「お願いです。私は滑らかに走れます!ただ坂道だけはガタガタと揺れてて停まってしまうんです…。」
日本語版タイトル | スムーズにはしる | ||
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英語版タイトル | A Smooth Ride | ||
脚本 | サイモン・ニコルソン | ||
放送日 | ・2006年9月3日(米国) ・2006年9月4日(英国) ・2007年5月11日(ドイツ) ・2008年3月4日(オーストラリア) ・2008年9月17日(日本) ・2010年1月16日(ハンガリー) | ||
日本話数 | 第238話 第4話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第236話 第2話(シーズン内) | ||
この話の主役 | サー・ハンデル | ||
シーズン | 第10シーズン | ||
登場キャラクターA | サー・ハンデル、ピーター・サム、トーマス | ||
登場キャラクターB | ダンカン、マイティマック | ||
登場キャラクターC | 無し | ||
登場人物A | ミスター・パーシバル、牧場主 | ||
登場人物B | パーシバル夫人、サー・ハンデルの整備員、ティールーム駅長 | ||
登場人物C | 乗換駅の作業員、子供達、ブリジット・ハット、眼鏡をかけた赤茶色の服の少年、黄色いスカートの女の子 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・乗換駅 ・カルディー・フェル山 ・レニアス高架橋 ・ティールーム駅 ・丘の農場 | ||
あらすじ | ・サー・ハンデルは、最も滑らかに走る機関車として有名だ。ある日、林檎の配達と羊の運搬を頼まれたが、坂道で問題が起きてしまう。滑らかに走れなくなってしまったサー・ハンデルは…。 | ||
メモ | ・サー・ハンデル、第4シーズンの『スチームローラー』以来の登場、久々に喋る*1。 ・また、サー・ハンデルの性格が当時とは正反対になり、一人称が「私」に変わる。 ・初めて、故障するサー・ハンデル。 ・サー・ハンデル、初めてトーマスと会話する*2。 ・パーシバル夫人初登場。 ・カルディー・フェル山の辺りで蒸気を出す装置らしき物が見える。 ・ダンカンとマイティマックは台詞無し。 ・スカーロイ鉄道の機関車の車体番号に触れられるのは今の所、3号機関車のみ。 ・また、サー・ハンデルとマイティマック、初めて重連をする。 | ||
台詞 | ・ナレーター「サー・ハンデルはソドー島で一番古い機関車の一つだ。彼のボディは濃い青色で車体の横には数字の『3』が描かれている。彼はまた、高山鉄道の中でも最も滑らかに走る機関車としても有名だった。サー・ハンデルは夏の間ずっと石切場に働いていたが、ミスター・パーシバルは、彼が高山鉄道に戻って来た事を喜んだ。」 ・ミスター・パーシバル「君に特別な仕事を用意してあるぞ、サー・ハンデル。林檎の配達を是非、君に頼みたいんだ。林檎の貨車は慎重に牽いてくれよ、でないと林檎に傷がついてしまうからね。」 ・サー・ハンデル「分かりました。」(初台詞) ・ナレーター「そう言うと、サー・ハンデル走り出した。サー・ハンデルは果樹園で貨車をつなぎ、そして慎重に走り始めた。」 ・ナレーター「湖の周りを走り、石橋を渡り、そして坂道を登り始めた。ここで問題が起きた。彼のピストンがポンポンと音を立てて弾け、ボイラーはボコボコと変な音がした。サー・ハンデルは進めなくてしまった。ピーター・サムが後ろからやって来た。彼は心配して言った。」 ・ピーター・サム「サー・ハンデル、如何して止まっちゃったんだい?」 ・サー・ハンデル「何処かが壊れてるみたいだ。」 ・ナレーター「サー・ハンデルは悲しげに言った。」 ・サー・ハンデル「坂を上る時はいつもこうなんだ。ガタガタと揺れ始めて、どうやって停まってしまうんだ。」 ・ナレーター「ピーター・サムは彼を可哀想に思った。」 ・サー・ハンデル「坂を登るのを手伝ってくれないかい?ピーター・サム。」 ・ピーター・サム「勿論いいとも!サー・ハンデル!」 ・ナレーター「彼はそう答えると、サー・ハンデルと林檎で一杯の貨車を押して坂の上まで登っていった。サー・ハンデルが駅に着くと、ミスター・パーシバルはとても喜んだ。」 ・ミスター・パーシバル「どの林檎も傷一つ付いてないじゃないか、素晴らしい!君は本当に滑らかに走る機関車だなぁ!」 ・ナレーター「サー・ハンデルはミスター・パーシバルに喜んで貰えたのが嬉しかったので、貰え途中で問題が有った事は何も話さなかった。」 ・ミスター・パーシバル「もう一つ特別な仕事を頼もう、サー・ハンデル、次は牧場から羊を移動してくれ。」 ・サー・ハンデル「分かり…ました。」 ・ナレーター「そう答えたが、不安だった。サー・ハンデルは牧場へやって来ると、牧場主が待っていた。」 ・牧場主「あー、慎重に頼むぞ。あーゆっくりでいい、滑らかに走らないと羊達が嫌がるからなぁ。」 ・サー・ハンデル「分かりました…。」 ・ナレーター「サー・ハンデルはそう答えて走り始めた。だか、すぐ坂道に差し掛かった。彼のピストンがポンポンと音を立て、そしてボイラーはボコボコと音を立てて踊り始めた。サー・ハンデルはまたも停まってしまった。今度はダンカンが後ろからやって来た。サー・ハンデルが事情を説明すると、ダンカンは喜んで手伝ってくれた。」 ・ナレーター「そのお陰で、サー・ハンデルは羊達を新しい牧草地に無事届ける事が出来た。サー・ハンデルが乗換駅に戻って来ると、ミスター・パーシバルと夫人が待っていた。ミスター・パーシバルはサー・ハンデルの仕事ぶりにとても満足していたので、内緒で特別の仕事を考えていたのだ。」 ・ミスター・パーシバル「今日は私の妻の誕生日なんだよ。そこでピクニックをするからカルディー・フェル山の頂上迄連れてってくれ。」 ・サー・ハンデル「分かりました。頑張ります!」 ・ナレーター「でも、彼は山迄の線路がとても急な坂だと言う事を知っていた。サー・ハンデルはとても心配になった。それでも、彼は山に向かって走り出した。線路は彼が想像していたよりもずっと、急だった。」 ・サー・ハンデル「絶対に行かなきゃ!絶対に頂上までたどり着かなきゃ!頂上まで!」 ・ナレーター「だが、やはり問題は起こってしまった。彼のピストンがポンポンと鳴りだし、彼方此方変な音がした。客車からバスケットが引っ繰り返り、そして乗っていたミスター・パーシバルと夫人はあっちへこっちへ大きく揺られた。サー・ハンデルは停まってしまった。ミスター・パーシバルは残念そうに言った。」 ・ミスター・パーシバル「サー・ハンデル…君はとてもいい機関車だ。だがもう滑らかに走れない、また石切場の仕事に戻ってしまうしか無い、ガタガタ揺れても大丈夫だからなぁ。」 ・サー・ハンデル「お願いです。私は滑らかに走れます!ただ、坂道だけはガタガタと揺れてて停まってしまうんです…。」 ・ナレーター「ミスター・パーシバルはそれを聞いて考えた。」 ・ミスター・パーシバル「そうだったのか…。」 ・サー・ハンデル「どうか、石切場に戻さないで下さい…!」 ・ナレーター「ミスター・パーシバルは電話を掛けた。彼はとても深刻そうだった。その後、サー・ハンデルはマイティマックに手伝って貰い、乗換駅まで戻った。サー・ハンデルはとても不安だった。きっと、ミスター・パーシバルに石切場へ送り返されてしまうだろう。」 ・ナレーター「サー・ハンデルが乗換駅に到着すると、そこにはトーマスがいた。」 ・トーマス「やあ!サー・ハンデル。」 ・ナレーター「トーマスが声を掛けた。」 ・ミスター・パーシバル「サー・ハンデル、君を修理する為に特別な技師を呼んだぞ!」 ・ナレーター「ミスター・パーシバルは笑顔で言った。」 ・ミスター・パーシバル「君は特別な機関車だからだ。特別な手当てが必要なんだ!」 ・ナレーター「サー・ハンデルの顔に笑顔が溢れた。こんなに嬉しかったのは生まれて初めてだった。サー・ハンデルは直ぐに修理され、今ではカルディー・フェル山を陽気に上っている。客車に乗っている子供達が大きな声を掛けて喜んだ。サー・ハンデルは何時もよりずっと滑らかに走った。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター/他:マイケル・ブランドン | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・サー・ハンデル:緒方文興 ・ピーター・サム:加藤木賢志 ・トーマス:比嘉久美子 ・ミスター・パーシバル:樫井笙人 ・牧場主:金光宣明 | ||
シリーズ前回 (英語) | あのこむぎこをおいかけろ! | シリーズ前回 (日本) | トーマスとたんじょうびのはいたつ |
シリーズ次回 (英語) | トーマスとジェットき | シリーズ次回 (日本) | あのこむぎこをおいかけろ! |
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