フライング・スコッツマン

Last-modified: 2025-08-19 (火) 14:20:27

「ああ、そのとおりだ。いかにも有名って感じの名前だろ?」
原作第23巻のフライング・スコッツマン TV版第3シーズンのフライング・スコッツマン TV版第22シーズンのフライング・スコッツマン

名前フライング・スコッツマン
英名Flying Scotsman
性別
車体番号4472
1472→4472→502→103→60103*1
車軸配置4-6-2
製造年1923年2月24日
改造1947年1月4日
所属鉄道ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道イギリス国鉄→個人所有*2イギリス国立鉄道博物館*3
TV版:メインランドの鉄道
運用メインランドから長距離走行の急行列車の牽引。
分類蒸気機関車
テンダー機関車
原作初登場巻第23巻『機関車のぼうけん』第1話「ヘンリーと炭水車」
原作初台詞「ゴードン、きみもずいぶんかわったねえ」
TV版初登場シーズン第3シーズンたんすいしゃがほしい
※正式登場は長編第12作『映画 きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち
TV版最終登場シーズン第24シーズンA New Arrival
TV版初台詞「へぇ、そうかい?ここには有名な機関車なんていないと思ってた。おや、やぁゴードン。」
一人称僕(原作)
俺(TV版)
二人称
お前
説明・79台生産された『クラスA1/A3』の唯一の現存機であり、実在するテンダー機関車。
ゴードンの唯一生き残った兄弟*4*5
・名前の由来はロンドン-エディンバラ間を結ぶ急行列車『フライング・スコッツマン*6』から。
炭水車と貯水車の2両を連結した『ダブルテンダー』が特徴*7
・第3シーズンでは予算の都合上、ダブルテンダーだけの登場で『別の鉄道の機関車』として登場したが、長編第12作で正式に登場。ゴードンとの兄弟設定も生かされている。
・原作ではゴードンと同様の顔であり、CGアニメではと区別を付ける為、目が縦に大きく鼻の形が異なり、眉毛も太くなっている。
・原作で登場したダブルテンダーもそのままTV版に健在である*8が、LNERとイギリス国鉄仕様を掛け合わせたような実車では一度も見られない仕様となっている*9*10
性格・性格は義理人情に厚く世話好き、悩みを抱えた仲間にアドバイスをする事も。
・ゴードンとは違い、紳士的で穏やかな性格だが、少し気さくで鈍臭い一面も有る。
・無愛想だという事を自覚しているゴードンとは対照的に、やたらと愛想が良い*11
・競争好きな反面、『速さ』より『安全』を優先するタイプ。
原作での経歴第23巻兄弟達がスクラップにされているのを知って、憂鬱になっていたゴードンを励ますために、太っちょの局長が彼の持ち主に手配をし、ゴードンと再会するためイギリス本土からやってきた。
・ゴードンに励ましの声をかけ、ちゃんとした鉄道で元気に働いているを羨ましがった。
・2つの炭水車を持っていることでヘンリーから嫉妬されてしまう。
ドナルドと共に、199号7101号を抱介するヘンリーを出迎え、急行列車を引き継いだ。
ダグラスオリバーを連れて戻って来た後、皆に見送られて持ち主と共に本土に帰っていった*12
TV版での経歴・第3シーズンで初登場するも、炭水車のみの登場*13。『よその機関車』として扱われており*14、ゴードンとの兄弟設定も会話も無かった。
第22シーズンでCGシリーズの短編初登場となる。レベッカ対面して早々彼女を説教している。
第23シーズンではトーマス妄想内のみ登場。
第24シーズンではカメオ出演のみ*15
All Engines Go』シリーズでの経歴
第26シーズンで言及される。
長編作品での経歴・長編第12作で正式に登場、トーマスにグレート・レイルウェイ・ショーの事を教えた。
・参加種目は『グレート・レース』だったが、優勝は出来なかった。
長編第13作では、カメオ出演かつメインランドの蒸気機関車として登場し、ヒロと並走している。
長編第14作では、横から急に飛び出して来たエースと、急行客車と同時に魚の貨車を連結したゴードンに迷惑そうな顔をした。
その他の経歴・『世界・ふしぎ発見!』ではミステリーハンターの濱田岳氏とテレビの視聴者に自己紹介を行い、『長距離選手』を自称した。
モデルクラスA3蒸気機関車 4472『フライング・スコッツマン』(ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道
玩具トラックマスター(除煙板付き/スチームイラスト付き)
カプセルプラレール(除煙板付き/ハイライトあり/ライン/ライン)
木製レールシリーズ(除煙板無し/ウィンク顔)
アーテル*16(除煙板無し/テンダー1両)
アドベンチャーズ
バックマン(予定)
英米版CVルーファス・ジョーンズ長編第12作長編第14作-第22シーズン
日本語版CV三宅健太長編第12作長編第14作-第22シーズン
その他
小室正幸(『世界・ふしぎ発見!』)
参照画像・参照はフライング・スコッツマン/画像

*1 実機。
*2 アラン・ペグラー氏が1963年から1972年まで、ウィリアム・マカルパイン氏が1973年から1996年まで、トニー・マーチントン氏が1996年から2004年までそれぞれ所有していた。
*3 実機。
*4 原作絵本では弟、CGアニメでは兄という設定になっている。
*5 ゴードンはテスト車両であるプロトタイプで、彼は3号機。ちなみにマガジンストーリーではもう1台の生存が確認できる。
*6 空飛ぶスコットランド人』を意味する。
*7 イギリス国内での蒸気機関車の定期運行の廃止に伴って、給炭所や給水塔が撤去された為であると同時に、長距離運転時の水を確保する為。
*8 車輪の数は8つから6つに変更されている。
*9 イギリス国鉄所属時代に見られたライニング無しのバッファービームとランボード、ドイツ式除煙板、ダブルチムニー等を装備している。
*10 ボディの色もアップルグリーンから濃黄緑色に変更された。
*11 その為、TV版ではトーマスに対しては優しく接するが、兄弟であるゴードンに対してはからかうような発言をしている。
*12 その際、ドナルドとダグラスにスコットランドの民謡『オールド・ラング・サイン』を歌ってもらった。
*13 スタッフがダブルテンダーの特徴を理解していなかったためか、貯水車はなく両方とも炭水車であった。
*14 原作における彼とは別の機関車と取れる。
*15 ラテンアメリカ版では台詞がある。
*16 ゴードンの金型を流用。