名前は、かつてフランスの保護領であったモロッコの港湾都市エッサウィラ(Essaouira)の旧名が由来である。古くから港町として栄えたモガドール(現エッサウィラ)の旧市街は2001年に世界文化遺産に登録されている。ちなみに、妹のヴォルタは同じくフランスの植民地であったアフリカ中央部を流れるヴォルタ川が由来となっている。
--さらに1939年に、先の2隻で判明した欠陥の修正や各方面からの意見を反映した改モガドール級4隻(クレベール(Kléber)、ドゼー(Desaix)、オッシュ(Hoche)、マルソー(Marceau))((この4隻は姉2隻と異なりフランス革命期に活躍した将軍の名前が由来となっている。))が計画されたが、大戦の勃発により計画が一時中止されたり、その後再開しても設計変更が相次いで計画が二転三転したりして全く建造が進まず、フランスの降伏によって4隻は計画中止となった。
-モガドールは、1940年7月3日のメルセルケビール海戦で[[Commandant Teste]]と共に散々な目にあっている。
--1940年6月、ナチスドイツのフランス侵攻により独仏休戦協定が結ばれ、親独のヴィシー政府が成立する。休戦中とはいえ、独軍が混乱に乗じてヴィシーフランス艦隊を接収することを危惧した英国は、H部隊を北アフリカの仏領アルジェリアの主要港オラン(メルセルケビール((メルス・エル・ケビールとも表記される)))に差し向けた。これがメルセルケビール海戦の発端である。
--海戦に至る経緯は[[Commandant Teste]]の項に詳しいが、英仏両軍ともかつての同盟国との戦闘に気が進まず、フランス艦艇はH部隊の砲撃の中オラン港から脱出するのが精いっぱいであった。
--H部隊には、空母[[Ark Royal]]と共に、[[15インチ砲>38.1cm Mk.I連装砲]]を装備したHoodや[[Valiant]]、Resolutionといった戦艦がいたが、モガドールはこれら紅茶戦艦組から15インチ砲弾を浴びせられ、港の外へ出ようとしている最中に1発が艦後部に命中した。その際爆雷が誘爆して大破着底の憂き目にあった。
姉妹艦Voltaは、座礁したモガドールを横目に戦艦ストラスブールを護衛してトゥーロンへ脱出した&color(silver){が、運命は同じだった…};
-モガドールと戦艦ダンケルク、プロヴァンスはサルベージされ、応急修理を行って南仏トゥーロン港に逃げ込んだ。
しかし、そこで待っていたのは1942年11月27日の一斉自沈であった。
--1942年11月8日、トーチ作戦により北アフリカに連合国軍が上陸し、現地のヴィシーフランス軍はほとんど抵抗せず降伏した。ナチスドイツはこれを「ヴィシー政府の連合国側への寝返り」と捉え、対抗措置としてトゥーロン港に在泊のフランス海軍艦隊の接収に動いた。&color(silver){ちょび髭激おこ案件};
これに対し、ヴィシーフランス軍はナチスドイツへの抵抗と不服従の意を示すため、トゥーロン港内の艦艇をすべて自沈させて対抗した。Mogadorは、同じくメルセルケビールから脱出したCommandant Teste共々、自沈の犠牲となった。
--トゥーロン港で自沈した艦艇は戦艦3隻(ストラスブール、ダンケルク、プロヴァンス)、巡洋艦7隻(重巡アルジェリー、軽巡ラ・ガリソニエール等)、駆逐艦32隻、潜水艦16隻、水上機母艦1隻、小艦艇18隻。これらは1939年開戦時のフランス海軍の1/3に上る。この大規模な艦隊がわずか3時間ほどの間に、岸壁に迫るドイツ軍の眼前で自沈していった。これにより、ナチスドイツの意図は阻止されたものの、ヴィシー政府軍はその海軍力をほぼ喪失することとなった。
--自沈した艦艇のいくつかは後にサルベージされている。Mogadorも1943年にイタリアによって引き揚げられたものの、修理されないまま1944年に連合軍爆撃機により沈められた。残骸は戦後の1949年に引き上げられ解体された。

*この艦娘についてのコメント [#comment]
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//#fold(過去ログ){{
//#ls
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#pcomment(./コメント1,reply,15)
----
''&size(16){[[&color(white,orange){提案意見掲示板};>提案意見掲示板]]からのお知らせ};''
-ドロップ祈願や海域攻略祈願のために、''[[wiki内神社]]というページが設置''されました!ぜひご利用ください。
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-&size(13){''&color(Red){建造成果の報告は[[建造レシピ]]内にあるコメント欄に、&br;ドロップ報告に関しては[[出撃ドロップ]]内にあるコメント欄にて行なっていただけると幸いです。};''};