ソルティーへのプレゼント

Last-modified: 2020-07-06 (月) 13:11:36

ソルティーへのプレゼント

日本版タイトルソルティーへのプレゼント
英語版タイトルSalty's Surprise
脚本シャロン・ミラー
放送日・2012年2月27日(オーストラリア)
・2012年3月6日(英国)
・2012年9月8日(米国)
・2012年12月20日(ドイツ)
・2012年12月23日(日本)
・2013年3月23日(ハンガリー)
・2014年8月12日(ノルウェー)
・2016年11月23日(韓国)
話数387
この話の主役エドワードソルティー
登場キャラクターAトーマスエドワードソルティービクターケビンクランキー
登場キャラクターBロージー
(英米版のみ:クランキー
登場キャラクターCヘンリーゴードンジェームスパーシートビーエミリースタンリーアニークララベルロッキー
登場人物Aトップハム・ハット卿
登場人物Bトップハム・ハット卿の付き人
登場人物Cエドワードの機関士エドワードの機関助手ゴードンの機関士ゴードンの機関助手ジェームスの機関士ジェームスの機関助手パーシーの機関士エミリーの機関士エミリーの機関助手スタンリーの機関士?メイスウェイト駅長ソドー整備工場の作業員ブレンダム港の作業員植木職人達子供達
登場人物Dなし
登場人物Eサンタクロース(私服のみ)
登場スポットメイスウェイト駅
ナップフォード駅
ソドー整備工場
ブレンダム港
ソドー運送会社
マッコール・ファーム駅
あらすじエドワードソルティーの為にびっくりするようなクリスマスプレゼントを探すが…
メモ・冒頭のシーンは第15シーズンゆきよ、ふれ!』と第14シーズンねがいをかなえて』と『ヘンリーとなぞのはこ』の使い回し映像。
ロージーは台詞無し。
・深緑色のソルティーが初めて見られる。
トップハム・ハット卿第15シーズンゆきだるまのパーシー』以来、サンタクロースの服を着る。
台詞ナレーター「寒い季節にやって来るクリスマスはソドー島の皆にとってとても特別な物だ。クリスマスならではのプレゼントや料理、イベントやパーティーを誰もが楽しみにしていた。或る朝エドワードトーマスブレンダムの港に居た。トーマスは綺麗にラッピングされたプレゼントの貨車を押していた。」
エドワード「うわぁ!凄いなトーマス!1年の中でも僕はクリスマスの季節が一番好きなんだ。」
トーマス「僕もそうだよエドワード。」
ナレーター「すると其処へソルティーがやって来た。」
ソルティー「やあお2人さん!おお!こりゃあ物凄い数のプレゼントだな!皆、吃驚して凄く喜ぶぞ!」
トーマス「そうだねソルティー、此れからこのプレゼントをナップフォード駅まで運ぶんだ。子供達のパーティーに間に合わせなくっちゃね。」
エドワードソルティー、君はプレゼントとかパーティーは好き?」
ソルティー「フフッ、残念だがプレゼントとかパーティーを楽しんでる時間はないね。アハハハハ…。兎に角面白い話がありゃあ其れだけで満足さ。アハハハ…!」
ナレーターソルティーは元気よく走り去った。エドワードは色々と考えた。」
エドワードソルティーはああ言ってたけど、面白い話だけで良い筈は無いよ。ソルティーにもクリスマスプレゼントが必要だ!僕が見つけてあげる事にしよう。ビクターなら何かいい物を持ってるかも知れない。」
ナレーターエドワードは真っ直ぐ整備工場にやって来た。其処にはビクターケビンが居た。」
エドワード「こんにちはビクター!やあケビン!ソルティーへのプレゼントを探しに来たんだけど良いかな?」
ビクター「其れはとても良い考えだなエドワード。何か特別な物が見つかる迄、ゆっくり探すといいよ。」
エドワード「有り難うビクター!」
ナレーター工場の中にもロージーが居た。彼女のボディーは美しく塗り直されピカピカに輝いている。其れを見てエドワードは良い事を思いついた。」
エドワードソルティー鮮やかな色の新しいペンキをプレゼントしよう。」
ナレーターエドワードは直ぐにブレンダムの港へ戻りソルティーを探した。」
エドワードソルティー!僕ね、君にクリスマスプレゼントを持って来たんだ。とても鮮やかな緑色のペンキだ。クリスマスツリーみたいに綺麗なボディーに慣れるよ。」
ソルティー「ああ…。ほう驚いたなエドワード。緑色のペンキの面白い話があるぞ。」
エドワード「教えてソルティー。」
ソルティー「よ~し昔の事だ。或る時島には赤いペンキが無くなった。其処でソルティーは緑色のペンキを塗って貰ったんだ。そしたらな、誰一人、ソルティーだと気付かなかった。何故なら何時もの赤いボディーの機関車じゃなくなっちまったからな。だからもう緑色はダメだ。其れは受け取れねえ。でも、プレゼントを考えてくれてどうもありがとな。」
ナレーターエドワードはジッと聞いていた。」
エドワード「すごくいい話だね」
ソルティー「アハハハ…!何時も話し好きで済まねえなアハハハ…。」
ナレーターエドワードは線路を進み、ソドー整備工場へと向かった。」
ビクター「ん?」
エドワード「緑色のペンキは駄目だったよ。別のプレゼントを探さないと。」
ケビン「丁度いいのが有りますよ。ついて来て!」
ナレーターケビンは奥から煙突を持ってきた。エドワードは不満だった。」
エドワードソルティーディーゼル機関車だ。煙突は必要無いよ。」
ケビン「知っています。でも、この煙突は御洒落でしょ?」
ナレーターエドワードもそう思った。この煙突なら気に入ってくれるかも知れない。早速エドワードは煙突をプレゼントしに、ソルティーの所へ戻った。」
エドワード「ハッピーメリークリスマス!ソルティー!御洒落な煙突を持って御洒落来たよ。此れで君はソドー島で一番特別なディーゼル機関車に慣れるね。」
ソルティー「あ…?驚いたなエドワード。アハハハッ!オシャレな煙突の面白い話がある。」
エドワード「ぜひ聞かせてソルティー。」
ソルティー「よ~しアレは昔々の事だ。ソルティーは煙突を貰った。此れと同じでオシャレな奴だな。クランキーが取り付けようとすると何と物凄く不思議な事が起こったんだ。急に煙突がガタガタ音を立ててグラグラと激しく揺れた。そして地面に転がり落ち海に消えちまったんだ。バシャーン、ザブーンとな!煙突は二度と見つからなかった。だから、優しい気持ちは有りがてえが、この御洒落な煙突は受け取れねえんだ。」
エドワード「そうなんだ。だけど、いい話だね。」
ソルティー「あぁ!そうだろう?アハッ何時も話し好きで済まねえなハハハッ…!」
ナレーターエドワードは煙突をケビンに返しまた別のクリスマスプレゼントを探しに走り出した。エドワードは段々心配になって来た。」
エドワード「困ったな如何しよう?早くソルティーへのプレゼントを見つけないと。」
ナレーター「その時エドワードは線路脇にクリスマスツリーを見つけた。」
エドワード「クリスマスツリーがある!クリスマスツリーなら間違い無いよ。きっとソルティーへのプレゼントにピッタリだぞ。」
ナレーターエドワードは蒸気を噴き上げて、またソルティーの所に戻った。」
エドワード「ハッピーメリークリスマスソルティー!君にクリスマスツリーを持って来たよ。」
ソルティー「あっ…、ホホッ驚いたなエドワード。あぁそう言えばクリスマスツリーの面白い話があるぞ。」
エドワード「是非聞きたいなソルティー。」
ソルティー「よ~しいいぞ。アレは随分昔々の事だ。ソルティーはクリスマスツリーを貰った。其れは其れは立派で緑の葉っぱが美しいツリーだったんだ。でもきっと海の潮風がよくなかったんだな。ツリーは葉っぱがおちて痩せ最後はすっかり枯れちまったんだよ。だがら御前さんの気持ちはありがてえがそのツリーは受け取れねえんだ。」
ナレーターエドワードは落ち込んでしまった。」
エドワード「困ったな如何しよう?僕はただ、君にクリスマスプレゼントを挙げたかっただけなのに、全然上手くいかない…。」
ソルティー「でもプレゼントなら貰ったぞアハハハハ!考えてみろ、一番好きなのは何だったと思う?」
ナレーターエドワードは一所懸命考えた。」
エドワード「お話だったよね。そうだ間違いない!僕が行くと、いつも話をしてくれてた。」
ソルティー「そうだよエドワード!」
エドワード「僕はプレゼントしてたのか話の種を!」
ソルティー「そう言う事だよエドワード!アハハハハ!さぁ皆、近くに集まってくれ。話をする時間だぞ。」
ナレーター「こうしてソルティーは、エドワード達が周りに集まって来ると、ゆっくり話し始めた。」
ソルティー「ある時、優しく賢い機関車が居た。エドワードだ。彼は赤いディーゼル機関車に、クリスマスプレゼントを挙げたかった。其処で中を探して走り回ったんだ。遂に優しくて賢くて皆から親しまれているエドワードは赤いディーゼル機関車が一番欲しかった物をあげた。其れは新しい話の種だったのさ。」
トーマス「今のはとっても素敵な話だったねソルティー。あっ!」
ナレーター「其処へトップハム・ハット卿が、サンタの格好でやって来た。」
トップハム・ハット卿「ハッピーメリークリスマス!ブレンダムの港の素晴らしい機関車達よ!」
ナレーターに居た全員が、汽笛を鳴り響かせた。特にエドワードの汽笛が一番大きな音だった。」
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
トーマスベン・スモール
エドワード/ソルティー/トップハム・ハット卿キース・ウィッカム
ビクター/ケビンマット・ウィルキンソン
米国CVナレーターマイケル・ブランドン
トーマスマーティン・シャーマン
エドワードウィリアム・ホープ
ソルティーキース・ウィッカム
ビクターデヴィッド・ベデラ
ケビン/トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
日本CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
エドワード佐々木望
ソルティー石野竜三
ビクター坂口候一
ケビン河杉貴志
クランキー黒田崇矢*1
トップハム・ハット卿納谷六朗
シリーズ前回(英語)トーマスとソドーとうのおとシリーズ前回(日本)おしゃべりゆきだるま
シリーズ次回(英語)ソドーとうのサプライズ・デーシリーズ次回(日本)パーティーきかんしゃ エミリー

*1 ノンクレジット