おおきなふうせん

Last-modified: 2019-02-06 (水) 21:39:47

「凄い風船だなぁ!!」
おおきなふうせん

日本版タイトルおおきなふうせん
英語版タイトルUp, Up and Away!
脚本シャロン・ミラー
放送日・2011年3月10日(英国)
・2011年5月5日(米国)
・2011年11月16日(ドイツ)
・2011年11月28日(オーストラリア)
・2012年3月23日(ハンガリー)
・2012年6月2日(ノルウェー)
・2012年7月29日(日本)
・2016年4月7日(韓国:KBS版)
話数360
この話の主役トーマスパーシー
登場キャラクターAトーマスゴードンパーシー
登場キャラクターBなし
登場キャラクターCエドワードヘンリージェームスエミリークランキー
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿ハット卿夫人トップハム・ハット卿のお母さんバブルスさん
登場人物Bパーシーの機関士ブレンダム港の作業員父親
登場人物Cソドーブラスバンドミスター・パーシバル作業員水色の服とベージュのスカートの女性子供達学校の子供達
登場人物D無し
登場スポットティッドマス機関庫
ブレンダム港
ソドー運送会社
カーク・ローナン分岐点
風の鳴く森
囁きの森広場
あらすじトーマスパーシーバブルスさんがショーで使う風船を運ぶ事になった。
パーシーはどこを通るか提案するが、トーマスの考えが間違っていると思ったにも関わらず言い出せなくて・・・。
メモ・喋るトップハム・ハット卿の後ろで風船の真似をするバブルスさん
風船を膨らます事に疲れるバブルスさん*1
パーシーの機関士は今回は台詞無し*2
・この話よりハット卿夫人の声は吉岡さくらさんが担当する。
バブルスさん、日本語版では第21シーズンミリーをさがせ!』まで台詞無し*3
・タイトルに「おおきな~」が入るのは2回目となる。
台詞ナレーター「[トーマスパーシーは親友だ。彼等はいつもお互いに汽笛を鳴らし蒸気を噴き上げ元気に走っている。本当に仲良しだ。或る朝トーマスティッドマス機関庫にやってきた。彼はとてもワクワクしてた。」
トーマスバブルスさんソドー島で風船ショーをやるんだって!見た事無い位大きな風船を作るんだ!」
パーシー「大きな風船だなんてワクワクしちゃうね!」
ナレータートーマスは親友が喜ぶの見て嬉しかった。」
トーマス「急いで行こうよパーシーバブルスさんに会えるかも知れないもん!」
パーシー「うん!」
ナレータートーマスパーシーブレンダムの港に向かった。」
トーマスパーシー「うわぁ~!!」
ナレーター「港には今まで見た事無い位、大きな風船が有った。」
トーマスパーシー「凄い風船だなぁ~!!」
ナレーター「其れを聞いてトップハム・ハット卿は微笑んだ。」
トップハム・ハット卿トーマスパーシー、この大きな風船をショーの会場まで運んでくれたまえ。お茶の時間に間に合うようになぁ。気を付けて走るんだぞ。」
ナレータートーマスパーシーは嬉しくてたまらなかった。」
トーマスパーシー「分かりました!!」
トップハム・ハット卿「私は此れからゴードンに乗って妻と母を向かいに行って来るから。皆揃って風船ショーの会場に向かう予定だ。」
トーマス「これって物凄く特別な荷物だよ!」
パーシー「今まで一番特別な荷物だ!」
ナレーター「こうして、トーマスパーシーは風船の貨車を連結した。ワクワクし過ぎてパーシーのボディは震えていた。」
トーマス「森の線路を通る事にしよう。静かで安全だからね。」
ナレーター「でも、パーシーは心配だった。」
パーシー「森の線路だと枝に当たって風船が割れちゃうかも。海岸沿いの線路を通ろう平らで早く走れるもん。」
ナレーター「海岸沿いの線路は風が強いのでトーマスは心配だった。パーシーをガッカリさせたくなかった。」
トーマス「そうだねェパーシー、海岸沿いの線路を走ろう。」
ナレータートーマスパーシーは元気良く大きな風船を運び始めた。海岸沿いの線路は思った通り速く走れる。パーシーは満足していたが、トーマスは不安だった。」
トーマス「風がだんだん強くなってきたぞ。」
ナレータートーマスの言うとおり風が激しく吹き始め風船が飛ばされてしまった。」
トーマス「あぁ~大変だ!」
パーシー「困ったなぁ如何しよう!」
トーマス「急いであの風船を追いかけなくちゃ!早く捕まえよう!」
パーシー「駄目だよトーマス、此処でずっと待ってた方がいい。風船はきっと戻って来るから。」
ナレータートーマスはその考えに反対だったがパーシーをガッカリさせたくなかった。」
トーマス「そうだねェパーシー。」
ナレータートーマスパーシーはジッと風船を待つことにした。其処へゴードンが通り掛かった。彼はトップハム・ハット卿を迎えに行く所だった。」
ゴードン「御前達何をやっているんだ?」
トーマス「風船が風に吹き飛ばされて…」
パーシー「戻って来るのを待っているんだよ。」
ゴードン「う~ん…、風船は御前達の所には戻って来ないぞ。遠くに行っちまうに決まってる。」
ナレーター「確かにゴードンの言う通りだ。パーシーはションボリしてしまった。トーマスパーシーを元気づけたがった。」
トーマス「心配無いよパーシー。一緒に港に戻ろう。バブルスさんがきっと新しい風船を作ってくれるはずだ!」
パーシー「うん!」
ナレーターバブルスさんはもう一つ大きな風船を作ってくれた。」
バブルスさん「ふぅ~…!ふぅ~…!」
トーマス「有り難うバブルスさん!さあ出発しようパーシー!」
トーマスパーシー「(笑い声)」
ナレータートーマスパーシーは笑いながら線路を進んだ。その時トンネルに差し掛かった。」
トーマス「此れは大変だ!此れじゃあトンネルが小さくて風船が通れないよ。」
パーシー「本当に!?如何しよう!?」
トーマス「他のトンネルを通りに行かなきゃ…。」
パーシー「大丈夫だよ。これぐらいなら風船も割れずに絶対通れるって!」
ナレータートーマスにはそう思わなかった。でも親友のパーシーをガッカリさせたくなかった。」
トーマス「分かったよパーシー、行こう。」
ナレーター「処が心配していた事が起ってしまった。風船がトンネルに引っかかったのだ。丁度其処へゴードンが走って来た。客車にはトップハム・ハット卿が乗っていた。風船のせいでゴードンは其処から進めなかった。」(汽笛)
ゴードン「今度は一体何をしているんだ!?」
トーマス「僕達どうにかして…!」
パーシー「この風船をトンネルに通そうしているんだ!」
ゴードン「ムゥ~!あぁ…ハァー風船が割れちゃうぞ!」
パーシー「ぬぅ~…!ハッ!」
ナレーター「其れを聞いてパーシーはションボリした。トーマスパーシーを元気づけたがった。」
トーマス「心配無いよ!取り敢えずに戻ろう。バブルスさんがまた新しい風船を作ってくれる!」
バブルスさん「ふぅ~…!ふぅ~…!ふぅ~…!ふぅ~…!」
トーマス「有り難うバブルスさん!其れじゃあ行こうかパーシー。風船ショーに出発だ!」
ナレータートーマスパーシーは、既に予定より遅れていた。彼等は風の様に早く線路を走って行く。大きな風船がゆらゆらと揺れていた。その時、ゴードンが凄い勢いで近づいてきた。」
ゴードン「どいた!退いた!急行列車のお通りだぁ~!!」
ナレータートーマスパーシーは急ブレーキを掛けた。」
トーマス「吃驚した!」
ナレーター「大きな風船は貨車から外れてしまった。そして空高く舞い上がり、空気の抜ける音を出しながら、あっちこっちグルグル飛び回った。そしてどんどん小さくなって萎んでしまった。」・トップハム・ハット卿「私の帽子が!」
ハット卿夫人「私の帽子が!」
トップハム・ハット卿のお母さん「私の帽子が!」
トップハム・ハット卿「ムゥ~…!トーマス!一体何をやっているのだ!?」
ナレータートーマスはその出来事に慌ててしまい、パーシーはションボリとした。」
トーマス「ちゃんと運ばなきゃいけなかったのに…。失敗しちゃった…。もっといい運び方を知っていたのに言わないで黙っていた…!だからこんな事になっちゃったんだなぁ…。」
パーシー「如何して言わなかったの…?」
トーマス「あぁ…、君をガッカリさせたくなかったんだ。」
パーシー「そんなの気にしなくていいよ。君は僕の親友だもん!」
トーマス「良かった!嬉しいよ!」
パーシー「又、風船を貰いに港に行く?」
トーマス「待ってパーシー、まず機関士さんに皆の帽子を拾って貰おう。次はトンネルの風船だ。力一杯押して割っちゃおう!最後にバブルスさんと新しい風船を乗せて行こう!今度は森の線路を慎重に走って会場に向かおう!」
トーマスパーシー「出発進行!!」
ナレーター「森の線路は風も無く安全だった。」
パーシー「君の言う通りだったねェ!」
トーマス「有り難うパーシー!」
ナレータートーマスパーシーは笑顔で走り続けた。漸く風船ショーの会場に到着した。その時だ!空の遥か高く~最初に飛んで行った大きな風船が舞い降りてきた。」
トーマス「ホラ見てよゴードン!風船が僕達の所に戻って来たよ!」
ナレーター「此れにはゴードンも吃驚した。でも、すぐに風船を歓迎する汽笛を鳴り響かせた。」
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
トーマスベン・スモール
ゴードン/パーシー/トップハム・ハット卿/トップハム・ハット卿のお母さん/バブルスさんキース・ウィッカム
ハット卿夫人テレサ・ギャラガー
米国CVナレーター/バブルスさんマイケル・ブランドン
トーマス/パーシーマーティン・シャーマン
ゴードン/トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
ハット卿夫人ジュール・デ・ヨング
トップハム・ハット卿のお母さんキース・ウィッカム
日本CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
ゴードン三宅健太
パーシー神代知衣
トップハム・ハット卿納谷六朗
ハット卿夫人吉岡さくら
トップハム・ハット卿のお母さん根本圭子
バブルスさん金光宣明
シリーズ前回(英語)ヒロのホームシックシリーズ前回(日本)レスキューきかんしゃジェームス
シリーズ次回ヘンリーのとくべつなせきたん

*1 1日に3回も。
*2 呼吸の荒いバブルスさんを心配する仕草のみ。
*3 英国版では現時点でこの話以降台詞無し。