トップハム・ハット卿

Last-modified: 2024-11-09 (土) 12:34:12
※このページでは、原作絵本に登場する初代局長について説明しています。
きかんしゃトーマス』第1~第24シーズンに登場する局長についてはこちらのページを、『All Engines Go』シリーズに登場する局長についてはこちらのページをご覧下さい。

「やあ、げんきかい」
原作第8巻のトップハム・ハット卿

名前トップハム・ハット卿/サー・トッパム・ハット*1/ふとっちょの重役→ふとっちょの局長*2
英名Sir Topham Hatt/The Fat Director→The Fat Controller
性別
原作初登場巻第1巻『三だいの機関車』第3話「なさけないヘンリー」
原作初台詞「ヘンリー、ひっぱりだしてやるぞ」
説明ノース・ウェスタン鉄道の初代局長。あだ名の通り太った男性で、頭髪は第6巻から第9巻の帽子を脱いだシーンで後頭部まではげてるのが確認できる。
・14歳でスウィンドン工場に就職し、ウィリアム・アーサー・スタニア卿と交流を持つ。
・当初は『ふとっちょの重役』と呼ばれていたが、鉄道が国有化されて以降は『太っちょの局長』になる。
パーシーの名付け親であり、彼を見出してノース・ウェスタン鉄道に配属させた。
コーヒーポットの生みの親でもあり、ヴィカーズタウン橋の設計をしたのも彼。
・技師としての実力は高く評価されており、スカーロイがソドー島に来た際にのクレーンで宙吊りになった事を思い返し、「もしあの頃に太っちょの局長がいれば、あんな経験はしなくて済んだのに。」と語っている。
TV版の局長との関係は不明だが、若い頃に鉄道の技師としてソドー島にやって来たこと、コーヒーポット機関車を設計したこと、夫人の名前が「ジェーン」ということ、付き人がいることなどから、彼の設定がベースだと思われる*3*4
性格・仕事に厳しく、失敗を犯した機関車達には叱ったり罰を与えることもあるが、その反面優しい一面もある。
・力仕事は嫌いなようで、医者に止められていると言い訳して、乗客トンネルからヘンリーを引っ張りだしたり押し出したりするのを手伝わなかった。
年表・1880年、誕生。
・1894年、グレート・ウェスタン鉄道のスウィンドン工場に就職。
・1901年、ソドー島に来島。ティッドマスにあるA.W.ドライ社に入社。
・1905年から1908年の間に、コーヒーポットと呼ばれる4台の垂直ボイラー機関車を製造。
・1910年、ティッドマス・ナップフォード・アンド・エルスブリッジ軽便鉄道のエンジニアとなる。
・1912年、ティッドマス・ウェルスワース・アンド・サドリー鉄道のエンジニアとなる。
・1915年、ヴィカーズタウン橋を設計。
・1923年、ゼネラルマネージャーになる。
・1936年、鉄道の重役に就進。
・1948年、鉄道が国有化され局長に昇任。
・1954年、退職。息子のチャールズ・トップハム・ハット卿が後を引き継ぐ。
・1956年、死去。
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トップハム・ハット卿(AEG)
参照画像原作第6巻のトップハム・ハット卿の本名

*1 原作旧版のみ。
*2 原作旧版では太っちょの重役→太っちょの局長。
*3 なお、TV版での本名は「バートラム」となっている。唯一の違いは、胸に薔薇の飾りを身に着け、ベストの色が薄灰紫である。また、TV版には息子が登場しない。
*4 原作で付き人が登場したのは第7巻のみ。