キャラクター/【ティア・ダルマ】

Last-modified: 2023-09-03 (日) 17:22:53

ディズニー作品「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキャラクター。
ブードゥーの呪術に精通した美女であり、原作映画第1作目で死亡したバルボッサの蘇生に成功していることからもわかる通りその力は本物。

また、ジャックが持っているコンパスは彼女から手に入れたものである。


上述の神秘的な力に加えてミステリアスな言動の多い彼女であるが、その正体はきまぐれな海の女神カリプソ。

  • シリーズ上で明確に「神」であるキャラクターは、オリンポス関係以外では彼女が初である。

デイヴィ・ジョーンズとはかつて恋仲であったが、後に彼を裏切ったために怒りを買い、ジョーンズと共謀した当時の海賊評議会の手によって人間の体の中に封印されていた。
原作映画第3作目の終盤では決戦の切り札としてバルボッサたちにより封印を解かれるが、最終的にどちらの勢力にも加担することはなかった。

  • これは解放の直前にカリプソを封印したのがデイヴィ・ジョーンズであると知り、その怒りが海賊全体に及んだためのようだ。ゲーム内でも描写される決戦時に起きていた大嵐はカリプソが起こしていたもの。

CVは高乃麗。
原作の演者はナオミ・ハリスだが、KHシリーズの英語版のCVはレスリー・L・ミラー。

KHIII

ザ・カリビアンに登場。
ウィル達と共に海の墓場(デイヴィ・ジョーンズ・ロッカー)を訪れ、彷徨っていたジャックを救出した。
船上ではソラたちに色々な事情を話してくれる。明言はないが、ソラたちが別の世界からやって来ていることを見抜いているような口ぶりであり、キーブレードに関しても何かしら知識はある様子だった。

  • 「その鍵が私の心も解放してくれるかもしれないね」とのこと。結局解放したのはソラではなく、描写はないものの恐らく映画と同じく彼女が復活させたバルボッサだったようだが。

上記の会話の際ソラに力を貸そうと思ったらしく、たびたびソラたちを助けてくれる。
レイジングヴァルチャー戦後にブラックパール号とはぐれた際、群島で目覚めたソラ達の前に現れるジャックは彼女の遣わした偽者である。
船を持たないソラ達に船を探すよう誘導し、リヴァイアサンを与えた。ルクソードとの賭けレースの後にポートロイヤルで船の修理の為に白いカニ探しを命じる。

  • なんでカニ?と思うかもしれないが、原作にて封印から解かれた彼女も大量のカニに変じて姿を消したため、ゲームでも彼女のシンボルという扱いになっているのだろう。

カニを集めてきたソラ達に「この船で何をしたいか」を問いかけ、「海を自由に冒険したい」という答えに満足した彼(彼女)はカニとなってそのまま海へと還っていったが船は残り、ソラ達は海の女神の加護を受けた船でジャックたちの許へ駆けつけることとなる。


ソラ達がウィル達と合流した時には既に封印から解放されており、直接ティア・ダルマとしての姿で再登場することはない。
しかし、決戦を終えた後、ソラ達が乗っていたリヴァイアサン号は彼女の分身体である白いカニが変化したものであることが明かされ、すぐ側でソラたちの行く末を見守ってくれていたことが分かる。

  • なお、この際リヴァイアサン号は大量のカニになって崩れ落ちるが、ワールドクリア後もリヴァイアサン号は使用できるのでご安心を。