「はぁ…僕は…約束したんだから…約束したんだから…!」
日本版タイトル | パーシーとこうずい |
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英語版タイトル | Percy's Promise |
脚本 | ウィルバート・オードリー |
対応原作 | ・第11巻『ちびっこ機関車パーシー』 (第4話『パーシーとこうずい』) |
放送日 | ・1992年3月3日(英国) ・1992年4月21日(日本) ・1993年2月16日(オーストラリア) ・1998年5月5日(ドイツ) ・2008年5月7日(ハンガリー) |
話数 | 54 |
この話の主役 | パーシー |
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、パーシー、ハロルド |
登場キャラクターB | アニー、クララベル |
登場キャラクターC | ジェームス |
登場人物A | トップハム・ハット卿、パーシーの機関士、パーシーの機関助手、パーシーの車掌 |
登場人物B | トップハム・ハット卿の付き人、ウェルズワーズの牧師、エルスブリッジ駅長、エルスブリッジ駅の駅員、トーマスの機関士、ドライオー駅長、ドライオー駅の駅員 |
登場人物C | 日曜学校の子供達、スティーブン・ハット、ジェレマイア・ジョブリング、キンドリー夫人 |
登場人物(原作) | ナップフォードの牧師 |
登場スポット | ・水車 ・アールズバーグ ・クリフ・サイド線路? ・アールズデール城 ・ハーウィン・クロカ ・ティッドマスビーチ ・ティッドマス・ホルト駅 ・田舎の路線? ・ドライオー駅 ・灯台 ・エルスブリッジ駅 ・海辺の村?(言及のみ) ・ナップフォード港(言及のみ) ・ティッドマス機関庫(言及のみ) |
あらすじ | ・パーシーは子供達を乗せて帰る途中、洪水に巻き込まれてしまいます。 |
メモ | ・冒頭のシーンでハーウィン・クロカで走っていたのはエドワードのみだが、カットシーンではトーマスも走っている。 ・パーシーとハロルド、第2シーズン『パーシーとハロルド』以来久々に会話する。 ・パーシーが、アニーとクララベルを牽引するのは第1シーズン『きかんこのもめごと』以来となる*1。 ・第2シーズン『うみにおちたパーシー』に続いて水に浸かるパーシー。 ・この話のエドワードは第2シーズン『こわれたブレーキ』に続いて終始笑わなかった。 ・アニーとクララベルは台詞無し。 ・トップハム・ハット卿、初めてハロルドに乗る。 ・この回から『トーマスとバーティーのてだすけ』まで、機関車紹介での日本語字幕のフォントが標準と異なる物になっている。 ・米国版では、パーシーとエドワードの会話シーンからパーシーがアニーとクララベルを牽引して、ティッドマス・ホルト駅を出発するシーンまでBGMが流れていない。 ・川津泰彦さんは後にパーシーの機関士の声も担当する。 ・リマスター版ではパーシーがエルスブリッジ駅に入線するアップ映像がカットされている。 ・ドライオー駅に居るパーシーとハロルドをスタジオごと撮影したメイキング画像が存在する。 ・この回は、実際に機関車が洪水で立ち往生した事が元になって作られている。 |
台詞 | ・ナレーター「毎年夏になると、ソドー島はとても忙しい。夏休みの天気の良い日には大勢の人々が観光にやって来る、山が好きな人も居れば、谷間に行きたいと言う人も居る、子供達は海辺が大好きだ、ある朝トーマスは海岸沿いの線路を走っていた。彼の客車アニーとクララベルは海に行く子供達で一杯だった。皆楽しそうだ。パーシーは港に貨車を牽いて行く所だった。」 ・パーシー「やあトーマス、楽しそうだね。僕も貨車じゃなくて子供達を乗せたいよ。」 ・トーマス「日曜学校の子供達を乗せているんだ。でも、今夜は僕は忙しくてね。帰りは君が子供達を乗せてくれない?」 ・パーシー「ウフフッ、良いとも。任せてよ。」 ・ナレーター「その後、パーシーはハロルドに会った。」 ・ハロルド「悪いけど、今、厳重警戒中でお喋り出来ないんだ。」 ・パーシー「どうして?」 ・ハロルド「天気が崩れそうで、僕の助けが要る事になりそうなんだ。君も気をつけろよ」 ・パーシー「ふんっ!どんな天気でもレールさえありゃ僕は何処にだって行けるよ!じゃあね!」 ・ナレーター「パーシーは途中でエドワードに会った。」 ・エドワード「パーシー、嵐が来るから気を付けて!」 ・ナレーター「エドワードは注意した。」 ・パーシー「約束は約束さ!どんなに天気が悪くなっても関係無いよ!」 ・ナレーター「子供達は始めの内、天気に恵まれたが、お茶の時間になると黒い雲が現れ始めた。アニーとクララベルはパーシーが来ると喜んだ。雨がパーシーのボイラー流れ込んだ。」 ・パーシー「うわあ!冷たーい!早く機関庫に帰って休もう!」 ・ナレーター「パーシーは精一杯走り、海辺の村?を抜けて田園地帯にやって来た。川は水嵩がどんどん増して来た。」 ・パーシー「良く見えないなぁ…」 ・ナレーター「パーシーは必死に雨の中を進んだ。だが、もっと大変な事が待ち受けていた。」 ・パーシー「あぁー!ボイラーの火が消えちゃうよぉ!」 ・ナレーター「機関士達は乾いた板を探しに、車掌車へ行った。」 ・パーシーの機関助手「床板を少し分けてくれないか?」 ・ナレーター「助手が車掌に頼んだ。」 ・パーシーの車掌「ええ?床板を?」 ・ナレーター「車掌は渋りながらも協力してくれ、火は勢い良く燃え始めた。」 ・パーシー「ははぁ…暖かーい…」 ・ナレーター「その時、ハロルドがやって来た。」 ・パーシー「あーあ…ハロルドに笑われるんだろうなぁ…」 ・ナレーター「ハロルドから何かがパーシーの上に落された。」 ・パーシー「く…あぁ…物を投げる事は無いだろ?!」 ・パーシーの機関士「ハハハ、パラシュートだよ。俺達の為に熱い飲み物を落としてくれたんだよ。」 ・パーシー「ははっ、有り難うハロルド!」 ・ハロルド「いやいや、お役に立てて嬉しいよ!」*2 ・ナレーター「そう言うと、ハロルドは飛び去って行った、パーシーの車輪が水の中で回り始めた、パーシーは又蒸気が切れて来たが、勇敢に走り続けた。」 ・パーシー「はぁ…はぁ…、僕は…約束したんだから…約束したんだから…!」 ・ナレーター「力を振り絞って、遂に終点に着いた、疲れ切ってはいたが、誇らしい気持ちで一杯だ。」 ・トーマス「よくやったなパーシー。君は約束を果たしたんだよ。色々大変だったけどね。」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿がハロルドに乗ってやって来た、機関士達を労い、パーシーに言った。」 ・トップハム・ハット卿「ハロルドが言ってたぞ。『パーシー凄い、潜水艦みたいに走るなんて自分には出来ない』とな。お前にはヒヤヒヤさせられもするが、役に立つ機関車だって事は確かだな!」 ・パーシー「有り難うございます!」 |
原作との相違点 | ・水に浸かったパーシーのボイラーの火が消えそうになる場面で、人形劇ではブレーキ車の床板でボイラーの火を保ったが、原作絵本ではトーマスの許可無しにクララベルの床板を斧で直接割ってボイラーの火を保った*3。 ・原作絵本にはエドワードの出番と台詞はない。 ・ハロルドが投下した荷物の中身は人形劇では『熱い飲み物』で済まされてるが、原作絵本では『ココア』と明言されている。 ・日曜学校で子供達を引率しているのは原作絵本ではナップフォードの牧師だが、人形劇ではウェルズワーズの牧師である。 |
英国CV | ・ナレーター/他:マイケル・アンジェリス |
米国CV | ・ナレーター/他:ジョージ・カーリン |
日本CV | ・ナレーター:森本レオ ・トーマス:戸田恵子 ・エドワード:高戸靖広 ・パーシー:中島千里 ・ハロルド:佐藤浩之 ・トップハム・ハット卿:宮内幸平 ・パーシーの機関士:塩屋浩三 ・パーシーの機関助手:川津泰彦 ・パーシーの車掌:森功至 |
シリーズ前回 | パーシーのマフラー |
シリーズ次回 | ほめられなかったジェームス |
原作前回 | パーシーとハロルド |
原作次回 | とびこんだパーシー |
参照画像 | パーシーとこうずい/未公開シーン? |