キャラクター/【カジモド】

Last-modified: 2023-12-02 (土) 18:25:08

ディズニー作品「ノートルダムの鐘」のキャラクター。
フロローの言いつけを守って教会に住んでいる。
奇妙な輪郭、片目に出来物、欠けた歯、太い腕に猫背のような体型と言う醜い容姿をしているが、とても心優しい青年。
赤ん坊の頃、母親をフロローに殺され、カジモド自身もフロローに殺されかけた。が、すんでの所でノートルダム寺院の司祭が止めに入り、命拾いした。
このことからカジモドはジプシーなのではと推測できるが、カジモドの肌の色や目の色を見る限り、彼は普通の白人である。

  • ただし殺された母親はジプシー狩りから逃げていたことを考えれば恐らくジプシーであるため、カジモドもその血を引いている可能性は高い。

「カジモド」という名をつけたのはフロロー。

  • 「出来損ない」という意味を持つ。

 
CVは小森創介。原作の続編映画でのCVも担当している。

  • 原作でのCVは石丸幹二。

北米版における声優はアリ・ルビン。


映画の中ではエスメラルダに恋するが、彼女がフィーバスに恋したことで失恋する。

  • 3Dでその場面は直接描写されていないが、映画だとかなり切ない場面である。

が、その後は二人の良き友人となる。

  • 余談だが、続編ではマデリンという女性と結ばれる。

3D

ラ・シテ・デ・クローシュに登場。

ソラ編

フロローの言いつけでずっと朝から晩まで大聖堂の中に閉じこもっていたのだが、そこの鐘つき堂から眺める外の祭りに憧れ、勇気を振り絞って外へ出るが魔物(ドリームイーター)が現れる。
しかし彼は一時、王冠をかぶって王様気分でゾウエレファントに駆り、コウモリバットを取り巻き代わりにするなど、ドリームイーター達を思い通りに操っていた。
しかしフロローが現れた瞬間に怯えた表情になり、しかもドリームイーターが突然反旗を翻して彼に襲いかかってきたが、ソラとエスメラルダによって助けられ、大聖堂に逃げ込む。

  • ドリームイーターが突然彼に襲いかかったのはすでに心が闇に染まっていたフロローが現れた影響であると思われる。

彼女に聖域である大聖堂に留まることを薦めるが彼女はあくまで自由を愛したため、せめてフロローに狙われている彼女が見つからないように大聖堂の屋上から逃す。
しかし、フロローがジプシーの根城である奇跡の法廷を突き止め、彼女を始末しようとしていることをフィーバスから聞かされる。
カジモドは今度は自分が彼女を救うこと決意し、彼女からもらったペンダントで奇跡の法廷の場所を突き止め、ソラ達と共に向かう。
しかし、フロローはそれを見越しており後をつけてきており、彼が操るナイトメアに囲まれ、エスメラルダも連れ去られてしまう。
その後、広場で行われた火あぶりの刑からエスメラルダを救うと言う雄姿を見せたものの、フロローは執念深く大聖堂の屋上まで追いついてきた。
自身の母親の真実を知らされるとともに大聖堂から落下しそうになるが、彼女とフィーバスに助けられ、フロローは大聖堂から落下し、燃え盛る業火の中へ消えた。
問題解決後、フィーバスとエスメラルダの手を取り合わせて見送り、自身も閉じ込めていた心を解放して、外の世界に旅立つ事を決意する。

  • ゲーム本編中ではフィーバスとエスメラルダの絡みがあまり描かれていないため、映画未視聴者には首を傾げる場面かもしれない。

リク編

大聖堂にてフロローの事を知ろうと訪れたリクと出会う。
フロローの教えが原因で自分の醜い姿ゆえに外に出れないことを嘆くが、リクに人は見た目で判断できない、外に出て自分の心を見ぬいてくれる友達を作ればいいと薦められる。
しかし、心を閉ざした彼はその提案を完全に受け入れられず、リクはフロローを探して行ってしまう。
 
その後、広場でフロローに火あぶりの刑に合っていたエスメラルダを助け、駆けつけたリクに魔物の居場所を教え、自分の心の声を聞き自分も戦うと決めるが、「その気持だけで十分」と返されリクに任せることになった。
自分はフロローの言いつけだけではなく、自分で自分の心を閉じ込めていた事を知り、それを気づかせてくれたリクに感謝をする。