ブルドッグ

Last-modified: 2023-04-21 (金) 11:19:06

「あんたのデュークは正にヒーローだよ!ブルドッグの様にびくともしないで、大事故を防いでくれた!」
ブルドッグ

日本語版タイトルブルドッグ
英語版タイトルBulldog
脚本ウィルバート・オードリー
対応原作第25巻『きえた機関車』第2話「デュークとフォールコン/デュークとファルコン」
放送日・1994年7月19日(英国)
・1996年4月24日(オーストラリア)
・1996年11月11日(米国)
・1998年1月16日(ドイツ)
・2009年7月25日(ハンガリー)
日本話数第89話
第11話(シーズン内)
英国話数第81話
第3話(シーズン内)
この話の主役デュークファルコン
シーズン第4シーズン
機関車紹介トーマスパーシーゴードンヘンリージェームストビーデュークピーター・サム(スチュアート)サー・ハンデル(ファルコン)
登場キャラクターAトーマスヘンリーゴードンジェームスパーシートビーデュークファルコン
(原作のみ:スカーロイダンカン
登場キャラクターBスチュアートスカーロイ鉄道の青い客車スカーロイ鉄道の赤い客車
登場キャラクターCダンカン
登場キャラクターD無し
(原作の言及のみ:ダック
登場人物Aミッド・ソドー鉄道の支配人デュークの機関助手茶色い帽子と灰色のトレンチコートの男性
登場人物Bデュークの機関士黒髭の男性スティーブン・ハットキンドリー夫人
登場人物Cトーマスの機関士パーシーの機関士ゴードンの機関士ゴードンの機関助手アールズデール駅長ファルコンの機関士ファルコンの機関助手スチュアートの機関士トロッターさんジェームスの機関士ジェームスの機関助手アールズデール機関庫の作業員ミッド・ソドー鉄道の乗客
登場人物D無し
あらすじ機関士を待っているパーシーに、トーマスデュークの話をします。ある日、トンネルから出てきたファルコンは脱線して、崖から落ちそうになり…。
登場スポットティッドマス機関庫
アールズデール機関庫
アールズデール駅
マウンテン・ロード
マウンテン・ロードのトンネル
スカーロイ鉄道の作業員の家
レニアス高架橋
スカーロイ駅
メモトーマスデュークの話を語るのはこの話で最終となる。
ジェームス第2シーズンパーシーとしんごう』以来パーシーをお前呼ばわりする。
スチュアートは今回は台詞無し。
ダンカンが初登場前にカメオ出演している。
ファルコンデュークに救助されるシーンで、ファルコンの線路にポイントレールが敷かれている*1
レニアス高架橋を渡るファルコンデュークに、スタッフ2人が映っているメイキング画像が存在する。
台詞ナレーター「ある朝、パーシーはイライラしていた。ボディを塗り替えたばかりで、皆に見せたくてウズウズしていたのだ。仲間はまどろんでいたが、パーシーは違う。」
パーシー機関士はまだかな?何をしてるんだ?」
ゴードン「ベッドで眠ってるのさ!」
パーシー「遅刻しちゃうじゃないか!客車は待ち惚けを食うし、お客さんも怒っちゃうよ!」
ヘンリー「ふん、馬鹿馬鹿しい!」
ジェームス「まだ早いよ!お前はボディを見せびらかしたいだけだろう?」
パーシー「違うよ!」
トーマス「心配するなって、直に出発の時間になるさ。でも気を付けないと危ない目に遭うぞ。頼りになるデュークはここにいないんだから。」
トビー「デュ、デュ、デュークって僕らのヒーローの事かい?」
ナレーター機関庫にはデュークの肖像画がかかっている。」
トーマス「そう!そのデュークだよ。機関士からこんな話を聞いた事がある。まあ聞けよ。」
ナレータートーマスは語り始めた。昔ピーター・サムがスチュアート、サー・ハンデルがファルコンと呼ばれていた頃、デューク古い鉄道で働いていた。その頃、ファルコンはまだ未熟だった。ある日、支配人がやって来た。」
ミッド・ソドー鉄道の支配人ファルコン、中々頑張ってるな。だがそろそろ難しい場所を走る訓練をしないと…マウンテン・ロードと言う所だが。」(初台詞)
ファルコン「はい、お願いします!」
ミッド・ソドー鉄道の支配人「では明日、ペンキを塗り替えたら早速練習を始めたまえ。デュークが色々教えてくれるだろう。」
ファルコンデュークと一緒かぁ…。またガミガミうるさいだろうなぁ…。」
ナレーター「次の日が来た。」
デューク「いいか?マウンテン・ロードは厄介な場所だ。わしが先頭に立とう。」
ファルコン「いいよ!僕が先頭に立つよ!アンタが前をノタノタ走ったら先が見えなくて道が覚えられないよ!」
デューク「まあ好きにしろ。だがよそ見はするなよ?レールから目を離すな。」
ナレーター「やがて、2台は出発した。」
デューク「しっかりレールを見てろ。他所見するなよ。」
ファルコン「もう!ガミガミうるさいな!ガミガミ!ガミガミ!ガミガミ爺さん!」
ナレーター「機関車のスピードがどんどん落ちてきた。」
ファルコン「早く早く!ぐずぐずしないでよ~!!」
デューク「いいから落ち着け。慌てるんじゃない!」
ナレーター「直にトンネルに差しかかった。ファルコンはトンネルが嫌いだ。カーブしていてよく見えない。」
ファルコン「やだな~こんな所、早く出たいよ~!」
ナレーター「やっとトンネルを抜け、ホッとしたその瞬間…!ファルコンは脱線し、命からがら崖っぷちからぶら下がっていた。デュークは力を振り絞って踏み留まっている。」
デュークファルコン!体を揺すると落っこちてしまうぞ!」
ナレーター機関士助手が2台を助けようと素早く仕事に取りかかった。ところがまたトラブルだ。」
デュークの機関助手「水だ!水が無い!デュークに早く水をやれ!」(最初で最後の台詞)
ナレーター「幸い、近くに作業員の家があった。次から次へと水の入ったバケツや鍋が手渡され、デュークの喉を潤して行く。デュークはどんどん力を蓄えていった。皆の協力のおかげでついにデュークファルコンを線路に引っ張り上げる事が出来た。」
・(BGMと汽笛)
ナレーター「そしては再び出発した。山頂の駅支配人が待っていた。彼は乗客に事故の事を詫びた。」
茶色い帽子と灰色のトレンチコートの男性あんたデュークは正にヒーローだよ!ブルドッグの様にびくともしないで、大事故を防いでくれた!」
ナレーター「感謝の気持ちはファルコンも同じだ。」
ファルコン「ありがとうデューク。生意気な僕をよく助けてくれたね。」
デューク「まぁな、お前さんはペンキを塗り替えたばかりだ。山を転げ落ちて、泥だらけになったら可哀相じゃないか。」
原作との相違点・原作ではスカーロイ鉄道が舞台となっている為、デュークに関する昔話*2を語り始めるのはサー・ハンデルだが、TV版では冒頭のシーンがノース・ウェスタン鉄道ティッドマス機関庫)の為、トーマスデュークの昔話を語り始めている。
英国版CVナレーターマイケル・アンジェリス
米国版CVナレータージョージ・カーリン
日本語版CVナレーター森本レオ
トーマス戸田恵子
ヘンリー堀川りょう
ゴードン内海賢二
ジェームス森功至
パーシー中島千里
トビー川津泰彦
デューク佐藤正治
ファルコン龍田直樹
ミッド・ソドー鉄道の支配人麻生智久
デュークの機関助手高戸靖広
茶色い帽子と灰色のトレンチコートの男性田中亮一
シリーズ前回ねむりひめをさがせ
シリーズ次回かちめなし
原作前回おじいちゃんポッポ
原作次回デュークとスチュアート

*1 恐らくこのレールでファルコンを脱線させたと思われる。
*2 また、第20巻第4話の出来事も言及されている。