トビーのあたらしいきてき

Last-modified: 2019-02-05 (火) 21:39:28

トビーのあたらしいきてき

日本版タイトルトビーのあたらしいきてき
英語版タイトルToby's New Whistle
脚本ルイーズ・クラムスコイ?
放送日・2009年3月3日(米国:劇場公開版)
・2010年2月8日(英国)
・2010年2月15日(オーストラリア)
・2010年4月12日(ハンガリー)
・2010年4月26日(ドイツ)
・2010年7月14日(日本)
・2010年11月7日(米国:TV放送版)
・2011年10月30日(ノルウェー)
話数323
この話の主役トビー
登場キャラクターAトーマスゴードンジェームスパーシーエミリートビービクター
登場キャラクターBヘンリエッタアニークララベルケビン
登場キャラクターCエドワードチャーリー
登場人物Aトップハム・ハット卿ハット卿夫人
登場人物Bソドー整備工場の作業員
登場人物C二人の農夫
登場スポットソドー整備工場
マッコールさんの農場
ゴードンが倒れた木にぶつかりかけた踏切?
ナップフォード駅(言及のみ)
あらすじトビーは自分のベルの錆を落とす間、代わりに付けた大きな音が鳴る新しい汽笛が気に入らない。然し、トーマスの群れに衝突しそうになった時、更にハット卿夫人を乗せたゴードンが倒木にぶつかる前に汽笛を鳴らし、事故を防ぐ。それでも整備工場で綺麗になったベルを付けたトビーは、やっぱり自分のベルが一番だと思う。
メモトビーの新しい汽笛をジェームスは使った事があるらしい。
トビーの汽笛の音量はヒロと同じぐらい大きい。
ケビンは今回は台詞無し。
を轢きそうになったが危機一髪で止まったトーマス*1
トビーを褒めるハット卿夫人
杉山育美さんのハット卿夫人の声はこの話で最後となる。
第8シーズントビー、きみならできるよ』以来、久々にトビーを罵倒するゴードン
トビー、初めてトップハム・ハット卿から説教を受ける。
あの時のヘンリーゴードンデイジートーマス続いてに線路を塞がれるトビー
台詞ナレーター「とてもよく晴れた日だった。機関車達は皆、笑顔で楽しそうに走っていた。でも、トビーは違った。彼は整備工場に居たのだ。専用のベルが錆び付いて音が出なくなり、壊れてしまったからだ。修理をする為、ベルが外され、トビーはとても悲しかった。工場にはトビー用の代わりのベルが無かった為、暫くの間汽笛を付ける事に成った。」
ビクター「慎重にやるんだぞ!ケビン。もう一寸左。い~や、もうちょい右。完璧だ。良いぞケビン。」
ビクター「気分はどうだいトビー!?」
ナレータートビーは其の汽笛が気に入らなかった。今迄のベルと違い過ぎる。は心配になった。」
トビー「でも、今迄汽笛なんて使った事無いよ。」
ナレータージェームストップハム・ハット卿整備工場にやって来た。」
ジェームス「やあトビー。それって昔からある古い汽笛じゃないか?僕も前に使ったよ!」
ナレータートビーはもっと心配になった。」
トビー「良い汽笛だったのかい?」
ジェームス「最高だったよ。ソドー島で一番大きな音が出るんだから。」
トビー「一番大きな音?」
ジェームス「そうさ!どでかい音が響き渡るんだ。だから、すぐだって解るよ。」
ナレータートビーは嫌だった。大きな音等、響かせたくないのだ。は静かなベルの音が好きだった。」
トップハム・ハット卿トビーナップフォード駅迄、私のを迎えに行ってくれ。で待っているから、遅れるんじゃないぞ。」
トビー「はい。解りました。」
ナレータートビーは昔から有る古い汽笛を付けて、ナップフォード駅へと向かった。」
トビー「今迄使ってたベルの方がいいな。大きな音が響く古い汽笛だなんて、どうやって使ったらいいか分からないよ。そうだ、ゆっくり注意深く走れば、この汽笛を使う必要が無いぞ。ベルの修理が終わるまで、鳴らさない様に仕事をしよう。」
ナレータートビーは気分が軽くなった。彼はゆっくりと線路を進んだ。後ろからやって来たゴードンは苛々した。」
ゴードン「おいおい邪魔だぞ、この鈍間!!これじゃ、時間に遅れちまうだろ。さっさとどけ。」
ナレーター「暫くすると、トビーの走る線路にが居た。トビーは先に進めず、停まった。」
トビー「お願いだからどいてくれないかな?牛さん。僕は急いでるんだ。」
ナレーター達はトビーに見向きもせず、全く動こうとしなかった。何時まで経っても其処に居る。トビーは此処で汽笛を鳴らさなければいけないと分かっていたが、鳴らすのが怖かった。」
トビーさんを退かしたいけど、この汽笛を鳴らしたくないよ。僕のベルが有ったらなあ。良い事を思いついたぞ。助けを呼ぼう。」
ナレータートビーは引き返して、助けを呼びに行った。そして、農作業をしている人を見つけた。」
トビー「あのぉ済みま~せん!!あのぉ~こんにちは!!」
ナレーター彼等トビーの声が聞こえなかった。蒸気を吹き上げ、ボディーをガタガタと鳴らしても、トビーは気付いて貰えなかった。とても遠くに居たのだ。」
トビー「どうしよう?二人共気付いてくれない。」
ナレータートビーは汽笛を使う冪だと分かっていたが、使うのが怖かった。」
トビー「いつもベルが有ったら良いのに。」
ナレータートビーは更に引き返した。別の助けを呼ぼうと思ったのだ。だが、誰も見つける事が出来ず、彼は達の所に引き返す事にした。」
トビーさん達が原っぱに戻ってくれれば良いんだけど…」
ナレーター達はまだ其処に居た。」
トビー「どうしたら良いんだ?」
ナレータートビーを押して追い払おうとした。でも、達は動かない。」
トビー「どうしよう、ヘンリエッタ。これじゃ進めないよ。」
・(トーマスの汽笛。)
トビー「はぁっ!!!」
ナレーター「其の時だった。後ろから音が聞こえて来た。」
・(トーマスの汽笛。)
トビー「誰かがこっちに近づいて来たぞ。さんにぶつかってしまう!」
ナレーター「機関車がカーブを曲がって来た。トーマスだった。彼は凄いスピードで走っていた。」
トーマス「ウフッ。ウッフフッ。フッ。」
トビートーマスさんの事を伝えなきゃ!しょうが無い!汽笛を使おう!!」
ナレーター「彼の火室はぼうぼうと燃え上がり、蒸気が古い汽笛に吹き込まれた。其れはソドー島で一番大きな汽笛の音だった。」
パーシー「今のはなぁに?」
エミリー「あれは、昔から有る古い汽笛よ。最高の汽笛なの。誰が鳴らしたのかしら?」
トーマス「あっ!あっ!何か有るみたいだ。すぐ停まらなきゃ!あっ、あぁっ、ううっ、ふう、有り難う、トビーの汽笛のおかげで助かったよ。が線路にいたんだね。」
トビー「この古い汽笛を鳴らして、本当に良かった。僕のベルよりずっと大きな音だ!」
ナレータートーマストビーを誇りに思った。彼等はいっしょに汽笛を鳴らして、線路から達を追い払った。其の時、トビーは自分の仕事を思い出した。」
トビートップハム・ハット卿の奥さんを迎えに行く所だったんだ!ナップフォード駅で待ってる。ゴードンよりも早く走らないと!間に合わないぞ!」
トーマス「大丈夫だよトビー!一緒に行ってあげる。きっと遅れずに着けるよ。」
・(BGM)
トーマス「あっ!?トップハム・ハット卿が居るぞ!」
トップハム・ハット卿「私のはずっとで待っていたんぞ!もうゴードンが代わりに乗せている。」
ナレータートビーはショックを受けた。役に立つ機関車には成れなかったのだ。」
トビー「本当に済みませんでした。」
ナレーター「其の時、前の方に何かが見えた。」
トビー「彼処の線路の方に木が倒れていますよ。向こうからゴードンが走って来る!」
トップハム・ハット卿「何だって!?」
トビー「大丈夫ですよ!僕に任せて下さい!」
ナレータートビーボイラーを泡立たせ、ピストンを震わせ、有りっ丈の力で古い汽笛を鳴らした。」
ゴードン「のぉっ!あっ!!んっ、ん~っ!う~ん!あっ、トビー!今の大きな汽笛を鳴らしたのはお前だったのか!?」
トビー「そうだよゴードン。僕の自慢の古い汽笛さ!」
ゴードン「路面機関車の癖によくあんな音が出せたなぁ!助かったぞ!」
ハット卿夫人「まぁトビー!本当に有り難う!」(杉山育美さんのハット卿夫人の最終の台詞。)
ナレータートビーはとても誇らしかった。」
トーマス「やったねトビー!」
ナレータートビー整備工場にやって来た。修理が終わったベルはまるで新品の様に輝いていた。トビーはとても嬉しかった。」
トビー「さようなら!大きな音の汽笛さん!」
ナレータービクターケビントーマスゴードンを助けた事を知っていた。」
ビクター「お疲れ様だったなぁ!大忙しの一日だったじゃないか!代わりに付けた古い汽笛は気に入ったかい?」
トビー「とても役立つ汽笛だったよ!」
ビクター「何なら其の儘使うかい?」
トビー「いやぁ有り難う!僕には自分のベルが一番だよ。フフフッ!フフッ。」
その他・汽笛の効果音はこの話で使用される以前に、アニメ映画『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』で機関車の汽笛の音として流用されていた。
英国CVナレーターマイケル・アンジェリス
トーマス/トビーベン・スモール
ゴードン/ジェームス/パーシー/トップハム・ハット卿
エミリー/ハット卿夫人テレサ・ギャラガー
ビクターマット・ウィルキンソン
米国CVナレーターマイケル・ブランドン
トーマス/パーシーマーティン・シャーマン
ゴードン/ジェームス/トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
トビーウィリアム・ホープ
エミリー/ハット卿夫人テレサ・ギャラガー
ビクターデヴィッド・ベデラ
日本CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
ゴードン三宅健太
ジェームス江原正士
パーシー神代知衣
トビー坪井智浩
エミリー山崎依里奈
ビクター坂口候一
トップハム・ハット卿納谷六朗
ハット卿夫人杉山育美
シリーズ前回パーシーのじゅうようなにもつ
シリーズ次回エミリーとおはな

*1 然し相変わらず、ブレーキの利きが少々良くない。