グミシップによるワールド間の移動において、星の大海に出現する各ワールドへの道(ルート)。
KHI時はナビグミによって開かれた道を通ることでワールドの行き来をすることができていたが、ラストで世界が本来の状態に戻ったために世界を繋ぐ道が消えてしまい、KHIIで世界をへだてる壁を通り抜ける手段を持たないソラ達に、世界が用意した新しい道。
それぞれのワールドにある特定のアイテムやオブジェクトからゲートの鍵穴が出現し、その鍵を開くと新しい世界への道が現れる。その道の先にある世界の扉をグミルートで開けることで、新しい世界へと降り立つことが可能になる。
- ゲートを開く時の演出は鳥肌もの。一度は実際に見てもらいたい。
3Dにてソラたちが島から出て不思議な塔にいたり、王様達がディズニーキャッスルに旅立ったりしていることから、KHIIで開かれたゲートはそのまま使えているようである。
KH0.2ラストおよびKHIII開始時は、再び航路が変わってKHIIで訪れたワールドに行けなくなっていたが、「鍵が導く心のままに」という言葉にしたがってソラがキーブレードを掲げることでゲートが開いた。
- 世界が道を用意するのではなく、ソラの力で道が開いているように見えるが、ソラの心に反応して世界がゲートを用意してくれるのかもしれない。
- KHI及びKHIIでは「道を通る」という設定に従い、グミシップは2つのワールドの間を結ぶルートを航行する、という形式だったが、KHIIIでは星の大海の中の複数の星(ワールドやトレジャースフィア)が纏まった空間(KHIで言うならトラヴァースタウン、ワンダーランド、オリンポスコロシアム、ディープジャングルのグループ)を「宙域」として探索することになる。
KHシリーズで最初に「ゲート」として出たのは上記の世界をへだてる壁を抜けるゲートであるが、本来「gate」とは「門」のことを差すため、そういう意味では世界の中心部に繋がる「鍵穴」や、闇の扉や光の扉、KHIIでピートの前に現れたり、マーリンが呼び出した過去に通じる扉など、特殊な扉全般もゲートの一種と考えられる。
さらに、「ポータル」がゲートとされているところから、異なる場所を繋ぐ道全般、「闇の回廊」、「異空の回廊」もゲートの一種と言えるのかもしれない。
- 実際、異空の回廊を「ゲート」と呼んでいる描写がある。
- ただし、「闇の回廊とゲートをつないでしまおうとしている」というイェン・シッドの発言もある。色んな意味で闇の回廊は特殊扱いなのかもしれない。
KHIIIRMでは、マスター・ゼアノートの手にかかって消滅したカイリの心の欠片を集めることとなり、鍵穴を通してソラへ届いた守護者たちのキーブレードの光によって7つの欠片が花冠を形取り、それを媒介にソラがゲートを開くことでカイリを取り戻すことができた。
- KHIIのゲート出現の演出が完全に再現されているのは感涙もの。ストーリーの盛り上がりもあって印象に残ったプレイヤーは多いだろう。
【KHIIにおけるゲートの出現するオブジェクト】