ディズニー作品「ムーラン」のキャラクター。
漢字表記は「木須」。
ファ家の守り神であるドラゴンだが、なりはトカゲのように小さい。
その昔、守り神としての任務に失敗してしまい、雑用係(銅鑼を鳴らしてファ家のご先祖を起こす)に降格させられていた。
男装して家を飛び出したムーランに同行、ムーランを戦の英雄に仕立てあげることで守り神に返り咲こうとする。
お調子者な性格だが、なかなかの切れ者。
あの手この手でムーランをサポートする。
CVは山寺宏一。
北米版ならびにFM版のCVはマーク・モーズリー。
- 原作映画(英語版)におけるムーシューのCVではないが、その続編OVA「ムーラン2」でムーシューの英語版CVを務めている。
- ちなみに原作映画での英語版CVはエディ・マーフィ。
COMまでは召喚キャラとして登場。
KHIIにてパーティーメンバーであるムーランの攻撃手段として活躍する。
KH
召喚キャラクターとして登場。
炎のかがやきをフェアリー・ゴッドマザーに渡すと召喚できるようになる。
召喚演出は極めて彼らしい、その小ささを売りにしたコミカルな演出である。
- 黒く猛々しいドラゴンが現れたかと思えば、コミカルな効果音と共にソラの頭の上に乗っかった状態で正体を現し「ムーシューでーす!」と元気な挨拶。
召喚すると「たたかう」が「フレアブレス」に変化し、サイズは小さく威力もそれほど高くないが連射速度が非常に速い火球で攻撃する。
攻撃のタイプによってダメージが決まっているカート・ジーサ(FM版追加)のバリア形態にはかなり有効であったりする。
1発の威力が低い分手数でダメージを稼ぐため、HD版のプラウドモードではEXPゼロによるダメージ補正の恩恵が非常に大きく、強敵をムーシューが一瞬で葬り去ることもしばしば。
COM
召喚カードとして登場。ホロウバスティオンの隠し部屋の宝箱を開けると解禁される。
発動技はフレアブレス。ストック枚数を増やすごとにレベルが上がり強くなる。
そのほかファイガブレイクやメガフレアといった強力な技を発動するのにも必要であり、カードとしての重要度は高い。
Re:COM
COMにアクション要素が一新されたため、攻撃方法が変わった。
KHII
故郷であるザ・ランド・オブ・ドラゴンにて、これからフン族討伐隊に入隊するピン(ムーラン)の家の守り神として同行していたところをソラ達と再会する。
そこで「1年前に守り神の力を貸したんだから、ピンに貸を返せ」とやや強引な理由でソラ達の協力を取り付けた。
ムーランがピンとして振舞っている間、鎧の中に隠れて彼女をサポートした。
- 彼女に男らしく振る舞うようにアドバイスしたり、「小さい」と言う言葉に反応して怒鳴って出てこようとしたりなど……。
やがて討伐任務の雪山の村にてシャン・ユーの姿を見かける。
ソラと協力して彼を倒し、未だにピンを兵士として認めないシャン隊長に認めさせてやろうと提案し、ソラ達はその提案を受けて洞穴に入っていくがそれは罠であった。
ソラ達はその洞窟に現れたハートレスをなんとか倒して拠点にしていた村に戻ると、そこはシャン・ユーとハートレスの襲撃によって焼き払われ、軍隊も大打撃を受けていた。
シャン・ユーによっておびき出されたのだと気づき、「俺のせいだ」と責任を感じる。
後の雪山におけるシャン・ユーとハートレスの大群との戦いはピンの活躍によって勝利を収め、ピンもシャン隊長に立派な兵士と認められたその直後、「もうやってられない」と言った感じで周りの状況を見ずにピンに女は女らしく暮らそうと不満を漏らすが、その発言によってピンがムーランと言う女だという事が隊長にバレてしまう。
- そのような不満を漏らしたのは、ピンが爆薬によって起こした雪崩に真っ先に巻き込まれてしまったため。
結果ムーランが除隊処分となり、彼女が家名に傷をつけることになってしまったことを謝罪する。
しかし、シャン・ユーがまだ生きていたことによってムーランの攻撃の要として大きな活躍を見せる。
やがてソラ達と共にシャン・ユーをの討伐に成功。最終的に国を救うことができたムーランを見て「これで守り神に戻ることができる」と漏らしていた。
- 実はムーシューは守り神ではなく、眠っている御先祖様の霊や守り神を起こすための銅鑼係だった。かつては守り神だったが、守り神としての使命を果たせなかったため(ムーランの先祖の一人を死なせてしまった)守り神から降格させられていたのである。
しかし今回の活躍が認められたため、守り神に戻ることができたようだ。
どういうわけか二周目では全く会話に参加しない。
ムーランが炎の技を使うため同行してるのは間違いないが。
ムーランが男装から元の姿に戻ると、彼女の戦いをサポートする形で共闘する。
専用技のフレイムタンやムーシューファイアでは炎を吐いてムーランの攻撃を強化する設定となっている他、連携技のドラゴンブレイズでは直接炎を敵にぶつけたりもしている。
漫画版ではKHIの時期、彼の活躍どころか登場自体が描かれていなかった。
- 漫画では召喚要素自体が省かれていたので仕方ない。
そのため、KHIIにてソラ達を見て久しぶりと言っても「誰?」と返されていた。
- 一緒に戦ってきた事を主張し、漫画を読み返してみても自分が一ページも載っていない事に気づいてショックを受ける。メタい。