フライング・スコッツマン

Last-modified: 2024-12-07 (土) 20:26:08

「ああ、そのとおりだ。いかにも有名って感じの名前だろ?」
原作第23巻のフライング・スコッツマン TV版第3シーズンのフライング・スコッツマン TV版第22シーズンのフライング・スコッツマン

名前フライング・スコッツマン
英名Flying Scotsman
性別
車体番号4472
1472→4472→502→103→60103*1
車軸配置4-6-2
製造年1923年2月24日
改造1947年1月4日
所属鉄道ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道イギリス国鉄→個人所有*2イギリス国立鉄道博物館*3
TV版:メインランドの鉄道
運用メインランドから長距離走行の急行列車の牽引。
分類蒸気機関車
テンダー機関車
原作初登場巻第23巻『機関車のぼうけん』第1話「ヘンリーと炭水車」
原作初台詞「ゴードン、きみもずいぶんかわったねえ」
TV版初登場シーズン第3シーズンたんすいしゃがほしい
※正式登場は長編第12作『映画 きかんしゃトーマス 走れ!世界のなかまたち
TV版最終登場シーズン第24シーズンA New Arrival
TV版初台詞「へぇ、そうかい?ここには有名な機関車なんていないと思ってた。おや、やあゴードン。」
一人称僕(原作)
俺(TV版)
二人称
お前
説明・79台生産された『クラスA1/A3蒸気機関車』の唯一の現存機である実在するテンダー機関車
ゴードンの唯一生き残った*4
・名前の由来はロンドン-エディンバラ間を結ぶ急行列車『フライング・スコッツマン*5から。
・炭水車が2つ付いているのは、イギリス国内での蒸気機関車の定期運行の廃止に伴って給水塔給炭所が撤去された為であると同時に、長距離運転時の水を確保する為。
第3シーズンは予算の都合上ダブルテンダーだけの登場で、他所の機関車と説明されている為、ゴードンとの会話は無かったが、長編第12作で正式に登場し*6ゴードンとの兄弟設定が見事に生かされた。
・原作で登場したダブルテンダーもそのままTV版に生かされている*7が、イギリス国鉄所属時代に見られたライニング無しのバッファービームとランボード、ドイツ式除煙板、ダブルチムニー等を装備しており、LNER仕様とイギリス国鉄仕様を掛け合わせたような実車では一度も見られない仕様となっている。
・原作ではゴードンと同様の顔だったが、CGアニメではゴードンと区別を付ける為、目が縦に大きく、鼻の形が異なり、眉毛も太くなっている。
性格・性格は義理人情に厚く世話好き、悩みを抱えた仲間にアドバイスをする事も。
ゴードンとは違い、紳士的で穏やかな性格だが、少し気さくで鈍臭い一面も有る。
・競争好きな反面、『速さ』より『安全』を優先するタイプ。
・無愛想だという事を自覚しているゴードンとは対照的にやたらと愛想が良い。
・TV版ではトーマスに対しては優しく接するが、兄弟であるはずのゴードンに対してはからかうような発言をしている*8
原作での経歴第23巻兄弟達がスクラップにされているのを知って憂鬱になっていたゴードンを励ますために太っちょの局長彼の持ち主に手配をし、ゴードンと再会する為にイギリス本土からやってきた。
ゴードンに励ましの声をかけ、ちゃんとした鉄道で元気に働いているゴードンを羨ましがった。
・2つの炭水車を持っていることでヘンリーから嫉妬されてしまうが、その後でダックに騙され、汚い6つの炭水車を牽くヘンリーを見てほくそ笑んだ。
ドナルドと共に、199号7101号を抱介するヘンリーを出迎え、7101号の急行列車を引き継いだ。
ダグラスオリバーを連れて本土からソドー島に戻った後、皆に見送られて彼の持ち主と共に本土に戻っていった。
・その際、ドナルドダグラス「オールド・ラング・サイン」を歌ってもらった。
TV版での経歴第3シーズンで初登場するも、炭水車のみの登場で、「別の鉄道の機関車」として扱われており、ゴードンとの兄弟設定は無い。原作におけるフライング・スコッツマンとは別の機関車と取れる。また当時は、スタッフがダブルテンダーの特徴を理解出来ていなかったのか、炭水車と貯水車ではなく、両方とも炭水車であった。
第22シーズンCGシリーズの短編初登場となる。対面して早々にレベッカを説教している。
第23シーズンではトーマス妄想内のみ登場。
第24シーズンではカメオ出演のみ*9
All Engines Go』シリーズでの経歴
第26シーズンで言及される。
長編作品での経歴長編第12作で正式に登場、トーマスグレート・レイルウェイ・ショーの事を教えた。
グレート・レイルウェイ・ショーの参加種目は「グレート・レース」。然し、優勝は出来なかった。
長編第13作ではカメオ出演で、ヒロと並走しているシーンが存在する*10
長編第14作では横から急に飛び出して来たエースに迷惑そうにしていた。そして、魚の無蓋貨車を連結した状態で急行列車を牽引してヴィカーズタウン駅に到着したゴードンに迷惑そうな顔をした。
その他の経歴・『世界・ふしぎ発見!』ではミステリーハンターの濱田岳氏とテレビの視聴者に自己紹介を行い、「長距離選手」を自称した。
モデルクラスA3蒸気機関車 4472『フライング・スコッツマン』(ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道
玩具トラックマスター(除煙板付き/スチームイラスト付き)
カプセルプラレール(除煙板付き/ハイライトあり/ライン/ライン)
木製レールシリーズ(除煙板無し/ウィンク顔)
アーテル*11(除煙板なし/テンダー1両)
アドベンチャーズ
英米版CVルーファス・ジョーンズ長編第12作長編第14作-第22シーズン
日本語版CV三宅健太長編第12作長編第14作-第22シーズン
その他
小室正幸(『世界・ふしぎ発見!』)
参照画像・参照はフライング・スコッツマン/画像

*1 実機。
*2 アラン・ペグラー氏が1963年から1972年まで、ウィリアム・マカルパイン氏が1973年から1996年まで、トニー・マーチントン氏が1996年から2004年までそれぞれ所有していた。
*3 実機。
*4 ゴードンはテスト車両であるプロトタイプで、スコッツマンは3号機。しかし、CGアニメではゴードンの兄という設定になっている。
*5 空飛ぶスコットランド人』を意味する。
*6 ボディの色はアップルグリーンから濃黄緑色に変更された。
*7 ただし、テンダーの車輪の数は8つから6つに変更されている。
*8 特にゴードンと久々に話す時のシーン。
*9 ラテンアメリカ版では台詞がある。
*10 但し、メインランドの蒸気機関車として登場。
*11 ゴードンの金型を流用。