「へっ!どうてことはない。俺は車輪を思いっきり動かせる長い旅が好きなんだ!」
日本版タイトル | ほめられなかったジェームス |
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英語版タイトル | Time for Trouble |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
放送日 | ・1991年12月26日(米国) ・1992年3月7日(英国) ・1992年4月28日(日本) ・1993年2月17日(オーストラリア) ・1998年3月7日(ドイツ) ・2008年5月8日(ハンガリー) |
話数 | 55 |
対応原作 | ・第12巻『八だいの機関車』 (第3話『じゅうれん/ジェームスとトビーのじゅうれん』 |
この話の主役 | ジェームスとトビー |
登場キャラクターA | ゴードン、ジェームス、パーシー、トビー |
登場キャラクターB | ヘンリエッタ |
登場キャラクターC | トーマス、エドワード、アニー、クララベル (原作のみ:ジェマイマ、ビアトリス) |
登場人物A | トップハム・ハット卿、子供達、トビーの機関士、黒いコートの信号手 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、スティーブン・ハット、ブリジット・ハット、パーシーの機関士、パーシーの機関助手、ナップフォード駅長、ナップフォード駅の駅員、作業員、ジェームスの機関士、ジェームスの機関助手、ウェルズワーズ駅長、ウェルズワーズ駅の駅員、 |
登場人物C | 赤茶色のブレザーの少年、濃茶色の服の少年、黄色いスカートの女の子、観光客、子供達、ロアー・ティッドマス駅長 |
登場スポット | ・ティッドマス・ホルト駅 ・高架橋 ・谷の橋 ・ナップフォード駅(話中では修理工場の駅) ・ティッドマス機関庫 ・ティッドマス操車場 ・ウェルズワーズ駅 ・ハーウィン・クロカ ・箱型風車 ・ロアー・ティッドマス駅 ・田舎の路線? ・修理工場(言及のみ) |
あらすじ | ・ジェームスはトビーに「時計みたいに性格だ」と自慢する。ある日、トビーは水を大量に使って動けなくなり…。 |
メモ | ・ジェームス、第1シーズン『きたないきかんしゃ』以来久々にトビーと会話する。 ・冒頭のトーマスとエドワードがティッドマス・ホルト駅ですれ違うシーンで、何故かクララベルの後ろにブレーキ車?が繋がれている。 ・今回のトビーは、「カコン」と音を立てながら走っている*1。 ・ジェームスの機関助手は台詞無し。 ・パーシー、アニーとクララベルに続いて初めてヘンリエッタを牽引する。 ・あの時のゴードンに続いて子供達に揶揄られるジェームス。 ・この回の黒いコートの信号手は、あの時の警察官と同様に可也融通の利かない性格である*2。 ・長編第1作で背景の写真にこの話のワンシーンが出ている。 ・後に登場する高山鉄道でも今回と似た事件が発生する。 ・ジェームスとトビーがナップフォード駅に居るシーンを別視点から撮った画像も有る*3。 ・この回は未公開シーンが多く、谷の橋を重連で走るトビーとジェームスのシーンが存在する。また、谷の橋を反対方向に重連で走っていくシーンも存在する。*4 (本編ではトビー単体で走っていた) ・またティッドマス機関庫でトビーが怒り顔をしていてジェームスが自惚れた顔をしているシーンも存在する。 |
台詞 | ・ナレーター「ソドー島に大勢の観光客がやって来たので、トップハム・ハット卿は列車の数を増やす事にした。ゴードンはいつもより沢山働かなくてはならない。」 ・ゴードン「早くしろぉ!」 ・ナレーター「彼は、客車に怒鳴った。」 ・ゴードン「早く早く早く!時間通りに走らなきゃお客に悪いだろう!!」 ・ナレーター「ゴードンが仕事を終えて帰って来ると、又次の仕事が待っていた。」 ・ゴードン「へっ!如何って事は無い。俺は車輪を思いっ切り動かせる長い旅が好きなんだ!」 ・ナレーター「けれど、トップハム・ハット卿はゴードンを休ませる事にした。」 ・トップハム・ハット卿「ジェームスが、お前の代わりをやってくれるじゃろ。」 ・ナレーター「ジェームスは喜んだ。彼は赤いボディを皆に見せびらかしたくて仕方が無い。そこでゴードンと同じ位速く走ってやろうと思った。」 ・ジェームス「ねぇトビー、僕は特別製の機関車なんだ。だから僕は時計みたいに正確だし、絶対遅れたりしない。だろ?」 ・トビー「そうかな?あっ、トップハム・ハット卿だ。」 ・トップハム・ハット卿「トビー、お前の部品も古くなった。工場で修理して貰うが良い。」 ・トビー「ヘンリエッタも一緒ですか?」 ・トップハム・ハット卿「駄目だ。ヘンリエッタがいないとお客が困る。」 ・パーシー「トビー、君が帰って来る迄、僕がヘンリエッタの世話をするよ。」 ・トビー「頼むよ…。」 ・ナレーター「間も無く、トビーは本線に入り、ガタゴトとゆっくり走って行った。トビーの車輪は小さくて、タンク?にあまり水が蓄えられない。長く走ったので、彼は喉が渇いてきた。遠くに信号が見えて来た。」 ・トビー「良かったぁ!この先に駅があるぞ!これでジェームスが通過する間に水を入れられるし。」 ・ナレーター「トビーの機関士もそう考えた。トビーが水を入れて貰っていると、信号手がやってきた。信号手はトビーに会うのは初めてだった。トビーの機関士が訳を言おうとしても彼は聞いてくれない。」 ・黒いコートの信号手「ジェームスの急行が来るから、線路を開けなきゃ駄目だ!」(初台詞) ・ナレーター「トビーは悲しそうに去って行った。トビーは急いで走ったので沢山の水を使い、そして、等々蒸気が切れてトビーは停まってしまった。」 ・トビーの機関助手「ジェームスに知らせなくちゃ!」(初台詞) ・ナレーター「丁度其処へ、パーシーがヘンリエッタを牽いて近づいて来た。」 ・トビーの機関助手「私を駅迄乗せてってくれ!緊急事態なんだ!!」(佐藤浩之さんのトビーの機関助手の最後の台詞。) ・ナレーター「ヘンリエッタはトビーを心配した。」 ・パーシー「大丈夫、僕等に乗った助手がジェームスに知らせてくれる。それでトビーが助かるんだ!」 ・ナレーター「ヘンリエッタもやっと安心した。ところがジェームスは知らせを聞いて腹を立てた。」 ・ジェームス「僕が遅れちゃうじゃないか!」 ・黒いコートの信号手「私が悪いんだ!トビーの事を知らなかったんだ!」 ・ジェームスの機関士「ジェームス、君がトビーを押してくれ!」(堀川亮さんのジェームスの機関士の最初で最後の台詞。) ・ジェームス「ええっ!?僕がぁ?客車を引っ張った上にトビー迄押さなきゃならないなんて!!」 ・ナレーター「ジェームスは散々文句を言ってから、トビーを探しに出かけた。」 ・ジェームス「さあ、行け!!」 ・ナレーター「ジェームスは精一杯働かなければならなかった。修理工場の駅に着いた時には、彼はすっかりクタクタになっていた。ホームに子供達がいた。」 ・子供達「時間に遅れた上に、機関車が2台も付いてるよ。きっと、ジェームス一人で走れないから、トビーが手伝ったんだね!」 ・トビー「気にするなよ。解って貰えない事だって有るよ。」 ・ジェームス「フン!」 |
原作との相違点 | ・原作の時系列は「ゆうめいになったゴードン」より後であり、ゴードンを休ませる理由はロンドンに行った疲れを癒す為となっている*5。 ・原作では乗客がトビーを押す事を渋るジェームスに文句を言うシーンがある。 ・原作ではクロバンズ・ゲート駅が修理工場の駅*6な為、ジェマイマとビアトリスが登場している。 |
英国CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・ゴードン:内海賢二 ・ジェームス:森功至 ・パーシー:中島千里 ・トビー:川津泰彦 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・トビーの機関助手:佐藤浩之 ・ジェームスの機関士:堀川亮 ・黒いコートの信号手:小林俊夫 ・学生服の男の子?:丸山みゆき |
シリーズ前回 | ほめられなかったジェームス |
シリーズ次回 | ゴードンとゆうめいなきかんしゃ |
原作前回 | ゆうめいになったゴードン |
原作次回 | ふとっちょの局長の機関車たち |
参照画像 | ・参照はほめられなかったジェームス/画像? |