キャラクター/【ケヴィン】

Last-modified: 2024-01-20 (土) 20:57:22

ディズニー作品「トロン」の主人公。
フルネームは「ケヴィン・フリン」。
ソフトウェアメーカーのエンコム社に勤務する社員で、コンピューターゲームソフト「スペースパラノイド」を開発する。
しかし、そのデータ全てを同僚のエド・デリンジャーに盗まれた上にエドがスペースパラノイドを自身が開発したソフトだと公に発表。エドが自身から盗み取った成果で出世を果たした裏で、ケヴィンはゲームセンター勤務に追い込まれてしまう。
怒りに燃えるケヴィンは盗作の証拠を掴もうと試行錯誤するも上手くいかない。そこへエンコム社員のアラン・ブラッドリーが事実を知ってケヴィンの元へ訪れたのを機に会社のコンピューターからのアクセスを試みるも、以前よりケヴィンがハッキングを試みていた事を知っていたMCPによって電子世界へと強制送還されてしまう。
MCPが支配する世界に迷い込んだケヴィンは、アランと瓜二つのコンピュータープログラムであるトロンと出会い、電子世界で暴虐の限りを尽くすMCPを破壊する為に戦いを挑んでゆく。


続編の「トロン:レガシー」では主人公サム・フリンの父親で、前作の事件から経緯を経てエンコム社の最高経営責任者となったが、20年前に謎の失踪を遂げる。
実はグリッドにて生存しており、そこでトロンクルーと共にグリッドを完璧な世界に作り上げようとしていた。しかし、ある日突然現れた全く新しいデジタル生命体ISO(アイソー)に出会う事で考えが変わったケヴィンは、彼らを現実世界に送る事で人類の新たな未来を作ろうと考える。しかし、完璧なものだけを認めるようプログラムされているクルーがISOを「完璧ではない存在」と見なし、彼らを次々に滅ぼしてしまう。唯一生き残ったISOであるクオラと共に、トロンの犠牲もあって逃げ延びる事に成功した彼は、20年余りの時間をグリッドでひっそりと隠れ過ごしていた。
グリッドに迷い込んだサムと再会した後は現実世界へ帰還する為に行動するが、最後は彼らを現実世界に戻す為に犠牲になる事を選び、クルーと融合する事で消滅、帰らぬ人となった。
 
CVは磯部勉。

  • 吹き替え声優に関しては、前作のトロンでは小川真司(ブルーレイ版では小杉十郎太)が担当している。

原作の演者はジェフ・ブリッジスだが、KHシリーズの英語版のCVはフレッド・タタショア。


KHシリーズでは「トロン」時に当たるKHIIのスペース・パラノイドでは登場しなかったが、3Dで「トロン:レガシー」時のケヴィンが登場した。

3D

原作通りザ・グリッドに登場。

ソラ編

サム、クオラと共に行動している所をこの世界にやってきたソラと出会い、彼の持つ見た事もない武器(キーブレード)に興味を示す。
その後、リンズラーに改造されたトロンを助けると言い出したソラにクオラが同行し、ここで彼らと別行動を取る。

リク編

自身の持つアイデンティティ・ディスクをクルーが奪い、それによって彼が現実世界へ侵攻する事を恐れており、敢えて何もしないという選択を取っていたが、サムやリクの説得で行動を共にする。
エピソード終盤、エレカマキリを撃退された後に「自分を裏切った」と悲痛に訴えるクルーに謝罪の言葉を述べるも、聞き入れられず蹴り飛ばされてしまう。しかし、サム達が現実世界へ帰還しようとするのを邪魔しようとする彼を阻止し、サムに別れの言葉を遺すとクルーと強制的に融合して消滅した。