「そうだ!!こうなったら、幸運な貨車が無くても、何とかして行かなくちゃ!!」
日本語版タイトル | ヘンリーのこううんなかしゃ | ||
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英語版タイトル | Henry's Lucky Day | ||
脚本 | ポール・ラーソン | ||
放送日 | ・2007年9月6日(英国) ・2007年9月30日(米国) ・2008年4月8日(ドイツ) ・2009年7月8日(日本) ・2009年5月29日(ハンガリー) ・2011年9月22日(オーストラリア) | ||
日本話数 | 第276話 第14話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第270話 第8話(シーズン内) | ||
この話の主役 | ヘンリー | ||
シーズン | 第11シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ヘンリー、ジェームス、モリー、ロッキー | ||
登場キャラクターB | なし | ||
登場キャラクターC | ゴードン、パーシー、エミリー | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、子供達 | ||
登場人物B | エドワードの機関士、エドワードの機関助手 | ||
登場人物C | トップハム・ハット卿の付き人、アリス、有名な小説家、ロッキーの操縦士、ウェルズワーズ駅長、ソドー・エアポート駅の作業員、メイスウェイト駅長、メイスウェイト駅の作業員 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス機関庫の転車台 ・ゴードンの丘 ・ソドー空港 ・ソドー・エアポート駅 ・ウェルズワーズ駅 ・メイスウェイト駅 | ||
あらすじ | ・雪の積もった線路はとても滑り易く、時間通りに配達が出来たのはヘンリーだけだった。ヘンリーは今日運んでいた貨車が幸運な貨車だと思い、毎日その貨車で仕事をしようと思っていた。しかし、次の日作業場に行くと既にエドワードが持っていってしまっていた。ヘンリーはトップハム・ハット卿に仕事を頼まれたが、エドワードから幸運な貨車を取り戻そうと…。 | ||
メモ | ・第3シーズン『トビーのつなわたり』のパーシーと同様、怒り顔の割に仲間に対する口調が穏やかなジェームス。 ・この話のエドワードは『トーマスとヨット』、ジェームスは『サー・ハンデルはせきにんしゃ』、ゴードンとパーシーとエミリーは『トーマスのあこがれ』に続いて終始笑わなかった。 ・パーシーとエドワードに続いて、鉄パイプを撒き散らすジェームス。 ・パーシーの雪かきの形が変わった。 ・モリー、初めてロッキーを牽引する。 ・ロッキーは長編第4作、短編では第13シーズン『ゆきのひのできごと』まで、モリーはこの話以降、台詞なし。 ・エドワード、第9シーズン『ジェームスについていく』以来久々に雪かきを付けて除雪作業に勤しむ。 ・余談だが、今シーズンでは冬の話が2話しか無い。 ・ブレーキ車に続いて幸運な貨車を壊すヘンリー*1。 ・冬のエピソードだが、日本では夏に、英米豪では秋に放送された。 ・この話のロッキーは『トーマスととうだいのあかり』、ゴードンは『トーマスとしょうせつか』、モリーは『エミリーとゴミあつめ』に続いて終始走行していない回でもある。 | ||
台詞 | ・ナレーター「冬休みの季節になり、ソドー島は深い雪に覆われている。雪の積もった線路はとても滑りやすい。機関車達はあまりの寒さに震えていた。だが、ヘンリーだけは嬉しそうに走っていた。そこはまだ雪に覆われて居なかったのだ。」 ・トーマス「ヘンリー、今日、時間通りに配達出来たのは君だけだよ!きっと幸運な貨車のお陰だね。」 ・ナレーター「ヘンリーは他の機関車達がまだ戻って居ない事に気が付いた。」 ・ヘンリー「そうだね。あれは確かに幸運な貨車のかも知れないな。」 ・ナレーター「其の夜、皆が眠りにつく中、ヘンリーは幸運な貨車の事を考えて、ニコニコしていた。」 ・ヘンリー「これで、僕は何時も時間通りだ!つまり、僕は本当に役に立つ機関車だって事さ!」 ・ナレーター「次の朝、幸運な貨車は無くなっている。」 ・ヘンリー「大変だ!!どこにも無い!!誰が僕の貨車を持って行ったんだ!?」 ・トーマス「エドワードだよ。石炭を村に運ばなきゃいけないって。」 ・ナレーター「其処にトップハム・ハット卿はやって来た。」 ・トップハム・ハット卿「ヘンリー、大切な仕事を頼みたい。子供達に配るプレゼントが空港に到着した。君はそれを取りに行って、子供達、みーんなに配ってくれ。」 ・ナレーター「ヘンリーは空港に向かった。でも、直ぐに問題が起きた。ゴードンの丘が雪で滑りやすくなっていたのだ。ヘンリーが丘を登ろうとする度にスリップして、元の位置に滑り落ちてしまう。」 ・ヘンリー「幸運な貨車を早く取り戻さなくちゃ!あの貨車が無いと、配達が出来ないよ!絶対にエドワードを見付けるんだ!」 ・ナレーター「その時、突然、雪崩が起きて、線路が塞がれてしまった。」 ・ヘンリー「困ったぞぉ、幸運な貨車が有ったら、こんな事にはならないのにぃ。」 ・ナレーター「ヘンリーは元の線路を進んだ。すると、今度はパイプが線路を塞いでいた。」 ・モリー「あら、貴方はプレゼントを取りに行ったんじゃなかったの?」(最後の台詞) ・ジェームス「君は、空港に居るんだと、ばかり思ったよ。」 ・ヘンリー「エドワードが、僕の幸運な貨車を持って行ったんだ!エドワードを捜さないと!!」 ・ロッキー「直ぐに取れる様にするから、心配するな!!」 ・ナレーター「ロッキーがパイプを片付けている間、ヘンリーはとても悲しい気持ちだった。漸く、彼はエドワードと幸運な貨車を捜す旅に走り出した。」 ・(BGM) ・ナレーター「しかし、ヘンリーは又もや足止めをされてしまった。」 ・トーマス「御免!!線路の雪かきに、一寸時間が掛かってるんだ!!」 ・ヘンリー「君の所為じゃないよ。でも、早くエドワードと幸運な貨車を捜さないと駄目なんだ。」 ・ナレーター「ヘンリーは悲しそうに其の場を立ち去った。ヘンリーは、エドワードを見付ける事が出来なかった。」 ・ヘンリー「幸運な貨車とは、もう会えないのかも知れないなぁ。」 ・ナレーター「しかし、森に入ると、其処にはエドワードと幸運な貨車が居た。」 ・ヘンリー「見つけたぞぉ!!」 ・ナレーター「ヘンリーが興奮して叫んだが、スピードを出し過ぎて、凍った線路の上を滑り出してしまった。」 ・(BGM) ・ナレーター「其の儘彼は、幸運な貨車に衝突してしまった。」 ・ヘンリー「しまった!!どうしよう!?幸運な貨車を壊しちゃった!!」 ・ナレーター「ヘンリーは雪の上で悲しくなった。」 ・ヘンリー「幸運な貨車が無いと、何処にも行けない。」 ・エドワード「でも、壊れちゃったよ。其れに君がプレゼントを取りに行かないと、子供達はプレゼントを貰えなくなっちゃう。」 ・ナレーター「ヘンリーは子供達が悲しむだろうと思った。」 ・ヘンリー「そうだ!!こうなったら、幸運な貨車が無くても、何とかして行かなくちゃ!!」 ・ナレーター「ヘンリーは空港に向かって走り出した。雪は随分減っていた。ヘンリーは子供達の事だけを考え、もう幸運な貨車の事は頭に無かった。ヘンリーはゴードンの丘を登った。線路はまだ滑り易く、車輪が空回りし始めたが、ヘンリーは一生懸命走り続けた。少しずつ進み、等々、丘の上を越えた。直ぐにヘンリーは空港に到着した。早速、プレゼントを受け取る。」 ・(BGM) ・ナレーター「そして、それを子供達に届ける為、島を横断して走った。もう、ヘンリーは幸運な貨車の事を考えなくなっていた。プレゼントを時間通りに子供達に届ける事が大事だった。子供達が駅で彼を待っていた。」 ・子供達「ありがとう、ヘンリー!嬉しいよヘンリー!」 ・ナレーター「ヘンリーは、誇らしい気持ちになった。更に、彼は線路を進んで行く。」 ・ヘンリー「後、1ヶ所で御終いだ。」 ・ナレーター「幸運な貨車が有っても無くても、子供達をガッカリさせてはいけないと彼は思った。」 ・ヘンリー「やったぁ!!これでプレゼントは全部届けたぞぉ!!幸運な貨車が無くても平気だった!あれはそんなに幸運じゃなかったのかもな。」 ・ナレーター「ヘンリーは子供達の笑顔を見て、幸運な貨車が無くても自分は1番幸せな機関車だと思った。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・エドワード:佐々木望 ・ヘンリー:金丸淳一 ・ジェームス:江原正士 ・モリー:根本圭子 ・ロッキー:河本邦弘 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・子供達:伊東久美子 | ||
シリーズ前回 (英語) | トーマスとうちゅうせん | シリーズ前回 (日本) | トーマスとてじな |
シリーズ次回 (英語) | トーマスととうだいのあかり | シリーズ次回 (日本) | なまいきなビリー |
参照画像 | ・参照はヘンリーのこううんなかしゃ/画像? |