アクション/【ドッジロール】

Last-modified: 2023-11-29 (水) 09:32:55

シリーズを通してもっともポピュラーな回避アクション。
指定した方向に飛び前転する。
敵の攻撃を回避するため、また高速で移動するための手段として、シリーズで広く採用されている。
作品によって多少異なるが、発動してから一定時間敵の攻撃を完全回避(たまに例外あり)することが可能。
ソラはこれを平然と何度も繰り返し前転しているが、現実で連続してやろうとすると目が回って頭が痛くなること必至。
気分が悪くなるので絶対に真似しないように。
dodgeはドッジボールの「ドッジ」と同じく避けるという意味であり、roll=転がる、つまり「転がって避ける」。そのまんまな名前である。


DFFシリーズにも実はこっそりと名前が登場している。
更にFF15にてノクティスが行う回避行動としても登場。ソラやロクサスヴェンのそれよりもリアリティのある動きで前転する。


漫画版でもCOMにて登場(?)。
忘却の城にてこれまでの経験がリセットされたということを聞かされ、ソラが「じゃあドッジロールもただのでんぐり返しになってるってことか」と黒コートの男に訊いていた。
これに対する黒コートの男の返答は「知るか」である。

さらに漫画版KHIIIではソラがマスター承認試験の結果元あった力を失ってしまったことにショックを受けていた中、ドッジロールはできることを発見している。

  • 部屋の中でドッジロールをした結果、ほこりまみれになっている。イェン・シッド様の部屋はあまり掃除していないのか……?

【関連項目】
アクション/【高速ステップ】
アクション/【スライド】
アクション/【ホイールロール】


KH

トラヴァースタウンガードアーマーとの戦いの後、グーフィーからアビリティとして授けられる。必要APは1。
モーションがかなり素早く、普通に走るよりこれを連発したほうが速く移動できる。
出始めに短いながら無敵時間がある。
代わりになる移動系アビリティが軒並み後半での習得になるため、エンディングまでずっとお世話になるアビリティ。


無敵時間は0.2秒ほどと極めて短い。モーションとしては転がり出してからソラが地面に手を付くくらいまで。
KHII以降とは異なり無敵時間そのものを利用して回避するのは難しく、むしろ速い移動速度を活かして危険地帯から脱出するといった運用が向いている。


リフレクトガードも装備している場合、スティックを入れるとドッジロールが、静止時はリフレクトガードが発動するようになる。
本作以降でも同様の扱いとなっている。


人に話しかけた瞬間にドッジロールするとバグが発生し、相手が話し始めた瞬間にソラがドッジロールで転がって行ってしまう事態が起こる。しかもこのドッジロールはソラがなんらかのアクションを起こすまで止まらない。またこのバグは他の色々なバグに派生する。

COM

ソラが最初から使える回避モーション。戦闘中にのみ使える。
十字ボタンの右か左を2回押すと発動する。

  • 他作品と比べて全体モーションが大きく、移動距離も長い。無敵時間もKH1と比べると格段に長い一方、終わり際の隙も大きい。どちらかというとスライドに近い性能と言える。また、入力してから無敵となるまでほんの一瞬ラグがある(地面から足が離れて初めて無敵となる)ため、ソラがモーションに入っているにもかかわらず被弾してしまうこともある。

リクの回避アクションはドッジロールではなく「高速ステップ」となっている。

Re:COM

KHIやKHIIFMのように□ボタンでの操作になり、フィールドでの移動でも使えるようになった。
コマンド入力によるリフレクトガードは無いため、レバーニュートラルでもドッジロールで前進を行う。

KHII

ミニッツボムに対して発動できるリアクションコマンドとして登場。
ミニッツボムの頭を叩いて起爆させ、転がって爆発を避ける。
KHIやCOMと異なり、本作の回避アビリティの座はエアスライドに譲っている。

KHIIFM

リミットフォームの追加に伴いグロウアビリティとして復活。リミットフォームの取得タイミングの都合上、他の作品と比べると習得がかなり遅い。
Lvが上がるにつれ回避距離は変わらないが無敵時間が伸びていく、という仕様。
この技とエアスライドは同じ□ボタンで発動するが共存可能。
この際ドッジロールはボタンを短く押すことで発動。長押しするとエアスライドに移行する。
またこの時エアスライドが「ドッジロール+エアスライド」、という動きとなり、総動作時間が伸びるかわり出始めの無敵時間の隙間が埋まり、より安全にエアスライドを繰り出せる。


ドッジロールはモーション中でもリアクションコマンドを発動できるが、エアスライドではできない。
さらに敵との距離があまり離れず硬直が短いので、前作と違い回避後すぐ反撃に転じるような攻撃的な運用のほうが向いている。
魅せプレイの範疇にはなるが、短いモーションの攻撃をすり抜けてコンボを叩き込むような芸当も可能。


ドッジロール復活に伴い、ミニッツボムのリアクションコマンド名は「スイッチロール」になった。効果は同じ。

Days

レベルを上げて効果時間を長くしたり、他の効果を一緒につけることができたりする。
ミッションモードでは全ての操作キャラクターで使用可能。ストーリーモードでもポセッサー等にまとわりつかれた時に限り、パートナーが使用する。
発動時のモーションは全員がそれぞれ異なる。*1

リンク専用パネル一覧

同名のパネルを「ドッジロール」のリンクパネルにリンクさせることでドッジロールの性能を上げることができる。

ドッジアップ

1枚リンクするごとにドッジロールのレベルが1上がる。
最大レベルの3になると無敵時間は0.3秒。

ドッジラッシュ

ドッジロールの際に敵を突き飛ばせる。ダメージは与えないが敵をひるませることが可能。

リフレクトドッジ

ドッジロール中、前半の動作のみ全方向からの攻撃を跳ね返す。
ドッジロールにリフレクトガードの効果を付けたようなものだが、ガードできるのは転がり始めの僅かな時間のみ。
ギリギリドッジロールで避けきれなかった攻撃をガードしてくれるので非常にありがたいアビリティだが、ガード判定が短いので過信は禁物。

ドッジコンボ

ドッジロールの終り際の動作を中断してたたかう等ができる。

オートドッジ

アクション/【オートドッジ】

BbS

ヴェントゥス専用のアクションコマンド。
無敵時間は短くなるが敵に当たるとダメージを与える「サンダーロール」が登場。

  • 他の作品のものとは違い、無敵時間中に再び入力を受け付ける。連打さえ完璧にできれば理論上は完全無敵。
    本作はこの法外な無敵性能を惜しみなく利用するドッジゲーだが、テラだけはシビアなため、隠しボスの攻略が一番難しいといわれる。
  • 両腕を地面につけず回転時に足を開いているので、ソラの物と比べて何というか美しさに欠ける。

サンダーロール

ドッジロールに雷属性を加えた技。同じくヴェントゥスのみが使用可能。
回転中電気を纏う。接触した敵にサンダー系のダメージを与えることができる。

  • そのため、最初から最後までこの手段で攻撃するとコマンドスタイルは必然的にサンダーボルトになる。
  • ディズニータウン地下の装置を動かす際には、リロードの時間を考えるとサンダー系コマンドを持ち込むよりはこちらを連発した方が楽。

先述通り無敵時間はドッジロールと比べると短くなるため、強敵との戦闘には向かない。


プレイヤーの一部にはこいつとの戦闘時にひたすらこれで転がり続けて勝ったという猛者が複数いるらしい。

coded

方向ボタンを素早く2回押すか特定のボタン(機種やコンフィグによって異なる)を押すと発動。

Re:coded

ステータスマトリックスのボーナスブースターで習得できるアビリティの一つとして登場。
関連するアビリティとして、Daysで登場した「オートドッジ」が存在する。

3D

アクションコマンド(いどうコマンド)として登場。今回はCOMと違ってリクも使うようになった。

  • ソラは前転の動きをするのに対し、リクは前方倒立回転飛びの動きをする。ちょっとスタイリッシュ。
    • この動き、Re:COMのリクの回避モーションを思い出す。名前は「ステップ」のままだが、あれもやはりドッジロールということか。

スライドパッドを入れながらYボタンで転がり敵の攻撃を回避する。
上位にスライドロール(ソラ専用)とダークロール(リク専用)が存在。

  • ただ、スライドロールは移動距離は少し長いものの、無敵時間がドッジロールよりかなり短いという欠点がある。

ソニックスライド」に派生する。

スライドロール

ソラ専用のいどうコマンド。
BbSの「スライド」とは関係ない。

  • 開発段階の名前は「ハイパーロール」だった。

無敵時間は0.1秒と短いが(ドッジロールは0.47秒)敵にぶつかるとダメージを与えることができる。
ただし肝心の威力倍率は0.01とかなり低く、実用性は薄い。
移動距離はドッジロールより長いので移動距離重視ならこちらを選ぼう。

ダークロール

リク専用のいどうコマンド。
自身を影と化し、スライドパッドの入力方向へ高速で移動する。
動作開始から移動終了までは無敵状態になる。
高速移動+無敵時間が長い+動作後の隙が小さいので連続して使用しやすい、とかなり高性能。
リクの使い勝手の良さを表すコマンドのひとつと言えるだろう。

  • ただし、ダークロールからはフリーフローアクションの発動が遅い為、多用するプレイヤーにとっては不便という欠点がある。

「ロール」と名が付いているものの、地面を滑る様に移動する様子はテラスライドのそれに近い。
性能差はかなり大きいが……。
 
他のロールと同様ソニックスライドに派生できるが、利点は攻撃能力が付加されるという部分ぐらいなのでダークロールを連続して使った方が使いやすい。

KHIII

初期習得しているムーブアビリティ。動作時間は0.47秒で、移動距離は6m。
エアスライドと異なり追加要素は無く、最初から最後までこの性能でお世話になる。
今作の回避系コマンドは一律で「モーション中は無敵」という設定がされている。
回避技としては十分な性能だが、最速で連打しても無敵が途切れるタイミングがほんの少し発生するため、合間に差し込まれる可能性がある。
移動の末端で敵に噛みつかれないよう逃げる先をしっかり把握したり、飽和攻撃はリフレクトガードで対応するなりを心がけたい。
今作では通常時の足の速さが上がっているが、シンプルに素早く移動できる技としてもいまだ健在。
フリーフローアクションアスレチックフローは地形に左右されやすいため、複数のエアスライドやグライドを得られる後半までは引き続き汎用移動手段として活躍する。

  • なお今作ではドッジロールで壁や柱に突っ込んでも、フリーフローアクションに派生しない。

ソニックドッジ

リクの地上回避アクション。見た目は3Dのダークロールそのまま。
移動性能に優れ動作後の隙も少ないが、さすがに以前ほど強烈な無敵性能は与えられておらず、闇雲な連打で敵の攻撃を完全に無効化することはできない。
リフレクもうまく併用したい。
1.07アップデートで追加されたライト/ダークフォームでソラも使用可能になった。こちらはKHIIFMにおけるロクサスのスライド移動を彷彿とさせる。

ソニックステップ

1.07アップデートで追加されたダブルフォームに備わるアビリティ。
地上・空中の回避アクションがどちらもソニックドッジを上回る高速移動に変化する。
今作登場の回避アクションを丸ごと融合させたような性能をしており、アルティメットフォームと同様に動作中は姿を消し、スラッシュドッジと同じく回避行動中に攻撃判定が出る。
さらに動作速度が早く、動作後の後隙も少なく次の行動にすぐ移れると本作の回避アクションとしてはかなり高性能。

  • 速い分無敵時間のタイミングが普通のドッジロールとズレるため注意。

*1 そしてその副作用で移動距離や動作時間が変わってくる。