とまらないウィンストン

Last-modified: 2019-02-07 (木) 20:41:04

とまらないウィンストン

日本版タイトルとまらないウィンストン
英語版タイトルWayward Winston
脚本リー・プレスマン?
放送日・2013年6月5日(英国)
・2013年10月9日(米国)
・2013年10月16日(オーストラリア)
・2013年10月21日(ニュージーランド)
・2013年10月27日(日本)
・2014年3月21日(ハンガリー)
・2014年11月12日(ドイツ)
・2016年8月17日(韓国)
この話の主役ウィンストン
話数396
登場キャラクターAトーマスヘンリーゴードンパーシーエミリーパクストンウィンストンバーティー
登場キャラクターBなし
登場キャラクターCジェームスアニークララベル
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物B線路工事の作業員薄紫色のコートの信号手
登場人物Cハット卿夫人スティーブン・ハットブリジット・ハットバーティーの運転手
登場スポットケルスソープ駅
ティッドマス操車場
ウルフステッド城(言及のみ)
あらすじトップハム・ハット卿の下手な運転にウンザリしたウィンストンは、ブレーキを閉め忘れたのを良い事に自走してしまい・・・。
メモウィンストン、初主役回。
スティーブン・ハットの衣装が第2シーズン以前の衣装に戻った。
ケルスソープ駅第10シーズントーマスとかぜ』以来久々の登場。
・仲間がウィンストンを揶揄ったのにを説教しないトップハム・ハット卿
バーティー、待つよう言われてどれぐらい経ってから再走行したのか不明。
・この話のパクストンは終始笑っていない。
トーマスゴードンパーシービルベンエドワードジェームスピーター・サムウィフ続いてウィンストンをボロクソに言うヘンリー
エドワードジェームスヘンリーパーシートーマストビーモリーウィフスクラフ続いてウィンストンをボロクソに言うゴードン
あの時のパーシージェームストーマス続いて無人走行するウィンストン*1
ウィンストン、初めてトップハム・ハット卿から説教を受ける*2
台詞ナレーターソドー島では皆線路を安全な状態にしておく事がとても大事だとよく分かっていた。でも線路は時々痛む事がある。レールが曲がって凸凹になってしまうのだ。」
ヘンリー「うわぁ!これは酷いぞ!こんな凸凹の線路は今まで見たことないよ!」
パーシー「どうしよう!大変だ!僕の荷物がピョンピョン弾んでグチャグチャになっちゃうよ!」
ナレータートーマストップハム・ハット卿とその家族を乗せてウルフステッド城へ向かっていた。その途中その凸凹の線路を通りかかった。」
トーマス「うわぁ~!!おぉ~!!」
トップハム・ハット卿「うわぁ~!!おぉ~!!トーマス止まれ~!!停まるんだ!!」
トーマス「うぅ~…!!あぁ~ガタガタだ!」
トップハム・ハット卿「う~ん…、これは酷い…。この凸凹の線路を出来るだけ早く修理しないと駄目だな…。行ってくれトーマス。でも、ゆーっくり進むんだぞ。」
ナレーター「直ぐに作業員が線路の修理に取り掛かった。トップハム・ハット卿は毎日レール点検車のウィンストンに乗って修理の進み具合を確認していた。」
トップハム・ハット卿「うわぉ!!…すまないなウィンストン…。」
ウィンストン「いいえ、大丈夫です…。頑張りましょう。まだ、これからです。おぉ~!!おっ!」
ナレーターウィンストンは我慢強かった。」
トップハム・ハット卿「落ち着くんだぁ!!ううっ…大丈夫だ!!」
ナレーター「でもウィンストンは周りのみんなにからかわれていると分かっていた。」
ヘンリー「アッハハハ、ヨロヨロウィンストンがここにいるぞ~!」
ゴードン「走っては止まって、止まっては走る。中々落ち着かないなぁウィンストン。アハハハハハ…!」
ナレーター「次の日もトップハム・ハット卿ウィンストンは修理の進み具合を確認しに来た。」
ウィンストン「あぁ、ブレーキを掛け忘れないで下さいね。」
トップハム・ハット卿「あぁ…分かっている。丁度今やろうとしていたんだよウィンストン。」
ナレータートップハム・ハット卿はよくブレーキをかけ忘れる。ウィンストンは何時も気を着けていなければならなかった。」
パーシー「どうしたんだい?ウィンストン、しょんぼりしちゃって。」
ウィンストン「はぁ…、トップハム・ハット卿なんだけどさ…運転があんまり得意じゃないんだよね…。」
パーシー「まだ慣れてないだけじゃないのかな?」
ウィンストン「それにしても一寸時間が掛かり過ぎるよ…。はぁ…時々誰にも運転されずに走りたくなる事があるんだ…。」
パーシー「ヘヘヘヘッ何言ってるの。そんなに駄目に決まっているでしょ。」
トップハム・ハット卿「さあ行こうウィンストン!じゃあなパーシー。」
パーシー「行ってらっしゃいませ。」
トップハム・ハット卿「うぅ…うぅおぉ~…!」
パーシー「うわぁ~!」
ナレータートップハム・ハット卿は少しだけ走ると線路を確認する為また止まった。」
ウィンストン「あの、すみませんがブレーキを…」
ナレーター「でもその時ウィンストンは途中で伝えるのやめた。そしてそのまま動き始めたのだ。」
ウィンストン「ブレーキが掛かってないと、僕だけでも走って行けるんだな。うわぁ~い!」
トップハム・ハット卿「しまった!」
ウィンストン「楽しいなぁ~!」
トップハム・ハット卿ウィンストン!」
ウィンストン「凄く早いぞ~!」
トップハム・ハット卿ウィンストン!戻ってきなさい!(汽笛)トーマス!止まれ!止まるんだ~!!ウィンストンの後を追いかけてくれ!」
トーマス「こりゃ大変だぞ!」
トップハム・ハット卿「さあ行くぞ。」
ウィンストン「うわぁはい~!」
エミリー「今の、見た?ウィンストンだったわよ!誰も乗ってないのに走ってた!」
トップハム・ハット卿「止まりなさいウィンストン!止まるんだ!」
ゴードンウィンストンめ随分無茶な事をするなぁ、大騒ぎになるぞ。」
ナレーターウィンストンは楽しくて仕方がなかった。自分だけ線路を自由に走るのはとても気分がいい。でもトーマストップハム・ハット卿が後ろから近づいていた。」
ウィンストン「アッハハ!僕だけで走ってる!」
ナレーター「信号手は誰も乗って居ないウィンストンを見てそのまま側線に引き込もうとした。だがうっかりトップハム・ハット卿を乗せたトーマスを牽きこんでしまった。」
トーマス「えっ!?」
トップハム・ハット卿「違うぞトーマス!!こっちじゃなーーーーい!!」
ナレーター「信号手は慌てて緊急電話を掛ける。」
トップハム・ハット卿「あそこにいるぞ!スピードを上げるんだ!急いでくれ~!!」
ナレーター「次の信号手は連絡を受けると何とかトーマス本線に戻した。」
トップハム・ハット卿「ヘッヘヘイ!追い付いて来たぞ~!よ~しそのままだトーマス!」
ナレーター「その頃、バーティーが近くの踏み切りにいた。彼はウィンストンに気づいていなかった。」
ウィンストン「はっ!大変だ!踏み切りが!バーティー!!」
バーティー「…!!」
ウィンストン「ごめんよバーティー!ごめんね!!」
トーマス「危ないバーティー!通るよ!!」
トップハム・ハット卿「そこに居なさいバーティー!動くなよ!」
バーティー「了解!此処で待ってます!でも、何時までですかね…。」
ナレーター「猛スピードで分岐点に差し掛かると前からパクストンが現れた。信号は赤になったがウィンストンは止まれない。」
ウィンストン「危ない!!パクストン!!」
パクストン「おおっ!!」
ウィンストン「うわぁ~!!!!」
パクストン「何をあんなに急いでるんでしょうねえ?」
ウィンストン「こんな事もう嫌だよ…!こんなにスピードがでちゃうなんて…、あぁもう止まりたいよ!!誰かに!!ブレーキを掛けてもらわなくちゃあ!!」
ナレーターウィンストンはティドマス機関庫へと進んでいた。そして問題が起きた。前の方に貨車が止まっている。でもウィンストンは止まれないのだ。」
ウィンストン「どうしよう!、助けて!、このままじゃぶつかっちゃう!あっ…あっ…あっ…あぁ…!!あれ…?どうなってるんだ?」
ナレーターウィンストンのスピードが落ちてきた。段々ゆっくりになりドンドン遅くなっていると…とうとうそのまま止まってしまった。」
ウィンストン「何が起きたんだ?」
トップハム・ハット卿「分かりきった事だ!ガソリンが無くなったんだ!だから、止まったんだよ。」
ウィンストン「良かった…、ぶつかってしまうかと思いました。」
トップハム・ハット卿「私を置き去りにして走り出すなんて一体何を考えてるんだ?本当に危機一髪だったんだぞ!」
ウィンストン「あの…、ごめんなさい…。だけど、こうなったのは…あの時…、トップハム・ハット卿がブレーキを掛けなくて…。」
トップハム・ハット卿「しまった。」
トーマス「ありゃりゃ…。」
トップハム・ハット卿「なるほど、そういう事か。確かに君の言うとおりだ。私の不注意だったんだな。」
ウィンストン「僕がちゃんと伝えておくべきでした…。でもこれでやっと分かりました。誰かに運転して貰わなくちゃ。」
トップハム・ハット卿「まあ兎も角無事でよかったウィンストン!頑張って行こうまだ此れからだ。」
ナレーター「ようやく線路の修理が終わり誰もが皆とても喜んでいた。」
ゴードン「綺麗な線路だ!やっぱり良いもんだな!」
パーシー「もう荷物は弾まないし!」
ヘンリー「ガタガタ揺れる事も無い!」
トーマスウィンストンは変わってないけどね!」
トーマス/パーシー/ゴードン/ヘンリー「(笑い声)」
ウィンストン「フフフフフッ!」
ナレーター「皆は笑っていたが、ウィンストンは気にしていなかった。トップハム・ハット卿にまた運転してもらえてとても幸せな気分だったのだ。」
英国CVナレーターマーク・モラガン
トーマスベン・スモール
ヘンリー/ゴードン/パーシー/バーティー/トップハム・ハット卿キース・ウィッカム
エミリーテレサ・ギャラガー
パクストンスティーブ・キンマン
ウィンストンマット・ウィルキンソン
米国CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/パーシーマーティン・シャーマン
ヘンリー/ゴードン/トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
エミリージュール・デ・ヨング
パクストンスティーブ・キンマン
ウィンストンマット・ウィルキンソン
バーティーキース・ウィッカム
日本CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
ヘンリー金丸淳一
ゴードン三宅健太
パーシー神代知衣
エミリー山崎依里奈
パクストン河本邦弘
ウィンストン羽多野渉
バーティー酒巻光宏
トップハム・ハット卿納谷六朗
シリーズ前回(英語)スクラフのだいへんしんシリーズ前回(日本)おさわがせなケイトリン
シリーズ次回(英語)ゴードンのこわれたボイラーシリーズ次回(日本)ヒロといたずらかしゃたち

*1 乗務員や運転手を乗せずに無人走行するのは第2シーズントーマスあさごはんにおじゃま』のトーマス以来となる。
*2 今回の件はトップハム・ハット卿の過失なので、ウィンストンが説教を受けるのは筋違いである。