日本版タイトル | トビーのあたらしいきてき |
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英語版タイトル | Toby's New Whistle |
脚本 | ルイーズ・クラムスコイ? |
放送日 | ・2009年3月3日(米国:劇場公開版) ・2010年2月8日(英国) ・2010年2月15日(オーストラリア) ・2010年4月12日(ハンガリー) ・2010年4月26日(ドイツ) ・2010年7月14日(日本) ・2010年11月7日(米国:TV放送版) ・2011年10月30日(ノルウェー) |
話数 | 323 |
この話の主役 | トビー |
登場キャラクターA | トーマス、ゴードン、ジェームス、パーシー、エミリー、トビー、ビクター |
登場キャラクターB | ヘンリエッタ、アニーとクララベル、ケビン |
登場キャラクターC | エドワード、チャーリー |
登場人物A | トップハム・ハット卿、ハット卿夫人 |
登場人物B | ソドー整備工場の作業員 |
登場人物C | 二人の農夫 |
登場スポット | ・ソドー整備工場 ・マッコールさんの農場 ・ゴードンが倒れた木にぶつかりかけた踏切? ・ナップフォード駅(言及のみ) |
あらすじ | ・トビーは自分のベルの錆を落とす間、代わりに付けた大きな音が鳴る新しい汽笛が気に入らない。然し、トーマスが牛の群れに衝突しそうになった時、更にハット卿夫人を乗せたゴードンが倒木にぶつかる前に汽笛を鳴らし、事故を防ぐ。それでも整備工場で綺麗になったベルを付けたトビーは、やっぱり自分のベルが一番だと思う。 |
メモ | ・トビーの新しい汽笛をジェームスは使った事があるらしい。 ・トビーの汽笛の音量はヒロと同じぐらい大きい。 ・ケビンは今回は台詞無し。 ・牛を轢きそうになったが危機一髪で止まったトーマス*1。 ・トビーを褒めるハット卿夫人。 ・杉山育美さんのハット卿夫人の声はこの話で最後となる。 ・第8シーズン『トビー、きみならできるよ』以来、久々にトビーを罵倒するゴードン。 ・トビー、初めてトップハム・ハット卿から説教を受ける。 ・あの時のヘンリーとゴードンやデイジーやトーマスに続いて牛に線路を塞がれるトビー。 |
台詞 | ・ナレーター「とてもよく晴れた日だった。機関車達は皆、笑顔で楽しそうに走っていた。でも、トビーは違った。彼は整備工場に居たのだ。専用のベルが錆び付いて音が出なくなり、壊れてしまったからだ。修理をする為、ベルが外され、トビーはとても悲しかった。工場にはトビー用の代わりのベルが無かった為、暫くの間汽笛を付ける事に成った。」 ・ビクター「慎重にやるんだぞ!ケビン。もう一寸左。い~や、もうちょい右。完璧だ。良いぞケビン。」 ・ビクター「気分はどうだいトビー!?」 ・ナレーター「トビーは其の汽笛が気に入らなかった。今迄のベルと違い過ぎる。彼は心配になった。」 ・トビー「でも、今迄汽笛なんて使った事無いよ。」 ・ナレーター「ジェームスがトップハム・ハット卿と整備工場にやって来た。」 ・ジェームス「やあトビー。それって昔からある古い汽笛じゃないか?僕も前に使ったよ!」 ・ナレーター「トビーはもっと心配になった。」 ・トビー「良い汽笛だったのかい?」 ・ジェームス「最高だったよ。ソドー島で一番大きな音が出るんだから。」 ・トビー「一番大きな音?」 ・ジェームス「そうさ!どでかい音が響き渡るんだ。だから、すぐ君だって解るよ。」 ・ナレーター「トビーは嫌だった。大きな音等、響かせたくないのだ。彼は静かなベルの音が好きだった。」 ・トップハム・ハット卿「トビー、ナップフォード駅迄、私の妻を迎えに行ってくれ。駅で待っているから、遅れるんじゃないぞ。」 ・トビー「はい。解りました。」 ・ナレーター「トビーは昔から有る古い汽笛を付けて、ナップフォード駅へと向かった。」 ・トビー「今迄使ってたベルの方がいいな。大きな音が響く古い汽笛だなんて、どうやって使ったらいいか分からないよ。そうだ、ゆっくり注意深く走れば、この汽笛を使う必要が無いぞ。ベルの修理が終わるまで、鳴らさない様に仕事をしよう。」 ・ナレーター「トビーは気分が軽くなった。彼はゆっくりと線路を進んだ。後ろからやって来たゴードンは苛々した。」 ・ゴードン「おいおい邪魔だぞ、この鈍間!!これじゃ、時間に遅れちまうだろ。さっさとどけ。」 ・ナレーター「暫くすると、トビーの走る線路に牛が居た。トビーは先に進めず、停まった。」 ・トビー「お願いだからどいてくれないかな?牛さん。僕は急いでるんだ。」 ・ナレーター「牛達はトビーに見向きもせず、全く動こうとしなかった。何時まで経っても其処に居る。トビーは此処で汽笛を鳴らさなければいけないと分かっていたが、鳴らすのが怖かった。」 ・トビー「牛さんを退かしたいけど、この汽笛を鳴らしたくないよ。僕のベルが有ったらなあ。良い事を思いついたぞ。助けを呼ぼう。」 ・ナレーター「トビーは引き返して、助けを呼びに行った。そして、農作業をしている人を見つけた。」 ・トビー「あのぉ済みま~せん!!あのぉ~こんにちは!!」 ・ナレーター「彼等はトビーの声が聞こえなかった。蒸気を吹き上げ、ボディーをガタガタと鳴らしても、トビーは気付いて貰えなかった。とても遠くに居たのだ。」 ・トビー「どうしよう?二人共気付いてくれない。」 ・ナレーター「トビーは汽笛を使う冪だと分かっていたが、使うのが怖かった。」 ・トビー「いつもベルが有ったら良いのに。」 ・ナレーター「トビーは更に引き返した。別の助けを呼ぼうと思ったのだ。だが、誰も見つける事が出来ず、彼は牛達の所に引き返す事にした。」 ・トビー「牛さん達が原っぱに戻ってくれれば良いんだけど…」 ・ナレーター「牛達はまだ其処に居た。」 ・トビー「どうしたら良いんだ?」 ・ナレーター「トビーは牛を押して追い払おうとした。でも、牛達は動かない。」 ・トビー「どうしよう、ヘンリエッタ。これじゃ進めないよ。」 ・(トーマスの汽笛。) ・トビー「はぁっ!!!」 ・ナレーター「其の時だった。後ろから音が聞こえて来た。」 ・(トーマスの汽笛。) ・トビー「誰かがこっちに近づいて来たぞ。牛さんにぶつかってしまう!」 ・ナレーター「機関車がカーブを曲がって来た。トーマスだった。彼は凄いスピードで走っていた。」 ・トーマス「ウフッ。ウッフフッ。フッ。」 ・トビー「トーマスに牛さんの事を伝えなきゃ!しょうが無い!汽笛を使おう!!」 ・ナレーター「彼の火室はぼうぼうと燃え上がり、蒸気が古い汽笛に吹き込まれた。其れはソドー島で一番大きな汽笛の音だった。」 ・パーシー「今のはなぁに?」 ・エミリー「あれは、昔から有る古い汽笛よ。最高の汽笛なの。誰が鳴らしたのかしら?」 ・トーマス「あっ!あっ!何か有るみたいだ。すぐ停まらなきゃ!あっ、あぁっ、ううっ、ふう、有り難う、トビー。君の汽笛のおかげで助かったよ。牛が線路にいたんだね。」 ・トビー「この古い汽笛を鳴らして、本当に良かった。僕のベルよりずっと大きな音だ!」 ・ナレーター「トーマスはトビーを誇りに思った。彼等はいっしょに汽笛を鳴らして、線路から牛達を追い払った。其の時、トビーは自分の仕事を思い出した。」 ・トビー「トップハム・ハット卿の奥さんを迎えに行く所だったんだ!ナップフォード駅で待ってる。ゴードンよりも早く走らないと!間に合わないぞ!」 ・トーマス「大丈夫だよトビー!一緒に行ってあげる。きっと遅れずに着けるよ。」 ・(BGM) ・トーマス「あっ!?トップハム・ハット卿が居るぞ!」 ・トップハム・ハット卿「私の妻はずっと駅で待っていたんぞ!もうゴードンが代わりに乗せている。」 ・ナレーター「トビーはショックを受けた。役に立つ機関車には成れなかったのだ。」 ・トビー「本当に済みませんでした。」 ・ナレーター「其の時、前の方に何かが見えた。」 ・トビー「彼処の線路の方に木が倒れていますよ。向こうからゴードンが走って来る!」 ・トップハム・ハット卿「何だって!?」 ・トビー「大丈夫ですよ!僕に任せて下さい!」 ・ナレーター「トビーはボイラーを泡立たせ、ピストンを震わせ、有りっ丈の力で古い汽笛を鳴らした。」 ・ゴードン「のぉっ!あっ!!んっ、ん~っ!う~ん!あっ、トビー!今の大きな汽笛を鳴らしたのはお前だったのか!?」 ・トビー「そうだよゴードン。僕の自慢の古い汽笛さ!」 ・ゴードン「路面機関車の癖によくあんな音が出せたなぁ!助かったぞ!」 ・ハット卿夫人「まぁトビー!本当に有り難う!」(杉山育美さんのハット卿夫人の最終の台詞。) ・ナレーター「トビーはとても誇らしかった。」 ・トーマス「やったねトビー!」 ・ナレーター「トビーは整備工場にやって来た。修理が終わったベルはまるで新品の様に輝いていた。トビーはとても嬉しかった。」 ・トビー「さようなら!大きな音の汽笛さん!」 ・ナレーター「ビクターとケビンはトーマスとゴードンを助けた事を知っていた。」 ・ビクター「お疲れ様だったなぁ!大忙しの一日だったじゃないか!代わりに付けた古い汽笛は気に入ったかい?」 ・トビー「とても役立つ汽笛だったよ!」 ・ビクター「何なら其の儘使うかい?」 ・トビー「いやぁ有り難う!僕には自分のベルが一番だよ。フフフッ!フフッ。」 |
その他 | ・汽笛の効果音はこの話で使用される以前に、アニメ映画『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』で機関車の汽笛の音として流用されていた。 |
英国CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス ・トーマス/トビー:ベン・スモール ・ゴードン/ジェームス/パーシー/トップハム・ハット卿 ・エミリー/ハット卿夫人:テレサ・ギャラガー ・ビクター:マット・ウィルキンソン |
米国CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン ・トーマス/パーシー:マーティン・シャーマン ・ゴードン/ジェームス/トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル ・トビー:ウィリアム・ホープ ・エミリー/ハット卿夫人:テレサ・ギャラガー ・ビクター:デヴィッド・ベデラ |
日本CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・ゴードン:三宅健太 ・ジェームス:江原正士 ・パーシー:神代知衣 ・トビー:坪井智浩 ・エミリー:山崎依里奈 ・ビクター:坂口候一 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・ハット卿夫人:杉山育美 |
シリーズ前回 | パーシーのじゅうようなにもつ |
シリーズ次回 | エミリーとおはな |